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2002年08月12日(月)
2002年8月12日。


ロイター通信の記事より。

【英ボーダフォン傘下のJ−フォン(東京都港区)は、カメラ付携帯電話機(写メール対応機)の累計稼働台数が600万台を突破した、と発表した。
5月末に500万台を突破してから、約2カ月で100万台増加した。これにより、J−フォン全体の累計加入台数の約47%が写メール対応機となる。
写メール対応機は現在、最大5秒間の動画ファイルを送受信できる「ムービー写メール」を含め、18機種発売されている。】

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 ここまで普及してるんですね、「写メール」って。これはJフォンだけの数字ですから、他の電話メーカーのものも合わせると、かなり普及しているんでしょうね。
実は、僕のまわりには、あんまり使っているひとっていないんですけど、そのうちiモードのように、みんな使いこなせるようになっていくんだろうなあ。
 画像が送れるということのメリットは、なんといっても、状況を視覚として伝えられること。地図であったり、相手の顔であったりが、直接画像として送られてくるのですから、口で「どこそこの角を右に曲がって」とかいうよりも、はるかに実用的であることは、いうまでもありません。
 まあ、悪いことに応用しやすいだろうなあ、ということも考えられますが。
 そういえば、パソコン通信の創成期は「顔もわからない人と心のコミュニケーションができる」というのが大きなメリットだったのですが、逆にここまでデジタルカメラや写メールが普及すると、「顔のわからない人は、怖い!」という状況になりつつあるみたいです。
 そういう、ネットならではの出逢いかたがなくなってしまうのは、ちょっとつまらない気もします。まあ、セキュリティには代えられないですね。
 なんでも便利に、直接的になるのは、社会の大部分の人にとってはすごくいいことなんでしょうけれど、でも、みんないったい、どんな画像を送ってるんだろうなあ。
 正直、どうしてもすぐに他人に見せたい画像なんてそんなにないと思うし、CMみたいに、会議中に子供が立った姿を見ている社員なんて、会社としては「帰ってから見ろよ!」というのが率直な反応だとは思うのですが。