逗子発・おさんぽ日和
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 最前列観劇 『クレイジー・フォー・ユー』

3週間ぶりの『クレイジー』観劇。以下は観劇した方にしかわからないネタです。ごめんなさい。
(前回とのキャスト変更)
 パトリシア・フォーダー 加藤聖恵→佐藤夏木
 パッツィー 王飛→谷内愛
 ルイーズ 柴田桃子→大石眞由

今日は最前列(センターブロックではなく下手3列11番)ということもあって、単純な私はそれだけでわくわくしながらの観劇となった。

「可愛い!」
 パッツィーの谷内さんは本当に可愛い。やはりキャラが確立されているのか天然なのかわからないけれど、まんまパッツィーなのが嬉しい。「そうだよ、これこれ」と思いながら、目の前でニコニコ笑顔を向けてくれる谷内さんに釘付けになってしまった。

「好きかも!」
 八重沢さんのアイリーン。あのお嬢様っぽい雰囲気や特徴のある声は結構私好みな気がしてきた。今日の「お退きっっ!!」の迫力には思わずツボって笑ってしまったし、最後の「ここで暮らしてるんです、主人とっ♪」のしぐさも可愛らしくてツボ。もうこうなると多少歌がどうであれ(ちなみに大きく外したりはしていない)それは気にならない。

「・・・」
 気になるのはパーキンス/カスタス田中廣臣さんの台詞まわし。彼ひとりだけがとても目立つので気になって仕方がない。『赤毛のアン』の牧師/駅長でもあんなんだったかなぁ。

「やっぱり駄目?」
 もともと女性アンサンブルに弱い私なので、本当に今回の新人メンバーはわからない。友人の観劇記を読んだり、プログラムの写真を覚えていったりして、いつも以上にアンサンブルチェックを頑張ってみたのだが、ある場面で判別出来ても次の場面では「あれれ??」となってしまったりと、かなりドツボになっている。

「素敵(*^^*)」 
 フィナーレの敏彦さんピートはもう本当に素敵(*^^*)

「好きかも!・2」
 荒川さんボビー。あらためてよく見ていて(今までももちろん見ているつもりだけど)ちょっとした表情にドキッとすることが何度かあった。当たり前のこととは言え「ボビーそのもの」の表情。今の荒川ボビー、私はかなり好きだ。

ちなみに今日のお席はいわゆる“信託物件証書席”だったのだが、見事に玉砕してしまった(泣)
オケピに墜落することもなく真正面に飛んできたと思った証書は5片程に分かれ、私の左隣から1,2,3名の前と、隣のセンターブロック12番の方の前にきれいに落ちていった。しかしどなたも拾う様子がないので「万が一最後まで残っていたらおこぼれに預かろう」ともくろんでいると、幕が下りたあとのエンディング(送り出し)オケ演奏で、ちゃんと全員が拾って帰られた。手に入れたら友人にプレゼントしようと思っていたのに残念。

人によっては「もっとこうしたら」とか「あれが良かったのに」とかいろいろ意見もあるであろう今の東京『クレイジー』だけれど、今日の舞台は私にはとても楽しく良かったと思えるものだった。やっぱり私はこの作品が大好きだ。
最近テレビCMも流れ出したし、興味を持って劇場に出かけてくれる方が一人でも増えるといいな。

−−−過去の今日のこと−−−
2002年02月05日(火) あざみ野クーポンラリー開催

2003年02月05日(水)



 読売演劇大賞の記事

我が家は今、読売新聞を購読しているのだが、今日の朝刊誌面に『第10回 読売演劇大賞』受賞者発表の記事か掲載されていた。
この賞は「歌舞伎や能などの伝統演劇からミュージカル、商業演劇、新劇、小劇場演劇などまでジャンルを問わず、すぐれた舞台作品・演劇人を顕彰し、日本の文化の一層の発展を願うもの」だそうで、1994年の第1回最優秀男優賞には四季の加藤敬二さん(『クレイジー・フォー・ユー』の演技により)が選ばれている。

今年の大賞(及び最優秀女優賞)には大竹しのぶさん、杉村春子賞にミュージカル『モーツァルト!』でタイトルロールを演じた中川晃教さんらが選ばれていたが、新設された芸術栄誉賞という賞を劇団四季芸術総監督:浅利慶太氏が受賞していた。この賞がどんなものかよくわからないけれど、創立50周年になる四季にとってもおめでたい名誉なことではあるのだろう。
その審査評の中に「今後請われるのは“国産品”を送り出しての海外での勝負である」と書かれていたけれど、「国内だけで手一杯になっちゃっているのに、海外進出なんていいよ」と思ってしまう私はファン失格だろうか?

