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re-invention



 スキーに行かない元旦

右足の痛さに,新年の決意どころではない正月。
元旦にスキーに行かないのは,何年ぶりだろうか。
ふくらはぎで内出血していた血が降りてきて,
アキレス腱付近が紫色に。とはいえそこは痛くない。
全体的な腫れが引いてきたのはありがたい。

夕方からは義妹夫婦と食事。
息子の生き方に刺激をと思いいくつかの会話。

2008年01月01日(火) 温かい空気
2007年01月01日(月) 年の初め
2006年01月01日(日) なんとなく
2005年01月01日(土) 2005年の目標
2004年01月01日(木) 一年の計


2012年01月01日(日)



 あなたの最大の問題

足の自由が利かないというのは,なかなか大変。
毎朝,痛みが少ない歩き方を模索する感じ。
自動車が運転できるだけ,まあいいか。

午前中は登校し,数学の補習。
電話でのやり取りも,
その次元にいない生徒にとっては,何の意味もない。
簡単な計算であっても,実はいくつかのステップを踏む。
普通なら理解すれば,覚えると考えるのだが,
理解が難しい生徒は,断片的な知識を手繰り寄せて,
何とか答えを出そうとする。
正解にたどり着くまでには,かなりの距離がある。
あきらめずに同じ問題を2回解かせて,終了。

午後,ローストビーフを作成。
初めてにしてはまずまずの出来。
この手軽さなら,我が家の定番になりそうな感じ。
怪我をしながらも,高根町で肉を買ってきてよかった。

谷澤先生お勧めの本「途上国の人々との話し方」を読んでいる。
こんなくだりは,残念ながらよく見かけるシーンと重なる。

NGOスタッフが私に「村で最大の問題は何か知っていますか」と聞いた。以下はその時のやり取りである。
私  それは何ですか
NGO 村人たちの教育程度が低いことです。
私  で,それの何が問題なのですか?
NGO 私たちの話を彼らは理解できません。
私  あなたは,村人たちすべてが,あなたと同じように修士号をもっているとか,あるいは,最低大学を出ているとか,期待していましたか。
NGO いや,そんなことはありません。
私  では,村人たちがせいぜい中学を出た程度か,あるいは小学校もろくに出ていないということを,あなたは最初から想定していたわけですね。
NGO そうです。
私  ということは,それがわかっていてあなたの話が相手にわからないということは,あなたのコミュニケーションのやり方が下手なのであって,あなたの言う「村の最大の問題」は,実は「あなたの最大の問題」なのではないですか。


久しぶりに娘とskypで話す。
大学も休みに入り,
フランス,ドイツに行っていたとのこと。
美術館巡りをずいぶんした模様。
しばらく話をしていないと,話をしたいと思うが,
いざとなると自分はほとんど話すことはなく,
妻と娘の会話を聴いているだけで安心。
何になるのか,なろうとしているのか。
先が見えないことも,力にできるのが若者の強み。
大学時代の自分よりは,いいのかもしれないが。

2010年12月28日(火) 渾身の思いを込めて
2007年12月28日(金) 家族で
2006年12月28日(木) Grapes3Dに感激
2005年12月28日(水) 部分にこだわると
2004年12月28日(火) 作図ツール検定!?
2003年12月28日(日) 卵を10個割ったら次は・・・


2011年12月28日(水)



 思いを形に

昨夜の思いを形にしなければ。

<この冬休みにやりたいこと>
・ipadを活用した「三角形・四角形」の単元展開まとめ
・研究助成の申請
・雑誌の原稿(6ページ)
・次年度教育課程についての情報収集

<やらなければいけないこと>
・学年部会
・振り返りカードの集約
・一次関数の授業展開
・総合的学習「伝統を継承しつつ時代に対応するには」の詳細詰め


やるべきことに,日付をつけないと,
おそらくやれないままになりそうな気がしてきた。


登校し,いくつかの仕事を処理。
補習に参加できない生徒と,マンツーマンで数学。
結局のところ,こういう時間がとても必要なのだ。
3年生からのメッセージ「一年前に戻れるなら・・」は
まとめてみると,なかなかインパクトがある。

京都のフリーマガジン「ハンケイ500m」の円城さんからメールをいただく!

修学旅行で,伝統あるものに触れることは意味あることだが,
それだけでは生徒の心は揺さぶられない。
(鹿と土産物屋に敵わない修学旅行になってしまう。)
今も伝統を継承する人々にお会いし,
その方々の苦労や次世代に向けての思いなど,
生き様に触れることこそが,
若者にとっては自分の将来を展望したり,
夢を持って今を生きる力につながるのではないか。
そんな出逢いと感動のある修学旅行になるよう,
京都の方々にいくつかアタックしてきた中のお一人。
さっそく,電話でやりとり。
はじめてながら気さくな方で,でも,エネルギーを感じる。
地元の方ならではの提案もいただきありがたい限り。
3月までに,なんとかお会いできたらと思う。

こういった地道な縁を大事に育てていくことが,
何より大事なのだろう。

2010年12月24日(金) 亡き父を思い出し東山へ
2009年12月24日(木) 本当の意味での探求
2007年12月24日(月) もう一つ上の段階に
2006年12月24日(日) 本気で生徒を育てる姿勢
2005年12月24日(土) 区別できないものか
2004年12月24日(金) 失敗の発想の幅
2003年12月24日(水) リフレッシュ


2011年12月24日(土)
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