、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
柴とこあらで行動したから、柴さんも同じ事を書くとは思いますが・・・今日やったこと。
<その1:横山大観展@東京国立博物館>
今日をはずすと、これだけの大観の作品には2度とあえないかも・・・展覧会の傾向と対策ははんなさんの日記を読んでばっちり。チケットの入手はできたし、休日にもかかわらず、会社に行くのと同じように起きて身支度を整えられた。これで、開門と同時に入場できるはず、とばかりに意気揚揚と出かける。
8:50ごろ上野駅に到着。そこからテクテク歩いて博物館のほうを見てみると、正門前に黒山の人だかり。不安を感じつつ近づくと、案内係のお兄さんのこんな声「あらかじめ入場券をおもちの方は正門前へ、おもちでない方はチケット売り場へ〜」。チケットおもちの皆様の列を見ると、会場30分前なのに少なくとも70人くらいの人が並んでる・・・といってもどうしようもないので、「ここに来る前にスタバによったのが悪かったんじゃないの?」などと、言い合いつつおとなしく並ぶ。
定刻のすこし前に正門前から平成館(会場)の前に誘導され、いよいよ開場。開場に入るやいなや、柴が展示室入り口に猛然とダッシュ。こあらも後を追いかける。普段は「イヤホンガイド」を借りるこあらも、今日ばかりはとにかく展示室に入ることにする。
はんなさんの忠告「ほとんどの人は第一展示室に気をとられているので、入ったら第二展示室に最初に行けば人は少ない」に従い、さっさと第二展示室へ。柴は「紅葉」「夜桜」の屏風の前へ、僕は「生々流転」の巻物へ、それぞれ散る。
生々流転。地上に降ってきた雨が長い道のりを旅して海にたどり着くところまでを、一幅の巻物にしたてたもの。重要文化財。水や流れの周辺の風景の変化を、墨の濃淡だけでここまで表現できるものなのかと、しばらく心を奪われた。一番最後に描かれている龍も、いまにも「ぬ〜っ」と飛び出てきそうだったし。
でも、巻物もさることながら、一幅の巻物をいっぱいにのばして、全部展示する方法にも感心した。やるねぇ。(柴が見ていた屏風絵については、柴が書くでしょうから省略。)
本物を見て気がついたのだが、大観の作品については「大正から昭和1桁」くらいにかかれた作品が私の好みだ。だから、名作といわれる「屈原」や、絵そのものについては知らない人はいないであろう「霊峰飛鶴」は、僕の好みではなかった。
展示室が込み合ってきたので、さっさと移動すると、会場の外には長蛇の列。見たい作品がゆっくり見られてよかったと、柴と二人で話あう。
このあと、本館や法隆寺宝物館を見学、東洋館で食事を取って、敷地の外に出る。
<その2:谷中墓地散策>
<その3:小石川後楽園散策>
<その4:お台場散策>
これについては、また明日・・・今日は眠いのでもう寝ます。