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しもさんの「気になる一言」
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2019年05月20日(月)
「よそ者」「馬鹿者」「若者」ではなく「本物」

なんの本だったろうか、もしかしたら新聞記事かも・・。
(情報源不明で申し訳ありませんが・・)
あっ、いいこと言うなぁ・・とメモをした。
「街を変えるのは『よそ者』『馬鹿者』『若者』とよく言われますが、
私は『本物』だと思っています。
最後までその事業をやり切れる人です。
今でも『よそ者だから違った発想ができるんだね』と
褒めていただきますが、よそ者のままでは地域との関係は築けません。
『覚悟を持ったよそ者』『責任あるよそ者』
『愛されるよそ者』と言って欲しいですね」と。
私の知り合いには、福岡県芦屋町に「地域おこし協力隊」として入り、
そこで一所懸命にまちづくりをし、その活躍が認められ、
その町の「町議会議員」にまでなった男性がいる。
彼は「よそ者」を「寄添者」(寄り添う者)と定義し、
どんな時も、住民に寄り添いながら、町おこしをしていた。
「人に町に心に 寄り添う者」が「よそもん」だと定義している。
彼は「余所者」(よそもの)ではなく、間違いなく「本物」だったなぁ。



2019年05月19日(日)
人は印刷された言葉を信じる

映画「告白小説、その結末」(ロマン・ポランスキー監督)から。
主人公の「エル」が実在したのか、妄想なのか?
彼女が、実在したのなら「デルフィーヌ」に接近した目的は?と、
一回観ただけでは、私の疑問は解決できなかった。(汗)
いつものように、ストーリーと外れるけれど、
気になるフレーズをメモして振り返ったら、
「人は印刷された言葉を信じる」と
「どんな作家も3面記事を題材に。なぜだと思う?
信頼できる情報だからよ」が浮かび上がった。
それだけ、印刷された書物や新聞記事の影響は大きく、
講演会で聴いたいい話やラジオ、テレビの放送とは違うことを
端的に表現していたと思う。
最近、映画の冒頭で見かける「事実に基づいた物語」のフレーズも、
この人間の心理を引きつけるには申し分ない。
たとえそれが「フィクション」であっても「ノンフィクション」だと
勘違いしてしまうほどの力を持っている。
だからこそ、誰もが気にも留めない新聞の三面記事であろうと、
実際に起きた事実だからこそ、作家は題材にしようとする。
そういうことなんだろうな、この作品で言いたかったことは。



2019年05月18日(土)
20年前にスタートして、回を重ねること、341回です

定年退職してから、少しずつ地域活動に顔を出すようにしている。
午前中は地元の区民と、グランドゴルフで汗をかき、
デビュー戦にも関わらず、ホールインオンを記録し、
皆にからかわれながらも、楽しい時間を過ごした。
そして午後は、私が社会教育課の係長だった時に始めた、
「清水町文化芸術活動促進事業 泉のまち音楽会」。
令和になって初めてのコンサートだけど、最近では、
地元紙の一面を飾った長寿番組ならず、長寿音楽会である。
演奏が始まる前、司会者の女性がこう説明してくれた。
「この音楽会、1999年5月、ちょうど20年前にスタートして、
回を重ねること、341回です」と。
年に一度の有名な演奏家のコンサートを、
月に一度、地元で活動している人のコンサートにできないか、
そんな思いから始めた音楽会は、見事に根付いた。
今回の出演者は「フレンドミュージック音の音楽教師」による
ジョイントコーサート。
(フルート・ピアノ・サックス・オーボエ・トロンボーン)
曲の合間に、演奏者が直接、楽器の説明をしてくれたり、
まさしく、私たちの狙いだった「草文化」が目の前で・・・。
自分が企画した事業が、今でも続いていることに感謝し、
出来る時は、お手伝いしようと感じた、土曜日の午後。
これこそ、地方公務員として生きた38年間の財産かもしれない。



