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しもさんの「気になる一言」
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2020年04月05日(日)
私の人生をバカにしないでください

映画「最高の人生の見つけ方」(犬童一心監督)から。
解説には「ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが
共演した同名映画を原案に・・とあるが、完全に別作品だった。
意識的して別作品にした、と言うならば我慢するが、
これを比較すること自体が間違っているような気がする。
人物の設定から、棺桶リストの扱い方まで、違うのでは?と感じる。
その辺りが「原作」ではなく「原案」とした理由だろう。
今回の邦画は「自分の人生に喜びを見つけたか」に主を置いているが、
洋画は「他人に喜びを与えたか?」に書を置いていたと思う。
だから敢えて、別作品では?と皮肉を言いたくなる。
人生のほとんどを家庭のために捧げてきた主婦・幸枝さんを演じる
吉永小百合さんの心の葛藤が妙である。
「主婦って自分のことになるとなかなか思いつかなくって」
「私の人生をバカにしないでください」
「思い切ったことしたかったの」・・
特に、自慢できるほどの人生ではないかもしれないけれど、
他人にバカにされるほどの生き方はしていない・・
そんな主婦の考える「最高の人生の見つけ方」なんだなと理解した。
そもそも、入院中の少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」を
実行することが最高の人生なのだろうか、と疑問を持ちながら、
「原案の作品をバカにしないでください」って言いたくなるなぁ。



2020年04月04日(土)
コロナ情報に触れないとスカッするよ

久しぶりに、早朝の柿田川を撮影したくて、早起き。
そのまま2時間ほど撮影して、帰宅後にのんびり朝食。
午前中は、読みかけの本を読み続け、午後は、映画三昧。
気がついたら、夕方になっていて、
インターネットやテレビ、ラジオも新聞から発信される
新型コロナウィルスの記事を一度も目にしなかった。
ところが、その1日の過ごし方は、予想以上に
「脳」が疲れないことを知った。(午後6時現在)
朝から晩まで、マスコミから一方通行で届く、
感染者数、死亡者数の数字から、世界の感染状況、
感染症に詳しいと紹介される方たちの「個人的な意見」、
エビデンスの出典がはっきりしない、データ、グラフなどが
知らぬ間に、私の「脳」を疲れさせていた気がする。
「コロナ情報依存症」になっていたのかもしれない。
「コロナ教」に洗脳されていたと言ってもいい。(汗)
できることなら「新型コロナウィルス情報」に
触れる機会を減らしてみるといい。
自分の体で試したアドバイス。(個人差がありますが・・)
「コロナ情報に触れないとスカッするよ」



2020年04月03日(金)
天災は忘れる間もなくやってくる

3.11の時にメモしておいたけど、
うまく使いきれずにいたフレーズをご紹介。
「天災は忘れる間もなくやってくる」
以前なら「天災は忘れたころにやってくる」は、
防災訓練の時の挨拶文の常套句だった。
この意味は、直訳・現実に重ねるのではなく、
「天災はその恐ろしさを忘れた頃にまた起こるものであるから、
用心を怠らないこと・油断は禁物であるという戒め」であり、
物理学者で文学者の寺田寅彦のことばといわれている。
しかし最近の自然災害は、私たちに忘れる暇を与えず、
次から次へと襲いかかってくる気がしたので、
「天災は忘れる間もなくやってくる」
このフレースが妙に新鮮に聞こえた。
「天災」とは地震、洪水などの災害を意味するが、
さらに昨今では、自然災害だけでなく、
新型コロナウィルスのような、天災に近い災害も含めると、
「天災は忘れる間もなくやってくる」でも生ぬるく、
「天災はあとから後からやってくる」かもなぁ。
こんなことを考えてしまう日々が続いている。(涙)



2020年04月02日(木)
「緑っぽい」は、まだ散らない、「赤っぽい」は、もうすぐ散る

今年は、桜の開花が早かったのに、なかなか散らないなぁ、
そんなことを思っていたら、
気象予報士の方が、散る、散らないの見極め方を教えてくれた。
「桜の花の真ん中をじっくり観察して、
『緑っぽい』は、まだ散らない、『赤っぽい』は、もうすぐ散る、
のサインなんですよ」と。
そうなんだ・・とメモして、翌日「柿田川公園」で確かめたら、
本当に、緑っぽい桜、と赤っぽい桜があることに気づいた。
何十年も桜を眺めてきた(はず)のに・・と焦りながらも、
今まで「昨晩、強い風が吹いたから・・」とか、
「昨日の、冷たい雨で全部散っちゃったね」なんて、
桜を取り囲む環境の変化ばかりを気にしていた自分を反省した。
一番大切なのは、桜自体の幹や花の変化なのかもしれないのに、
そんなことに気付かなかったなんて。
人類が「新型コロナウィルス」で右往左往しているのに、
桜は、暖かくなれば蕾になり、花が咲き、そして散る、という
毎年繰り返される、自然のサイクルを確実に繰り返している。
やっぱり、自然から学ぶことは多いなぁ。



