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しもさんの「気になる一言」
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2018年06月30日(土)
ポーランドの国旗も「紅白」だった

以前、日の丸と同じ「白地に赤く」の国旗である
「カナダ」と言う国は、なぜか他国より親しみがある、
そんなことを書いた記憶があるが、なんと
サッカー・ワールドカップのグループ最終戦の相手、
ポーランドの国旗も「紅白」だった。(汗)
(「赤」の色の濃さが、ちょっと違うけれど・・)
だからと言うわけではないが、大事な試合にも関わらず
コロンビア、セネガル戦より、力が入らなかった。(笑)
さて、あの「事件」ともいえるような「戦略」は、
どうしても「日本」にスポットが当たってしまうが、
対戦相手「ポーランド」の「戦略」でもあったはず。
決勝トーナメントに進めず、予選敗退にもかかわらず、
「勝点3」(W杯での「1勝」)で満足したチームは、
母国でどんな受け入れ方をされるのか、とても気になる。
私が思うに、サッカー・ワールドカップは、選手にとって、
全世界に自分をアピールする場でもあるなのだから、
出場する機会のなかった選手にそのチャンスを与える、
と言う意味で、先発メンバーの全員を変えるといった
選択肢はなかったのだろうか?
どうせ、予選敗退なのだから、思いきり暴れてこい!
みたいなことは、許されない「戦略」なのだろうか?
たぶん、この辺りの感じ方や考え方が、
私がサッカーを理解していない証拠なんだろうなぁ。



2018年06月29日(金)
彼らは「サムライ」ではなかった、と言うだけ

今、サッカー・ワールドカップ(ロシア大会)の「日本VSポーランド」、
この両チームの試合運び(戦略)に対して日本全体が大きく揺れている。
私は、サッカーのことはよくわからないので、
その選択が、正しかったのか、間違っていたのか、実は、よくわからない。
「本位ではないが、戦略としては仕方がない」
試合後、西野監督が私たちに残したコメントであるが、
「他力本願」が「戦略」と言えるかどうかの疑問は残ったままだ。
全国の人たちの、賛否両論渦巻く中、私も久し振りに心が揺れたので、
反論覚悟で、書き記しておこうと思う。
一言で云えば「彼らは『サムライ』ではなかった、と言うだけ」
多くの日本人の不満は「試合結果ではなく、戦い方」であり、
「負けるが勝ち」「逃げるが勝ち」という考え方が、気に入らない。
今まで「サムライブルー」と呼ばれる彼らを、応援してきたからこそ、
「サムライ」らしくない戦い方が受け入れられないのかもしれない。
「サムライブルー」は、平成21年(2009)に日本サッカー協会(JFA)が
発表したサッカー日本代表チームの愛称なのだから、
帰国後、この愛称が、あの戦い方で相応しいのか、考えて欲しい。
あのブーイングの中で堪え忍んだ精神力の強さは、サムライなのかもなぁ。

P.S. ポーランド国民の反応も気になるところであるが・・



2018年06月28日(木)
へぇ〜、そんなのやってるんだ

最近、土日の会議、イベントが多く、代休が貯まっていた。
そこで、現実は忙しいけれど、体を休めるために休暇をとる、
しばらく、このパターンが続きそうだ。
折角の休み、何をしようかな?と前日の夜から考えていたら、
「THE Mt. FUJI-ATAMI FILM & VR FESTIVAL」
(熱海国際映画祭 2018.6.28〜7.1)が目に止まった。
翌日、久しぶりにのんびり起きて、まったりした時間を過ごし、
国際映画祭の雰囲気でも味わおうかな、と午後、熱海に足を運んだ。
駅前は、いつものように観光客で賑わっていたが、
「国際映画祭」というのぼり旗やポスター、特設のテントなどは、
それなりに設置されていたけれど、私のイメージとは違った。
「国際映画祭」と銘打っているのだから、もっともっと
街を挙げてのイベントなのかと思っていたら、程遠かった。
坂道だけど、ブラブラ歩くのが楽しい「平和通り商店街」の
あるお店に入り「どこから来たの?」と訊かれたので、
「近くだけど、国際映画祭が始まったので・・」と答えたら、
「へぇ〜、そんなのやってるんだ」という答えで、ずっこけた。
成功の秘訣は、映画好きのクチコミと、街を挙げての雰囲気、
それに、また来年も来たい、というワクワク感。
ちょっと辛口な感想だけど、明日からの3日間に期待したい。



