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2002年06月25日(火)
2002年6月25日。


広島ホームテレビのサイトの質問コーナーより。

【Q「結婚指輪はどうして左手の薬指?」

 A「ギリシャ神話で、左手の薬指は心臓と直結していると考えられ、その頃から特別な指と信じられていたため」。
 
その後、中世のヨーロッパで、宝石文化が始まり、当時は貴族男性が、富の象徴としてブローチなどの宝石を収集していた。そして、その貴族たちが奥さんをもらう際に、
リング=終わりがない=「永遠」という意味を込めて宝石を指輪に加工し、女性に贈った。その後、日本にも宝石文化が入り、心臓=「こころ」という意味でこころがこもった左手の薬指に、結婚指輪をはめるようになった。左手の薬指には、正式には結婚指輪と婚約指輪の2本指輪をする。
1本では、後家さんか、婚約中という意味になる。】

〜〜〜〜〜〜〜
広島ホームテレビ様、引用失礼いたします。どうして、こんなことを調べたかというと、今朝のテレビで今日、作家の辻仁成さんと結婚された中山美穂さんの帰国の映像が流れていて、そのなかで、中山さんは必死に報道陣から左手の薬指(結婚指輪がはめられている)を隠そうとしていたのを観て、すごく疑問に思ったからなのです。結婚指輪ってヤツは、他人に見られたらいけないようなものなのだろうか、そういう言い伝えがあるんだろうか?と。
で、いろいろ調べてみたんですが、冒頭のような知識は身についたのですが(ちなみに、由来については、「奴隷の女性につけた腕輪・足輪から」というやや物騒めの説もあるようです)僕が予測していたような「指輪を人目から隠しておかないと、不幸になる!」というような話はみつけられませんでした。
 そんなに隠したいんだったら、最初からはめなきゃいいのに、と思わなくもありません。
男性は、いろいろな思惑もあって、結婚指輪をはめてなかったり、場面によって外したりすることも多いようです。医者の世界では「不潔だから」「邪魔になるから」という理由で外している人もいますし。
でも、普通女性、とくに新婚さんは、さりげなく見せびらかしこそすれ、隠したりはしないと思うんだけどなあ、よく考えてみたら、とても不思議。
秘密婚ならともかく、自分のホームページでも「発表」しているのに。
たぶん「みんなに大騒ぎされて、ちょっと照れくさい…」とかいう理由だとは思われるのですが、
ひょっとしたら、中山さんは、すごく男性的な人、なんでしょうか。

まさか、あれは「力の指輪」で、世界を支配する力があるため、他人に見られたくないとか…

なんだか隠してる様子が「ロード・オブ・ザ・リング」の主人公フロドみたいだったものですから。