2020年04月01日(水)
ランドセルの中身は変化すると思うけど・・

小さい子供を持つ保護者の関心は、ランドセル購入活動。
「ラン活」というらしい。(汗)
それも今年の春に小学校に入学する子供たちではなく、
来年の春、入学予定の子供たちの親たちだというから驚く。
いいランドセルを手に入れるには、1年以上前から、
展示会などに足を運び、注文するのが普通だという。
確かに、6年間使うことを考えたら一理あるけれど、
そんな親たちにした私のアドバイスは、
「6年後のランドセルの中身は変化すると思うけど・・」。
その根拠はないけれど、今の社会全体を流れをみると、
情報のデジタル化が一層進み、ペーパーレスの時代とともに、
教科書もその対象になると思ったからだ。
子供たちも、小さい頃からタブレットなどに抵抗感なく使い、
今回の「新型コロナウィルス」の登校自粛を契機に、
心配された授業も、ネットでできることが確認できた。
今後益々、教科書に対応するソフトが増えることにより、
子供たちのランドセルの中身は、いろいろな教科のアプリが
インストールされたタブレット一つになる、と思ったからだ。
だから、紙の教科書がいっぱい詰まった重たいランドセルが、
6年後まで存在している保証もない。
だからこそ、ランドセルなんかに拘るよりも、
子どもの興味関心があるものに、よりお金をかけて、
学ぶという好奇心を育ててあげた方がいいのになぁ、と思う。
同じ視点で「学習机」も同じかなぁ。



2020年03月31日(火)
「おひとり様、1個」より「2個目以降は1万円」

こんなに感染症の専門家がいるんだぁ・・という驚きと、
どの番組もほぼ同じ内容の報道に疲れ、
最近では、ほとんど「新型コロナウィルス」関連のテレビを見ない。
関連の数字だけなら、ネットで瞬時にわかるし、
芸能人をはじめ、専門家でない人の意見を聞いても、
単なる「井戸端会議」の域を超えていない、と感じるからだ。
その点、インターネットに書き込まれる「視野の広い人たち」の
自由な発想、アイデアは、根拠が必要とされるデータではなく、
こうすればいいのに・・という提案型が多い。
マスメディアの番組出演と違って、大胆な発言ができる分、
あっ、これいいな、と思う面白アイデアが満載の世界だ。
最近メモしたのは、買い占めを阻止するアイデア。
「おひとり様、1個」より「2個目以降は1万円」と表示する。
どうぞ、いくらでもお持ちください・・と書いて欲しい。
その他「マイナンバーカード」で決済できるようにして、
「マイナンバーカード」所持者に電子マネーを支給するなど・・
この機会を活用して進んでいない施策を組み入れてしまう発想は、
非現実的かもしれないが、頭が柔らかいな・・と感心する。
私たち小市民は、こんなことを考えながら、自粛を楽しみたいな。



2020年03月30日(月)
スター・ウォーズのセリフじゃないから、わからんか

映画「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」(ジョン・ワッツ監督)から。
スパイダーマンとして世界を守るか、友達との楽しい時間を優先するか、
たぶん、真剣に悩んだのだと思う。(笑)
そんな彼に、こう、アドバイスをする人がいた。
「冠をいただくものは心休まらず」
上手いなぁ、とメモしていたら、次に発せられたフレーズが面白かった。
「スター・ウォーズのセリフじゃないから、わからんか」
映画の中に、映画の台詞が引用されるケーズはあるが、
ほんの少し前までは、ほとんどが映画「ゴッド・ファーザー」から。
しかし、今回の例えから考えると、若い人たちにとって、
映画「スター・ウォーズ」に出てくる名台詞の方が、分かりやすいようだ。
でも、どんな時代でも映画のワンシーンが、引用されるところが、
洋画らしいなぁ、と思う。
邦画だと、誰もが知っていて、人生の教訓となるような台詞が少ない。
意外と、ジブリ作品とか、新海誠さんの作品などに代表される、
アニメ映画の方が名台詞が残っている気がする。
これも、洋画・邦画の違いかもなぁ。どちらが良いと言うわけではなく。



