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しもさんの「気になる一言」
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2019年05月10日(金)
狙いはお前のイメージだ

映画「ゴールデンスランバー」(ノ・ドンソク監督)から。
作家・伊坂幸太郎さんの同名小説の映画化、それも韓国版。
勿論、小説も読んだし、堺雅人さん主演の日本版も観た。
共通するテーマは「世の中はイメージが優先される」なんだろう。
日本版は、マスコミの人権を無視したような報道に対して
「お前らのやっている仕事は、人の人生を台無しにするかもしれねぇんだ。
それくらいの覚悟は持てよ」と投げ捨てた台詞が、気になる一言だった。
今回は、国家ぐるみのイメージ戦略について、メモが増えた。
主人公が犯罪者にさせられた映像を見せられ、驚きながら、
「(たしかに)僕の声だけど、やってない」と主張すると、
「そう、ねつ造だ。つまり世の中はイメージなんだよ。
我々が流す映像次第で君は英雄にもなるし、人間のクズにもなる」
また別のシーンで「なぜ僕が? 平凡な人間なのに」と問えば、
やはり「狙いはお前のイメージだ」と言い切り、こう説明する。
「模範市民の裏の顔。世間が好きな筋書きだ。
信じていた奴に裏切られたら腹が立つだろ?
世間の目は犯人に集中し、事件の本質については無関心になる」
さらに「世間を騙すのは簡単だよ」と言い、
「なぜわざわざ、僕のような一般人に?」という主人公に
「誰もが標的になり得る。利用価値があれば誰でも」と答える。
悪態をつく悪い奴らの良い行動よりも、
善人者と評価されている人の悪い行動の方が、
注目されるんだろうな、今の世の中、とほほ。



2019年05月09日(木)
静岡県「人づくり推進員」の委嘱状交付式

定年退職する直前、もしかしたらお願いするかも・・と打診があり、
退職後に、静岡県文化・観光部総合教育課より、正式な通知が届いた。
そして今日、静岡県「人づくり推進員」の委嘱状を、特別会議室で
川勝平太静岡県知事より、直接、手渡しでをいただいた。
静岡県が進める「有徳の人」づくりへの県民の理解を深め、
県民自らが行う人づくり実践活動の促進を図るため、
家庭や地域における子育てや人づくりの助言をすることが役目。
現在101名が活躍しているという「人づくり推進員」の
仲間入りを果たすことができて、大変光栄である。
メンバーを見ると、やはり元学校の先生や実績のある方々が多く、
やや緊張してしまった、というのが本音である。
しかし、もっと緊張したのは、懇談の際、川勝知事の席が、
私の目の前だったので、近距離でずっと対面する形になったこと。
そんな状態で、自己紹介と取組み、抱負を語ることに・・。
「3月まで『人づくり推進員』を推薦する側の立場だったので、
今回、このように推薦される立場になり、恐縮している。
しかし、せっかくこのような機会を与えていただいたので、
『柿田川の価値を維持し高める続ける』取り組みを通して、
県の考えている『有徳の人』『人づくり』に協力したい」(概略)
と話したが、良かったのかな。(汗)
活動のフィールドが、ステッフアップした感じだが、
私にできることは、やっばりこれしかないから・・。

P.S.
(5/9) 若くして他界した父親の43回目の命日だったので、
仏壇に手を合わせ、今日のこと、報告しました。



2019年05月08日(水)
名門を汚すのはリコールじゃない、不正なんだよ

映画「空飛ぶタイヤ」(本木克英監督)から。
ストーリーは、予想通りの展開だったので、驚きはなかった。
テーマの1つである、大企業によるリコール隠しの現実が、
浮き彫りにされたけど、主役は誰?と思うような場面も。(汗)
そんな中、大きな組織であればこそのセリフが面白かった。
「誰が書いたかわからない書類は握りつぶされるでしょう、
それがウチの社風です。発信する前にはまず名前を名乗る」
「君にとってベスト職場と言うのはどういうものだろうか?」
「ベストかどうかを言っても仕方ないと思いますが、
会社には戦略がありそれに沿った組織作りがあるわけですから」
「私どもの組織と言うのは、若干一般には理解しづらい部分もありまして、
正直いつ調整がつくのかわからないところがあります」
「澤田課長がどんな素晴らしい企画を立てても、
現場で通すのは不可能です。企画の中身ではなく、政治的な判断で」など、
大きな組織になればなるほど、あり得そうな会話だな、とメモをした。
そして、大企業のリコール隠しを捜査した刑事が、狩野常務に向かって、
取調室で言い放つセリフが、面白かった。
「ホープ自動車っていや名門企業じゃねえか。
名門を汚すのはリコールじゃない、不正なんだよ」
そうそう、今回の作品は、このワンフレーズに尽きるな。