それにしても浅利さんは69歳にもなっているのね。学生時代からスタートして50年だから当たり前なんだけど。今では会長や社長職?は世代交代しているけれど、でもやっぱり四季=浅利さんのままだし、今後どうなっていくんだろう・・・。

−−−過去の今日のこと−−−
2002年02月04日(月) ランチde焼肉 【石焼ビール苑】

2003年02月04日(火)



 【池上本門寺】“節分会”顛末

今日は節分。時間もあるしどこかの豆まきに出かけてみようとちょっと前からネット等で下調べをしていた。自由が丘【熊野神社】とか、狂言師:野村万之丞さんが参加するらしい鎌倉【鎌倉宮】などを考えていたのだが、以前からどんなところか興味のあった東京・大田区にある【池上本門寺】(日蓮聖人が入滅した霊跡)が大々的な豆まきをすることを知ったので、結局そちらに出かけることにした。

あざみ野から二子玉川で東急大井町線に乗り換え、更に旗の台駅で東急池上線に乗り換えて最寄の池上駅までトータル40分程。池上線なんて数えるほどしか乗ったことがないのでわくわくしながらの電車の旅だ。

池上駅前から伸びる本門寺通りを進むと5分程で本門寺入口にあたる総門に到着した。階段を登り三門をくぐると境内は既に多くの人で賑わっている。時間は14:15過ぎ。豆まきは15:00からとのことなので、まずは大堂にてお参りを済ます。そしてお豆をキャッチ出来なかった際の保険として、売られていた福豆(一袋300円)を購入。すると「おまけね〜」と何故かグリコ製品を3ヶもくれたのが何とも不思議だった。

豆まきは大堂から境内に向けて設置された花道のような特設舞台の上で行われる。花道を挟んで左右どちらにも投げられるのだが、一番大堂に近い部分は幼児エリア、その次が小学生エリアと決まっていて、残りの左右2/3程が一般のエリアと区分されていた。とりあえず私は大堂に向かって左側中程の場所にポジを取り、スタンバイをした。舞台から余裕で袋の飛んでくる距離だ。

実は今日の豆まきには今をときめく超人気者*ボブ・サップ*が登場するのだ。この本門寺には著名人のお墓が多く、その中にプロレスラー:力道山のお墓もある。その関係からかボブ・サップを始め魔裟斗さんらK-1の選手、武蔵さんらプロレスラーなど格闘家が多数登場する。ちなみにタレントの松本伊代さんも。そんな訳で境内には報道カメラも入り、こういう行事には珍しく若い参拝者が多く集まっていいた。

開始30分前に係の人達が舞台上に豆まき隊の名前の書かれた看板を持って来た。ちらっと確認した後、個々の立ち位置に伏せ置いていったのだが、ちょうど私の真正面に置かれた看板にボブ・サップの文字が見えたからさぁ大変。私の周りは一斉に「おーーっ!!!」と言う歓声と雄叫びに包まれた。

異様な興奮のまま開始5分前。大堂から一般の歳男歳女を含めた豆まき隊が姿を現した。ボブ・サップ・・・頭二つ分ぐらい飛び出しているので遠目でもはっきりわかり、周囲には「でかっ!」と驚きの声が飛び交った。実際真正面から見てみると本当に大きくて迫力満点だ。
彼が手を振ったりひょうきんな表情を見せるサービスぶりを発揮するのにつられ、参拝者も叫び、手を振り、携帯やデジカメで写真を撮り、豆まきに備えて手を伸ばし・・・と熱くなり、豆まきが始まった途端に、周囲は興奮のるつぼと化した。

豆袋の投げられる方向に向かって動く人々の中で頑張ること2分、気づいたら押された人がそこここで倒れしゃがみこみ、私もその一人になっていた。立とうとしても他の人と絡んでいてなかなか立つことが出来ない。「そのうち将棋倒しになるのでは?」と恐怖を感じていると、心優しいおじさんが私の腕を掴んで引き上げてくれてなんとか復活することが出来た。その後やはり近くで倒れていた老夫婦を助けたりしているうちに、豆まきはあっという間に終わってしまった。時間にして6,7分というところだろうか? とりあえずほうほうの体でその場を退散。

あまりの出来事にしばらく呆然としていたのだが、その混乱の中でも何とかボブ・サップが投げた(かもしれない)豆袋をひとつだけキャッチすることが出来た。もうそれで良し良しだ。
それにしても、身動き出来ない程の混雑の中に子犬を抱いていた人がいたのには呆れてしまった。単純に考えても「隣に犬嫌いの人がいたら」とか「もし暴れたら」などとは思いもしないのだろうか? びくびくしている子犬が可哀想で怒りが込み上げてきたよ。

何とか正気に戻ったところで、重文の五重塔見学や墓地散策、隣接する池上会館屋上からは眼下に広がる眺望を楽しみ、参道で甘酒を頂きなどして帰路に着いた。お土産には駅から2分、池上東口商店会にあるパン屋さん【プチドルフィン】(03-3754-4911)の名物:本門寺あんぱんを♪

夕食には太巻き寿司を頂く。ちゃんと今年の恵方の南南東を向きながらの丸かぶり・・・と書くと毎年節分には太巻きを食べているようなものだが、実はこの丸かぶりの習慣を私が知ったのは恥ずかしながらほんの1ヶ月前のことだ。
お正月明けのローソン店頭に「節分には丸かぶり寿司」の宣伝を見て、「また新手の商売を始めたな」などど思っていた位なのだ。それが気づけば他のコンビニでも小僧寿司でも、果てはスーパーのチラシにも“丸かぶり”の文字を見つけてびっくりした。
元々関西での習慣らしいけれど(旦那は知っていてもやったことはないらしい)、関東でも前から一般的になっていただろうか? 私は本当に今年初めて知ったのだけれど(^^;

−−−過去の今日のこと−−−
2002年02月03日(日) またまた劇団四季の求人広告

2003年02月03日(月)

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