|
|
2020年11月09日(月) ■ |
|
柿田川ブルーホールの直径は、土俵の大きさと同じ |
|
昨日の日曜日から始まった「大相撲・11月場所」。 この期間だけは、まっすぐ帰宅して、テレビ観戦。 実は今場所から、観戦の楽しみ方が一つ増えた。 柿田川公園・第2展望台から眺める「ブルーホール」を、 行政職員の協力を得て計測したら、直径約4.5メートル。 この大きさを、子供たちに実感として伝えたくて、 いろいろな直径4.5メートルの円を探していたら、 大相撲の土俵(4.55メートル)とほぼ同じとわかった。 それを知ってから、大相撲のテレビ観戦をしていても、 「ブルーホール」の上で、戦っているように見える。(笑) えっ、こんなに小さかったの?と思うか、 こんなに大きかったの?と思うかは、人それぞれ。 でも、いい例えが見つかってとても嬉しい。 運動場にでも、4.5メートルの輪を描いて、相撲してね。 あっ、三密で相撲は、ダメなのかな。(汗)
|
2020年11月08日(日) ■ |
|
ここに住んでんだ、いいだろう |
|
ラジオから流れてきた、サーファーのコメント。 私には、ちょっとわかりにくいけれど、 「数ある海の中で、どうしてここを選んだのですか?」 そんなインタビュアーの問いに、 「この波ができるのは、ここだけなんだよ」と言い、 「ここに住んでんだ、いいだろう」と自慢げに言い放った。 最近、こんなに自信たっぷりに、自分の住んでいる街を 自慢する若者に出会わなかったから、新鮮だった。 誰に向かって叫んだのか知らないけれど、 とてもインパクトのあるシンプルなフレーズだった。 ラジオだから、その波の大きさもわからなければ、 立地の良さ、さらに1年間を通した天候もわからない。 けれど、ちょっと行ってみたいな、と思わせるフレーズは、 私の好奇心をくすぐった。 私だって「柿田川の魅力」に触れ、夢中になり、 毎日のように世界に向けて情報発信しているが、 その根底には「ここに住んでんだ、いいだろう」の気持ちが あるに違いない。 それが、移住・定住を促すキャッチコピーなんだと思う。 だって、実際に住んでる人の体験発表みたいなものだから。
|
2020年11月07日(土) ■ |
|
柿田川は人を幸せにするね |
|
いつものように(汗)、柿田川公園・第一展望台で、 アユとカワセミを待ち続けていたら、 東京からの観光客だろうか、湧いている景色を見ながら、 「きれ〜い」だけでなく「癒され〜る」の連発で、 ニコニコしながら、耳をダンポにしていたら、 もっと嬉しくなる言葉を発した女性がいた。 一緒に訪れた人たちが、この景色を見た途端、 それまでお疲れ気味の顔色が変わったらしく、 「うまく言えないけどさ・・」と前置きをして、 「柿田川は人を幸せにするね」 「えっ?」と訊き返すお仲間たちに向かって、 「だって、あなたたち、幸せそうじゃない」と呟いた。 「それはそうよ。こんな景色をみれば誰だって・・」と 言い合っている光景すら、幸せそうだった。 毎日眺めている私には、わからないのかもしれないが、 やはり「自然」の力は、偉大だなぁ、と再認識した。 地元の人たちにも、その力に気づいて欲しいけどな。 せっかくの柿田川が生かされていない、知られていない、 みんなでなんとかしよう、という前に。(汗)
|
2020年11月06日(金) ■ |
|
人生はモノでできていない |
|
映画「365日のシンプルライフ」 (ペトリ・ルーッカイネン監督)から。 最近、北欧の映画に驚きを隠せなかった私だが、 今回も「フィンランド映画」と知って構えてしまった。(汗) しかし「自分の持ち物すべてをリセットするという 実験生活に挑戦したフィンランド人青年の1年間を追った ドキュメンタリー」は、予想外に私の心を動かしていた。 歳を重ねるごとにモノが増え、さらに片付けが出来ない、 「断・捨・離」という言葉だけが先行して、 いつまでたっても、思い出と共に、モノは残り続ける私は、 捨てる基準、手放すルールなど決めても、途中で挫折。 だからそんな判断基準も設けず、文句なしに、 「一旦すべて倉庫に預けて1日1個ずつ自宅に持ち帰る」 素っ裸から始めるという、突拍子もない設定だったが、 これこそ、私向きの「断捨離」かもなぁ、とメモが増えた。 「モノとはなにか?」を問いに、祖母はサラッと答える。 「人生はモノでできていない」「モノはただの小道具よ」 「家庭はモノじゃない。別のものから生まれる」 ちょっと試してみようかな、と思ってしまうほど、 奥が深い作品だったなぁ。
