Just for today !
re-invention



 鏡にうつる高さ

岡山の川上先生たちが開発した、鏡に映る高さの実験を行う。
鏡までの距離(χ)が大きくなると、鏡に映る高さ(y)はどうなるのか。
簡単に減少するはずだとこちらで導いてしまったが、
もう少し考えさせて、生徒に発言させた方が面白かったかも。

一定の割合でyが減少する(A)と、
反比例的にyが減少する(B)を予想する生徒が多かった。

鏡を買い増して、
4人組で実験を行わせることに。

変数以外の定数となる、目の高さと壁までの距離を、
明確にするワークシートを作っておくべきだった。

このあとは、
Voyageを使わせて近似を求めてみたり、
比例式を扱っていることから、
一気に相似の話まで持って行く予定。
時間はかかるけれど、
楽しい時間。


こんな感じのグラフから、
どんな問いが出てくるのか楽しみ。
事象を数学的に分析するのは、
生徒にとっても初めての経験になるはず。

2007年11月22日(木) 定期テスト
2006年11月22日(水) 継続すること・変化すること
2005年11月22日(火) 光ヶ丘中へ
2004年11月22日(月) 疲れを残して月曜日
2003年11月22日(土) 奈良へ


2010年11月22日(月)



 神様にえらばれた子どもたち

下の息子と妻と掛川のねむの木美術館へ。

かなり細い道の山の中。
紅葉も美しい。
自分が教師になるきっかけの一つの出会い。
そんな話を、下の息子にもいつかしなくては。
上の美術館は比較的昔の先品群か。
見たことのある絵や染めものなのだが、心が動かされる。
染めを久保田一竹氏から教わっていたというのも、何かの縁。

どんぐりを模した美術館は、外観もさることながら、
中を見ていくと、あっと息をのむ構造。


是非とも多くの方に一度は足を運んでいただきたいところ。
美術館に展示されている作品は、どれも上澄みを集めた物であろう。
形にならない作品も数多くあったはずで、
それらをあきらめずに、励まし形にしていった
見えない意志の力に頭が下がる。
著書の「神様にえらばれた子どもたち」という言葉に
どきっとする。



久しぶりに一年間見続けた「龍馬伝」も
いよいよクライマックスへ。
史実に裏付けられた大政奉還に賭ける思いをどう描くのか。
様々な人物の本気が見えるところが面白い。
ここで、再び勝海舟や新撰組を登場させるのは、
今後の展開上、なるほどといったところか。



2009年11月21日(土) 仕事の一日
2007年11月21日(水) わずか5分程度ながら
2006年11月21日(火) 予告問題に対して
2005年11月21日(月) Voyageは使えず
2004年11月21日(日) 論文発表会2日目
2003年11月21日(金) いい天気


2010年11月21日(日)



 数学の世界観

久しぶりの部活。
生徒の様子を少しだけ見る。




夜、「たけしの新・教育白書〜「学び」って楽しいぞSP」を見る。
教育・・・と謳っているが、その中身は数学について。
数学がいかに価値あるものかを、様々な観点からフォロー。
因数分解に関しての話は、以前読んだ本の中にもあったもの。
これをベースに、数学教育者と話をしてみたいもの。

宮本氏の世界は独特な世界。教えない。
パズル問題を提示し、マルか、ボツかを言うだけ。
とはいえ本気で考える瞬間を生み出していることには変わりない。
丁寧にわかりやすくすることが、必ずしもいいことではないが、
大きな世の中の流れは、それを求めている。
時流を変えるだけのものが今、どれだけあるのか。
数学そのものだけでなく、数学の発想や世界観を伝えることが、
今の自分の授業でできているのか。

「セレンディピティ」という言葉も、初めて知る。
(ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力)
自分が育成を目指している、
「創造的な力・発想する力」とも、重なる世界。






2009年11月20日(金) 授業を楽しむ中で
2007年11月20日(火) 必然性のある問いに
2006年11月20日(月) 小さな積み重ねの差
2005年11月20日(日) 影の長さをVoyageで
2004年11月20日(土) 論文発表会1日目
2003年11月20日(木) 研究発表会


2010年11月20日(土)
目次