空虚。
しずく。



 

今の自分は、とてもひどい顔をしている。
泣いてるのに、無理に笑ってる。
それが、すごくしんどい。

ただ、恋人としていたいだけなのに。
それだけなのに、
それだけすら、
どうして、叶えられないのですか。
恋人としてあの人を抱きたいのは自然な感情なのに。
それすら許してもらえないのはどうしてなのですか。

もう…僕でいられないよ。
何もかえってこない。苦しみしか。
それなのに、好きなのに。
僕には、「好き」しかないのに。
どこまで苦しいんだよ。
「僕」をもう奪わないで。

出来ない、ことをやるには…
もう、「僕」を消すしかない。
意識を落として、何も見えないようにするしかない。
何が行われても、「僕」じゃない。
すべて、君が望んだ「僕」のせいだ。

それで君が満足するなら…「僕」は死ぬよ。
もう二度と、こんな手段に頼りたくはなかったのに。

…君のせいだ。

君を殺したい。もういい、素直になるよ。
君を殺したい。君が憎い。
でも、それでも好きなんだ。

どこまで僕は、馬鹿になればいいんだよ…

2004年02月29日(日)



 人は、弱い。

人は、弱い。
一人の人間を救う事は、
一生をかけても出来やしない。
何もかもを共有することも。
互いに癒しあうことも。傷を舐めあうことも。
してるようで、出来ないから。

それでも、そばにいたいと願う。
奥底に、醜い思いが潜んでいるけれど。
誰しもが、抱えているものだと信じて。

安定の針がギリギリの所で振れている。
一人称が定まらない。
相変わらず、影響されやすい身体だと思う。
私の中には誰もいないはずなのに、
時折、自分が誰で、何をしているのかわからなくなる。
すぐに周りの状況から判断は出来るけれど、
一瞬のその感覚は、あまり心地のいいものじゃない。

感情自体が鈍いのか?
欲求が上手く伝わらないのか?

自分の身体が、よくわからない。

2004年02月20日(金)



 HOPE。

カミサマとやらがいるのなら、
何故こんなにも試練を与えるのでしょうか。
…それ程まで、僕が犯した罪は重いのですか?

唯一人の愛する人と、共に在りたいだけなのに。




2004年02月18日(水)



 散文1

こういう傾向は、よくない。
言葉が全部苛立ちに変わる。
私はつくづく、下手くそだなぁ…
もっと器用に生きられたら、いいのに。

書きたい言葉はたくさんあるのに、「自分の言葉」で記せない。
想うことは出来るのに、形にするのは難しい。

それを、苛立ちに変換するのはうまいのに。


それ、を重荷に変えられるのに、
それ、を楽しみには変えられない。

うまくいかないなぁ、…まったく。


2004年02月17日(火)



 音のない森。

"いつの間にか迷い込んだ深い森は"
"暗く湿ったまま止まった"

"苦しくて叫ぶ声 届かない 何を待つ?"
"蜘蛛の糸?青い鳥?救いを求め天を仰ぐ"

(音のない森/ポルノグラフィティ)


つくづく、馬鹿だと思う。
あんなモノ、に乱されてる私、って。
やっと薄れてきた。
怒りを風化させた。
そうでもしなきゃ、殺してる。
こうするしか、ないんだ。
そう、自分にいい聞かせる。
結局何も出来なかった。
したことは、自傷だけ。
なんの解決にもなってねえ。
ただ、自分の中の衝動を押さえ切れなかっただけ。
馬鹿じゃねえのか、俺。

ちっとも、「マトモ」じゃない。
他人に乱されて自分切って満足して。
なんだよ、何も変わってない。

***

煙草が、吸いたい…
この身体は、それに慣れてないはずなのに。
たまに、無性に吸いたくなる。
金がないから抑えたけど、
財布の中にちっとでも余裕があったら、買ってた。
吸えない、し。
煙草なんか大嫌いなのに、
どうしてこんなに欲しくなる?
まだ、"何か"いるのか?

自分のことも、わからない。
"私"ってなんだ?
ああ、やばい…
おちそうだ…
どこに?

また、逃げるのか?
酒、弱くなったな…

なあ、首締めていいか?

殺したいよ!

してえ…

はは、最低だ。

クズはクズ同士、仲良くやれるよ。

ちくしょう!

好きなんだよ?好き…なぁ、すき、ってなんだ?

