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しもさんの「気になる一言」
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2018年11月17日(土)
「写真」を撮っている姿がプロモーション

今週は、鮎の産卵シーンのネタが多いが、
期間限定、条件が揃わなければ観られない光景なので、
お許し願いたい。
週末、行楽シーズンなので、いつもより観光客が多いけれど、
目の前で「天然鮎の産卵」が繰り広げられているとは誰も思わない。
だから、誰かが呼び止めない限り「水がきれい」「湧き水がすごい」
そんな感想を口にして、駐車場へ向かう人が多いので
「教えたくて、伝えたくて」ウズウズしてしまう私がいる。(笑)
けれど、観光ガイドでもないし、余計なお世話になると困るので、
どうしたら、気に留めてもらえるか、作戦を考えた。
それが、ややオーバー気味に驚きながら、色々な角度から
スマホのシャッターを切ること。(もちろん本当に撮影するけど)
その様子を見て、素通りだった観光客が立ち止まり、
目の前の黒い固まりを見つけた後、それが魚の気付き、
それも、鮎だと知り、同じように「写真」を撮り出す。
インスタグラムなどに投稿してくれたら、もっと嬉しい。
「観光ガイドブック」や「パンフレット」に掲載するよりも、
「ホンモノを見せる」ことの方が、宣伝効果は大きいはず。
なんたって、無料のプロモーションだから。
最近の気付きとして、メモを残しておこうと思う。
「『写真』を撮っている姿がプロモーション」
ガイドの仕方、変えなくちゃいけないかも・・(笑)



2018年11月16日(金)
また、観に来ちゃったよ

毎朝の通勤時、柿田川公園で、すれ違う男性がいる。
朝の散歩コースに「柿田川公園」が入っているようだ。
始めは、無言ですれ違っていたのが、
「おはようございます」と挨拶を交わす関係になり、
続いて「今日は寒いですね」等、一言ずつ増えていった。
最近の会話は「まだ、アユいますよ」「毎日が楽しみですね」
「アユの産卵」ネタで、立ち止って会話することも増えた。
先日「朝のアユも面白いですが、昼間はもっと活発ですよ」と
情報提供をしてみたら、さっそく見にでかけたようだ。
私が昼食後の散歩で、柿田川公園をぐるっと回ったら、
朝挨拶したばかりの彼が、照れくさそうに言った。
「また、観に来ちゃったよ」
「はい、わかります、その気持ち」と返してお互いが笑った。
「柿田川公園」を散歩しているだけで、
いろいろな人と交流ができるのも、嬉しいな。



2018年11月15日(木)
なにか、困ったことはないか?

今年度、わが町の文化イベントで力を入れていた
「若山牧水最後の高弟 大悟法利雄回顧展」で、
大変お世話になった方が急に他界し、お通夜に参列した。
読経が始まる前にモニターに流れる「思い出の写真」の中に、
この企画展について、地元新聞社に取材された時の記事が
大きく映し出され、私の涙腺を緩ませた。
家族からも「いい思い出ができました」と感謝され、
我慢していた涙が、溢れてしまった。
(「感謝」するのは、間違いなくこちらの方だから・・)
そんな彼の人柄を表わす話を、菩提寺の住職が明かしてくれた。
20年前、若かった頃の住職に、彼は何度となく声を掛けた。
「なにか、困ったことはないか?」
その言葉に励まされて、ここまでやってこれた・・と、
度業が始まる前に挨拶した住職も、驚いたことに泣いた。
振り返れば、私たちの企画展にも、体調が悪いにもかかわらず、
何度も会場に足を運んでは「なにか、困ったことはないか?」と
私に声を掛けてくれたのが思い出される。
もう一度、ゆっくり話がしたかったなぁ。
でも、あの笑顔を見ると、泣いてしまうかもしれない。(合掌)



2018年11月14日(水)
「宝くじ」のハズレ券が「当たった」(汗)

