A Thousand Blessings
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2006年12月31日(日) 「Otomar Suitner/Legendary Recordings」



どうしよう・・・遂に日付は大晦日。
せめて大晦日と元旦くらいは、リアルタイムに日記を書こうと思ったが、
ま、どーでもいいや(笑) 最近、ほんと投げやり。
ということで、今日はまだ12月21日。


宮崎あおい主演の映画『海でのはなし』を観たいが、渋谷までは行けない。
DVD化を待つしかないか。スピッツの曲を元に出来上がった物語。
宮崎あおいがとにかく喋りまくっているという噂。
観てぇ〜〜〜!

彼女は来年も映画に出まくりだね。
それなのに、某週刊誌の「若手女優四天王」に名前が挙がってなかった。
四天王とは、長澤まさみ・沢尻エリカ・上野樹里・蒼井優、だってさ。

僕なら、宮崎あおい・上野樹里・上戸彩・綾瀬はるか、だな。

何度もクドイけど(笑)




・’゜☆。.:*:・’゜★゜







ストラヴィンスキーの「春の祭典」。初めて聴いたのは、20歳の時。
1300円の廉価盤で購入した記憶が。誰の指揮だったんだろう?
もちろん今でも大好きな作品だ。何十枚も聴いてきたけど
最高なのは誰かなー。カラヤンじゃないことは確かだけど(笑)
ブーレーズ?ブーレーズはどこを振った盤?クリーヴランド?
いやいやフランス国立放送の方でしょ。圧倒的に。
マルケヴィッチ?いいね。それかゲルギエフの派手なやつもいいね。

でも。何度聴いても聴き疲れしないのが
スウィートナー指揮のシュターツカペレ・ドレスデン盤。 
前衛性よりも柔らかな叙情性を追求した出色の解釈&演奏。
ゆったりとした出だしから惹きつけられたまま最後まで。
弦楽群が猛烈に巧いが、さらに凄いのは管楽器群!あと打楽器も!
“乙女たちの踊り”の部分は何度聴いても鳥肌が立つ。
これは実際に聴いてもらわねば分かるまい。何しろ、僕はクラシックに関しては
説明が下手なので(笑)すまん。


収録曲全てが超名演!という
「Otomar Suitner/Legendary Recordings」
(10枚組)4300円!!安ッ!!

を今すぐ注文しよう!一生の宝物として、聴き続けるのだ〜。





ココ→


CD−1
モーツァルト:交響曲第28番(1974年)
モーツァルト:交響曲第29番(1960年)
モーツァルト:交響曲第30番(1974年)

CD−2
モーツァルト:交響曲第31番《パリ》(1968年)
モーツァルト:交響曲第32番(1974年)
モーツァルト:交響曲第33番(1974年)
モーツァルト:交響曲第34番(1974年)

CD−3
モーツァルト:交響曲第35番《ハフナー》(1968年)
モーツァルト:交響曲第36番《リンツ》(1968年)
モーツァルト:交響曲第38番《プラハ》(1968年)

CD−4
モーツァルト:交響曲第39番(1974、75年)
モーツァルト:交響曲第40番(1975、75年)
モーツァルト:交響曲第41番《ジュピター》(1973年)

CD−5
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525(1960年)
モーツァルト:セレナータ・ノットゥルノK.239(1960年)
モーツァルト:セレナードK.101(1973年)
モーツァルト:ノットゥルノK.286(1973年)
モーツァルト:音楽の冗談K522(1961年)

CD−6
ビゼー:交響曲ハ長調(1972年)
ウェーバー:交響曲第1番(1972年)

CD−7
チャイコフスキー:弦楽セレナーデOp.48(1962年)
ランナー:ワルツ《宮廷舞踏会》(1970年)
ランナー:レントラー《シュタイル風舞曲》(1970年)
ランナー:ワルツ《シェーンブルンの人々》(1970年)
J.シュトラウス2世&ヨゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《休暇旅行》(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《女心》(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《風車》(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《とんぼ》(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:鍛治屋のポルカ(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《おしゃべりの可愛い口》(1970年)

CD−8
スッペ:《美しきガラテア》序曲(1969年)
スッペ:《詩人と農夫》序曲(1969年)
スッペ:《怪盗団》序曲(1969年)
スッペ:《軽騎兵》序曲(1969年)
スッペ:《陽気な若者》序曲(1969年)
スッペ:《スペードの女王》序曲(1969年)
フォルクマン:セレナーデ第2番(1962年)

CD−9
マーラー:交響曲第1番《巨人》(1962年)
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン(1966年)

CD−10
ヒンデミット:ヴェーバーの主題による交響的変容(1967年)
ストラヴィンスキー:春の祭典(1962年)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(1962年)



2006年12月30日(土) 『僕の歩く道』が終わってしまった・・・(涙)

現在、12月20日の真夜中。




素敵なテレビドラマが次々に最終回を迎えていく。さびしい。
フジテレビ『僕の歩く道』は、ドラマ開始時のグレードの高さを最後まで維持し、
見事な最終回をしっかりと完成させていた。お見事。橋部敦子さん。
『僕の生きる道』の失敗を繰り返さなかったのは、凄いと思う。
(『僕と彼女と彼女の生きる道』はどうなんだろう?未見なので。)
ただひとつだけ、母親(長山藍子)が重大な病に冒されていることを
匂わせたのは何故に?(実際に病気だったのかは結局分からず)
途中から脚本を変えたのではないか?と僕は思ってるんだが・・。
母親が生きているからこそ、「自立」というテーマが
あんなにも見事に輝いてくるのだから。病院で検査云々は不必要だろう。
それだけ減点。あとは、もう完璧!




ということで、他のドラマの最終回を待たずに
僕が選んだ「2006年度 テレビドラマ ベスト4」 が決定。
一応点数つけとこーか?




第1位 『僕の歩く道』 99点

第2位 『のだめカンタービレ』 98点

第3位 『白夜行』 95点

第4位 『下北サンデーズ』 90点







【最優秀主演男優】  草剛 /僕の歩く道

次点  山田孝之/白夜行



【最優秀主演女優】  綾瀬はるか /白夜行

次点  上野樹里/のだめカンタービレ



【最優秀助演男優】  小日向文世 /僕の歩く道

次点  佐々木蔵之介/僕の歩く道



【最優秀助演女優】  長山藍子 /僕の歩く道

次点  本仮屋ユイカ/僕の歩く道



【最優秀脚本家】  橋部敦子 /僕の歩く道

次点  森下桂子/白夜行



【最優秀演出家】  平川雄一朗 /白夜行

次点  堤幸彦/下北サンデーズ



【最優秀主題歌・テーマ曲】  大島ミチル /純情きらり

次点  竹内まりや/松たか子「みんなひとり」




最優秀主演男優と主演女優は、迷ったなー。
山田孝之と上野樹里でも良かったとは思うけど。
上野樹里の面白キャラは全開でこれで全国区になれたと思うので、
次はドロドロのシリアスものを期待してる。それか『のだめ』の続編を。




・’゜☆。.:*:・’゜★゜




結局、DVD「ap-bank fes’06」 を購入。
しょうがないじゃん。桜井関係は買わなくちゃ。
ドキュメンタリー部分を除いて全部観た。



すごく良かったのは以下の3曲。


「BENNIE K/Dreamland」
「くるり/街」
「桑田佳祐/Innocent World」


あとは新鮮な驚きは特になし。普通って感じかな。
小田和正は、そうねー、まあ、有名人(笑)・・・ってとこ?
20代から知ってるけど、老けたなー。そりゃそうだよな。

そそ、新鮮な驚きといえば、
ミスチル田原、ギターさらに下手になってるなー(笑)
思わず、笑ってしまったぞ。

最後の「to U」は、ちっとも良くなかった。
まあ、元々そんなに好きな曲じゃないし。平凡なメロディ。平凡なアレンジ。
純情な婦女子に受けそう。エコエコアザラクで大団円と。パチパチ。






昨日作成の編集CD-Rを聴いてすごす真夜中2時。
みんなが寝ている時間に起きているのって、孤独以外の何物でもないね。
あ〜「交差点DAYS」のイントロが・・・・(涙)
そして、あの声が・・・。綾瀬はるか、アルバム出さないのかね?
この曲のドラムもあらきゆうこなのねー!
あと、元ちとせの「青のレクイエム」とくるりの「ハイウェイ」と
Salyuの「風に乗る船」のドラムもあらきゆうこ! 




