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| 2002年06月30日(日) ■ |
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| 2002年6月30日。 |
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「パチンコ必勝ガイド(7月6日号)」(白夜書房)のゲッツ板谷さんのコラムより抜粋。
(伊東の「ハトヤ」に友人のキャーム氏と一緒に行った時の話。)
【「ねえ…これ、どういうこと?」 パンフレットの1点を凝視したまま、数秒前とは打って変わった厳しい表情で仲居さんにそんな言葉をかけるキャーム。 「え?どういうことと申しますと?」 「なんで海底温泉が3階にあるの?」 「へっ?…ああ、あのお風呂は海底1000メートルから沸き上がる温泉をくみ上げているので…」 「ちょっと待ってよ!じゃあ、海底温泉じゃないじゃん」 「ですから、海底1000メートルから沸き上がる…」 「だって海・底・温・泉っていったら、普通は海底にある温泉だと思うでしょ!のっけから、そうやって人の夢を壊す気かっ!?」】
〜〜〜〜〜〜〜 「伊東へ行くならハ・ト・ヤ」そういえば、最近観なくなったような気がします、このコマーシャル。でも、九州でもちゃんと流れていたんですよね。 観ながら、ここで伊豆のホテルのコマーシャルやっても、意味あるんかいな?とちょっと疑問でしたけど。 「海底温泉」確かに、魚が周りを泳いでいて、いかにも海底という雰囲気をかもし出しているようですが、実際には「ダメな水族館の脇に風呂がある」という感じなのだとか。まあ確かに、ほんとに海底に風呂を造るなんてこと、水圧の問題もあるでしょうし、到底コストに見合った効果が得られるとも思えませんし。それにしても、こういう「何も見えない大展望浴場」とか、逆に景色はいいけれど、周りの建物から丸見えで女性は恥ずかしくて入れない「露天風呂」とか、観光地にはいろんな矛盾がつきものなようです。
そういった矛盾も、それはそれで味があるのですが、 横浜サマーランドみたいに、廃園になることが決まったあと、「あのレトロな雰囲気がよかったのに」とか言ってみても後の祭りなわけで。 ハトヤのような、観光地的なフェイクを楽しんでみるのも、ときにはいいのかもしれませんね。 日本の観光地が全部ディズニーランドになってしまうのも、なんだかちょっと寂しいですし。
でもなあ、海底温泉、せめて地下につくればいいのに。あんまり関係ないか…
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