2020年03月29日(日)
本というのは友達がしないことをしてくれる

映画「最高の人生のはじめ方」(ロブ・ライナー監督)から。
「最高の人生の〜」シリーズか、と思いながら、
ラストは、ハッピィエンドなんだろうな、と予想しての鑑賞。
その部分では、ちょっぴり先入観が入りすぎたな、と反省した。
ただ、書き出したメモを眺めると、ストーリーとは関係ないが、
あっ、これ、わかるわかる・・という台詞が多かった。
それは、弔辞の一説であったり、女性を口説くときの台詞、
コンビニ店員との会話など、バラエティに富んでいた。
その中で、私が一番面白がったのは、
「本というのは友達がしないことをしてくれる。
考えたたいときに黙ってる」だった。(笑)
今や、好むと好まざるにかかわらず、情報や雑音が溢れ、
自分1人、静かな時間を持つことが難しい時代になった。
だからこそ、何もない場所で読書することは、贅沢だと言える。
それだけ夢中にされてくれる本と出会えた時、
人間は、ちょっぴり心が深くなるような気がする。
物語後半に、こんな台詞が待っていた。
「娘たちに人生の喜びは心の探求だと教えてるの」
自分の心だけは、自分で育てるしかないんだよなぁ。



2020年03月28日(土)
今年の「エイプリールフール」は「自粛」を

あと数日で、4月1日がやってくる。
「新型コロナウィルス」で緊迫した雰囲気の中、
新年度(2020年度)がスタートするが、
年に一度、嘘をついても良いという風習として、
エイプリルフール (April Fools' Day) の日でもある。
ネットで調べてみると、例年では「4月1日には、
世界中で新聞が嘘の内容のニュース記事を掲載したり、
報道番組でジョークニュースを報道したりといったことが
広く行われている。インターネットが普及してからは、
実用性のない冗談が公開されたりする」とあった。
世界中の人々が「新型コロナウィルス」対策を練っている
今年だけは「エイプリルフールだから」を理由に、
嘘の情報を流したり、シェアする行為を禁止して欲しい。
SNSなどに投稿する人の中には、今の緊張した空気が読めず、
周りが大騒ぎすることに喜びを感じる愉快犯も存在する。
もちろん、こんなことまで規制しなくても・・と思うが、
どの情報が「正しい」か「嘘」かわからないからだ。
「緊急事態宣言」が4月1日だったら、国民は戸惑うだろう。
こんなこと心配するのは、私だけかもしれないが、
こんな時だからこそ、ジョークでは済まされないことを、
国民に周知して「4/1嘘の投稿自粛」を要請して欲しいな。



2020年03月27日(金)
東京都民よ、日本国民が注目していることを忘れないで

ちょっと過激的なワンフレーズになってしまったが、
非常事態に近い日本の首都、東京には、
どんな意識を持った人たちが住んでいるのか、
週末の東京都民の動きを、全国の人々が注目している。
いや、全世界の人々と言っても、過言ではない。
3.11の東日本大震災をはじめ、多くの自然災害に対して、
地方都市の人々は、どんな時にも日本人としての誇りを胸に、
辛い、悲しい気持ちを我慢しながら、行動してきた。
例えば、東京都民の利用する電力のために、
地方都市に原発を建設し、その需要を支えてきたとも言える。
そんな彼らのために、計画停電などにも耐えてきた。
今度は、その東京都民が、日本の首都に住む日本人として、
地方に住む私たちが、さすが、東京都民と思えるような、
行動を示して欲しいと願う。
この週末、どんな東京都民の行動が飛び込んでくるのか、
期待と不安が交錯している。
とにかく地方の日本国民をがっかりだけは、させないでね。

P.S
とりあえず「緊急事態宣言」は出ていないけれど、
「緊急事態宣言」で可能となる措置を列挙しておく。
1.住民に不要不急の外出自粛要請
2.学校や福祉施設、映画館などの使用停止要請や指示
3.音楽、スポーツイベントの開催制限要請・指示
4.医薬品やマスク、食品の売り渡し要請、収用
5.臨時医療施設の土地や建物を強制使用