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しもさんの「気になる一言」
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2020年10月30日(金)
○○会社は、柿田川のサポーティングカンパニーです。

夏の甲子園などが始まる頃、地元のテレビ放送では、
「○○会社は、○○高校を応援しています」というテロップが流れ、
企業のイメージアップを狙う広告が花盛りとなる。
その他、文化系の吹奏楽部定定期演奏会や、
野球やサッカーなどをはじめとした、スポーツ大会の協賛金など、
地域貢献の意味もあり、意外と多くの企業が協力している。
地域に限らず、プロスポーツの世界でも同様なことがあり、
先日「アイダ設計は、読売巨人軍のサポーティングカンパニーです」
というフレーズを見つけ、その場でメモをした。
この「サポーティングカンパニー」という響きが良かった。
「○○会社は、○○を応援しています」ではなく、
「自ら進んで、サポートています」的な感覚が伝わってくる。
そこで考えたのは、学ぶは真似ぶ、の言葉どおり、
「○○会社は、柿田川のサポーティングカンパニーです。」
お金だけでなく、いろいろな意味でサポートしてくれれば、
それは「サポーティングカンパニー」なんだと思う。
柿田川のサポーティングカンパニー、募集しちゃおうっと。



2020年10月29日(木)
「ウルトラマン」は「日本代表」の色彩

日の入りが早くなり、徒歩通勤の私にとって、
帰りは、車との衝突の危険が高まる季節になったともいえる。
だから、なるべく服装は「黒」ではなく、白っぽいモノを選ぶ。
以前からのお気に入りのウィンドブレーカーは、
「白」に「赤」のラインが入っている、
私流の妄想では「五輪の日本代表」をイメージするデザイン。
それに対して、妻の視点は「ウルトラマン」(笑)
この微妙なズレが、夕食の笑いのネタとなっている。
でも、以前「ウルトラマンの顔は、能面がモデル」と知り、
だから日本人に愛されているんだ、と認識したし、
今回のように「ウルトラマンカラー」は「赤白」だったから、
私のように「日本代表」と勘違いする人もいる。
言い換えれば「ウルトラマン」は「日本」を表現する衣装を身につけ、
地球を破壊しようとする怪獣たちと戦っていると言ってもいい。
絵本作家・宮西達也さんが描く「ウルトラマン」も、
気が優しい家族思いのキャラクター。
「ウルトラマンカラー」だろうが「日本代表カラー」だろうが、
「白地に赤く」は、素敵な色だよなぁ。



2020年10月28日(水)
人生は「季節」だ

映画「ミッドサマー」(アリ・アスター監督)から。
この映画のジャンルは何だっただろうか。
「フェスティバル・スリラー」と書かれていたが、
「夏至」(ミッドサマー)が、フェスティバルと結びつかなかった。
しかし「常識を破る形容しがたい大傑作」の評判で、
それが理解できなかった私の感性さえ、自信喪失状態となった。
メモはそれなりにしたが、作品に結びつくようなフレーズがなく、
当たり障りのない例えを取り上げてしまった。
「人生は『季節』だ。18歳までの子供は「春」。
18歳から36歳までは巡礼の旅をする、濁ったよ「夏」だ。
そして36歳から54歳は労働の年齢、季節は「秋」、
54歳から72歳は人々の師となる」
言葉はなかったが、それが「人生の冬」に相当するようだった。
さらに「72歳の後は?」の問いかけに
「首切り?」のジェスチャーで表現していたのが印象に残る。
20歳ごと、40歳、60歳、80歳ではなく、18歳ごとのサイクル。
もうすぐ日本も「成人」の定期が「18歳」になる。
だからかな、この「18歳」サイクルが、とても新鮮だった。
内容は、スリラー、ホラー系が苦手な私にとっては、
目をつぶってしまうシーンが多かったなぁ。