2019年05月17日(金)
ムッとする匂いは、木の花が咲いてる証拠

GWを過ぎた頃から、毎朝の通勤で気になるのは、
柿田川公園に足を踏み入れた途端、鼻を突く「ムッ」とした匂い。
真夏に、突然夕立が来るな、と感じる時の、
あの直前に鼻につく、土埃の匂いにも似ている。
決っして、いい香りでもないし、お勧めできる匂いではない。
けれど、この匂いが何を意味しているのか、
その後、柿田川公園の木々がどうなっていくのか、
そんなことに思いを馳せると、あぁ、またこの季節がきたな、と
一年の過ぎゆく早さに、驚かされるばかり。
そう、この匂いは「木の花が咲いてる証拠」。
特に、 シイの木とか、ドングリがなる木は、匂いが強いので、
今年も、しっかりドングリの味を付けて、
秋には子供たちを喜ばせてくれるに違いない。
知らぬ間に、ウグイスの声は消え、また違った鳥がさえずり出した。
この柿田川公園の面白いところは、知らぬ間に季節が変わるのではなく、
その季節ごとに、人間の五感を刺激してくれる出来事がある。
今しばらくは、木々が一所懸命、命を繋ごうとしている匂いを
味わって過ごしたいものである。



2019年05月16日(木)
久しぶりに会ったから「鰻」OR「ファミレス」

千葉に住む、大学時代の友人から「今、旅行に出ており、
木曜日の夕方から夜に清水町の近くに行くけど、会える?」
というメールが、届いたのは、火曜日のお昼頃。
そして2日後の今日、柿田川公園エントランスで再会を果たした。
早く着いたら、インスタで見ている景色を探してみるよ、
と言っていたので、私なりのモデルコースを案内して、
「さてわざわざ来てくれたから、鰻でも食べようか?」と誘ったら、
「いや、近くのファミレスでいい」と言う。
「いいよ、俺がご馳走するから・・」と言い返しても同じ答え。
「だって、そんな場所では、長時間、話せないでしょ。
長くても、せいぜい1時間が限度。
それよりも、時間を気にせず、ゆっくり話せる所がいい」と
言い切った。
私は、久しぶりに会ったからこそ「鰻」でおもてなしを考えたが、
彼は「久しぶりだからこそ、ファミレス」を選択した。
男同士、それも60歳の還暦を過ぎた2人が、夕飯を取ったあと、
延々4時間、ファミレスのドリンクバーを活用して、話し続けた。
おかげで、LINEの友達になったり、旅行の話で盛り上がった。
2人にとって、尽きることのない話題は、全国に散らばる仲間の様子。
やっぱり「久しぶりに会ったから「ファミレス」」なんだろうなぁ。



2019年05月15日(水)
Siri、この曲ってなんという曲?

GW10連休、柿田川公園で、イベント情報発信中に、
柿田川にイメージにぴったりだよ、と言われ、
持参したCDデッキで流していたら、本当にいい曲だった。
けれど、いい曲だな・・と思っていたが、曲名がわからない。
「ねぇ、誰か、この曲、なんというか知らない?」と訊いたけど、
誰もわからないので、諦めようとしたら、スタッフの1人が
iPhone片手に、スピーカーの近くでこう呟いた。
「Siri、この曲ってなんという曲?」
えっ、そんなことできるの?と半信半疑で眺めていたら、
「今聞いています」とメッセージが画面に表示され、
「もう少し聞かせください」と続いたかと思ったら、
「池田綾子の”楽園ノスタ”のようです」と表示された。
正直、その検索能力に驚かされたし、どうやって調べるのか、
私の興味関心は、広がるばかりである。
もしかしたら、私の鼻歌でも、なんの曲でもわかるかな?(笑)



2019年05月14日(火)
「始めよう」「続けていこう」「取りかかろう」

映画「LBJ ケネディの意志を継いだ男」(ロブ・ライナー監督)から。
1963年11月22日、ダラスで暗殺されたケネディ大統領に代わり、
副大統領だったリンドン・ジョンソンが大統領に昇格した。
前任者が人気者だったので、何かと比較されたし、
精神的には、けっこう辛かっただろうな、と思いながら観ていた。
しかし、ラストシーンで、ジョンソン大統領は、国民に向けて、
もしかしたら、自分自身に向けて、こう就任演説した。
「1961年1月20日、国民に向かってジョン.F.ケネディは呼びかけました。
我々が進める仕事は最初の1000日間では達成できないだろう。
在任中や生きている間には実現できない目標かもしれない。
しかし、こう言った。『始めよう』。
本日気持ちを新たにして国民のみなさんにこう宣言したいと思います。
『続けていこう』」
そして、彼を支えるスタツフにも、
「ミスを恐れるな、何もしないよりマシだ。
ケネディは人々に希望を与えた、我々がその結果を出す番だ。
『取りかかろう』」と。
邦題「LBJ ケネディの意志を継いだ男」は原題「LBJ」を超えたなぁ。
「再出馬しなかった大統領は彼以降現れていない」のラストフレーズで、
より鮮明になった「LBJ」の政治姿勢である。