|
2020年11月05日(木) ■ |
|
柿田川に携わっている責任と誇り |
|
先日、最近、欲がなくなってきた・・と書いたら、 その割には、毎日精力的に動いているじゃないですか、と 私の行動を知っている人からのメールをいただいた。(笑) 「柿田川に関すること限定だけどね」と返したが、 どうして、こんなに夢中になっているのか、 あまりじっくり考えてこなかった気がしていたので、 けっこう真剣に、何日も考え込んだ。 仕事としては「産業・観光」を中心に、 柿田川を捉えていけばいいのであり、 1年365日、24時間、柿田川のことを考える必要もない。 しかし現実は「柿田川」に関して、あらゆる角度から なんでも知っておきたい、という欲が、そうさせない。 その考え方、行動の原点は・・ともっともっと考え込んだ。 そして、出た結論は「柿田川に携わっている責任と誇り」。 私たちが前世代の人たちから受け継いだ「柿田川」を 後世の世代にしっかり受けついでいく責任を感じているし、 次の世紀へ残していこう思えるものに携わっている誇りが、 私の行動の源と言えるかもしれない。 ちょっと真面目な話になってしまったが、 そんなものに出会えた人生に感謝しなくては、と思う。 残り少ない人生、できる限りのことをしていきたいな。
|
2020年11月04日(水) ■ |
|
そんなこと訊かれると思わなかった |
|
先日紹介した、ディレクターが私の知人だった NHK-BS1の番組「スポーツ×ヒューマン」から。 主役は「陸上女子100メートルのスプリンターとして 陸上界を引っ張ってきた、福島千里さん」 もう1人の主役は「何度も何度も福島選手と争ってきた NHKディレクター、中村宝子さん」 2人にしかわからないアスリートの世界がそこにあった。 私たちには想像もできない世界の話が続いたあと、 こんなエピソードを紹介してくれた。 2016年、沼津市にいた中村さんに福島さんが相談に行く。 「現役を続けようか迷っている」と話す福島さんに 「まだまだ走る姿が見たい」と中村さんは答えたと言う。 そんな2人だからこそ、この密着取材が実現したが、 訊きにくいこともオブラートに包まず質問する中村さんは、 不調の原因を知りたくて「イップス?」と訊いた。 「そんなこと訊かれると思わなかった」と答えた福島さん。 「イップスです。そう答えればこれ以上訊かれない」 その言葉を耳にして「私は踏み込みすぎた」と振り返り、 「これで福島への取材は終わってしまったと思った」と 自責の念に駆られる、ハラハラドキドキの密着取材だった。 「体操の内村航平選手」の密着取材とはちょっと違う、 訊く方と訊かれる方の心の葛藤が、私の心を揺さぶった。 最後は質問する中村さんが涙声となり、私の涙腺も崩壊。 ディレクターとしての初めての番組だという彼女を、 これからも応援していきたいなぁ。
|
2020年11月03日(火) ■ |
|
万歩計の数字が増えてきた |
|
毎日計測し、手帳に記録している「万歩計」の数字。 最近、コロナウィルス感染防止に合わせてなのか、 私の歩く数字に面白い傾向が現れていた。 01月平均 11,950歩/日 02月平均 8,747歩/日 03月平均 4,663歩/日 04月平均 6,430歩/日 05月平均 6,074歩/日 06月平均 7,830歩/日 07月平均 6,927歩/日 08月平均 7,114歩/日 09月平均 7,416歩/日 10月平均 8,481歩/日 そう、10月に入り、平均歩数が増えてきた。(汗) コロナウィルスの感染は収束していないのに、 Go toトラベルが始まり、観光客が増えてきて、 柿田川公園の観光案内所に足を運ぶ日数が増えたから。 また夏前に比べて、雨も少ない季節になったし、 あの酷暑だった暑さも和らいだので歩こう、と思った。 さらに、アユの遡上が始まり、最新情報確認のため、 土日でも、朝だけ自宅と公園を往復する機会が増えた。 増えた理由は、いろいろ考えられるけれど、 やはり、健康で歩けることに感謝したい、と思う。 あと2ヶ月、インフルエンザ、風邪、コロナに注意して、 できるだけ、歩き続けたいなぁ。 10ヶ月平均 7,559歩/日