2020年10月27日(火)
かつてのライバル・同級生ディレクター

NHK-BS1の番組「スポーツ×ヒューマン」から。
番組内容は「長年、女子のトップランナーとして
陸上界を引っ張ってきた、福島千里さん」のドキュメンタリー。
東京五輪を来年に控えて、こういう番組が増えたことは確か。
だけど他と違うのは、彼女に密着取材した女性が、
かつてのライバル・同級生ディレクターだったこと。
他の人では聴き出せない胸の内、本音を引き出してくれた。
もちろん、番組だから全て話してくれたとは思わないけれど、
それでも、彼女にしか話せないことも、多かった気がする。
よほどの信頼関係がなければ、質問できないことも・・。
その同級生ディレクターは、なんと私の知り合い。(汗)
話をしたことがある、名刺交換をしたことがある、
そんな単純なレベルではなく、
私の定年退職直前の1月に開催された「町駅伝大会」に
「下山ファイターズ」の一員として参加してくれた女性。
もちろん、その前月には「町駅伝合同練習会」と称して、
「町総合運動公園ジョギングコース」を一緒に走った、
そんな思い出が蘇った。
だからこそ、彼女が担当した番組が楽しみだったし、
今回の番組を観たことで、私の心は大きく揺さぶられ、
これからもずっと応援したくなったことを記しておきたい。
番組の感想は、また近いうちに必ず。



2020年10月26日(月)
「どう生きるか」より「どう死ぬか」

地元の大型商業施設「サントムーン柿田川」内の本屋さん
「長倉書店(サントムーン店)」の企画。
「このすべての本を読んだら、どんな人生が待っているのだろう」
〜55人が贈る渾身のおすすめ55冊〜
「人生が変わった一冊」を紹介してください・・そんな依頼を受け、
何冊かピックアップした中の一冊が、私の推薦文とともに、
「帯」に書かれて、平積みされている。
36歳の時に書き、翌年自費出版した「公務員パパの生活コラム150」が
本屋さんに並んだ時の感覚とはちょっと違う。
もし仮に、自分の推薦文(帯)を読んで、手にとってくれたなら、
こんなに嬉しいことはないな、と感じているからだ。
私の映画のレビューを読んで、観てきました・・と言われるのと、
同じくらいの喜びとも言えそうだ。
記念だから、紹介文を記録として残しておこうと思う。
(以下・・)
「歴史上の人物の死んだ年齢、死に方が書いてあるだけの本。
ただ、この人は、もう私の年齢でこれだけの功績をあげ、
こんな死に方をしたのか・・とこの本で知ることができる。
現在の自分の年齢で亡くなった人と比較して、
自分ももうひと頑張りしなくちゃ・・と思える一冊。
『どう生きるか』より『どう死ぬか』」
(以上・・)

参考データ
「人生が変わった一冊」
書籍名「人間臨終図巻」著者 山田風太郎
出版社 徳間書店



2020年10月25日(日)
最近、欲がなくなってきた・・(汗)

最近、欲がなくなってきた・・(汗)。
人間の三大欲(睡眠欲、食欲、性欲)の話ではなく、
「まちづくり参加欲」とでも言えばいいのか、
講演会やミーティング、多くの人と接しながらの集まりが、
億劫になってきたかもなぁ、と感じている。
相変わらず、ZOOMなどのオンライン会議は苦手だし、
ひとり遊びが楽しいことに気付いてしまったのかも。
今まで40年近く続けてきた「まちづくり」だから、
興味がないわけじゃないけど・・もう私の出番でもないし、
目立てば目立つで、誹謗中傷の的になるだけだから、
ここは、一歩引いて、若い人たちのまちづくりを応援したい。
私はこれからも「柿田川」という自然と向き合って、
スローライフを満喫したい、と思う。
以前書いたけれど「スローライフ」とは、
「ゆっくりとした時間を過ごすこと」ではなく、
与えられた時間を「丁寧に生きること」と解釈し、
毎日を過ごしていきたい、と願う。
いつ起きても、どこで起きてもいい生活に憧れるなぁ。



2020年10月24日(土)
「賞賛の声」「神対応」「絶景」・・が多過ぎる

最近、ネット記事を眺めていると、気になる単語が。(汗)
細かい内容を書かずに、リンク先へ飛ばすテクニックか、
「○○の発言に賞賛の声」とか「○○の行動が神対応」、
写真を中心のサイトは「絶景」の単語が多過ぎる。
最初の頃は、気になって検索したが、今は完全にスルー。
だって、こんなことで賞賛?、こんなことが神対応?
えっ、こんな景色が絶景?、と思うことばかかり。
特に絶景写真は、PCで補正バッチリな感じがして、
行ってみたいな、という気持ちさえ起こらない。
私がへそ曲がりなのかもしれないが、ちょっと加工しすぎ。
ネット記事の場合、タイトルが大事なのはわかるけれど、
そのタイトルにつられて検索してみたら、
大した内容でなかった・・のが続くと、狼少年ではないが、
みてみよう、という気が起こらない。
「賞賛」「神対応」「絶景」に変わる新しい単語、
早く出てこないかなぁ。(笑)