ついでに大好きな声(話し方も当然含む)の女優ベスト5。

俺はベスト5マニアか・・・?(汗)  



第1位 宮崎あおい
第2位 綾瀬はるか
第3位 永作博美
第4位 上戸彩
第5位 上野樹里(ただし『野田恵』限定)
 




・’゜☆。.:*:・’゜★゜





話題になった「サイモン・ラトル(指)ベルリン・フィル/ホルスト:惑星」
がamazonより到着。
ラトルを偏愛してるので、義務感から購入したが、
この「惑星」にはマジでぶっ飛んだ。
特に優れた作品ではない(と思っている)ので、
どうしてもすぐに聴き飽きてしまうのが常だったが、
これは、相当聴き込めてしまう。ベルリン・フィルとラトルの相性の
良さは本物だなー。「惑星」を聴きたい人は、ラトル盤を購入しなさい。
他はもう聴く価値なし。
あ、間違いないようにね。ラトルはフィルハーモニア管弦楽団とも
「惑星」を録音してるから。お薦めはベルリン・フィルの方よ。





2006年12月28日(木) 【2006年度 墨田レコード大賞】発表!



11月29日に【墨田妖児大賞2006】の発表は済んでいますが(ちなみに
大賞受賞者は宮あおいさん)、【2006年度墨田レコード大賞】の発表が
まだでした。


ちなみに昨年はこんな感じ→






  2006年度 墨田レコード大賞 

 


【最優秀アルバム】


小谷美紗子 『CATCH』






※ すんなり決定。今年は小谷美紗子と出会えた年であった。それだけで満足。
次点は『サントラ/ただ、君を愛してる』
『C・クライバー/ベートーヴェンsym7』(1982年ミュンヘンLIVE)





【最優秀シングル】


元ちとせ 『青のレクイエム』






※ 最後の最後まで迷った。「ミスチル/箒星」「YUI/Good−by Days」
「大塚愛/恋愛写真」「綾瀬はるか/交差点DAYS」と。
この5曲は死ぬほど聴いた。多分日本中で僕が一番聴いたと思う(笑)マジで。






【最優秀個人的ディスカヴァー作品】


CHARLIE PARKER with LENNIE TRISTANO
『complete recordings』





※ この辺のジャズにしかときめかない。何故?ATOMICなんてライブ盤以外
全部処分しちゃったし。




【最優秀DVD作品】


細野晴臣 『TOKYO SHYNESS』





※ とてつもなく柔らかい音楽。すでにバイブル。




【最優秀演奏家賞】


あらきゆうこ(ドラマー)

※ あらきゆうこを知らない人とは話さない。知らない人は今すぐ知りなさい。
「元ちとせ/青のレクイエム」で最初に感動したのがドラムス。
あらきゆうことは知らず。のちに知って、自分の耳のアンテナの精度の高さに
驚く。


2006年12月27日(水) 市川拓司の「そのときは彼によろしく」映画化の話題と、bank bandの「evergreen」の話題。



今日は12月17日の日曜日。現在、9時ちょい前。



市川拓司の「そのときは彼によろしく」の映画化が決定。
大好きな小説なので、キャスティングに注目したが・・・。
主人公の智史に山田孝之、花梨に長澤まさみ、佑司に塚本高志。
う〜む、これは明らかに若者に見てもらうために人気者をキャスティングした
感じで、小説に感動した者としては、納得できないなー。


ネタバラシはしないが、基本情報として。
(でも、ちょっとネタバレあり。読みたくない人は読まないでね。)





智史、花梨、佑司の3人は同い年。小説では29歳という設定になっている。
つまり13歳で知り合って、その16年後ということ。
この16年という歳月に意味がある。10年では短すぎ、20年では長すぎる。
絶妙な16年。そして29歳という年齢がすでに若者ではなく、次の世代の
入口に立っている微妙な年齢であること。そのへんが重要なんだけどね。

山田、長澤、塚本に29歳は演じられないだろうから、
おそらく年齢設定を変えるんだろう。
たぶん、22〜23歳くらいに。でもそれじゃあ、話がリアルじゃなくなってしまう。
知り合って10年後の話になってしまうし、何よりも22〜23歳では世の中のことを
知らなさすぎる。つまりお子様ってこと。お子様ではこの物語は成り立たない。
大ブレイクした長澤まさみを少し大人っぽい役柄で
イメージチェンジさせようとしてるのかもしれないが
たとえば、ペッティングのシーンを演じられる?(おっと、ネタバレしちゃた)
ショーツに手を入れてああいうことやこういうことをしちゃったり、
ブラを外して乳房を触ったり、実は小説ではこの部分があるから
切なさも増すわけで、そこまでやれる女優でなければいけない。

で、メインキャストの3人は誰がいいんだろう?
こういうの考えるの好き(笑)







・’゜☆。.:*:・’゜★゜










『ap bank fes’06』(DVD)収録曲 12月20日発売 3枚組



(Disc1)

1  Bank Band 「何の変哲のないLove Song」
2  ドキュメンタリー(1)
3  レミオロメン 「太陽の下」
4  Bank Band 「君が降りてきた夏」
5  Bank Band 「星のラブレター」
6  コブクロ 「桜」
7  BoA 「cosmic eyes」
8  ドキュメンタリー(2)
9  Salyu 「風に乗る船」
10  ポルノグラフィティ 「メリッサ」
11  Bank Band 「わかってもらえるさ」
12  Bank Band 「スローバラード」
13  Bank Band 「雨上がりの夜空に」
14  Bank Band 「休みの日」
15  Bank Band 「evergreen」



(Disc2)

1  ドキュメンタリー(3)
2  HY 「AM11:00」
3  ドキュメンタリー(4)
4  スキマスイッチ 「ボクノート」
5  BENNIE K 「Dreamland」
6  一青 窈 「てんとう虫」
7  ドキュメンタリー(5)
8  Bank Band 「SOMEDAY」
9  小田和正 「ラブストーリーは突然に」
10  小田和正 「言葉にできない」
11  ASKA 「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」
12  ASKA 「同じ時代を」
13  ドキュメンタリー(6)
14  Bank Band 「生まれ来る子供たちのために」



(Disc3)

1  ドキュメンタリー(7)
2  くるり 「街」
3  BONNIE PINK 「Souldiers」
4  KREVA 「国民的行事」
5  今井美樹 「PRIDE」
6  ドキュメンタリー(8)
7  GAKU−MC 「手を出すな!」
8  桑田佳祐 「innocent world」
9  桑田佳祐 「希望の轍」
10  桑田佳祐 「奇跡の地球」
11  Mr.Children 「HERO」
12  Mr.Children 「ストレンジカメレオン」
13  Mr.Children 「終わりなき旅」
14  Mr.Children 「箒星」
15  Bank Band with Great Artists&Mr.children 「to U」



