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しもさんの「気になる一言」
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2017年08月15日(火)
大事なのは、他のマネをしないこと。あとは忍耐と辛抱よ

映画「ブルゴーニュで会いましょう」(ジェローム・ル・メール監督)から。
ワイン評論家としてパリで活躍し、有名になっていた主人公が、
実家の老舗ワイナリー倒産の危機で自らがワイン作りをすることになる。
それはある意味、大きな賭けとも言える。
ワインの味がわかるから、ワイン作りができるとは限らない。
だけど面白いのは、素人だからこその発想が、可能性を拡げていくこと。
経験がモノを言う(はず)の世界で、新しいワイン作りの試行錯誤が、
周りの人をまきこみながら、展開される。
自然災害からブドウを守るために、畑にシートを被せるシーン。
誰もが想像もしなかった行動で周辺の関係者を驚かせながら、
結局は、何も知らない浅知恵で失敗に終わるが、主人公はへこたれない。
心配して近づく女性に「ガンジーの言葉を(知ってる)?」と彼は訊ね、
「いくつかは・・」と答えた彼女に、この言葉を紹介する。
「最初は無視、次に笑われ、最後はマネされる」
新しいことに取り組もうとする人にとって、とても大切な教え。
そしてまた、これこそもう一つ、この作品に流れる考え方だと感じた。
いつの世も、どの分野でも同じことが繰り返される。
隣のワイン畑で40年間最高のワインを作り続けている女主人の言葉は
さらに成功する秘訣をこう付け足している。
「大事なのは、他のマネをしないこと。あとは忍耐と辛抱よ」
「最初は無視、次に笑われけれど、他のマネをせず、
忍耐と辛抱でやり続ければ、最後はマネされることになる」
だからこそ、新しいことへのチャレンジは面白いのかもなぁ。



2017年08月14日(月)
高齢者ツアーには、お薬タイムがある

先月出かけた「和歌山県西予市」の「名水シンポ」。
(正式には「全国水環境保全・・全国大会)
メンバーは、私が2番目に若いほどの高齢者団体。(汗)
全国大会の翌日のオプショナルツアーでお昼を食べた後、
お茶でも飲んで少し休憩、と思ったら、メンバーのほとんどが、
「お水(お冷や)をください」と、中居さんに頼んでいる。
「和歌山県の名水」を飲みたいのかな?と思っていたら、
なんと「薬」を飲むための「お水」が欲しかったようだ。
その時は思わず笑ってしまったが、今振り返ると、
これもまた「おもてなし」のヒントである気がしている。
日本の高齢者は食事後に、薬を飲む習慣があるのだから、
お茶も大切だけど「美味しい水」をテーブルに置き、
「お薬タイムにご利用ください」とでも書かれてあれば、
けっこうウケるかも感じながら、
「高齢者ツアーには、お薬タイムがある」とメモをした。
これでもか・・と恩着せがましい「おもてなし」よりも、
さりげない「おもてなし」の方が私は好きだなぁ。



2017年08月13日(日)
戦争はまんず弱いものにしわ寄せがくるだに

映画「おかあさんの木」(磯村一路監督)から。
「小学校の国語教科書で長年にわたって愛され続けてきた」とはいえ、
なぜ今頃、この作品が映画化されたのか、理解に苦しんだ。
「戦争で引き離された母と息子たちの普遍的な愛」をテーマにした映画は、
今までにも何度も観てきたし、今回は、さらに驚くような展開もなく、
この作品で何を伝えたかったのか、分からないまま終わった気がする。
そんな中で、もしこの作品を語るとしたら、
戦争が敗戦に近づき、人間だけでなく、生活品や牛・馬という家畜まで
「お国のため」を理由に差し出さなければならなくなったとき、
大切な牛を引き連れた、訛の強い老人が、呟いた台詞。
「戦争はまんず弱いものにしわ寄せがくるだに」が印象に残った。
7人の男の子を産み、その7人とも戦地に送り出さなければならなかった母、
まさしく、生活弱者の母子家庭にしわ寄せがいったとは言えないだろうか。
子どもが出兵するたびに植えた木が大きく育ち、その木に向かって
「帰ってこい、誰か帰ってこい」と独り言のように呟くシーンは、
無償の愛(アガペー)だからこその、辛い台詞に聴こえた。
特に母親にとっては、自分のお腹を痛めて産んだ子として、
父親には到底及ばない「愛情」があるからこそ、
何年経っても、こうした映画が作られるのだろう。
それにしても・・なぜ今頃、この作品が作られたのか、まだ疑問である。



