空虚。
しずく。



 To xxx...

夢のようだ、と思った。

嬉しさを通り越して、驚きで胸がいっぱいだった。

耳元に落とした「愛してる」を。

いつもなら拒むはずのあなたが、受け入れてくれた。

意地でも回そうとしなかった腕が、するりと背中に回された。


夢のようだ、と思った。


「少しだけ、信じてもいいかな、って…思った…」

「君を、愛したい…」


一番だった人に。

誰よりも愛していた人に。

これからも愛していく人に。


…求められた…


有り得ないと思っていた「幸せ」が、あった。


プロポーズのような私の言葉さえ、あなたは受け入れてくれた。

ねぇ、自惚れていい?…あなたのこと。「彼女」だって。

2003年04月18日(金)



 ともだち。

会いたくないのに会わなければいけないの?

ただ独りでいたいだけなのに、それは逃げになるの?

友達に努力は必要なの?

見返りを求めちゃいけないの?

突き放されても、くらいつかなきゃいけないの?

しんどくても、泣けないの?


一緒にいたって、楽にならないのに。

2003年04月14日(月)



 最低だ。

…どうして、今なんですか。

どうして、今だったんですか。


何もかもが上手くいっていれば、きっと断れたはずなのに。

うまくいかない「あのひと」との関係を見透かしたように…

あなたは…


あなたを試すような言葉を吐いた。

あなたを煽るような言葉も吐いた。

…それでも、あなたは退いてくれないんだろうな。

と、自惚れにも似た、予感があった。


そして、やっぱり…

あなたは、退いてくれなかった。


私はあなたを愛せないのに。

私はあなたを、「好き」じゃないのに。

…あなたの愛は、欲しがった。



考えられなくなるぐらい、愛してくれますか?

私から「あのひと」を、忘れさせて、くれますか?

そんな期待さえ、してしまうほどに。

2003年04月04日(金)



 卑怯者。

あなたは優しすぎて。

…自己嫌悪に陥りそうになる。

どうして、私なんかを好きになったんですか。

あなたの優しさを、気持ちを利用しようと考えているのに…

私はこんなにも、「汚い」のに…

「身体が欲しい」って、言って。

優しくなんてしないで。そんな風に笑わないで。


きっと、傷つける。

きっと、嫌われる。

初めて、なんですよ?

嫌われたくない、って。一緒に、いたい、って。

あの人以外で、こんな風に思ったの。

でも…あなたの「好き」と私の「すき」は違うんです…


あの人への気持ちは、絶対に変わらない。

だけど、あなたには私を好きでいて欲しい。

…ほら、こんなにも…私は、卑怯、なのに…

…どうして、私なんかを、好きになったんですか…

2003年04月03日(木)
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