2018年06月27日(水)
ビアンカは、宣教師なんだ

映画「ラースと、その彼女」(クレイグ・ギレスピー監督)から。
観ていない読者に、ストーリーにあまり触れずに、
このフレーズを説明することがこんなに難しいなんて・・。(汗)
極端にシャイな主人公・ラースが、
ネットで購入した等身大の人形・ビアンカに恋をする。
彼が等身大の人形・ビアンカと話をしたかと思うと、
家族に紹介するようにこう言う。「ビアンカは、宣教師なんだ」
そして「聞いただろ? 人を救うのが彼女の使命だって」と。
失礼ながら、その場面、声を出して笑ってしまった。
もちろん彼の妄想なのだが、(「妄想性障害」らしい)
彼を愛する周りの人に支えられながら、物語はどんどん進んでいく。
ラストシーン、人形の彼女が死んで(?)、町中のみんなで埋葬する時、
牧師が「彼女は、宣教師でした」とスピーチをする。
「我々の気持ち(勇気)を試すかのような存在でした」と続けた。
ラースを傷つけないために、ビアンカを本当の女性のように接した人々、
その「思いやりの心」「温かい心」を思い出させてくれたのは、
タイトルが示す通り「ラースと、その彼女」だったに違いない。
人を救うのが彼女の使命・・宣教師・・なるほどなぁ、と後から思う。
周りの人の温かさに、くすっと笑いながらも、
その後にじ〜んとさせられ、何度も何度も涙がこぼれた映画となった。
是非、多くの人に観て欲しい作品である。



2018年06月26日(火)
前日の夜、翌日の行動を鮮明にイメージする

最近、朝から晩まで会議の連続で、ゆっくり出来ない。
例年以上に、私のスケジュール手帳が真っ黒なのに、
意外と、一つずつをこなしている感覚があるのも事実だ。
今までなら、もっとアップアッブしていたのに・・と
最近の生活行動を振り返ってみたら、ひとつ変えたことがあった。
寝る前に、自分の手帳を開き、翌日の行動をイメージすること。
ただ、それだけであるが、当日とてもスムーズに時間が流れていく。
時には、その会議で発言している自分や、反論している自分の
イメージが鮮明に浮かぶこともあり、可笑しくなる。
あとは当日、脳の指令にまかせて、体が動いているだけ、
そんな体験を味わっている、と言ったらいいだろうか。
忙し過ぎると、考えることも面倒くさくなるが、
今回は、毎日があっという間に過ぎていくのがわかる。
定年を控えて、ゆっくりとした一年・・は許してくれそうもない。
まぁ、私にお似合いの最後の一年になりそうだな。



2018年06月25日(月)
ファール(反則)のシーン、見たくない

日曜日の深夜、明日から1週間が辛いだろうなぁ、と思いつつ、
眠たい目を擦りながら観続けた、サッカーのワールドカップ。
野球好きの私でさえ、日本戦に限らず、テレビ観戦とはいえ、
多くの試合を観戦している。
しかし、気になるのは、サッカーならではのリプレイシーン。
ゴールシーンを始め、オフサイド、ファール(反則)など、
審判のホイッスルが鳴ると、瞬く間に、その反則を映し出す。
驚くのは、お互いの選手が、相手の手首を掴んだり、
ユニフォームをひっぱったり、足を引っ掛けたり、と、
えっ、超一流の選手と呼ばれる人達は、審判の見えない所で
こんなことをしているのか・・と感じるシーンを、
子供たちが、何度となく見ることになっているということ。
そして、一流になるには、こういうことも必要だ、と
勘違いしてしまうことが一番怖いな、と思う。
素晴らしいゴールシーンよりも、反則シーンが多いのは、
審判のジャッジを正当化するために必要なんだろうなぁ。
それでも・・う〜ん、ちょっと残念な気がする。



