初日 最新 目次 MAIL HOME


ひとりごと。
FITS
MAIL
HOME

2009年03月28日(土)
おめでとうございます×2

嬉しい事がありました。
知り合いの女性が結婚したそうです。ちなみに友人と呼べるほど親しくはない、大勢の中の一員としてしか一緒に遊んだ事のない、もちろん直接結婚報告を頂ける間柄でもないその人のそんな情報をどこで得たかと言えば、彼女が編集部員を務めている雑誌の編集後記でした。しかも件の雑誌の編集者名欄で彼女の新しい姓を確認すれば、そのお相手も恐らく私の知っているあの彼。何だか、自分の弟妹とまでは言いませんが、しばらく会っていないけれど子供の頃は仲良くして可愛がっていた従弟妹達が幸せになったような感じです。遠い空からおめでとう、おめでとう、おめでとう。お幸せに。

別件で知人の妹さんが結婚するという話も聞きました。そのお相手もやっぱり知っている人なので、もちろん知らない人だったら祝福しないという訳ではないのだけれども、それでも新郎新婦の二人ともが頭の中で思い浮かべられる顔だとおめでとうのフレーズも当社比2倍ぐらいは湧いてくるものです。おめでとうおめでとう、本当におめでとう。
誰かが「えっあの人達別れたんじゃなかったの?」とか言ってたのは気にすんな(笑)。

今日は花見に行って三分咲きぐらいの寂しい桜を愛でる羽目になったのですが、そんなこんなで幸先の良い春です。



2009年03月24日(火)
海援隊

職場のお偉いさんがこの度定年退職なさるとかで慰労会が催されました。チームごとに何か出し物を準備するよう申し渡され私のチームは「みんなで送辞の後『贈る言葉』を合唱」という手抜きをしたのですが、うっかり歌詞カードも見ずにソラで歌い上げるところでした。3番まで歌えるぜ。

ところで送辞の部分は「小学校の卒業式のイメージでちょっとアホっぽく」と言われたのでその通りにしたら「FITSさんすごい上手い」と褒められました。
……なんでそういう事ばかり評価されるのだろう。