全35曲中、聴いてみたいのは20曲。
う〜む、今の金がない僕にとっては、そしてクラシックに突入した僕にとっては
ちょっと考えてしまうけど。けど?
でも、桜井でマイラバの「エヴァーグリーン」はすごく聴きたい!
っていうか、あの曲を山木秀夫のドラムスで聴きたい。
くるりが1曲だけというのが凄い不満。
ASKA、コブクロ、BOA、KREVA、GAKU−MC、BENNIE K、
ポルノグラフィティはいらない。


2006年12月26日(火) シューマンは「のだめ」だから、もっと「のだめ」な演奏を聴きたい




最も「のだめ」な作曲家は、シューマンじゃないかな?
間違いなく天才。とてつもないメロディー・メイカーでありながら、
曲の構成能力に欠陥があり、というよりそんなことには
端から無頓着で、思いつくままに五線譜に音符を並べていくあの感じ。
どこへ連れて行かれるのか分からないほど気まぐれなのに、僕ら聴き手は
その気まぐれにとことん付き合ってみたくなる、そんな存在。
オーケストレイションが下手だからって勝手に加筆するなよ、と
シューマンに代わって文句を言ってしまおう。
アカデミックな教育を受けた人は教科書通りにしたがるから困る。
内声部がスカスカでもいいじゃん。そんなのシューマンの美メロの前では
さほど重要じゃない。

さて、「ピアノソナタ第1番嬰ヘ短調 op-11」。
終楽章のほとんど思いつくままにメロディー紡いでいく様に
キース・ジャレットあたりも影響されているのではないだろうか。






僕はポリーニの演奏しか聴いたことがないが、
ちょっと堅物っぽいかな(笑)



もっと自由に勝手にわがままに弾いている演奏も聴いてみたい。
そんな演奏をご存知の方は、ぜひメールください!
すぐに amazonに注文します!
 
 




(12月16日 記)


2006年12月25日(月) 編集CD-R 【 の・だ・め 2 】



編集CD-R  sumita’s selection   2006.12.25





【 の・だ・め 2 】




1 ドビュッシー「2つのアラベスク」より“第1曲”/ミシェル・ベロフ(pf)

2 ストラヴィンスキー「ペトルーシュカからの3楽章」より“ロシアの踊り”
  /ミシェル・ベロフ(pf)

3 バルトーク「ディヴェルティメント」/ブーレーズ(指)シカゴ響

4 ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」/モニク・アース(pf)

5 ドビュッシー「喜びの島」/ミシェル・ベロフ(pf)

6 ショパン「12の練習曲 作品10」より“第4曲”/マレイ・ペライア(pf)

7 プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」より
  “モンタギュー家とキャピュレット家”
  /スクロヴァチェフスキ(指)ケルン放送響

8 ストラヴィンスキー「タンゴ」/ミシェル・ベロフ(pf)

9 ドビュッシー「前奏曲集第1巻」より“亜麻色の髪の乙女”
  /ベネデッティ・ミケランジェリ(pf)

10 ドヴォルザーク「スラブ舞曲」より“第3番”/セル(指)クリーヴランド管

11 ショパン「12の練習曲 作品10」より“第3曲”/マレイ・ペライア(pf)

12 ラヴェル「水の戯れ」/モニク・アース(pf)

13 リスト「超絶技巧練習曲集」より“鬼火”/ジョルジ・シフラ(pf)

14 ストラヴィンスキー「ピアノソナタ」より“第2楽章”/ミシェル・ベロフ(pf)

15 R・シュトラウス「歌劇カプリッチョ」より“序奏”/小澤(指)サイトウキネン

16 ショパン「子守唄」/ジョアン・ピリス(pf)

 




今後、クラシックに関する編集CDRは、「の・だ・め」シリーズとする。
今回も特にコンセプトは無し。のだめ的な演奏集というわけではない。
思いつくままに。今、聴きたい演奏を。


1 ドビュッシーといえば、まずミケランジェリ、ついでフランソワ、
最後にベロフの新録かな。超絶な美音でもなく、面白リズム解釈もせず、
ただ、瞑想するように弾き込むベロフのそういう部分に惹かれるときもあるのだ。

2 ベロフの演奏は、ポリーニよりずっと好き。ポリーニは完璧すぎ。
ベロフは途中で疲れてる?(笑)リズムが微妙に揺れる。そこが好き、なんていう
クラシックファンはいるのだろうか?来週の放送で、のだめはどう弾く?

3 すでに先鋭的なバルトークは影を潜め、代わりに音楽的に温かさが前面に出てくる。
好きだなぁ、こういうバルトーク。対位法的にもこれは、バロックでしょ。
ショルティの切れ味鋭い名演を愛聴していたが、ブーレーズ盤を聴き、
その響きの柔らかさに心を奪われた。

4 モニク・アースを好きになるなんて思わなかった。だって、ずっと面白みのない
演奏家だって思ってたから。言ってみれば、フランソワの真逆的演奏。
テンポルパート無し。楽譜どおりに真面目に弾いている印象。それなのに
この叙情性はなんなの?!と、数日前に気づいた。僕はまた素晴らしい再発見を
してしまった。

5 来週、のだめが弾くのね、この曲。ベロフのアプローチは明晰そのもの。
同じくベロフが弾いたメシアンとの音の共通性を感じてしまう。
でも決して冷たくはない。強靭なピアニストでないゆえの温かさをかんじさせる。
しかし、ベロフの演奏だとスコアーが丸見えって感じ。スコアー、読めないけど(笑)

6 のだめがマラドーナ・コンクールでテキトーに弾き飛ばした曲(笑)。
ペライア盤に出会って、ポリーニもアルゲリッチもアシュケナージも聴けなくなった。
バッハといいモーツァルトといいシューベルトといい、ペライアは新たな地平を
切り拓いて行ってるなー。

7 これは、もう有名なあのメロディーが聴きたくて収録。のだめでも何度も使われた。
本当はゲルギエフ盤で聴きたかったのだが、昔処分してしまった。
で、スクロヴァチェフスキをご用意。無問題。ケルン放送はほんと巧いわ!

8 ストラヴィンスキー1940年の作品「タンゴ」。ハルサイも遠い昔、
新古典主義も過去のこと。晩年へと向うストラヴィンスキーは、
タンゴもやればラグタイムもやる。何となく中途半端に
時代をつまみ食いしていく感じ?その無思想性がのだめっぽくて、好き。

9 ミケランジェリで、ドビュッシーで、前奏曲集ときたら、解説不要でしょ。
ずーっと昔、友人のピアニストがミケランジェリのコンサートを見に行って、
抜け殻になって帰ってきた。

10 セル/クリーヴランドのドヴォルザークは特別。特に「8番」と「スラヴ舞曲」。
永遠の名盤であるEMI盤から「スラヴ舞曲第3番」を。「10番」でメランコリックに
涙するのもいいが、僕は九ちゃんの“上を向いて歩こう”を連想させる「3番」が好き。

11 おおお、映画『さびしんぼう』の富田靖子ちゃんは可愛かったな!
「別れの曲」を聴くと、あの映画ばかり思い出してしまう。音大生のFちゃんの
18番だったことなんて、あんまり、思い出さない。

12 モニク・アースの「水の戯れ」。ハマってます。やはりテンポルパートなし。
でも音の粒立ちはすごく良くて、ラヴェルの世界を100%表現できている。
あ、僕、こういう演奏大好きなのかもしれない。なんか、楽しみ増えた感じ。

13 リストの超絶技巧練習曲。全然、音楽的だとは思わないけど(笑)
時々無性に聴きたくなる。で、聞き終えた後、何にも残ってない(爆)
シフラの独特な演奏だから聴きたくなるのかも。のだめも弾いてた。

14 ストラヴィンスキーの1924年のピアノソナタ。1903年のピアノソナタは
もろにドイツロマン派の物真似で、全然良くないが、24年の方は、新古典主義で
部屋の模様替えをしちゃったあとだから、どこにも属さないタイプのピアノソナタに
なっちゃっている。この人が現代音楽に向わなかった理由がわかる。のだめだから。

15 美メロの帝王、R・シュトラウスの傑作オペラ「カプリッチョ」から序奏を。
1941年にこんな曲を書いているんだから、彼はやっぱりラフマニノフと並ぶ
映画音楽家の開祖なのね。
ワーグナーとR・シュトラウスの関係を、
ドビュッシーとラヴェルの関係にたとえていいのかい?専門家の人よ。
R・シュトラウスの末裔に筒美京平がいるのは合ってるん?