2019年05月07日(火)
やはり「10日間、柿田川公園三昧」・・正解だったな

GW10連休が終わり、また元の生活に戻った。
振り返る必要もないけれど、振り返って見るのも面白い。
だって、大人になって、年末年始より長い休暇なんてなかったのだから。
休みが明けた方が楽・・なんていう人もいるし、
成田空港へ着いた子どもに、どこへ行ったきたんですか?と
インタビューするニュース映像に、イラっとしたり。(汗)
GWだから、楽しいことしなくちゃ、どこかへ出かけなくちゃ、と
あちこちのイベントに出かけ、insta、Facebook、twitterなどに、
投稿している人たちのなんて多いことか。(笑)
私は、毎日、柿田川公園の同じ時間帯、同じ場所で過ごしていた。
定点観測のような10日間だったけれど、そこから得たものは、
今までとは違った景色だったり、違った考え方だったり。
うまく言えないけれど、判断に際して、ブレない軸みたいなものが、
自分の中に生まれた気がする。
「10日間、映画三昧」「10日間、読書三昧」なども考えたが、
やはり「10日間、柿田川公園三昧」・・正解だったな。



2019年05月06日(月)
西暦が「ページ」なら、元号は「章」だね

「平成」から「令和」に変わる数日、まるで新年を迎えるように、
国全体が活気に満ち溢れ、久しぶりのイベントに湧いていた。
しかしながら「西暦」があるのに「元号」が必要なのか、
私たち日本人にとってどういう意味を持つのか、
そんな話はなかなか耳に入ってこなかった。(私が見てないのかも)
そんな中、ある番組でこうコメントした人がいた。
「おめでとうございます、っていうものなんですかね?」
私と同じ疑問だったので、思わずメモをした。(笑)
元号が変わるってことは、新年と同じように、めでたいことなのか、
へそ曲がりの私は、そんな視点で眺めていた。
でも、これだけ盛り上がっているのだから・・と認めながら、
北野武さんのコメントが的確で、なるほどと思ったのでメモをした。
「西暦が『ページ』なら、元号は『章』だね」
これから産業界でも教育界でも「西暦」と「元号」を比較し、
どちらを使うべきか、なんて議論が起こりやすいが、
実は、完全に別物であり、比較するものでもない。
そういう意味では「西暦が『ページ』元号は『章』」という発想、
わかりやすい気がする。



2019年05月05日(日)
「MAY THE FORCE BE WITH YOU.」だから「スター・ウォーズの日」

昨日の「気になる一言」を書いた後に知った情報なので、
1日遅れだけど・・(笑)、面目ない。
でも、書かずにはいられなかったので、お許しを。
人気SF映画「スター・ウォーズ」が記念日になった情報だけど、
記事を読むと、今年限りのこと、ちょっと残念。
私が気になったのは「アメリカ・カリフォルニア州議会」が宣言したこと、
また作品中の決め台詞「フォースと共にあらんことを」をもじったこと。
波及効果による増収や雇用創出のために、議会が積極的に動いたらしい。
行政の監視役のイメージが強い議会が・・と驚いた。
冒頭紹介した決め台詞「フォースと共にあらんことを」は、
英語では「MAY THE FORCE BE WITH YOU.」。
「May the 4th」(5月4日)と、音が似ている、という理由で、
「スター・ウォーズの日」とするところが、実に面白い。
単なる「スター・ウォーズ好き」の人たちの企画ではなく、
州を挙げて取り組むところが、アメリカらしい。
日本の場合、カレンダーの月日に語呂合わせの場合が多いけれど、
もう一捻り、ニヤッとするような何かが欲しいよなぁ。