「やめてぇ!…いたい…助けて…ごめんなさい…!」

「ガキ、だよね…はは、ダメだ。死にたい」

今なら、飛べるよ?
ほら、死ねよ。大丈夫、こわくない。

嫌だ!嫌だっ!

「ああ…空虚だ…何もない、なんにも…」

すき…愛してる。

「僕には、それしかないんだ…」

ねえ、聞いていい?
あなたは、私を、愛してくれているの?

こんなに弱く、なかったのに…
やっぱり、ダメなときはダメなんだね…

もっと愛してよ…

いやだ…もう…

…クソが。死ね。

あはははは!あはははははっ!
…ああ、ねぇ…感じない…

抑えられないよ…
殺したいの…ねぇ、殺したい…殺させて?

馬鹿だよ。なんの解決にもならない。
もう、やめにしよう?こんなの。

なにがなんだか、わからない。

「すき…」

やめろ!やめろ…っ!
ちくしょう!クソが!
もう…やめて…お願い…

これ以上、殺さないで。
もう、何も望まないから。

いやだ!いや!
あは、あはは、ダメ…たすけて…

ああ、壊れる…

2004年02月14日(土)



 ガキだよ。でも、子供じゃない。

少しだけ、関係が変わった。
「無理」してる。すべてにおいて。
作り笑いすら、上手く出来ていない気がする。
「仕事中なのにまずいよなぁ…」
胃の辺りからこみ上げるような衝動が、まだ消えない。
それでも、「なんとかする」しかないから。

セックスでしか解消できないのが、すごくくやしい。
もっと大人になれたらいいのに、
こんなことで大人になんかなりたくない。
でも、ガキじゃないんだ。私だって。
いつまでもいじけてたって何も進展しないんだ。

だから、イラついて、切りたくなって、
殺したくなるけど、それでも感情が出る。
今の状態が、一番いいんだ。

一番の望みは捨てたのに。
ただ、一緒にいたいだけなのに。

どうして、いつも邪魔される?
…何をしたって言うんだ。僕らが。

2004年02月03日(火)



 「脅しじゃねえよ。わかるよな」

私もなめられたもんだなぁ。
こんなナリだから出来ねえとでも思うのか?
あんとき私が壊れそうになりながら抑えたのは、
「殺せない」からじゃなく「殺すな」と言われたからだ。
…あんまりいらだたせんなよ。
誰でもいい気分になるだろうが。
ガキだからってなめるんなら、殺さない程度にヤるぞ?
前科者でもかまわねえよ。そんときゃあんたも道連れだからな。
ふざけんな、クソが。
酒飲んでたってのは理由にならねーんだよ!

…人間の価値すらないのってこの世にいるんだよね。
腐るほど。



2004年02月02日(月)



 憤怒。

…好きな人が目の前で犯されるのが平気な人間が、
世の中にいるのだろうか。

いくら仰々しいことを言っても、
"その"瞬間はひどく冷めているものだ。

特定の人間に対して、
はじめて明確な殺意を抱いた。
「ああ、殺せるな」
法律だとか、
この先、だとか、
傷み、だとか、快楽だとか、
全て感じない。
あったのは、おそろしいまでの怒り。
「畜生!殺してやる!」
…あの人がいなかったら、私は絶対に奴を殺していた。
未遂だろうが何だろうが、許せない。
"触れた"ことが許せない。

体の隅々が恐ろしいほど冷たい。
そのくせ力だけが暴走し始める。
ああ、怒号って本当に言うんだな…
今の自分の格好も何もない。
真っ白も真っ黒もない。
ひどく冷静に、怒りを通り越した感情が
爆発的に生まれては、消えるだけ。
「畜生!殺してやる、殺してやる…!」
うわ言のように呟く自分を奥底で見つめながら、
あの人のぬくもりを感じていた。

何よりも大切な。だからこそ許せない。
今でも、殺したい。衝動が、おさまらない。

こんなの、初めてだ。

必死で感情を押し殺してる。
泣きそうになるのに、涙が流れない。
あの頃と同じだ。

腕を刺しても、満たされていない。

殺してやる。
から、殺したい。
に、感情が変化している。

畜生。
畜生畜生畜生。

気持ち悪い、吐きそうだ。
胃がどうにかなってしまったみたいに、痛い。

酒が欲しい。
血が欲しい。
殺したい。
くそ、くそくそくそくそくそ!

どうすれば…解放されるんだ。

2004年02月01日(日)
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