1年間買い続けている、宝くじが当たった。
当たったことには変わりないのだが、ハズレ券が当たった。
毎年、9月2日を「宝くじの日」(9/2=クジ)と定めたのを記念し、
昭和48年から始まった行事で、宝くじのハズレ券を対象とした、
いわば「敗者復活戦」であるが、それでも嬉しい。
賞品は、お米や今治タオルなどから選ぶことになっていた。
これも何かの記念だと、その中から「タンブラー」を選び、
今か今かと待っていたら、やっと自宅に届いた。
一等の組違い(10万円)など、かすったことは何度もあるが、
やはり、ハズレはハズレ。
その点、今回は「ハズレ券でも、アタリはアタリ」(笑)
こういう小さな幸運の積み重ねが、いつの日か、
大きな当選につながることを夢見ている自分が可笑しい。
私も、既に還暦を迎えた60歳。
神様、せっかく「宝くじ」を当ててくださるのなら、
足腰がしっかりし、自由に旅行にでも出かけられる年代、
そう言い換えれば、ここ数年の間にしてください。
出来れば、年金支給が始まる63歳前にお願いします。
みんな同じこと考えて祈っているんだろうなぁ。

P.S (記念に記しておく)
『宝くじの日 お楽しみ抽せん』当せん番号決定!
下4ケタ3985番



2018年11月13日(火)
直接見ると感動しますが、写真だと若干気持ち悪さが・・

わが課のスタッフには、柿田川のアユの遡上と産卵シーンを
直接、現場で見てくるように指示を出した。
他市町、全国からの観光客、もしかしたら外国人に訊かれても、
その様子が伝えられないとしたら、それは恥ずかしいこと。
いくら「わが町の宝、日本の宝」と口にしたところで、
この川の凄さを自分の目で確かめないと、わからないから。
ところで、見てきた感想は?と訊ねたところ、
「直接見ると感動しますが、写真だと若干気持ち悪さが・・」
そうだよ、そのとおり、と素直な感想が嬉しかった。
柿田川の凄さは、写真では表現できない気がしている。
ものすごい勢いの湧き間も、写真ではなかなか難しいし、
産卵のため遡上したアユの大群も、写真では真っ黒の塊。
やはり、動画の方が、この川はわかり易い。
しかし、その感想は「感動」にまでは辿り着かない。
やっばり「現場で直接見る」に勝る方法はないと思う。
その場の空気感や緊張感などを味わいながら、
アユの遡上と産卵シーンを眺めると、本当に感動する。
「いまだけ、ここだけ、あなただけ」
直接見るってことは、そういうことなんだよなぁ。



2018年11月12日(月)
「還暦女子旅」はターゲットだな

今年もわが町の芸術祭に、怖いもの知らずで参加した
中学校の同級生だけで楽しんでいる「混声合唱団・風の会」。
2月から11月まで、月に一度の練習、それも約1時間、
言い換えれば、年間10時間の練習で、芸術祭に参加してしまう
とんでもない「還暦男女」たちである。
今年の発表曲は「なごり雪」と「負けないで」の2曲であったが、
まぁ、それなりにハモれたのではないかと思っている。(それなりに)
その後「反省会」と称する打ち上げで、近況報告もしながら、
ランチを楽しんだ。
その中で、女性陣の一人から、今年は「還暦イベント」が多い、
先日も「還暦女子旅」に行って来た・・という話が、
なぜか私のアンテナに引っかかった。(もちろん、私も還暦60歳)
単なる「女子旅」ではなく「還暦女子旅」。
還暦を迎えた人達は、何か記念に・・と行動を起こす。
それは「60歳・3回目の同窓会」から「記念旅行」まで。
大学の卒業旅行とは、ちょっと趣きが違い、
子育てを終え、親の介護まで、ほんの束の間の自由時間、
いままで忙しくて行けなかった、仲のよかった友達との旅行も、
還暦を迎えた今だからこそ、ちょっと贅沢に・・のイメージがある。
観光地巡りではない、ゆったりした旅行を望む「還暦女子」。
観光業にとって「還暦女子旅」はターゲットだな。(汗)