2017年08月12日(土)
違う、熱が足りんのよ。熱が・・

映画「海賊とよばれた男」(山崎貴監督)から。
数年前に原作を読んだ時、これは映画になるなぁ、と直感し、
「上巻380頁・下巻362頁・計742頁に及ぶ文章のどの部分を採用し、
どの部分がカットされるのか、そんな視点で鑑賞した。
今回、選んだのは「ラジオの修理」を始めるシーン。
「ラジオがあれば、音楽も芝居も聴けます。
こういう時だからこそ、娯楽を求めているんじゃないでしょうか?」
このセールストークには、なるほどと思うが、それだけでは
なかなか上手くいかないのが商売である。
主人公・国岡鐵造が、ラジオ修理の営業に回る部下との会話。
「なぜうまくいかんと思う?」と国岡は訊ねる。
「この激しいインフレの中、金融業界は苦しさを増しております。
恐らく、その・・」と部下の藤本が言いかけた途端、
「違う、熱が足りんのよ。熱が・・」と言い訳を一瞬にして退け、
そして「部下たちが待っとうやろ?」と、そっと付け加えた。
その迫力は、映像ならではのものだった気がする。
「大事なのは、説得力」と考えながらも、最後の一押しは、
どうしてもこれを・・、何が何でも・・という熱い想いだと。
なるほどこれは参考になるな、とメモをし、一言として残したい。

P.S.書籍と比較すると「士魂商才」は採用、
「堪忍柳画賛」(気に入らぬ 風もあろうに 柳かな)」は不採用。
実は私が一番注目していた「永遠の0」の主人公「宮部」と、
今回の主人公「国岡」が、「昭和15年の秋」に出会うシーン。
残念ながら、これもカットされていた。
(出会えば二人とも「岡田准一さん」だったのになぁ。(笑))



2017年08月11日(金)
「直訳」の英語って、あまり情緒ないよなぁ

久しぶりの私の呟きである。
「柿田川の魅力を世界に向けてお裾分け」をモットーに、
ほぼ毎日、Facebookページ「柿田川evol」を活用して、
写真と動画と投稿、配信しているが、
最近、何を思ったか、英語バージョンも追加している。
ただし、日本語を英語などの外国語に翻訳してくれるソフトを使い
柿田川の紹介文を「直訳」しただけのもの。
確かに、今の私の英語のレベルでは、こんなものだが、
本当は、その言葉で表現したかった「情緒」「想い」を咀嚼し、
直訳ではない「英語」として紹介できればいいのだが、
そうなると、とても長い英語になってしまうようだ。
日本人の私たちは「俳句」「川柳」「標語」など、
「5・7・5」にすることで、インパクトがありながら、
意味もだいだい理解されるため、重宝しているが、
それを英語(直訳)すると、とても可笑しい表現になることが多い。
まずは、私の嘆きを「気になる一言」にしておこうと思う。
「『直訳』の英語って、あまり情緒ないよなぁ」
全国・世界に向けて、柿田川の魅力を他国語で表現したい。



2017年08月10日(木)
タクシーの「回送」「予約」「空車」

久しぶりに、日付が変わるまで飲んで騒いだ(汗)。
「じゃあ、またね」と別れてから、私はタクシー乗り場へ。
そこには30人くらいのタクシーを待つ人の列があった。
しかし沼津駅ロータリーには、タクシーの影は1台もなく、
いつになったら帰れるかわからないな、と判断し、
徒歩で帰ることにした。
もちろん、途中で「空車」を見つけたら即座に手を挙げて、
乗り込むつもりで、ぼちぼちと歩き出したのだが、
真夜中に「空車」の赤い表示を見つけることが、
こんなに大変なことだとは思わなかった。
誰かが乗っている表示の「賃走」「割増」は、
「緑色」だから遠くからでも、すぐ判断がつくのだが、
「回送」「予約」「空車」は、どれも「赤色」なので、
近くまで来ないと、区別がつかない。
と言うことで、何度「空車」と勘違いし「回送」「予約」に
手を挙げてしまったことか。(笑)
酔っ払った私の疑問は「これって誰のための表示?」だった。
真夜中に遠くからでも「空車」がわかる表示の仕方を、
外国人にもわかる、おもてなしの一つとして要望したい。
結局、沼津駅から自宅まで徒歩で60分。
ポケモンをたくさん捕まえたから、良しとしようかな。



2017年08月09日(水)
ワンツッ、ワンツッ(訳・マイクテスト)

映画「レイチェルの結婚」(ジョナサン・デミ監督)から。
主人が「レイチャル」でなかったけど、
「ナクトメア!」とは、ドイツ語で「悪魔」という意味、
「花嫁や花婿の父親は、ニッコリ笑って、
小切手を書く以外、やることがない」というフレーズなど、
気になる一言は、意外と多かった。(笑)
特に、結婚式の前日、親族とでも言うべき人たちが、
幸せそうな2人に向けてするスピーチが面白かった。
しかし、それにもまして、私が気になったのは、
話す前に、マイクの音量をチェックする英語、
「ワンツッ、ワンツッ」が、字幕では「マイクテスト」。
うん、確かに、うまい訳だ・・と苦笑いした。
これが「本日は晴天なり」だったら、もう百点満点。(笑)
英語で聞いて、字幕とのギャップを楽しむ。
これも、映画の楽しみ方と言えそうだ。
ちょっと、陰気な楽しみ方ではあるが・・(汗)



