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re-invention



 できることがある

昨日よりも早めの出発。
静岡ICまでの道が混雑していて,焦る。
なんとか時間には間に合う。

先生方のやりたいことを聞いてサポート。
関数では,グラフ電卓よりも,Grapesの方ができることが多い。
一人一台の環境をつくりやすいと言っても,
自分のように科研費で揃えられる方はそういるわけではなく,
借りることはできても,
そこまで踏み出せる方は,なかなかいない。
今ある授業を,どう変えていくのかを求めているのだから,
この研修も,見せることに特化すべきなのかもしれない。
高校数学をずいぶん忘れている。
どこかで学び直したいとも思う。
この研修会について,詰めて話しをしたいと思うが,
それは自分のエリアではないのかもしれない。

今日も,センターの久米先生から
コーチングについて教えていただけラッキー。

帰宅し,早速ネットで本を注文。
ついでにコーチカーターのDVDも。
2年ほど前,松虫中の陸上部で一躍有名になった,
原田隆史氏のサイトもいくつか見てみる。
授業でも,部活でも,
まだまだできることがあるような気がしてきた。

2006年08月07日(月) 大草原の小さな家
2005年08月07日(日) 気持ちを切り替えて
2004年08月07日(土) 日本科学教育学会2日目


2007年08月07日(火)



 共に創り出す中で

早朝に起床。
今日は,数学科授業づくり研修
‐IT機器を利用した授業づくり(グラフ電卓の活用を通して)‐
講義や演習の後,授業を考えるという大胆な企画。
午後の大半の時間をいただいて,
グラフ電卓Voyage200の活用事例を説明する。
高校の先生方の方が多いとのこと。
いろいろ迷ったが,今年は対数の話をすることに。
印刷して,車であすなろへ。

今年は欲張って,数式・図形・関数の3つを取り上げる。
どんなところで授業を改善したいと思われているのか,
それぞれの思いは,必ずあるはず。
それを引き出すだけの余裕が,あるといいのだが。
「どんな授業が理想ですか?」を書いていただく。
ビジョンが明確になれば,結果もついてくる。
それがわかるまでに,自分はとても時間が掛かった。

限られた時間の中で,ICTをどう使うのか。
提示用なのか,生徒が操作するのかによっても大きく変わる。
提示用ならば,図形ならGCやCabri,関数ならばGrapesの方がいい。
何がいいのかという選択は,これからも必要になってくる。

紙を折って放物線をデータ化し,
グラフ電卓に入れグラフで近似するのは面白い。
このシリーズは,1年から学べるもののはず。

終了後,久米先生からコーチングについて教えていただく。
きちんと資格を取られたとのこと。
何度も繰り返された「ドライ」という言葉が,
今の自分には必要なのかもしれない。

慌てて帰宅し,飲み会へ。
5名の先生方から,今日の校内研修の話しを断片的に。
今回も充実した会だったことを聞き,ありがたい限り。
学ぶということは,誰かから一方的に授けられるものではなく,
共に創り出す中で,見出すものであることを感じる。
参加できなかったことがとても残念。
自分の話を聞いた方は,どこまでの思いになっているだろうか。

珍しく二次会へ。

2006年08月06日(日) 考えるには
2005年08月06日(土) 日数教長野大会2日目
2004年08月06日(金) 日本科学教育学会1日目


2007年08月06日(月)



 十年経っても苗木

今日は東京へ。
日本教育工学振興会の
第10回コンピュータ教育実践アイディア賞の表彰式
3年前の生徒達にプレゼントしてもらったネクタイで。
陰山先生が発起人となっている教育再興連盟のイベント,
教育夏祭り2007「子どもを伸ばす「授業」大集合!」
の中で行われるとのこと。
いろいろな組織が,企業が,教育に絡んで動いている。
とはいえ,このイベントとは直接絡んでいない感じで,
ちょっぴり残念。

表彰式では副賞として,
パナソニックからワイヤレスプロジェクタをいただけるとのこと。
2年前にモニターとしてお借りしたときには
画像が暗く,ファンの音が気になったことを思い出した。
2年間でどう変化しているのか楽しみ。
そして,mimioとの相性も。

場所を移して,小さい教室でのプレゼン。
何度目かのプレゼンになるが,10分間があっという間。
でも,思いは伝わったはず。

文部科学大臣賞の先生の実践は,なるほど。
歩幅の速度測定をグラフ化する具体的な実践。
データに基づいて生徒が納得し,自分の能力を高めていく
科学的な研究だった。
こんなことを部活動でもやってみたいもの。

審査委員長の山極先生からは,
教科は数学なのだが,物理の落体の実験。
y=4.9t^2であることを,
学校の校舎や廊下を使ってのダイナミックな実験。
アメリカなら数学実験がある。
実感を持って数学を理解させる,新しい数学だった。