2020年10月23日(金)
風呂場での死因は「心臓麻痺」か「溺死」

これから、冬場に入り、風呂場での事故が増えるが、
特に、高齢者が亡くなった場合、死因によって、
残された家族の心の負担は、大きな違いがある、
先日、そんな話を聞いて、妙に納得してメモをした。
風呂場での事故はほとんど「心臓麻痺」か「溺死」だが、
変な話だけど「心臓麻痺」なら、家族は諦めもつく。
しかし「溺死」となるとし、大きな後悔が残る。(らしい)
なぜ、風呂場の異変に気がつかなかったのだろうか、
私はその時間、何していたのだろうか、
そんな想いが、自分を責めるのかもしれない。
私は運命論者ではないけれど、どちらが死因でも、
「それが運命だったんだ」と考えようとする。
死因は何であれ、それが「運命」と考えるだけ。
書籍・映画「君の膵臓をたべたい」のラストではないが、
膵臓の重い病で死ぬことを覚悟していたら、
全く違う理由(事件・事故)で死ぬこともあるってこと。
だからこそ、毎日を大切に生きなければなぁ。



2020年10月22日(木)
図鑑と自然の間を往復しながら自然の豊かさに気づいていく

書籍「ナチュラリスト」〜命を愛でる人〜
(福岡伸一著、新潮社刊・239頁)から。
あまり聞き慣れない「ナチュラリスト」という言葉に、
私なりの定義がしたくて、読み進めていったら、
「図鑑と自然の間を往復しながら自然の豊かさに気づいていく、
それがナチュラリストのあり方です」という表現を見つけた。
「図鑑」を見れば「本物を見たい」と言う熱望をかきたてるわけです。
もちろんなかなか出会えず、それでいて本物を見つけたり
捕まえたりするチャンスは誰にでも必ずある事はわかっている。
見つかったとしたら、ほとんどの場合は図鑑よりもずっときれいだし、
ずっとずっと瑞々しくて艶やかなので、
ビシュス(本物の自然)の素晴らしさに驚くばかり。
そこにsense of wonderの震えがあります」と書かれた後に。
「ナチュラリスト」とは、自然のことに詳しい人ではなく、
自然と会話ができる人なのかもしれない。
中でも「sense of wonder」とは
「自然の精妙さに驚く心・自然に対する畏敬の念・
自然の脆さに触れること」と表現しながら、
「絶え間なく移ろう自然の動きを知るには、
観察者の方が動きを止める必要がある」と纏めた。
なるほど・・・しか、言葉が見つからない、さすがだなぁ。



2020年10月21日(水)
よかったら、ここ使ってください

最近、急に寒くなってきたけれど、ちょっと前までは、
平日ランチは、柿田川公園でテイクアウトのお弁当を広げながら・・と
いうパターンが多かった。
時には、観光客を眺め、時には、社会見学の子どもたちの元気な姿を眺め、
そして今は、第一展望台から眺める「アユ」の遡上を探しながら、
1時間を過ごす。
もちろん雨や風の強い日は、サントムーン柿田川内を散策することも。
そんな公園内のベンチで、お弁当を広げていたら、
公園内、唯一の四阿(あずまや)で食事をしていた女性3人が、
自分たちのランチが終わったのか、立ち上がりながら声を掛けてくれた。
「よかったら、ここ使ってください」
たぶん、足の上でお弁当を広げている私を気遣ってくれたのか、
とても嬉しかった。
まだ食べ始めだし、ここでゆっくり食べてください、
そんな気持ちが伝わってきた。(私の妄想だけど・・)
そして今日、あの時とは逆の立場で、私が四阿の下で食事をしていたら、
1人の女性が、隣のベンチで足の上にお弁当を乗せながら食事。
もちろん、食べ終わってすぐに立ち上がって声を掛けた。
「よかったら、ここ使ってください」
「ありがとうございます」
う〜ん、こういう譲り合い・・ちょっとホッコリだな。(笑)