16 最後は、ショパンで一番好きな曲を。これはピリスで聴かなくてはいけない。
世界の真実・宇宙の摂理だ。左手のコードが揺りかごの揺れを演出する・・・。
・・・・おやすみなさい・・・・・zzzz〜





「モニク・アース/ラヴェルピアノ作品集」

全然、興味の外だったモニク・アースなのに、突然かけがえのない
演奏家に!だから、音楽は面白い。っていうか、僕自身が面白い。
「クープランの墓」、超名演です!


(12月14日 記)


2006年12月24日(日) 僕の部屋は名曲喫茶に生まれ変わるのだった

2006年度「赤ちゃんの名前ランキング」が発表された。

何と!2位に、「あおい」が!
ただし、表記としては「葵」だそう。絶対「あおい」と平仮名表記の方がいいだろ?
思えば、僕にとっての2006年最大の収穫は、女優・宮あおいの素晴らしさに
気づいた事だった。(彼女に関する全DVD・書籍を揃えるほどの入れ込みよう)


ちなみに映画『虹の女神』で主演した上野樹里の役名が、佐藤あおい。
でもって、彼女の妹役が蒼井優。蒼井優と上野樹里は映画『亀は意外に速く泳ぐ』で
見事なボケとつっこみを演じ、蒼井優と宮あおいは仲が良くて、映画『害虫』でも
共演した。なんか、この3人、縁がありそうな感じじゃない?
現時点では上野樹里と宮あおいの遭遇は無いが、近い将来期待できそう。


『のだめ』第9話で、玉木宏(千秋)、福士誠治(黒木君)、小出恵介(真澄)、
瑛太(峰)の4人が話す場面があって、何だか不思議な感じだった。何故って?
4人とも宮崎あおいの相手役だったから。面白いねー。
玉木『ただ、君を愛してる』、福士『純情きらり』、小出『初恋』、瑛太『好きだ、』。
その4人に絡む上野樹里。みんな同じ劇団か?(笑)



のだめのキャラクター設定にはモデルがあったそうで、
その女性は福岡県でピアノ教室を開いているそう。
名前も同じ「のだめぐみ」(字は違うかも)、あだなも「のだめ」だとのこと(笑)。
ゴミだらけの部屋でジャージを履いて、グランドピアノを弾くというのは
事実なのだった。その写真がここに→ 右上の写真がリアルのだめ!

しかし、漫画『のだめカンタービレ』。1300万部も売れたそうで!!すご。
390円×13000000=50億7000万円
出版社の儲けもすごいが、漫画家ご本人にはどれくらい入るのか?
10%?5%? これからも連載は続くだろうし(続いて欲しいし)、
まだまだ売れつづけるだろうから、もう、天井知らずだな。
僕の妹だったら・・・よかったのに・・・・。とほほ。

ということで、今日は、芸能界のお話でした。



CDを売りすぎちゃって、(特にジャズとJ・POPはアっと驚く枚数を処分!)、
部屋が見た目には、なんか淋しくなった。
でも、平気、これからは名曲喫茶として新装開店するのだ!
そう長くはない人生に、何千枚ものCDはいらない。




ジャズは厳選された「これだけ」を残して全部処分!これで十分。





j−POPも厳選された「これだけ」を残して全部処分!これで十分。


ロックはこれから、処分作業に入る。
中古屋!ウィンターセールが出来ちゃうぜい〜(爆)

これからはクラシックと映画と本とドラマと宮崎あおいと上野樹里の
人生が待っているのだ。
あと20年、「死ぬまで生きるって決めたんだから」by 雨音薫“タイヨウのうた”



・’゜☆。.:*:・’゜★゜



日記の日付はクリスマスだけど、
書いているのは、12月13日午後11時


2006年12月23日(土) 空に憧れて、空をかけてゆく






Tさん、僕も“ひこうき雲”に圧倒された記憶を持つひとりです。
職業作曲家になる野心を胸に音楽界に飛び込んだ荒井由実が
初めて発表したアルバムの1曲目が“ひこうき雲”ですから。
なんというか、彼女もやはり“のだめ”なんでしょうか?
あんな詞は普通書けないですよ。というか、書かない。
僕の記憶に間違いがなければ、
彼女の友人が確か投身自殺したのではないか?と。
そんなことを何十年も前に彼女がラジオ(?)で語っていた気が。
定かではありませんが。

アルバム「オリーヴ」収録の“ツバメのように”も投身自殺をテーマにしていました。
同じ設定なのでしょうか?『二十歳の原点』の著者、高野悦子さんがわずか20歳で
列車に飛び込み自殺をしたのが1969年、若者が少しづつ虚無感に
支配されていった時代ですね。それを考えると、1973年に荒井由実が
自殺の歌でメジャーの音楽シーンに登場するのも何となく頷けます。
あの頃のちょっと不良で文学少女然とした荒井由実が持っていた個性は、
やがて彼女が巨大なスターになっていくに従って、少しづつ影を潜めていきましたね。
それが残念です。

1stアルバムのセッションにアレンジャーとして参加した松任谷正隆が
初めて荒井由実を見た印象は「なんて、生意気な女。最悪・・」だったそうです(笑)
男と女の出会いなんて、そんなものかもしれませんね。
今ではかけがえのないパートナーですから。
ああ、早く千秋真一と野田恵もそういう関係になって欲しいですね〜。(笑)





・’゜☆。.:*:・’゜★゜





Tさんのブログから。
『スヌープ・ドッグの新譜「Tha Blue Carpet Treatment」を購入。
“Vato”で咆える「わん、ぅわん!」という声に、すっかり理性を失ってしまう。
黒人の才能がジャズに行っていないわけだ。』、と。
まったくおっしゃる通り!
黒人の才能は、ジャズには行ってませんね。ていうか、行かないでしょ。もう。
極論を言えば、ジャズは世界で最も保守的な音楽かもしれません。
クラシックとは別の意味での保守性です。「反エリート意識」エリート、と言ってもいいかも。
黒人音楽の先鋭性は、今や、バークリー音楽大学にではなく、ブロンクスの薄汚れた路地裏に
転がっているんだと思いますね。バークリー音楽大学で勉強してる場合じゃないだろうー、
って言ってるんですよ〜(笑)




追記 

お!こんなサイト見つけた!「ひこうき雲」誕生秘話→




(12月12日 記)


2006年12月22日(金) 編集CD-R 【 の・だ・め 】

友人もブログでクラシック宣言!(なのかな?(笑))。
   ↓
「クラシックこそが、現在のぼくたちのリアルミュージックになりましたねー。
こんなに瑞々しく、目をキラキラさせてCDを聴ける。お教養主義にも権威主義にも、
みじんもひっかからずに、デートのBGMになるみたいに。」



その通りですね。「目をキラキラさせて」というところが大切。
クラシックを高級な音楽として特別扱いしている連中が絶対に到達できない
音楽の秘密の花弁から蜜を吸い取るのは、ボクラ。

「自由に楽しくピアノを弾いて何が悪いんですか?」
のだめの言葉を噛みしめて今日も聴く聴く、クラシック。

と言いつつ、DVD「バンプ・オブ・チキン/GUILD」を購入。
あとで観るのだ。楽しみ〜!





