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re-invention



 大舞台へ

こんなに早朝に学校へ行くのは初めて。
ほとんど遅れずに,生徒達も集合。
無理を承知で協力してくださる保護者の方々に感謝。

真っ暗な東名を一路三重へ。
バスの中で2時間程度仮眠。
心配した名阪国道も無事に通過し,予定通りゆめドームに到着。
睡眠不足もあって,生徒達の動きは鈍い。
せっかくの大舞台。気の張り方が,まだまだ足りない。

5校リーグを2回。
どうなることか心配した男子も,試合になる相手でありがたい。
5人で試合をつなげることができるかどうかとなると,
まだまだ甘さがあるが,本気の場面を経験することが,
彼等を変えていく。

9時過ぎから雪が降り始め,心配に。
昼休みの過ごし方は,TOPチームとの差を感じる。
こぐらいと思う差が,実は大きいのだろう。

午後の部の3試合目ほどで,大会本部から打ち切りの指示。
後は3時まで申し合わせをいくつか。
最近の千葉や滋賀の大会を制した愛知のMI中。
攻めも,打突後の勢いも通常の中学生とは大きく違う。
結果的には4−0の完敗だが,強豪校と渡り合えた部分も。

三重のチャンピオンチームT中とも剣を交える。
さすがに勝ち抜いている強さ。
凌いでわずかな差をついて決めてくる。
勝てるチームになれるかどうかの差。
もう一度,どこかで再戦したい。

新潟T中とは対戦できず。
それでも一際違った試合や指導を間近で拝見。

予想以上に早くホテルへ到着。
ミーティングルームをお借りできラッキー。
ノートを書かせ,後はテスト勉強。
自分も数学教育の原稿書きを進める。

2007年02月09日(金) 学ぶことの意味を
2006年02月09日(木) 容認できない一言
2005年02月09日(水) 安堵感と現実と
2004年02月09日(月) 久しぶりの学校で


2008年02月09日(土)



 何をχとしyとするのかで

明日からの三重錬成大会を控え,2年生の意識はさらに高まる。
(一年生はどうなのだろうか。)
舞台を用意することで,意識が変わる。
指導するということは,トータルのコーディネート。
技術だけではない。

授業は二元一次方程式と一次関数。
前回の失敗を踏まえて,テンポ良く進める。

単元をまたいで関連をはっきり示せるいい事例。
知識を超えた数学的な面白さを感じている生徒も多い。

宿題で出した問題をグラフで検証することも解説。
この発想は,高校数学にも通じるもの。
別のクラスでは,昨日の動点の問題を,
元の図形とグラフの形の関連を
見出そうとしている生徒の問いを紹介。(左上)


傾きに着目している生徒もいて,
多様が発想が出てくるのはうれしい。
また,紹介させる時間を持ちたい。

もう一クラスは遅れているクラス。
一次関数の利用の2時間分をを一気に。

第4時終了後は,
昨年4月に2つの小学校が統合されたA小の研究発表会へ。
教員も子ども達も前例のない中,
何をやっても文化がぶつかったことだろう。
校舎は新しく,授業もなるほど。
比例の関係も,何をχとしyとするかを定めないことで,
こんなにも多様なとらえ方が可能になるのか!
文字や言葉の式をほとんど使わずに,
数字だけで関連をつなげて理解している
小学生の柔軟性に驚くと同時に,数学的な危うさも。
小学校でこれだけ多様な学びを経験しているのに対し,
中学校は,かなり型にはめている指導なのだろう。
日頃の授業を,もっと見てみたいもの。
両方を併せた授業をと,指導主事が感じるのも無理はない。


後半の分科会は,ちょっと語りすぎたかな。
司会者の言葉を,額面通り受け取ってしまった自分。
まあ,いいか。

明日に備えて,幾つかの仕事。

2007年02月08日(木) 画面上で操作するよさ
2006年02月08日(水) 日本人は線対称が嫌い
2005年02月08日(火) ネットの闇
2004年02月08日(日) 思うようにはいかない


2008年02月08日(金)



 瞬発力の持続

私学の入試。
3年生に対して,何かが出来たはず。
配慮できなかったことを後悔。

朝の練習の集中度も一段と増す。
大きな大会に出ることが大きな刺激に。
機会を与えることが,何よりも生徒の心を動かしている。
こんな生徒達・保護者の方々と出会えたことに感謝。
素振りはまだまだ,振り切れていない。
磨きたいものがはっきり見えてきた。

授業は,動点の問題。

誤差が出ないことや,
場合分け(変域)を考える必要が出てくるので,
一次関数の練習問題としては読解力・思考力を磨くいい問題。
現実の事象から法則を抽出して予測するのに比べて,
ダイナミックさに欠けるのは否めない。

最後はグラフ黒板も使用。
架台は便利なもの。
グラフの傾きに差が出ることに注目していた生徒がいた。
そんなことにも気がつくところが面白い。


進んでいるクラスは二元一次方程式との関連。
yについて解くところで躓く生徒が多く時間が掛かる。
問題の本質をもっと読んで授業しなければと思う。

クラスでも学年でも,幾つかの対応。
生きているのだから当然いろんなことがある。
そこから何を学ばせるのか。
いい縁をつくっていきたい。

部活動へ。
火曜日に試した練習をコーチにも見ていただく。
集中力を持続させることが,おそらく次につながるはず。

やりたいことが仕事が日々いくつも出てくる。
やれることに限界はもちろんあるが,
最後は瞬発力を持続できるかどうか。
生徒に求めているものと同じこと。

2007年02月07日(水) そんな中学生になりたかった
2006年02月07日(火) 限られた時間の中で
2005年02月07日(月) 式変形の美しさ
2004年02月07日(土) 川上さんから生徒宛に手紙


2008年02月07日(木)
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