と,講評していただく。
会長の坂元先生からも,「楽しい授業ですね」と
直接お言葉をいただく。

最後の名誉会長の宮島龍興先生のお話に撃たれた。
・アイディア集を出すことを初めて15回,賞を出して10回。果たして今までのような考えで続けていっていいのかと思った。アイディア集を見ると非常に面白いが。
・アイディアは苗木だと思う。でも,十年経っても苗木じゃないかという気がする。苗木が育って森林になっている気がしない。アイディアという言葉が良くなかったかな?アイディア・・思いつきみたいな感じ。思いついた人は上手いことをやっているが,人の真似をしたらダメみたいな。
・思い出すのは,二宮金次郎の話。前は小学校に薪を背負っての石像があった。でもどうもそういう人ではなかったらしい。その小説の中に,殿様から金を引き出して,それを下級武士に貸した。利子を取って。下級武士は内職をして日々過ごしている。そういう人に,保証なしに金を貸した。内職をするとき,最初にいい道具や材料を買って能率が上がる。それでちゃんと返してもらえた。担保は取らずに十分に下級武士の生活が潤った。
・昨年のバングラディシュのノーベル賞を取った,経済学の方。恵むのではなく,担保なしに困ってあれば有効な金を貸して,生活が自立できるようなものをしたら・・女の人の人権が認められていない国で。自分のものもない。仕事をするのに必要な資金がない。そういう人に,わずかな金を貸して,そういう人が絶えず連絡し合って,貸した側も指導をして,わずかな金が生きて,そこから年に10%の利子が払えるぐらいの貧乏を克服したとのこと。
・私たちがアイディア集を考えたのはそういうもの。働く意欲はあるけれど金がない。担保もない。そんな人に金を恵むのではなく,それが十分生かされるようなシステムを作って・・・という貧困は世界各地にある。日本にもある。今でも。その貧困の在り方は違うけれど,貧困をなくす方法を考えた場合に,マイクロクレジットという考え方で,それがノーベル賞だった。金治郎が生きていれば,彼だったんじゃないか。芽だけで終わらずに,
・金次郎は今から一世紀前の人。今,教育の面で新しい工夫をされている。でも,それを大きく成長されるようなアイディアは何だろう。恵むのではなく,それが生きるようなものに皆さんを誘い出していくものは何だろう。去年のこの会でも,兵庫県の方が,海でいろんな小動物がどんなはたらきをして環境を浄化しているのか,浅瀬,干潟で生物がどんな生活をして環境浄化になっているのか。そういうのをコンピュータで調べた。生徒がみんなで。それを里山では,どうなるのか。ぐたいてきにどれがどんな役割で,おいしい水にしてきているのか。微生物たちが・・・と考えれば海での研究が山の研究になる。それぞれのアイディアを出した人が,他に生きる。みんながそれを認める。先生も教育の効果がある。それが,教育界に広まることで,教育そのものが面白いやりがいのある仕事になるんじゃないかと思う。学問の世界では学会がある。論文を出す。教育現場でも,実際新しいアイディアを出して,それが,誰がやったより,子どもが変われば満足だろうけど,教育というところに波紋を広げる方がいいこと。苗木ではなく森を育てることだ。
・気になったのは,誰のアイディアを使って・・・という引用がないこと。新しいのはいいが,見かけだけ新しいのがいいのではない。良いものを使うことが,立派なアイディアとなる。一発のアイディアで終わるのではなく,それが浸透することが大事ではないか。その手始めとして,ある先生がいいアイディアを出して面白い授業をされたら,そのアイディアをくんで,他の先生がどこまで実施されたのか。それが広く伝えられたら,アイディア賞の対象になるんではないかと思っている。学校の中で,アイディア集の中で,掲載された仕事をされたことが,その後どう発展したか,学校としてのアイディアに対する努力を学校賞として考えている。その考えを小冊子にした。もっと大きく発展させることを皆様に考えていただきたい。


ITを活用した授業がなかなか広がらないことを,
半ばあきらめていたが,
こういうことをメインに研究助成を受けてみようと思う。
それなら,お手伝いできるのではないかと思う。

副賞の賞金は,
宮島先生個人のポケットマネーによるものとのこと。
帰宅して,さっそくどんな方なのかを調べ,
ご著書をネットで購入する。

さあ,明日からはあすなろで
「グラフ電卓を活用した授業づくり研修」だ。

2006年08月05日(土) 迷っていては進まない
2005年08月05日(金) 日数教長野大会初日
2004年08月05日(木) 論がない


2007年08月05日(日)
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