編集CD-R   sumita’s selection  2006.12.22



【 の・だ・め 】


1 モーツァルト「ピアノソナタ第8番」より第1楽章/リリー・クラウス(pf)

2 モーツァルト「ピアノソナタ第8番」より第1楽章/グレン・グールド(pf)

3 ラフマニノフ「ヴォカリーズ」/マゼール(指)ベルリン・フィル

4 プーランク「管楽器とピアノのための六重奏曲」より第3楽章
/ル・サージュ(pf)他

5 シューマン「マンフレッド序曲」/サヴァリッシュ(指)ドレスデン国立

6 ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」より第3楽章/モラヴェツ(pf)他

7 ベートーヴェン「交響曲第7番」より第4楽章/C・クライバー(指)
バイエルン国立

8 エルガー「交響曲第1番」より第1楽章/バルビローリ(指)フィルハーモニア

9 プーランク「ピアノ、オーボエとバスーンのための三重奏曲」より第3楽章
/ル・サージュ(pf)他





タイトルは『の・だ・め』。あくまでも僕のイメージとしての“のだめ”ってことで。
漫画やドラマで紹介された曲もあれば、僕自身の“のだめ”的な部分を刺激した
曲もあり、とそれなりに面白い選曲。いつもの自画自賛。

モーツァルトをとっかかりにクラシックの世界に入っていくのは正解。
だったら、最初にクラウスとグールドを聴き比べちゃおう。
「のだめすごろく」のはじまり。どちらも完璧な演奏。甲乙つけるものではない。

ドラマでも使用されたセンチメンタルな名曲。
ラフマニノフを嫌悪しつづけたスーさんが、孤独に眠れぬ夜に負け、
amazonに注文したのはラフマのピーコン2番とヴォカ。

プーランクが書いた室内楽作品の最高傑作が『管楽器とピアノのための六重奏曲』。
楽器編成は、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーン、ピアノ。
メロディ・リズム・ハーモニーが完璧すぎるほどの調和をみせていても、
“書かれた音楽”という雰囲気が漂わないのは、音楽の根底にエスプリと
ジャズへの憧憬があるからだろう。
つまり、即興精神が息づいているのだ。

先日も書いた、我が人生の一曲、『マンフレッド序曲』。音大生のFちゃんが
「シューマンの管弦楽曲って、変なんだよ。曲の内声部が抜けちゃってるんだから(笑)」と。
僕がその意味を理解できたのは数年後。
どこか歪で天然な抜け具合のオーケストレイションを僕はずっと愛してるわけで。
シューマンも、“のだめ”だったわけだ。
僕にシューマンを教えてくれたお礼に、
僕は彼女にブライアン・ウィルソン(音楽史上最大の“のだめ”)を教えた。
が、結局理解してもらえず(涙)。

漫画『のだめカンタービレ』が何巻まで続くのは知らないが、
いつかはブラームスのP協2番で千秋と共演して欲しいな。
ギレリス(pf)ヨッフム(指)盤は永遠の名盤だが、先日、偶然聴いた
このモラヴェツ盤で僕の目(耳)は開かれた。
真面目にコツコツ音楽を聴いていれば、いつかはすごいものに
出会うことになっているのだ。これは世界の真実・宇宙の摂理。
ただし、オケはベルリンフィルに負けるが。エロ甘い第3楽章を堪能して欲しい。

テレビドラマ『のだめカンタービレ』のテーマ曲にもなっている
ベートーヴェンの交響曲第7番。
ドラマで使われているのは、第1楽章の途中(始まって4〜5分の部分)。
今回のCDRに収録したのは、第4楽章。
驚愕(!)のカルロス・クライバー(指)バイエルン国立のライブだ。
オケのバランスなんて端から考えていないクライバー。
鳴らせ!燃えろ!悶えろ!昇天しろ〜!
イ・・・イク・・・イクゥ〜〜〜〜(汗)ってなもんですわ。
クライバーも間違いなく“のだめ”だな。

そして、エルガーの交響曲第1番。無名な作品ではないが、万人に愛されているとは
とても言えない。僕は偏愛する。ドイツロマン派への憧憬がこのような作品を作らせたのだろうが、どこかバランスの悪いオーケストレイションゆえに、
この曲は永遠の2級品としての評価に甘んずることになるのだが、それのどこが悪い!と、僕は言いたくなる。21分間も続くこの第1楽章に散りばめられた
美メロの宝石の数々を拾い集めていくのだ。
彼女と。ベッドの上で。「すてき・・・ようちゃん・・」「君もさ・・・」

しかし、クラシックは僕にとってラブホのBGMなんだろうか?(笑)
だな。だな。ラブホのBGMは素敵だ。カラベリときらめくストリングスの
“ミスター・ロンリー”もショッキング・ブルーの“ビーナス”も
松田聖子の“天国のキッス”も、みんなある意味、ベッドの上の行進曲。意味不明。

最後は漫画『のだめカンタービレ』第14巻で結成されたヤキトリオが演奏した曲。
プーランクの室内楽の面白さは、リズムアレンジにある。このピアノは
まさに“のだめ”的フレーズの連発で、とにかく楽しい。
ということで、楽しい音楽でCDRは終わる。プーランクに興味がある人は
是非これ→を聴いてくだされ。




(12月11日 記)


2006年12月21日(木) モーツァルト ピアノソナタ第18番


テレビを見ていると、世の中いろんな奴がいるなぁ、とつくづ思う。
石原真理子や石原慎太郎(ダブル石原!)のような下劣な連中から
「全国犯罪被害者の会」を設立した岡村勲弁護士のような高潔な方まで、
これが同じ人間か?と思えるほど差があり、その差は年々開いていく傾向にある。
そして、世間の目は当然の如く、下劣な方へと向けられ、時にはその下劣を
支持してしまったりする。くだらない人間はどこまでいってもくだらない、
ということなのだろうが、そういう連中が今の日本に巣食っているのだとしたら、
この国の未来に希望の二文字はない、と思う。
地盤沈下で崩れ去るのもそう遠い未来の話ではないな。
日本が大好きです!日本に誇りがもてます!なんてとても言えない。
みんなよく言えると思う。安倍のバカが唱える無意味の極致のような「美しい日本」
なんて便所の落書きみたいな文句を、これっぽっちもおかしいと思わずに
使ってしまえるバカが、ある意味羨ましい。
バカは死んでもバカだから、ブレが無くて、楽だろうな。






・'゜☆。.:*:・'゜★゜






モーツァルトのピアノソナタは最初に聴いたグレン・グールドの刷り込みによって
その後、誰の演奏を聴いても物足りなさを感じていた。
きっとこのまま変わることなく行くんだろうな、と思っていたのに。
リリー・クラウスを聴いてしまった。



「モーツァルト/ピアノソナタ全集」(4CD)


もちろん、彼女がクララ・ハスキルやイングリット・ヘブラーと並ぶ
優れたモーツァルト弾きであることは知っているが、今までの僕は、
グールドの超個性的な解釈と相反する模範的な演奏としてでしか接してこなかった。
あれほどの素晴らしい音楽遺産とも呼べるリリー・クラウスのモーツァルトを
まるで単なる教科書のように扱ってきたのだ。またしても僕の駄目な点が露呈した。
たしかにクラシックを聴く楽しみは、最終的には「比較」に集約されるのかもしれない。
ただし、それは単純に演奏に優劣をつけるための比較であるべきで、個性の違いを
個人的嗜好でより分ける行為であってはいけないのだろう。
長いこと、個人的嗜好が僕の世界基準になってきていたが、
最近、ちょっと変わりつつある。もしかしたら、僕には自分では気がつかない
「別の好み」があるんじゃないかと、思い始めている。
それに気づかせてくれよ、と日々電波を発信しているわけだが、
なかなか、そう簡単には受信してもらえなくて(笑)