2018年11月11日(日)
鮎って、こんな色になるんだぁ

柿田川の最上流部に設置されている、柿田川公園(舟付場)で、
1ヶ月ほど早い鮎の産卵を眺めていると、
多くの観光客が、驚きの声を挙げる。
まずは、その多さに驚き「うぁ、魚がいっぱい!!」
とくに男性陣の中からは「なんという魚だろうね」が多い。
「鮎ですよ」と私が伝えると、必ず不思議そうな顔をして
「鮎は、あんな色をしていないよ」と言い返す人もいる。
「実は、オスは産卵前になると『婚姻色』になるんです」
こう説明しても、納得しない人が意外と多いのも無理はない。
先日は、その場で若い人がスマホで「婚姻色」を調べ始め、
「婚姻色とは魚類や両生類、爬虫類などの一部の動物種で
繁殖期に現れる平常時とは異なった体色や斑紋だそうです」と
偶然居合わせた人たちに説明したのには、ちょっぴり感動した。
「こんな色の鮎、見たことがない」と首を傾げながら、
それでも「鮎って、こんな色になるんだぁ」と呟いた男性は、
「普段は滅多に見ることのない、天然鮎の産卵シーンを
眼の前で見ることができて、大満足だな」と喜んだ観光客。
これが柿田川の凄さなんだ、この魅力を伝えなくちゃ・・と
改めて「柿田川の魅力をお裾分け」を心に決めた。



2018年11月10日(土)
割り切れる? 人生が・・

文豪の恋愛短編小説を映画化したオムニバス・ドラマ(6編)、
「BUNGO ささやかな欲望」の1編。
映画「BUNGO〜ささやかな欲望〜握った手」(山下敦弘監督)から。
原作は「坂口安吾著『握った手』」。
主役の男女で「生き方」の話になる。
「人生を割り切っているだけなんだよ」
「割り切れる? 人生が・・」
「割り切るべきなんだよ、割り切ることを薦めるね」
この会話がなぜか、気になって仕方がなかった。
そして「割り切る」という単語も。(笑)
「割り切る」とは「割り算で、端数を出さないで完全に割る」
「(例外などを無視して)きっぱりと結論を出す」
「こだわらずにやる」などの意味がある。
要は、あまり小さいことにこだわって生きるより、
ダメなものはダメ、不可能なことは不可能、と判断して、
違う選択肢を見つけることも、生き方のひとつ。
そんな意味で「人生を割り切って生きる」方法もあるよ、
って言いたかったのかなぁ。
人生をいくつで割ったら割り切れるんだろう、
「2」かな「3」かな。(汗)



2018年11月09日(金)
PCのハードディスクがお腹いっぱい

基本的には、朝の通勤時と昼休みに「柿田川の今」を撮影し、
Facecbook ページ「『柿田川公園』最新情報お届け隊」と消し、
写真をスマホからアップ。
動画は、帰宅後、スマホからPCに取り込んで、
Facecbook ページ「柿田川evol」の管理人としてアップする。
ほぼ毎日のことなので、作業にストレスは感じないが
最近、困ったことがてできた。
例年より、産卵のための鮎の遡上が1ヶ月ほど早く、
毎日、撮影する写真と動画が、莫大な量になり、
PCのハードディスクを圧迫している。
一言でいうと「PCのハードディスクがお腹いっぱい」
このままではいけないま、と自覚し、
外部記憶装置にもパックアップをとっているが、
それでも、毎日のように増え続ける、柿田川の「写真と動画」。
整理して削除すればいいのだが、撮り続けきた作品は、
ピンボケでも、愛着が湧きなかなか削除できないのが私。
誰が、写真の整理の仕方、教えてくれないかなぁ。



2018年11月08日(木)
ウソが写すのは、人の心そのものだから

映画「祈りの幕が下りる時」(福澤克雄監督)から。
阿部寛主演、東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。
映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」(土井裕泰監督)との関連も
気になりながらの鑑賞となった。
冒頭、映像ではなく、文字で場面説明がある。
「仙台に田島百合子が、たどり着いたのは1983年の冬だった」
「母親の恋人、綿部俊一の消息をつかめぬまま16年の月日が流れた」
「現在」「東京都葛飾」・・・
もちろん作品の中で、年代を遡っていくとは思ったけれど、
やはり、最初に文字を読まされた感じは、違和感があった。
書籍を意識してのことなのか、脚本の妙なのか、私には分からない。
タイトルと台詞を繋げるフレーズは、演出家の浅居博美役を演じた
松嶋菜々子さんが呟く。
事件は「異聞 曾根崎心中」の公演初日くらいから話が展開し、
公演最終日に解決するような仕掛けに、ちょっと笑えた。
「もうすぐ幕が下りますね」
「やっと下ろすことができます。長い悲劇でしたけど・・」と。
その台詞をフォローするように、また文字が登場。(笑)
「ウソは真実の影、その影に何をみるのか。
それはきっと悲劇だけではない。
ウソが写すのは、人の心そのものだから」
映画で伝えたいことを文字にするのって、どうなんだろうなぁ。