|
2020年11月02日(月) ■ |
|
柿田川のことは柿田川に訊け |
|
NHKラジオ番組「高橋源一郎の飛ぶ教室」から。 ゲストは、パリの街角でインタビューした内容をまとめた 「パリのすてきなおじさん」の著者、金井真紀さん。 登場する人物は、みな個性的だけど、魅力的。 「変な人の周りには変な人が集まる」 「クセ者の周りには、クセ者がいる」 そんな表現をしていたけれど、 インタビューがとても楽しかったようだ。 彼女によれば、日本にも同じような人がいるらしい。 他の書籍(同著者)で取り上げたJA職員は、 「みかんのことは、みかんに訊け」と名言を残し、 岐阜県長良川の「鵜飼のおじさん」は、 「全部、鵜が教えてくれる」と言い切ったらしい。 彼の「自然界にはスケジュールがあるから、 それに従えばいい」と言ったアドバイスは、 私の心に響いた。 最近、柿田川公園で訊かれる質問の多くは 「いつになったら、アユは遡上してくるのですか?」。 もちろん「例年は・・」と答えることもできるけれど、 これだけ環境が変化している昨今、 私が記録を取り出した数年のデータなんて、 あまり当てにならないから、 「柿田川のことは柿田川に訊け」と言いたくなる。 北海道の流氷と同じで、そんなに焦らなくても、 来る時には来ますよ、が本音のところかもしれない。 遡上しなくなったり産卵しなくなったら心配だけど、 自然はそんなにヤワじゃないって思っている。 みんな、結果だけを求めているけど、 楽しいのは、その過程なんだよなぁ。
|
2020年11月01日(日) ■ |
|
「新しい生活様式」をどう受け入れて楽しむか、が鍵 |
|
新型コロナ・ウィルスの対策について、 政府が「新しい生活様式」を国民に向けて発表してから久しい。 「長丁場に備えて」との説明は、どうもわかりにくかった。 それは「終息」を視野に入れて、もうしばらく「新生活様式」を マニュアルとして、生活してください、というお願いにもとれる。 私は「収束」はするけど「終息」はしないのでは?と 考えている一人なので、この「新しい生活様式」は、 次の世代の「生活様式」として定着させる必要性を感じている。 この考え方の違いは、とても大きい。 提案された「新しい生活様式」を「辛抱」して続けるか、 この生活を前提に、個人レベルでは、新生活を楽しむ方法、 経済界では、全く新しいビジネスの形を模索するか、 同じことをするにしても、行動は違ってくるに違いない。 言い換えれば 「『新しい生活様式』をどう受け入れて楽しむか、が鍵」となる。 当初違和感だった、すれ違う人の「マスク姿」にも慣れたし、 この「生活様式」が定着した先には、どんな未来が待っているか、 もちろん私見であるが、少しずつ、書き出してみたいと思う。 これには、小説家並の想像力が必要になるけどね。(汗)
|
2020年10月31日(土) ■ |
|
ドラフト会議のライブ中継やめませんか? |
|
先日、プロ野球のドラフト会議をテレビで見ていて、 感じたことがいくつもあった。 どうして野球だけ、こんなに華々しくイベント化するのか、 単なる一職業の、就職先の内定発表ではないか。 私も野球は好きなので、その結果は気になるが、 それでも、発表まで周囲に騒がれ、地元マスコミに振り回され、 高校生が緊張した顔で椅子に座っている姿が痛々しかった。 ドラフト会議直前まで大騒ぎして、ライブ中継で放送し、 彼らが指名されなかった時の気持ち、考えたことあるのだろうか、 公開処刑・・そんな言葉まで浮かんでしまったので、ご提案。 日本国民が楽しみにしているスポーツの一つだから、 普通の会社のように「採用(内定)通知」とはいかないだろうけれど、 毎年の恒例行事のように、この季節の歳時記のように、 マスコミが大騒ぎした後の、事の顛末は知らされていない。 皆が同じ方向を向き、このやり方に疑問を投げかけないとしたら、 それはいかがなものか、とお節介おじさんの私は思う。 「ドラフト会議のライブ中継やめませんか?」 河野大臣なら変えてくれそうだな。(笑)
|
|