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2002年08月14日(水)
2002年8月14日。


「週刊プレイボーイ No.34・35合併号」の記事より。

(ライター・峰不二夫さんによる、ディズニーランドとUSJの比較)

【「ディズニーランドは園内全体が夢と魔法の王国だけどさ、USJってのは、それぞれのアトラクションが作品ごとに独立した映画の世界なわけ。映画を撮影している現場だから、オチがわかっちゃうと、ホントつまんないんだよね」】

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 ストーリー性が高いゆえの弱点、とでも申しましょうか。この記事によると、工業用水などの不祥事が発覚する前から、USJはディズニーランドに比べて、リピーターが少なかったということです。確かに、映画の世界に忠実なアトラクションでは「見たことある!」っていうのは、驚かされる要素が少ないですから。
 今回のUSJの一連の不祥事なのですが、期限切れの食品使用や工業用水が水飲み場から出ていたことについては「言語道断!」という意見が僕のまわりにも多いのですが、「アトラクションの池に、大腸菌くらいいて当然なんじゃないか」とか、「火薬の量が少しくらい多くても、派手なほうが面白い!」という人も多かったのですが。まあ、見せしめ的な部分もけっこうありそうですね。
 どこのレジャー施設でも、このくらいのことはやっているのでは…と思われるところもありますし。実は、あわててチェックしているところもけっこうあるのでは。
 うまくいっているようで、USJの関係者は、実は焦っていた部分もあったのかもしれませんね。リピーターが少なければ、先細りになってしまうことは目にみえてますし。
そう考えると、ディズニーランドというのは、いかによく考えられ、洗練された施設であることか!