Just for today !
re-invention



 思考停止状態から抜け出すために

これまでに経験のない大震災、さらには原発の事故があり、
かなりの部分で思考停止になっている自分を感じている。
繰り返し流された惨状の映像も、
「これは流せる」と判断したフィルターがかかったもので、
現実にはもっと凄いことが予想される。
ほとんど被害のない静岡にいながら、
それに対して具体的にできることとして、
自分が描けるものがあまりに乏しい。

明日から新年度に入る。
あまりいいことができなかった一年だが、
思考停止の今から抜け出して、
新たな何かを生み出していこうと思う。
子どもたちの笑顔は救いだけれど、
それに頼っているだけではいけない。
こんな時こそ、育てるべきものは何なのか。
真剣に考えていこう。
今問われているのは、自分たち大人の姿なのだろう。

2007年03月31日(土) 子どものエネルギーを
2006年03月31日(金) 仕事への意識
2005年03月31日(木) 教えること 育てること
2004年03月31日(水) 吹っ切れない思いを・・・


2011年03月31日(木)



 久しぶりの日記

久しぶりの日記の記入。
岡本先生宅での勉強会の日なのだが欠席し、朝から登校。
1ヶ月の休暇に入られた先生もいて、
学年部の仕事を処理するため、無理は出来ない。
昨日からの花粉症が気を重くする中、
○○電話が昼前に入り、一層気が重くなる。
長く話したくなる気持ちはわかるのだが、
同じ話の繰り返しを30分を超えてされてしまうと、
さすがに・・・。

日記を継続して書けなくなったのは、
デジカメデータのやりとりが簡単にできなくなったため。
続けるためには、続けるだけの意志や方法が必要。
乗り越えられるだけのものをなんとか確立したい。

授業に関しては、2人組の音声カードよりも、
フラッシュカード的な画面で、
基本的なトレーニングの時間を大事にしている。
2人組でのやりとりがまだ機能していない状態では、
そこからやっていくしかない。
全体で答えさせ、必要に応じて一列ずつ当てていく。
出来ない生徒が明確になってしまうことを、
なんとかマイナスにしないようにしなくてはとも思う。

明治図書から以前書いた本が送られてくる。
「発問&板書で丸わかり!中学校新数学科授業ライブ」
懐かしい思いがよみがえるのだが、それ以上に、
授業への思いを読み取ってもらうためには、
まだまだ洗練されていないことを感じる。
機会を与えていただいたことに感謝。

朝電話で15:30に予約した耳鼻科は、
22:00に診察、薬局で薬をもらえたのが22:50。
困ったときに遅くまでがんばる善意を感じつつも、
何のための予約システムなのかとも。

2008年02月26日(火) こちらの構え
2007年02月26日(月) 時間が欲しい
2006年02月26日(日) 雨の納骨式
2005年02月26日(土) 誕生日に
2004年02月26日(木) 大変だから面白いと言えるか?


2011年02月26日(土)



 今の授業を振り返ると

いくつかの仕事を片付けた午後,購入した明日の教室のDVDを見た。
「味噌汁ご飯の授業」というとても気になっていた
横浜の野中先生の講演だ。
練りに練った研究授業ではない,
当たり前の普段の授業のレベルをどう上げていくのかという問題は,
よく言われる割には実現していない。
印象に残ったことを3つ記しておく。
・全員を動かすためには,スピード感が大事なこと。
本文を読ませるのにも,追いかけるようにして読み継いでいくだけで,
確かに子どもの意識も変わる。
・授業規律を高めることもその一つだ。
・何より目標をしっかり持つこと。
これらは当たり前のことなのだろうが,実はそうではない。
目指す授業をどうやって実現するのかについては,
もう一つわからなかったが,大変刺激的だった。
 振り返ってみると,最近の自分の授業は,
スピード感に欠けていたように感じた。
それを意識するだけで,確かにずいぶん違う雰囲気になった。
張りつめたある種の緊張感が出てきた気がする。ありがたい。
 それ以上に気になったのは,
「目標を見据えているのか。」という観点。
この観点から自分の授業を振り返ると,苦しい。

2010年01月22日(金) それだけではいけない
2009年01月22日(木) しかけを幾つか入れて
2007年01月22日(月) 面白さは人それぞれ
2006年01月22日(日) 人が育つには
2005年01月22日(土) 目指すものは何か
2004年01月22日(木) 図形と関数の融合


2011年01月22日(土)
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