さて、リリー・クラウスの「モーツァルトピアノソナタ全集」。
誰かが言っていたが、本当に聴き疲れしない演奏だ。
真面目だが、決してアカデミズム満載でもなく、音の粒立ちが良く、
チャーミングで、飾り気が無く、しかも猛烈に巧い。
演奏者の存在を忘れてモーツァルトに没頭するためには
こういう演奏が必要とされるのだ。

グールドは素晴らしい。でも僕はモーツァルトではなく、グールドを聴いてしまう。
今日の僕はモーツァルトを聴きたいから、リリー・クラウスを聴く。


一番好きなのは、「18番」のソナタ。



(12月10日 記)


2006年12月19日(火) エライこっちゃ!クライバー「ベートーヴェン交響曲第7番」(LIVE)



しばらくクラシックから遠ざかっている間に、
カルロス・クライバー、1982年の驚愕の超LIVE名盤「ベートーヴェン交響曲第4番」
と同日に演奏された「ベートーヴェン交響曲第7番」 がリリースされていた。
知らなかった。7番も録音されてたんだ・・・・。うおおおお。。。

えらいこっちゃ!とすぐに買いに行く。
国内盤が3000円。輸入盤が2000円。だったら、普通輸入盤買うだろ?
国内盤を出してるメーカーはアホかもしれない。




前に出てた「4番」

今度出た「7番」





あの「4番」を体験し、その後のクラシックの聴き方が変わってしまった
人なら、「7番」がどうなっているかなんて、聴かなくても分かる。
きっと、どえらいことに・・・・・!



なってたぁーー!!!!  


す、すごすぎて・・・言葉が出ない。
元来クラシックの説明が下手な僕には、この猛烈な凄さを説明する事ができない。
ううう、悔しい。ここ→を読んで。
それにしても偉いぞ!バイエルン国立歌劇場管弦楽団。
ちょっと、とちるけど(笑)


『のだめカンタービレ』の主題曲として、最近はベートーヴェンの7番の人気が
うなぎのぼりだそう。
だったら、これを聴いてよ。今すぐ買ってよ。騙されたと思ってさ。
僕のファンなら迷わず買って。ファンがいるとしての仮定の話だけど。


第1楽章と第4楽章の想像を絶する凄さは想像できたが、
まさか、第2楽章がここまでうねりまくりのグルーヴしまくりとは・・・。
第4楽章が終わって、意外と鈍い客の反応??
と思いきや、次の瞬間、嵐のような拍手と床を踏み鳴らす音。
それだけで、涙が出そう。キース・ジャレットのライブ盤の
拍手とは意味が違う。
ああ、カルロス・クライバー。。もうこの世にはいないなんて。
アーカイブ星で、好き勝手にやってるんだろうな。


昨日のようにみさちゃんの思い出に浸りながら聴く、なんてことはできなかった。
もう、全身を耳にして、拝聴するのみ。
これで、僕も「のだめ」になっていくのだ。クラシックよ、Hello Again ♪


2006年12月18日(月) みさちゃん



昨日の続き。
帰りにトットコトットコ歩いていたら、いろいろなことを思い出した。
人間の体は、そのほとんどが思い出と水分で出来ているって言うけど、
本当だ。
思い出は、それが楽しいものであっても哀しいものであっても、
結局、時間が「切ない」という曖昧な中間色のような感情へと
変化させてしまうのだな。それは、熟成といってもいいのかな?
ある意味、今が、食べごろ・飲みごろなのかも。



ごく、個人的な話。
20歳のとき、初めて女性に愛を告白した。
ひとつ年下のみさちゃんという女の子。
ショートカットで色黒で、胸が小さくて目がクリクリした、まるで陸上部員の
女子中学生みたいな女の子。職場の同僚だったのだ。
数ヶ月間想い続けて、その想いがピークに達した時、
一気に攻めへと転じた訳で。

友人の指輪職人(正式には何と言うのだろう?指輪を作る人)にお願いして
プレゼント用の指輪を作ってもらった。
人生初めての告白で、いきなり指輪を贈ろうとする、その心意気&無謀。
「サイズは?」と友人に聞かれて、「わかんない」と答える
純情&世間知らず。
「じゃあ、フリーサイズの変わったやつにしよう」と言われ
なんか、こう、簡単に、詰められる、なんか、こう、グルグル巻いてある感じの、
なんか、こう、アンティックなやつ(説明できない・・・)を選択。裏側にネームを
入れてもらった。あれはいくらぐらいしたのだろう?全然、覚えてない。


「帰りに大事な話があるんだ・・。シャッターの前で待ってるから、来て」
とさりげなく、実は心臓が飛び出るほどの興奮状態で彼女に伝え、
先に社員通用口から出た。
すぐに彼女はやってきて「ちょっとだけここで待っててもらえる?」と
言い残し、どこかへ走っていく。
たぶん、5〜6分で戻ってきたと思う。



以下は多少の脚色を含む。


「おまたせ。大事な話って・・なあに?」
「あのさー、」
「うん?」
「みさちゃんさ・・」
「うん」
「みさちゃんさぁ・・僕のことどう思う?」
「え?。どうって・・?」
「うん・・。恋愛の対象としてさ・・・。どう思う?」
「・・・・」
「いきなり驚かしてごめん・・えっと、あのさ・・・」
「・・・わたしは・・駄目だよ・・・。」
「え?駄目って?・・ど・・どういうこと??」
「わたし・・・彼氏・・・・いるから・・・」
「え??!どういうこと?え??!だって、彼氏いないって前言ってたよね?」


激しく狼狽する恋愛初心者。


「今ね・・・」
「・・うん?」
「今、そこの喫茶店にいるの・・・」
「え?誰が???(意味分からず、大いに混乱)」
「お客さんの○○くん・・・知ってるでしょ?彼、そこに今、いるの。
たぶん、墨田君、私に告白するんじゃないかと思って、
今、彼に相談してきたのね・・・」
「・・・・・!(ほぼ瀕死)」
「そしたら、一応話は聞くだけ聞いて、きちんと断わりなよ、って言われて・・・・」
「・・・・・・・!(そして、死亡)」
「ごめんね、、彼とはまだ10日間くらいなの・・。打ち明けられて・・
付き合ってるんだ・・・」
「・・・・・・(生活反応なし)」
「墨田くん、いい人だけど、わたしと合わないと思う。
私なんか墨田くんに相応しくないよ。ごめんね。
明日、墨田くんと、もう会いにくくなっちゃうかな・・・?
ほんと、ごめんね。私戻らなくちゃ・・・。
明日、待ってるからね。仕事に来てね・・。」



僕に君は相応しすぎるのに。
○○は僕の客だったのに。
○○は僕より背が低いのに。
○○がみさちゃんを好きだったなんて、全然知らなかった。
やはり女は学歴で選ぶのか?○○は慶応の学生。

僕は君にまだ「好きだ!」と言えてないのに・・・・。


帰りに新宿駅でちょっと危ない瞬間もあったが、
なんとかダイヤを乱すことなくご帰還。
すぐにベッドに突っ伏して、生まれてはじめて「恋」で泣いた。
もう、ワンワン。どこからあんなに涙が出るのか?!といったくらい。
あとにも先にも、「恋」で泣いたのはあのときだけ。


