逗子発・おさんぽ日和
  だぴょん 

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 北海道 1泊2日花の旅

#旅の写真はこちらからどうぞ#

「あかん遊久の里鶴雅1泊と、山一面の芝桜と160万本のチューリップ畑」というキャッチコピーの旅の案内チラシ&掲載写真に心惹かれた旦那の発案で実現した今回の5/26〜27の北海道・道東&道央の旅は、さまざまな草花・植物に出逢えた素敵な旅だった。

○東藻琴(ひがしもこと)芝桜公園では芝桜に○
 8万平方メートルあるという山ふたつ分の斜面が、メインのピンク紫、そして赤紫・白という3色の芝桜で埋め尽くされている光景は「きれい!」と言うより「すごい!」のひとこと。ちょうど今が見頃ということで、寸分の隙もなく咲きひしめく芝桜達。とにかくそのスケールに圧倒された。ひとつひとつは本当に可憐で小さな花なのにね。

○阿寒湖ではマリモに○
 阿寒湖に生息する国の天然記念物:マリモは、糸くず状の藻がコロコロ絡みあって丸くなっているもの。大きいものでは直径30cm以上もあるという。
阿寒湖に浮かぶチュウルイ島(遊覧船でしか行けない)では、阿寒湖底のマリモをビデオによってリアルタイムで観察したり、また水槽に放たれたマリモを間近で眺めることが出来る。湖面の凍る冬の間はそのマリモは湖底に返しているのだそう。ちなみにお土産屋さんで売っているものは養殖のマリモ。

○オンネトー周辺では水芭蕉に○
 よくテレビで目にする水芭蕉よりもちょっと小ぶりな水芭蕉。その群生を何ヶ所かで目にすることが出来た。その可憐な様子にバス車内からも歓声があがったほど。是非バスを降りて近くで眺めてみたかった。

○各所の道端ではふきに○
 道端のあちこちにふきの新芽が生えているのを見かけた。車窓からその様子を眺めたおばさま達が「北海道の人はふきを食べないの?あんなに生えているのに・・・」と羨ましそうにガイドさんに質問するくらい(^^; しばしふき談義の車内となる。ちなみに足寄(あしょろ)町の特産品には丈3mにもなるラワンぶきというふきがある。

○オンネトーから足寄までの平野ではたんぽぽに○
 何でもない平野が一面のたんぽぽ畑になっていたりする。それはもう目を見張るほどにきれいな黄色のじゅうたん。

○たまにエゾ山桜&千島桜にも○
 つい数日前に日本列島の最後に桜の開花宣言の出された釧路にも近いこの地域では、たまに開花している桜の木を見かけた。1本で生えていることが多かったので派手さはないが、もう一度お花見気分が味わえた。

○紫竹ガーデンではチューリップやたくさんの野の花に○
 帯広郊外にある広大な牧草地につくられたガーデン。今はチューリップが満開の見頃を迎えている。「野の花たちが自然のままに咲いている庭をつくりたい」というのがこのガーデン主の紫竹昭葉(しちくあきよ)おばあちゃんの想いだそう。おばあちゃんの温かい気持ちが伝わってくる心地良いガーデンだった。
大きなつば広帽子に花柄模様のジャケット、ショッキングピンクのパンツに長靴・・・といういでたちで園内を歩き回る昭葉おばあちゃんの愛らしいこと!

そんな草花達との素敵なふれあい旅。
更に“The・名お宿!”とも言えそうな【あかん遊久の里鶴雅】での時間や、200人ほどのアイヌの方達が暮らす【阿寒湖アイヌコタン】で鑑賞した“アイヌ古式舞踊(オンネチセ)”の不思議な魅力や、「ここが松山千春さんの故郷で有名な足寄かぁ」(←一時ファンだったことがある)と感慨深かった足寄、偶然遭遇出来たキタキツネなどいろいろ印象的なことは多かったけれど、今回の旅の一番のツボ・・・それはバスガイドさんかも(^^)

推定50代と思われる網走交通のバスガイド:Nさん。最初の挨拶からお客の心をガッチリつかみ、ベタな笑いに大笑い、ちょっぴりしんみりしちゃう話からツボを押さえた観光案内、更にはお客さんとのトークの応酬まで繰り広げ、2日目になるとNさんと同年代(あるいはそれ以上)のおばさま方はすっかり友達感覚。そしてもちろん旅の終わりは名残惜しげなバス下車となった。ブラボーNさん!! 機会があれば是非もう一度ご一緒させて頂きたいものです。

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2002年05月27日(月) これぞ!お気楽生活

2003年05月27日(火)

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