doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 ルー・リード死去

私の最も敬愛するミュージシャンの一人であるルー・リードが、10/27に亡くなった。71歳だった。死因は、肝臓移植後の合併症によるものらしい。

USロック界の巨人、ルー・リードが71歳で死去(『Tower Records Online』「ニュース&記事」2013年10月28日)
米歌手ルー・リードさん死去 「パンクロックの生みの親」(『AFPBB News』2013年10月28日)
ジョン・ケイル、ルー・リード逝去を受けてメッセージを発表(『Amass』「ニュース」2013/10/28)

昨夜、ルーの悲報を知った。今もまだ放心状態気味。胸にぽっかりと穴が開いてしまったような感じでいる。
日常的にはもちろん、ヘヴィーな状況にあるなかで音楽を聴きたくなる時、決まって手を伸ばしたCD及びLPは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの諸作品、そしてルー・リードのソロ・アルバムだった。
30年近くに渡り、ルーの音楽にどれだけ救われてきたことか。ルーには感謝に堪えない。
合掌。



2013年10月29日(火)



 マイ・ベスト・アルバム2011

音楽雑誌やブログなどで年末恒例の年間ベスト・アルバム。完全に時期を逸してしまったが、備忘録としてアーティスト名と作品だけでも挙げておこう。

ところで、当Web日記の更新は約1年ぶり。2011年も年間を通して体調が思わしくなく、更新する意欲や時間も益々なくなり放置してしまった。3.11以降、半年くらいは音楽を聴く気も失せていた。今後も更新はほとんどないかもしれないが、閉鎖は今のところ考えていない。

年間ベスト・アルバムの選考対象は、私が購入した2011年発売の音楽作品。部門は「新作」と「リイシュー/発掘音源・発掘映像」。それぞれ10作品を上限として特に良かった作品を挙げた。「新作」、「リイシュー/発掘音源・発掘映像」ともに順不同。海外盤では2010年以前に発売済みながら、2011年に日本盤・直輸入国内盤として発売された作品に関しては、同盤(日本盤・直輸入国内盤)を購入した場合に限り選考対象に含めた。

新作

ティナリウェン(Tinariwen)の『タッシリ(Tassili)』
フン・タン(Huong Thanh)の『夢の成る木(L'Arbre aux Reves)』
シェウン・アニクラポ・クティ&エジプト80(Seun Anikulapo Kuti&Egypt 80)の『From Africa With Fury: Rise』
ハキム(Hakim)の『ヤ・マザーゴ Ya Mazago』
ファイルーズ(Fayrouz)の『望み Eh Fi Amal』
ジェイムス・ブレイクの『James Blake』
ケイト・ブッシュ(Kate Bush)の『50 Words For Snow』
トム・ウェイツ(Tom Waits)の『Bad As Me』
ライ・クーダー(Ry Cooder)の『Pull Up Some Dust And Sit Down』
ブッゲ・ヴェッセルトフト&ヘンリク・シュワルツ(Bugge Wesseltoft & Henrik Schwarz)の『Duo』


リイシュー/発掘音源・発掘映像

ザ・ローリング・ストーンズの1973年のライヴの配信音源『The Brussels Affair』(画像は初版限定ボーナスCD-R付きのプレス盤ブートCD)
ザ・ビーチ・ボーイズの5CD+2LP+2EP『Smile Sessions』
ジミ・ヘンドリックスの4CD『Winterland』
マイルス・デイヴィスの3CD+DVD『Live In Europe 1967: The Bootleg Series Vol. 1』
ザ・ローリング・ストーンズのDVD+CD『サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス '78』
キング・クリムゾンの『Live In Toronto, June 24, 1974』(CLUB45)
フェイルーズ(ファイルーズ)の『アーリー・ピリオド・オヴ・フェイルーズ The Early Period Of Fairuz』
ディック・ミネの2CD『エンパイア・オブ・ジャズ Empire Of Jazz』

2012年01月29日(日)



 ミック・カーン死去

元ジャパンのミック・カーンMick Karn)が1/4、がんのためイギリス・ロンドンの自宅で亡くなった。52歳だった。私の敬愛するベーシストの1人であり、残念でならない。

ジャパンのミック・カーンががんで他界(『RO69』「洋楽ニュース」2011.01.05)
元JAPANのベーシスト、MICK KARNががんのため死去(『Tower Records Online』「ニュース」2011年01月05日)

昨日1/5の夜、ネットで訃報を知る。ロックに目覚めた10代半ばの頃、私の最も好きなバンドの1つがジャパンだった。そのベーシストが亡くなったという喪失感のためか、昨夜は何もやる気がせず、ジャパンやミック・カーン関係の動画をYouTubeで夜遅くまで見ていた。

ミック・カーンががんで闘病中であることは、去年6月にミックが肺がんを告白した際にネットで知った。それから程なく、ジャパンの元メンバーやミュージシャン仲間などが、がんの治療費の寄付金を呼びかけたり、支援活動をしているのも知った。そんななか、ピーター・マーフィーとのプロジェクトであるダリズ・カーのアルバム制作の計画が明らかになり(『Tower Records Online』「ニュース」2010年8月31日)、ミックの病状が快方に向かってくれればと願っていたのだが・・・・。

ジャパンの2大傑作『Gentlemen Take Polaroids(孤独な影)』と『Tin Drum(錻力の太鼓)』(両アルバムとも数百回聴いた)は、ミック・カーンの存在なくして成り立たなかったはずだし、両作におけるミック・カーンの唯一無二のフレットレス・ベースは、後世のベース奏者に影響を与え続けていくだろう。
合掌。




【YouTube】
Japan - Gentlemen Take Polaroids(孤独な影)

Japan - Visions of China Video HQ!

Japan — The Art of Parties

Japan — Still Life in Mobile Homes

Mick Karn - Ashes To Ashes - a tribute in memory

2011年01月06日(木)
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