2009年03月20日(金)
突然シノワユ劇場

 真夜中に目が覚めた。
(――)
 理由はすぐにわかった。天幕の入り口から、誰かがそっと侵入して来たからだ。
(…誰だ?)
 シノンは暗闇に視線を走らせる。
 ガトリーじゃない。あいつが見張りの番から戻るにはまだ早いし、第一ぼんやりと見えるシルエットが違い過ぎる。
 敵意はない。そもそも敵襲なのだとしたら、間抜けな見張りの節穴に矢の一、二本も打ち込んでやらねばなるまい。
(…ヨファ、か?)
 布団の中、目だけを動かして捉えた体格からそう目星を付ける。
 何か話があるのか。怖い夢でも見たのか。その程度の事なら隣の兄貴にでも泣きついておいて欲しいと思いつつ、仕方なくシノンは体を起こした。
 そして気付く。
 近寄って来た人影が、肩より下に落ちる長い髪をしている事に。
「……ワユ?」
「あれえ?……シノン、さん?」
 きょとん、と。
 名を呼ばれたワユは、何だか呂律の怪しい口振りで呟いた。
 ふらりと一歩近付く。
「どぉして、シノンさんが、いるの…?」
「…お前、寝呆けてやがんな。てめぇの寝床はここじゃねえ」
「あれ、え?……ふわあぁ」
 盛大なあくび。
 シノンは溜息をついた。いくら何でも「寝呆けて天幕を間違えました」はないだろう。幼児じゃあるまいし、馬鹿過ぎる。
 それでもワユはちょっと考えるような顔で首を傾げただけで、すぐにまたふらりと一歩動いた。
「うーん……ま、いっか」
「いい訳あるか。おい、勝手に人の布団に入って来んじゃねえ」
「せまいぃ〜」
「当たり前だろ。…ってか、こら、おい」
「…んー」
 聞いちゃいない。
 ワユは断りもなくシノンの寝床にもぐり込み、今度は小さく「ふわあ」とやった。どうやらそのまま寝てしまうつもりらしい。
 細かい事は気にしない。それはワユの口癖で、なるほど確かに見事な有言実行だ。
 …少しは気にしろと言いたい。
 せめて人様の安眠を妨害した事に対する謝罪の言葉はないものか。
 いや、そんなものは期待するだけ無駄だと知っているが。
「…つーかな。せめてあっちにしろ、ガトリーの布団が空いてる」
「…んうー」
 ワユが完全に眠りに落ちる前に、その頭を叩く。ガトリーだって別に朝まで空けている訳ではないのだが、知った事ではない。
 まあ、あいつなら喜んで寝床を差し出すだろう。
「やぁだー」
「駄々こねてんじゃねえ。狭いだろうが」
「んぅ、やぁ、……」
「…おい」
「……」
 その間、ものの三秒。
 器用なもんだ。何か言いかけたまま、ワユはことりと寝入ってしまった。その見事な寝付きを分けて欲しい。
 静かな寝息。昼間は何かと騒々しい奴だが、さすがに寝ている間は大人しい。
 それでも迷惑である事は変わりないが。
「…ったく」
 シノンはもう一度嘆息する。
 夜の静寂。吐き出した息が、大袈裟に宙を舞った。
 邪魔だからと蹴り出すのも大人気ない。かと言って寝床を譲ってやるのも癪だ。ガトリーじゃあるまいし、シノンはそこまでお人好しではない。
 とは言え、……。
 …とりあえず、眠い。
 考えるのが面倒だ。
「……」
 ワユにつられた欠伸を一つ漏らして、シノンは目を閉じた。
 馬鹿馬鹿しい。何故自分がそんな事を考えてやらねばならんのか。
 朝にでも気付けば勝手に出て行くだろう。わざわざ気を回してやるほどの事じゃないはずだ。
 何より、面倒臭い。窮屈なのは不愉快と言えば不愉快だが、ここは秤にかければ睡魔の勝ちだ。
 そう結論して、ワユの侵入によって乱された毛布を掛け直す。
「――…」
 胸元で、ワユの口から何やら寝言が零れた。
 意味不明にうにゃうにゃと呟く、解析不能な言葉が。



…すみません、シノンとワユを添い寝させたかったんです。それだけ。本当にそれだけ。



2009年03月17日(火)
あれ

知人の話によると別にクレインは鬼畜設定ではないそうです。おかしいな、サイト3つ掛け持ちして全部鬼畜だったからデフォルトかと思ったのに。
アレですか、どこに行ってもシノンがツンデレなのと一緒ですか(いやそれは原作から)。どこに行ってもアイラが巨乳だったりフィンが器用だったりするようなもんですか(それはそうかもな)。

ところでフレッド×オルエンの小説があまり見付かりません。なんでだろう。
そして見付けた小説の半分ぐらいがアダルトものだったのはなんでだろう(笑)。



2009年03月15日(日)
やりましょうよFITSさん

最近クレイン×ティトにハマってます。真面目なティトを嬉しそーにいじめる鬼畜な将軍がツボにダイレクト。ソフト美形サド。うん、完璧。
ちなみに念のため申し上げますと、私「封印の剣」には指一本触れておりません。

大丈夫大丈夫、DQ4やった事ないけどクリフト×アリーナ二次創作は3ケタくらいの数読んでるし!(いやいや)



2009年03月13日(金)
確かに!

昨日の日記の内容について知人に「リアーネが『ネサラの歌』を歌いそうになる話を書いた」と言ったら「ねーさあら〜、何故鳴くの〜♪って奴?」と返されました。
……それか!

ところで別の知人からは一昨日の日記について「パンチラという言葉を最初に生み出した人にはノーベル平和賞をあげるべきだ(概要)」というメールが来ましたが、一体誰なんですかね。
ボインの名付け親が大橋巨泉である事は知ってるんですが。



2009年03月12日(木)
突然ネサリア劇場(暁エンディング後)