2019年05月13日(月)
一回戦から智弁和歌山

何気なくみていたテレビ番組だけど、その企画が面白く
久しぶりにメモしながら、みてしまった。
その中のワンコーナー「10文字作文」というもの。
司会者がテーマを発表し、どれが一番秀逸だったかをトークする。
企画的には、とても単純だけど、奥が深い。
「短歌31文字」より「俳句17文字」の方が、凝縮されている気がするし、
「川柳17文字」より、この「10文字作文」の方が、
クスッという感覚、わかるわかる・・と感覚、インパクトが強かった。
今回のお題は「10文字作文 テーマは『残念』」
その回答として、私が一番ウケたのは「一回戦から智弁和歌山」
せっかく甲子園に出場したのに、初戦の相手が強豪「智弁和歌山」。
そのがっかりさ、残念な気持ちが、この10文字に表現されている。
実は「ただいま、ただいま!!」というのも面白かった。
仕事で疲れて帰宅して、玄関に入り「ただいま」と声を掛けたが、
誰かも返事がない。その「残念さ」が、もう一度、大きな声で
「ただいま!!」と言わせているイメージが浮かび上がった。
私の説明があっているのかわからないけれど、
「テーマ」と「文字の制限があればあるほど」、私は好きだ。
この企画を思い出すためには「一回戦から智弁和歌山」だな。(笑)



2019年05月12日(日)
あっ、Facebookでいつも見ている景色と同じ

GW10連休、柿田川公園で毎日、情報発信をしていたが、
時には、多くの来園者に混じり、公園散策をしてみると、
また違った声が耳に入ってきて、参考になったり、反省したり。
その中で、一番嬉しかったのは、(ちょっと自己満足の世界だけど)
「あっ、Facebookでいつも見ている景色と同じ」というフレーズ。
もしかして、私が管理人をしている「Facebookページのこと?」
その写真、毎日投稿しているのは私です・・と言いたかったけれど、
それはぐっと我慢して、そばでニコニコして聴いていた。
とにかく「定点観測」のように、なるべく同じ場所から撮影し、
晴れの日の柿田川公園も、雨の日の柿田川公園も、アップしている。
特に、自分の評価を求めるためにしていることではないが、
やはり、私も人の子、誉められると心から嬉しいし、
よし、これからもこういう人たちのために、
できる限り「柿田川の魅力 お裾分けします」の精神を持って、
出し惜しみせず、情報発信していこう、と決めた。



2019年05月11日(土)
マイブームは「定点観測」

「趣味は家族サービス」と書いた途端、大笑いされ、
続いて「マイブームはなんですか?」という質問が届いた。
「マイブーム」とは「my+boom」の和製英語。
自分の中での流行。自分が現在集めているもの、
興味をもっているものごとをいう。
そう考えると、趣味とはちょっと違う気がして、
最近の生活を振り返ったら「定点観測」が浮かんだ。
あるものを、同じ場所、同じ視点で、長期に観測することで、
今ままで見えてこなかったものが発見できるから、
私は「定点観測」が好きだ。
それは「柿田川」の撮影に対しても、同じ視点だからこそ、
季節の移ろいや、微妙な変化の発見に気づくことが楽しい。
実は、人間関係も同じ。
同じ環境、同じ距離感で長年付き合っていると、
あれ、以前はこんな考え方してたのに・・と思うこともしばしば。
言い換えれば、その人の「成長」(後退)を垣間見ることができて、
これまた、私にとっては、マイブームと言える。
しかし、これには大きな前提条件がある。
「定点観測」を支えるのは「継続力」であり、
周りからどう評価されようが、あまり変化が感じられなくても、
自分を信じて続けていくこと。
逆にこれさえできれば「定点観測」は、誰にもできる。
是非、お試しあれ。