翌朝、社員通用口に彼女が立っていた。
手には鯛焼きが入った袋が。
「あとで、みんなで食べようね」と、とびっきりの笑顔で。

2日続けて、「恋」で泣いた。でも2度目は、心のなかで。


今でも、みさちゃんのことをよく思い出す。
たぶん、元気で逞しい、50歳の母になっているんだろうな。
僕の人生で、いちばん好きだった女の子の話。
他人の個人的な話は、つまらないでしょ?(笑)
いいんだよ。日記だから。


プーランクの傑作「管弦楽とピアノのための六重奏曲」を聴きながら。








(12月8日 記)


2006年12月17日(日) 木枯らしの交響曲



バスの10停留所分を歩く。

僕はいつも冬に絶望しているな。
楽観的になれる薬があるのなら、CDを全部処分してもいい、などと
考えながら、トットコトットコ、歩く。
明日が、見えねぇー。ぜんぜん。


家に帰って、エルガーの交響曲第1番を聴く。
バルビローリ指揮フィルハーモニアのとびきりの演奏で。
ブラームスよりさらに通俗的で人間臭い名曲に、
この柔らかい演奏は、完全に正しい。泣いた。思いっきし。


明日は、この第1主題を口ずさみながら、歩こう。











(12月8日 記)


2006年12月16日(土) ただ、マンフレッド序曲を愛してる



漫画『のだめカンタービレ』にも登場したシューマン作曲の「マンフレッド序曲」を
5回(!)続けて聴く。ありえない聴き方。でもわずか60分で聴けちゃう。
この曲を僕に教えてくれたのは、音大に通っていた彼女。数十年前のこと。
シューマンの曲は交響曲もピアノ曲も歌曲も室内楽もすべて大好きだが、
この「マンフレッド序曲」は特別だ。偏愛している。

最後の60秒。その中でも特に最後の最後の20秒、チェロが浮かび上がる瞬間から。
目を閉じると、多くの思い出が蘇ってくる。
この曲にこれだけ反応してしまうということは、
僕の耳は第三期クラシックモードに突入したのか?これはやはり、のだめの影響?



「マンフレッド序曲」の最高の演奏は、これ。これを聴いたら他が聴けなくなる。マジで。
  ↓



「サバリッシュ指揮ドレスデン国立」(1972)


2006年12月15日(金) 秋吉敏子さん



秋吉敏子さん、アメリカで大きな賞をもらったそうですが、
ものすごく嬉しそう。「賞をもらったこと」が嬉しそう。
自身の積み上げてきた歴史が「賞」という形で評価された事が嬉しそう。
チック・コリアももらってるんだから!すごい賞!と
意味不明にもちあげるキャスターも嬉しそう。

秋吉敏子さんのジャズは、僕が30年近く聴いてきたあらゆるジャズの中で
最もつまらない部類に属するものです。才能はあるのでしょう。たぶん。
でも、あの人の音楽には色気がありません。ユーモアがありません。余裕がありません。
面白みがありません。理屈・理論先行型で大衆音楽としてのジャズではありません。
ルー・タバキンもつまらないし、秋吉敏子さんが弾くピアノもつまらない。

そう、一言で言えば、
「つまらない音楽」です。僕らが常に探し求めている「面白い音楽」の
対極に位置する「つまらない音楽」です。
そのつまらなさは、娘のMonday満ちるに受け継がれています。
ふたりが共演したテレビ番組をちょっと前に見ましたが、
驚くほど没個性的な演奏&歌唱に、思わず涙が。
何だか、悲しい親子。

大きな賞(単純に大きいという意味だけの賞)をもらって
ジャズ人生もまもなく完結するのでしょう。
でも、僕は、秋吉敏子さんの音楽を聴く事は今後二度とないでしょう。
それって、寂しくありません?
いえいえ、僕自身への問いかけではないですよ。
ジャズという音楽への問いかけです。



(12月6日 記)


2006年12月14日(木) のだめ第17巻はニールセンの「不滅」です


テレビドラマ『のだめカンタービレ』の原作漫画本を9巻から16巻まで買ってきた。
テレビ放送は9巻までのエピソードとのこと。ということは『のだめカンタービレ2』
も有り得るな。楽しみ。漫画は今夜中に読んでしまおう。


それにしてもドラマ『のだめカンタービレ』面白すぎ。
よくぞ上野樹里を起用してくれた!
ていうか、上野樹里以外考えられない。
これは『ただ君』で宮崎あおいが演じた静流と同じ。
あれ、このこと前も書いた気が。年をとると同じ事を何度も書いてしまう^。

そういえば、昨年、こんなことがあったんですね。→全然、知らなかったー。
でも結果的にはアニメそのままでよかったじゃない。
ちなみに、上野樹里は私生活では、ジョン・コルトレーンが好きとのこと。


ドラマで使用されている楽曲を調べていたら
こんなすごいのを見つけた。頑張ってるな!感激。→


で、4時間経過。9〜16巻まで読み終えたとこ。面白かったー。
いやぁ、僕は漫画は読まないんだけど、これは確かにいいわ。
絵は下手だけど、ストーリー展開にめりはりが効いている。
ギャグのセンスも僕好み。のだめというキャラクターが何とも愛おしくなってくるぞ。

次の第17巻は来年の2月発売かぁー。
そういえば、千秋真一は次にニールセンの交響曲第4番「不滅」を指揮するようで。
僕も大好きな曲。
僕が選んだCDはブロムシュテット指揮サンフランシスコ響の
超名演!もう、あまりにも好き過ぎて、ムギュー〜です(笑)
これ聴くと、他の「不滅」は聴けない。マジで、すごい演奏、すごい曲。
特に第4楽章!!

ただし・・。最高傑作は交響曲第5番ですが。
その4番と5番のカップリングの輸入盤をぜひ!
    ↓









(12月5日 記)


2006年12月12日(火) 名作?『僕の生きる道』 全話、観終わりました。



テレビドラマ『僕の生きる道』全11話、観終わりました。
現在放映中の『僕の歩く道』で脚本家・橋部敦子を知り、
その才能に一気に魅せられてしまい、彼女の代表作という『僕の生きる道』を全話
(と言ってもDVDで4巻ですが)レンタルしてきました。

ちょっと感想を書きたいと思います。


脚本の完成度から言えば、『僕の歩く道』の足元にも及びませんでした。
同じ脚本家の手による作品とは俄かには信じがたいほど。
ただ3年前の作品ですので、言い換えれば橋部女史がそれだけ進歩した
という事ですので、彼女に対して何ら否定的な見解にはならないと思うのですが。
とにかく世間が何故それほどこの作品を高く評価するのかが僕には
ちょっと理解出来ません。


そもそも優れた脚本ってなんでしょうか?(映画とテレビドラマでは若干意味が
違ってきますが)簡単に言うと、物語として面白く、登場人物の性格づけが出来ていて、
会話に意味があり、場面の繋がりに無理がなく、蛇足・冗長・説明不足を避け、
エピソードの選択に細かい神経を使ったものが、優れた脚本だと思うんですよ。
そして優れた脚本が優れた演技を誘発して、たとえば演技経験が浅い役者でも
名演技をしちゃたりするわけです。