2017年08月08日(火)
ハラスメント防止は「自分の器にはめないこと」

研修「ハラスメント研修」講師「関山祐介」氏
演題「〜ハラスメント等防止のための方法論〜」から。
「ハラスメントは、微妙」の言葉どおり、
こういった研修を受ければ受けるほど、難しいな、と思う。
昔は、仕事で言い過ぎても、
「今晩、空いてるか?、酒(一杯)行くぞ」と誘われ、
「昼間は悪かったな。俺も言い過ぎた」と飲みながら、 
逆に謝られたりして、恐縮したものだが、
今は、それさえも「パワハラ」と言われたりする。
「飲みニケーションは、けっこう重要」と講師が口にしたとき、
頷いたのは、私も同感だからである。
「パワハラ」も「部下に良くなって欲しいから」という想いもあり、
本当に、自分の感情に任せて怒ることは滅多にないはずである。
面白かったのは、女性のパワハラについての考察。
ついつい、母親役・お姉さん役になってしまい、
よかれと思ってする厳しいチェックが、余計なお世話になることを
女性の管理職は意識して置く必要がある、ということ。
「ハラスメント」に対して「人間関係が大事」と言いきり、
「そのためには努力しなければダメ」とアドバイスをいただいた。
その秘訣は「自分の器にはめないこと」、この一点にありそうだ。
しかし、分かっているけど、これが一番難しいんだよなぁ。(汗)



2017年08月07日(月)
はるばる鳥取からきました

「新海誠展 −「ほしのこえ」から「君の名は。」まで−
を三島駅北口の「大岡信ことば館」で開催している。
(会期・2017年6月3日(土)〜2017年8月27日(日))
どうやら「Z会」のCMを制作してもらったのを機に、
この施設で、新海誠監督に関する展覧会が開かれているようだ。
私も「君の名は。」のDVD発売前と、購入後、鑑賞してから、
既に2回足を運んでいるが、新海誠監督ファンには欠かせない、
見どころ満載の展覧会である。
館内には、感想ノートらしき「自由帳」が置かれ、
老若男女、それぞれの想いが綴られていた。
私が驚いたのは、本当に遠方より駆けつけていることだった。
場所は、静岡県三島市(静岡県東部)なのに、
「和歌山からJRと夜行バスで日帰り強行です」
「山形からまいりました」
「はるばる鳥取からきました」
「青春18切符で大阪から始発の電車に乗ってきました」など、
その熱意が、そのまま伝わってきて、ちょっぴり感激した。
仮に「新海誠展」が鳥取県、山形県、和歌山県などで、
開催されていたとしたら、私は行くだろうか?と自問したら、
やはり、首を横に振ることになるだろう。
逆に考えると、何回でも行ける距離で開催しているのだから、
出来るだけ時間を調整して、再度、足を運びたい。
そして、その魅力を全国のファンに伝えたいな、と思う。

P.S.
小海町高原美術館(長野)2017.9.2〜10.29
国立新美術館(東京・六本木)2017.11.11〜12.18
札幌芸術の森美術館(北海道)2018.1.3〜2.25
北九州市漫画ミュージアム(福岡)2018.7.21〜9.24
以後、全国巡回予定



2017年08月06日(日)
本当に大切なものは、増えるんじゃなくて、減っていくんだ。

映画「怒り」(李相日監督)から。
NHK大河ドラマの主役を演じた俳優らが、何人も出演し、
その演技の素晴らしさを実感できた作品、とも言える。
松山ケンイチさんと宮あおいさんの会話なんて、
「おぉ〜、平清盛と篤姫、会話してる・・」と思ったほどだ。
さらに「独眼竜政宗」(渡辺謙さん)まで加わって、
「伊達政宗」と「篤姫」が親子なんだ、と1人で興奮していた。
さて、気になる一言は、迷ったけれど、このフレーズ。
宮あおいさん演じる「愛子」が、元彼に言われた台詞。
「お前は大切なものが多すぎる。
本当に大切なものは、増えるんじゃなくて、減っていくんだ」
何気ないアドバイスなんだろうけれど、心に引っかかった。
あれもこれも、自分の周りにあるものを大切にすると、
本当に大切なものが見えなくなってしまうよ、と言いたげだ。
また「本気を伝えるのが、一番難しいんだよね、きっと。
本気って、目に見えないからさ」という呟きも心に響いた。
様々なん人間関係があるけれど、共通していたのは、
自分の大切な人を信じきることの大切さと、
ちょっとした出来事で、その想いが揺らぎ、誰が何と言おうと
最後まで、信じ切れなかった時の落胆ぶりを、彼らは演じきった。
特に、宮崎あおいさんの「号泣シーン」には、
台詞なんてないのだけれど、その泣き声だけで揺さぶられた。
タイトルの「怒り」は、愛する人を守れなかった自分や、
大切な人を信じ切れなかった自分に対する「怒り」なのかもしれない。
それにしても、豪華キャストだったよなぁ。

P.S.主題歌は、坂本龍一さん他、タイトルは「許し」。
「怒り」「許し」・・この対比が何かを伝えようとしている。