「ネサラ!」
「…リアーネか。お前はいつも元気だな」
「うん! げん…き!」
 極上の微笑み。
 依るべき神を失った後も、人(…この場合、ベオクとラグズの両方を含む)は皆元気で、日々を忙しく生きている。それは逞しくもあり、奇妙でもあり、ネサラから見れば滑稽でさえあった。
 世界は馬鹿みたいに平和になってしまった。もちろんまだまだ各所に問題は山積みされているし、どうせ女神にさえ見放されそうになった自分達のこと、本当に清らかな世界など完成させられるはずもないのだろうが、……それでもネサラにとってこの空間はむず痒い。
 だからあちこち飛び回って過ごしている。新しく与えられた外交官という立場は他国に足を運ぶ機会も多く、そういう意味では都合が良かった。
 …お陰でセリノスにいる時間が減り、帰って来た時にはこうしてリアーネにべったり張り付かれてしまうが。
「ネサラ、ネサラ、あのね」
 リアーネは只今絶賛共通語学習月間だ。
 もっとたくさん友達を作りたいと、毎日頑張って誰彼に言葉を教わっている。教師役は誰だか知らないが、まあ一人二人じゃないだろう。
 それでなくても白鷺姫はその愛くるしい容姿と可憐な歌声で、皆の人気者だ。それが健気に教えを請うて来るとすれば、邪険に出来る奴もそういまい。
 …いいと思う。
 それで変わらずリアーネが、楽しく歌い続けられるのであれば。
「ネサラ、これ、…み…て?」
「ん?」
 まだおぼつかない口振りで、リアーネが袖を引っ張った。
 手に持った紙は結構大きい。ばさり、とネサラの眼前に、色彩豊かな紙が広げられた。
「…何だ、これは?」
 それを覗き込んでネサラは首を捻る。
 そこには細々と絵が描かれていた。リアーネが描いたものかと思ったが、どうやらそうではなさそうだ。
 その一つを指差し、リアーネは「おはな」と呟く。
「ん?…ああ、そうだな、『花』だ」
「おはな。…きれい」
「そうだな」
「このみ。…おい、しい」
「ああ」
 成程、とネサラは合点が行った。
 誰かがリアーネの学習用に描いてやった絵なのだろう。確かに絵を見て覚えた方がリアーネにはわかりやすい。
 しかもどうやらリアーネは、自分の好きなものから言葉を覚える事にしたようだ。本人がその上で丸まって昼寝出来そうな大きさの紙には、ぎっしりとリアーネの好物が並んでいる。
 甘いケーキ。楽しい歌。可愛いうさぎ。その一つ一つを差して、リアーネはネサラに勉強の成果を披露していた。
 何度もそうしているのか、絵の近くは少し紙がよれている。
 …と、その中でも紙の端にある絵の横が、殊更痛んでいるのに気が付いた。
(?)
 黒い塊。他の絵は結構達者なのに、これは何が描いてあるのかわからない。
「…リアーネ、これは何だ?」
「!」
 尋ねると、リアーネは弾けるような笑顔になった。
「ネサラ!」
「……」
 ああ、と納得する。
 成程良く見ればクチバシらしい突起が出ている。作者の悪意を感じざるを得ないが、まあ自分のして来た事を思えば当然とも言えるだろう。
 まあ、いい。自分には憎まれ役が似合っている。
 決して、英雄になったりはしないのだから。
「ネサラ、ネサラ……ネサラ」
 リアーネは絵の周りをくるくると撫でながら、『ネサラの歌』でも自作しかねない勢いで謡うようにそう唱えていた。
 澄んだ声。
 心地良い響き。
「ネサラ、からす、からす…おう」
「…俺はもう王じゃないけどな」
「…あい……こう、か?」
「惜しいな。外交官、だ」
「…がい、こうかん」
「そう」
 頷くと、嬉しそうに微笑った。
 それでいい。リアーネが幸せでいられるのならば、自分はどんな事でもする。
 何にでもなる。今はただ、この笑顔を守りたい。
 それは贖罪かも知れない。
 …ただの、自己満足かも知れない。
 それでも。
「ネサラ、ネサラ。…やさしい」
「……。リアーネ。それは…」
「やさしい、ネサラ。…だいすき」
 そう言って、リアーネは小さな手を伸ばした。
 背伸びをする。それでもまだ届かないので、ネサラは少し屈んでやった。
 細い指が髪に触れる。
 優しく、頭を撫でられた。
「…ネサラ」
「……まったく、お前は…」
「だいすき」
「――…」
 苦笑するしかない。
 今でもネサラは神などに縋る気はないが、…けれど、思う。
 天使ってのは、こいつみたいな姿をしてるに違いない。
 真っ白く汚れない翼。
「リアーネ……」
 呟いて、抱き寄せた。
 腕の中でリアーネはくすくすと笑う。ほの甘い香りがした。
 大気に溶ける声。
「……」
 その、胸に流れた囁きを。
 リアーネはどう聞いただろうか。