P.S.
私のお気に入りは「毎月22日はショートケーキの日」
オチは(カレンダーを見ると)上にイチゴ(15)日がのってます・・かな。



2019年05月04日(土)
バスツアーは、基本的には平日が多いよ、土日は難しい

GW期間中、柿田川公園エントランスで、観光客に対して
伊豆・富士・箱根地域のイベトン情報などをお届けしている。
私は、バスツアーのお客がドッと押し寄せることを想定していたら、
予想外に、バスツアーの観光客が少なくて驚いた。
これもまた、屋外で雰囲気を経験しないとわからなかったこと。
それでも、なぜ少ないのか気になって、観光ガイドさんらに訊いたら、
たぶん渋滞がひどいので、ツアーとして組めないんじゃないの?
帰宅時間などが、ひどく遅れるとクレームの元だからね、
バスツアーは、基本的には平日が多いよ、土日は難しい、
そんなアドバイスをもらって、納得した。
ということは、土日祝日、GWなどの休日は、ファミリーか、
会社などの団体旅行、近隣に住む人たちが訪れているということ。
それがわかっただけでも、結構収穫だったな、今回の試みは・・。

P.S.
おかげで、どこにも出かけていないのに、日焼けしています。



2019年05月03日(金)
新聞記事で見るのは、終わった後なのよね

昨日紹介した、人気だった「あたみのビール祭り」「伊勢海老磯まつり」
のチラシを手にした中年の女性が、嬉しそうに、私に話しかけてきた。
「よかった、これ、行きたいも行きたい、と思うけれど、
新聞記事で見るのは、終わった後なのよね」
そう、写真入りで掲載される新聞記事は、こんなことがありました、と、
翌日に掲載されることが多いので、知った時はもう終わっている。
かといって、事前告知は、当日の様子を伝える写真がないから、
どうしても、文字だけの目立たない記事になってしまう。
このジレンマを解消するには、あそこに行けば、
伊豆・富士・箱根地域のイベント情報が揃っている。
そういう情報ステーションが必要だな、と改めて実感した。
それにしても、こんなに近くでイベントが溢れていて、
主催者は、大勢来てくれるかなぁ・・と心配にならないのかな。(汗)



2019年05月02日(木)
一番人気は「あたみビール祭り」のイベントチラシ

やっとGWらしい晴天に恵まれた柿田川公園、特設案内所。(笑)
ただテープル1つ分に乗る程度の「伊豆・富士・箱根」イベント情報を
観光客を相手に、屋外でのんびり会話しながら情報発信している。
特に、明日から3日間(5/3・4・5)は、各地域でイベント目白押し、
事前に協力を仰いで、チラシを送っていただいたものの中では、
「第6回 春のあたみビール祭り」が一番人気。
次いで「第10回 春のそれ伊豆山 伊勢海老磯まつり」。
熱海から柿田川公園に来たという観光客でさえ、
地元だけど知らなかった、・・というオチはついたものの、
やはり「熱海市観光協会」、チラシの作り方がうまい。
イベント名、キャッチコピーなど、何か面白いイベントないかな?と
思っている人には、最高のレイアウトになっている気がした。
今回、GW10連休に配布したイベント告知キャンペーンは、
私にとって、チラシづくりの貴重な参考資料となった。
この現場で感じた生データ、早速、使わせていただこうっと。



2019年05月01日(水)
振り返るなら、4月30日を走りきってから・・

新元号「令和」が、4月1日に発表されてからというもの、
一年の年末、12月(師走)のような盛り上がり方が気になった。
まだ、4月の1ヶ月残っているにも関わらず、
平成30年間を振り返る特集記事、特集番組が組まれ、
これでもか、というくらいテレビ画面、新聞紙面を賑わせていた。
私は、毎年の年末(大晦日)に同じようなことを書くが、
振り返るなら、4月30日を走りきってから・・と思っていた。
それでは、新元号「令和」のスタートに好発進できない、
そう主張する人たちがいるかもしれないが、
別に異論を唱えているわけではないことをご理解願いたい。
「走りきること」「最後まで手を抜かないこと」の大切さを、
いつも感じているからこそ、気になる一言に残しておきたい。
最後の1ヶ月、最後の1週間、最後の1日を、生ききってこそ、
新しい「令和元年5月1日」が、新鮮な気持ちで迎えられるのに。
そう感じた「平成31年4月30日〜令和元年5月1日」は過ぎ、
明日は、どんな「令和元年5月2日」になるのか、楽しみである。
いつまで続くのだろうか、このフィーバーぶりは。(汗)