今日のこあら
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こあらの上海旅行記(まとめ

こあらの見た風景(要はブログ) スタートしました。


2004年11月16日(火) 目的と手段

子会社の総務課長さんとうちあわせ。
総務課長といっても、つい先日までうちの会社の
教育担当係長としていた人なので、気心は知れている。

その課長さんがいるのは、コンピュータのマニュアルを
作成する会社で、こあらの勤める会社は、
一応、その会社の大株主。
最近はどこも業績が厳しく、昔は製品の日本語マニュアルを
淡々と作っておけばよかったものが、最近は、英語版や中国語版の
マニュアルは当然として、コンピュータに関連する文書の「翻訳」
を事業の一つとしているらしい。

こあら:「英語の翻訳をしているなら、担当者は
     TOEIC800〜900なんてざら?」

課長:「そうでもないよ。英語の能力は他の人と比べると高い人が
    多いかもしれないけど、それは結果であって、こちらが
    求めているものではないし。」

こあら:「と、いうと?」

課長:「日本語で受ける情報と同じ情報を、英語で表現したときに、
    読み手に伝えられなくては意味がないから。だから、
    『コンピュータに関する業界知識』を持っている人が、
    うちの会社では必要なの。英語そのもののチェックの
    ために、ネイティブも雇っているし。」

こあら:「・・・・・・」

課長:「英語は手段であって、目的ではないよ。」

今度、TOEICの受験予定がある。でも、僕って何のために英語を
勉強しているんだっけ?と考えてしまった。


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