マジで突然ネサリア。リアーネが可愛くて可愛くて仕方ない。
ちなみに職場の昼休み三日分ぐらいで書けました。万歳、pomera万歳。もう手放せない。



2009年03月11日(水)
パン屋のチラシ

エロい単語辞書を載せてるサイトを覗いてみたら、「パンチラ:パンツがチラリと見えること」と書いてありました。

……いや、うん、まあ、そうなんだけどさ……。



2009年03月09日(月)
こういう時に限って

月曜の朝からすごい眼精疲労に悩まされたりすると非常に不安な一週間の出だしです。なんだこれ、頭の奥に鈍痛がする。

いや仕事でも趣味でもパソコンと睨めっこする生活なのでそりゃ当然目も疲れるだろうものなのですが、それにしたって何故今頃。しかも昨日は割と電子画面は見てないのに。

まあそんなに辛いならわざわざ日記書くなって話なんですが、ええ、まあ。



2009年03月06日(金)
ぽめら(続編)

買いました。会社帰りにヨドバシでさくっと。
まだ大して触れてないけど、ざっと試した限り私としては2万出す価値があるかと思います(ヨドバシでは2万ちょいでした。ポイント相殺で2万弱ぐらい)。

ちなみに事前にネットで調べていたら「ビジネスツールとして見る人はこの値段を高いと感じ、趣味で購入を考える人は安いと感じる傾向にある」という記事がありました。…ああ、うん、わかる(笑)。多分キングジムさんが考えてるほどビジネスシーンでの需要はないと思います。いや、別にビジネスマンじゃないから知らんけど。

とりあえず、じっくり腰を落ち着けて書きたい時には向かないのは明白なので、むしろこいつを使って気軽な文章を書けるようにならないもんかと野望計画中。書きかけのアダルト小説はさすがに自宅のパソコンで書きますです。



2009年03月03日(火)
ぽめら

欲しいです。
めちゃくちゃ小さくて文章入力しか出来ないノートパソコンみたいな奴。

折り畳みキーボードで、モノクロ液晶で、乾電池で動く。重さも大きさもDSの一回り上ぐらいらしいです。本当に文章入力以外に何も出来ず、機能が特化しているのが素晴らしい。あとは複数ファイルを同時に開ければ私的には完璧だったのですが。

行きつけの文章サイトさんで「モノカキ専用ガジェット」と称されてました。いや、うん、本職の文章屋さん以外にも、きっと私のような同人文章屋達のために。
てか、人数だけなら後者のが多いしさ(笑)。



2009年03月01日(日)
フレオル考察

何故か突然フレッド×オルエンを書き始めて(何故)原作会話なんかをチェックしに行き、エンディングの「あまりの年の差」に違和感を覚える。

……いや、フレッドとオルエンの年の差って7でしょ? 別にシノワユがどうとか言い始めるつもりはないけど(笑)、全然大した事ないではないですか。何がそんなに?
つーか、トラ7って基本年の差カップルだらけなのですよ。王道と思われるフェルグスとカリンも8・9歳差、パーンとラーラは10歳差、ディーンとリノアンは12歳差。シヴァとサフィに至っては13歳差ですよ?(ちなみにリフィスとは8歳差) もうシノワユなんて全然怖くないね!(笑)
ついでに言うと、グレイドとセルフィナもさりげなく8歳差です。三十路を跨ぐぐらいになるとインパクトは薄いですが。

……え、それともフレッドの「主筋に当たる娘」ってまさかオルエンじゃないとか言いますか。やめて下さい、そんな「いやエストが恋に落ちた騎士がアベルだなんてどこにも書いてないじゃないですか」的な話は。
…しかしそうか、フレオルってシャナラクと同じぐらいの年齢カップリングなんだな……そうか……(色々不協和音があるらしい)。