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re-invention



 適度な貧乏

朝から学校へ。
金曜日のことをいくつか聞く。
成績処理の準備を進める。
データを重ねれば成績をつけることはできるのだが,
推移を把握できるようにしたいもの。

大日本図書でいただいた冊子に,
「はやぶさ」のことが描かれていた。
TVインタビューで「成功した原因を一言で」と問われ,
集中して捩じり出したのは「適度な貧乏」
限られた中だからできることがある。

今をキチンと受け止めて進もう。

2010年11月18日(木) テストの返却方法
2009年11月18日(水) 経験させることで見える世界
2007年11月18日(日) 本当に勝てるチームに
2006年11月18日(土) 丸ごと委ねた方が
2005年11月18日(金) 影の長さを,ITを使って
2004年11月18日(木) 市内で一番いい学校
2003年11月18日(火) 目の前の生徒に向き合っているか


2012年11月18日(日)



 わからない生徒に

朝の学年集会で,久しぶりに話をする。
「背伸び」と「強がり」
この年代ならではの揺れに対しての正直な思いを語る。
染み入る部分も,もちろん感じるのだが,
残念ながらそうでない部分も残る。
とはいえ,願いを持って語れる場があるのは幸せなこと。
15分で語れる内容に,もう少し絞るべきだったか。

テストが来週とあって,駆け足のテスト対策授業。
3年生だから生徒も真剣。
前半の過去問では,相変わらず回転体ができない。
昨日何気なく話した,
「軸に対して図形を対称に書いてみよう。」
というアドバイスの反響が予想以上に大きく,
今日も,同じアドバイスをする。


こんなことでいいのか・・・とも思ってしまうのだが,
わからない生徒にはわからないものなの。
そんな生徒に具体的な手がかりを与えることの大事さ。
自身のこれまでの授業を反省する。
1年時に,予想してたくさんの場合をデジタル教材で楽しんだのだが,
見ているだけの生徒には通じていなかったのだろう。

昼からは,今年3回目になる単位制高校巡り。
責任者の語りは,生徒たちに力を与えてくれる。
こんな語りが,自分にも出来ているだろうか。
これまでお世話になった卒業生の進路も聞けた。
元気に挨拶されると,やはりうれしいもの。


2009年11月09日(月) 論理の飛躍
2007年11月09日(金) 何をどう学ばせるか
2006年11月09日(木) 保護者参観会
2005年11月09日(水) 心に届くか
2004年11月09日(火) 数学的な美しさ
2003年11月09日(日) 日記スタート


2012年11月09日(金)



 チャンスを逃してはいけない

時間を工面して,母校へ。
まずは,学校付近の馴染のお店で焼きそばを。
いつまでも変わらないお姉さま方から,
母校を愛して止まない話をたくさん聞かせていただく。

講演をお願いした同級生の話を聞く。
業界と御社位置を数字で示し,
突っ込みどころ満載の話なのだが,
こういう話は高校生には難しい。
距離感の微妙なズレが,反応を鈍らせていく。
難しいものだ。

最後の質問もほとんど手が挙がらず,
教員からの質問で,少しだけ盛り上がる。
「チャンスを逃してはいけない。」
「チャンスは何度もあるわけではない。
 それを手にできるかどうかで人生が変わる。
 何が何でも,しがみ付いてでもという思いで手にすべきだ。」
ご自身の高校・大学時代の成功と,
もう一息で手にできなかった栄光を振り返る言葉は,
さすがに説得力がある。


人と人をつなぐためには,
心の外濠と内堀をどう埋めるのかが肝要。
ちょんせいこさんのお話が思い出された。
情景を映像モードで再生できるような話が出てくるといい。
そこまでの距離を埋めるやり取りを意図的に行うことができた
前回の修学旅行の手法の有効さを,改めて強く感じた。

自身も,生き方の密度を上げなければ。
そういう思いから,facebookも再開することに。




2010年10月26日(火) 2つの部屋しか通らない
2008年10月26日(日) いい顔で
2007年10月26日(金) 問いの連鎖が始まる
2006年10月26日(木) 相乗効果で
2005年10月26日(水) 自信から確信へ
2004年10月26日(火) 虹は二次曲線!?


2012年10月26日(金)
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