2018年06月24日(日)
他人の駄作を観ながら、飲むビールが一番美味い

映画「僕らのミライへ逆回転」(ミシェル・ゴンドリー監督)を観た。
ビデオ屋の留守を頼まれた若者が、あるハプニングで、
店内のビデオのほとんどが、電磁波で消えてしまったことを契機に
仕方なく、自分たちで「名作をリメイクする」ことにした。
ただそれだけのことだけど、そのドタバタが面白い。
最近、巷では、市民参加のまちづくりとして、
「映画製作」が話題に上るが、基本はこれかもなぁ、と感じた。
映画って、観るのも楽しいけれど、やはり作る方が楽しい。
プロではないから、当然完成度も高くないけれど、
やはり、自分で脚本・ストーリーを考えて、撮影する。
それも、自分の知人・友人を総動員して・・。(汗)
そして、最後に試写会(上映会)を開催し、みんなで大騒ぎ。
それこそ、私が目指す「映画を題材にしたまちづくり」である。
せっかく作るのだから、と完成度が評価されるけれど、
そんなことは、二の次。まずは、制作してみることから。
今の時代、スマホでもタブレットでも、制作可能だし、
まずは、関わったいる人たちが、楽しい活動がいい。
駄作を観ながら、大笑いするのがいい。
いやいや、他人の駄作を観ながら、飲むビールが一番美味い。



2018年06月23日(土)
生きていて良かったぁ〜って感じです

この季節、週末の楽しみは、第2、第4土曜日のボランティア。
そう、柿田川の外来種駆除。
最近、中学生〜高校生の学生達が、やや大きめの胴長靴を身につけ、
「柿田川」の中に入り、豊かな感性を思いっきりオープンにし、
各々の感じ方で、その魅力に触れていた。
「初めて、柿田川に入った感想は?」と訊ねたら、
「気持ちいいですね」と言うので「どんな感じ?」と訊き直すと、
「生きていて良かったぁ〜って感じです」とサラッと答えてくれた。
「陸上で見るのと川の中に入るのは、こんなに違うのかと思った」
「うそでしょ?って感じですかね」など、それぞれで楽しかった。
特に、沼津高専の生徒たちには、柿田川に興味津々。
自分たちの持ってる技術を、なんとか柿田川で活用できないか?と
駆除作業しながらも、常に考えているようだったので、
「ねぇ、空中ドローンではなく、水中ドローンって作れない?」と
半分ふざけながら訊いたら、なんと「できるかも・・」。
いや、ほとんど出来ていて、試す場所が見つかったって感じ。
柿田川の水中を、水中ドローンで映す「ロボットコンテスト」
う〜ん、楽しみがひとつ増えたなぁ。



2018年06月22日(金)
足が白い沢蟹は初めてみます

毎日、大好きな「柿田川」の様子を、Facebookに投稿し、
四季折々、表情を変える、この川の景色を伝えている。
先日、梅雨入りをした日、しとしと雨が降り続き、
今日あたり、サワガニが大量発生するな、と思っていたら
案の定、足の踏み場もないほど、発見できた。
私は何気なく、サワガニの様子を写真と動画に撮り、
アップしたら、予想外の反応があった。
「足が白い沢蟹は初めてみます」
実は、そのコメントをみて、逆に私が驚いてしまった。
柿田川で観る沢蟹は、ほとんど「白色」。
逆に、褐色の方が珍しいくらいなので・・。
生息地に偏りがあるようだけど、原因がわからない。
なぜ柿田川では、両方観ることが出来るのか、
絶好の研究テーマをいただいた気になった。
毎日観ていると、何も不思議に感じなかった「白い沢蟹」、
全国では珍しいんだって、へぇ〜。(汗)



2018年06月21日(木)
彼女の殺意をあなたが忖度した

映画「三度目の殺人」(是枝裕和監督)から。
なかなか難しい作品だったので、モヤモヤ感は残ったが、
キーワードは「忖度(そんたく)」かな、と感じている。
忖度とは「他人の心情を推し量ること、
また、推し量って相手に配慮することである。
「忖」「度」いずれの文字も「はかる」の意味を含むようだ。
「流行語」として話題になったが、本来は悪い意味ではない。
しかし今回は、いくつかの場面で「忖度」が見え隠れする。
裁判官が導きたい方向性を、検察官・弁護士が忖度する、
食品偽装を、自分たちの生活の為に口封じ、それも忖度。
そして、最期まで分からずじまいの殺人動機も、
仮説であるが「彼女の殺意をあなたが忖度した」と言い切る。
もっと複雑なテーマがあるのかも知れないが、
鑑賞中にメモしたフレーズを眺めると「忖度」と言う単語が、
妙に引っ掛かったから。
「本人の意志とは関係ないところで、人は生まれてきたり
理不尽に、生命を奪われたりしてるってこと」の台詞も
意外と記憶に残っているのでテーマは「理不尽」かもなぁ。