ドラマでは、生徒の万引き・盗撮行為・妊娠騒ぎ・不登校などがエピソードとして
取り上げられていますが、生徒が抱える闇の部分を深く掘り下げる事を
最初から放棄しているような表面的で底の浅いものになっています。
主人公のふたりが抱える苦悩に比べれば、生徒の悩みなんて取るに足らないものだ、
なんていう風に脚本家が考えているはずはありませんが、
しかし、結果として生徒たちのエピソードは都合よく利用されていった感は否めません。
その証拠として、生徒たちに関わる問題は驚くほどのスピードで解決されていきます。
もしも金八なら、1話全部を費やして描くであろう問題も(笑)
一方では、教師を好きになってしまった女子生徒のエピソードは
さほど重要ではないにも関わらず相当な時間をかけて描いています。
でもそれは草剛が演じる中村先生がどれほど生徒のことを考えているかを
イメージづけるためのエピソードであり、ならば、生徒があんなに簡単に立ち直れるエピソード
(だって、単なる片想いの話だもん)ではなく、もっと重いテーマを扱うべきではないでしょうか?
大問題に立ち向かっていく中村先生。
ただし、それをやると、視聴者の目は主人公の不幸から離れてしまう危険性があると
判断し、あくまでもテレビ的な意味で主人公に直接関わりのない重いテーマは
避けたのだろうと、僕は考えています。主客転倒は避けたいテレビ局の思惑が、
そこかしこに。


矢田亜希子が演じるみどり先生と中村先生は、多くの味方を得ます。
それもドラマのかなり初めの方で。これは、あまりにも雑ですね。
同僚教師全員・担当医師・看護婦さん、そして生徒たちも次々に。
中村先生の病気を知った同僚教師の演技(演出)はリアリティに欠け(役者の技量的にも問題あり)、生徒にその秘密が漏れてしまうエピソードはあまりにも取ってつけたかのようなテキトーぶりで、本来、密度が濃くなるはずであろう中村先生と母親の関係は
あまりにもあっさりと描かれていて、しかも母親役の女優さんは
『僕の歩く道』の長山藍子とは比べものにならないほど演技に深みが無く、
母親というよりは普通の感じのいいオバサンといった風情で。


どうしましょう?もっと重箱の隅をつついていきましょうか?
なんか嫌われそうだなぁ・・・(笑)


では、以下は箇条書きで。放映順ではありませんので。


● 草にもっときちんとした指揮をさせなくちゃ。せめて4拍子くらいは。
(これは演出の問題)
● 中村先生の郷里での場面。みどりは、まだお客様の扱いを受けるべき。
● おそらく人の部屋に置いてあるビデオカメラを無断で再生はしないはず
● 中村先生の病気を知ってしまった麗子先生は、
  何故にすぐに久保先生にそのことを話す?
● 抗がん剤の副作用はないのか?
● たった3錠の薬だけで、何を抑えるというのか?
● 職員室にいる教師の数が少なすぎる
● 「今日やれることは今日やりましょう」と言っていたのに
  「新婚旅行のことはそのうち決めましょう」と何故そうなるの?
● どのタイミングのどういうきっかけで、生徒たちは合唱に参加したくなったの?
● あれほど強硬に合唱に反対していた母親があっという間に理解を示す
● 何と、全員がA判定!物語の展開を早めるための御都合主義脚本・・・
● 上がり症の優等生吉田君、先生の姿を見たらいきなり指揮棒が振れてしまう
● その吉田君が5年後教師になって母校へ帰ってくる。しかし、ルックスは
  高校生の時のまま、どこからどうみても子供。声まで子供。ちょっと・・・ひどいぞ
● どうでもいいことだが、中村先生がずっと読まなかった本のタイトルを知りたい
● 5年後のみどり先生、せめて髪型は変えて欲しい。理事長も全く変わらないし。
● 草君、歌が好きという設定なら、もちょっと巧く歌えなきゃね・・・
● そもそも、あの合唱コンクールってなんなんですか?あの閑散とした会場は・・・
● 病室を抜け出してひとり会場へ向おうとする中村先生。病室に残る母親。
  普通は母親に支えられて出て行くでしょ?というより、母親なら行かせないでしょ。
  というより、体力的に不可能でしょ?
● あの場面で“仰げば尊し”は、あまりにもありきたりで・・・。
  泣きたくても泣けなかった。
● せっかく頑張って演技していた草だが、旅館で泣き崩れる場面が、
  あまりにも下手で・・・



以上、脚本と演出の手抜きを指摘してみました。ステレオタイプの見本市みたいな
感じで、ちょっとショックです。
まだまだ、あるんですが、やめておきます。さすがにこれ以上の重箱隅状態は
いやらしいので(笑)
さまざまなエピソードが有機的に結びつく事で、
物語に陰影が付き深みも増していくのです。
つまり、どんなに小さなエピソードでも大切に扱っていかなければいけない
ということです。文字数を埋めるためだけに用意され、
その扱いも邪険にされてしまうエピソードなら初めから書かないほうがいいと
僕は思いますが、脚本家はどう考えているのでしょう?

繰り返しますが、橋部さんの最新作『僕の歩く道』は、現在までは見事な出来だと
思います。最終話まで今のレベルが維持されている事を祈っています。


(12月3日 記)



2006年12月11日(月) 『ただ、君を愛してる』 より 「完成された恋」



市川拓司の小説『VOICE』 『SEPARATION』 『いま、会いにいきます』、 
エッセー『きみはぼくの』の4冊を一週間で読み終えました。
これで読了した市川作品は『世界中が雨だったら』 『恋愛寫眞〜もうひとつの物語り』
と合わせて全部で6冊。今日から7冊目の『そのときは彼によろしく』を読み始めます。
実は、市川拓司が書くような小説を好んで読むことはありませんでした。
SFやミステリーの風味をまぶしてはいても、基本的にはコテコテの恋愛小説です。
文体もそうですが、小説の中で交わされるセリフも読んでいて
ちょっと気恥ずかしくなるほど、夢見る文学青年的な、あるいはどこか
少女趣味的な色合いがあり、
人様に「僕は市川拓司が好きです!」と大声で表明できない部分も・・・
確かにありましたね。
でも、今はこうして表明しちゃってるけど(笑)

なんか、僕は前の会社を辞めたあたりから趣味が変わってきましたね。
猛烈な孤独感に悩まされて、まあ、それは今も変わらないのですが、
何と言うか映画や小説、あるいは音楽に至るまで
人間の肌の温度や湿度を感じさせるものを強く求めていく方向に
導かれていっていると思います。もっと単純に言えば、
たくさんの「愛してる」を観たい・聴きたい・感じたい、ってことでしょうか。
これは自分自身の過去への思いなのか、それとも未来への願いなのか。
定かではない部分も残りますが。






映画『ただ、君を愛してる』の原作本『恋愛寫眞〜もうひとつの物語』の中に
こんな一節があります。主人公の静流と誠人の会話です。




「世界がもっと単純ならいいのに」

「どういうこと?」

「だから、私はあの人が好き、そしてその人もわたしの事が好き。

それで成り立っているから難しいのよ」

「そうだよね」

「私はあの人が好き。それだけで成り立つなら、すごく簡単なことなのに」

「うん、僕もいつもそう思っている」

「それなら、世界の恋はすべて成就するわ」

「片想いの惑星?」

「そう」





このやりとりには、生き方へのひとつのメッセージがあると思います。
こういう考え方をどこかにしまっておけば孤独とも対峙していけるのかも
しれませんね。片想いとは必ずしも愛に関する意味だけを持っているのでは
ないのですから。

上記のやりとりは映画の中では誠人の
「片想いは、それはそれで完成された恋だと思うよ」という言葉ひとつに
置き換えられています。
映画のあとに小説を読んだのですが、何故、このセリフのやりとりを一字一句そのまま
映画でも再現してくれなかったのか、返す返すも残念で。
これはやはり、静流から誠人へ向けて放たれるメッセージであるべきでしょう。
小説で誠人は「僕もいつもそう思っている」と応えていますが、
それは静流の言葉を受けての「そう思っている」なわけですから、
誠人から静流に何かを伝えるのではなく、映画でも静流から誠人に
何かを伝えるべきではないかと。

たとえば「完成された恋」という映画のセリフ。
誠人がまだ無意識ではあるけど静流を愛し始めていたことを
観客にそれとなく伝えるための道具として用意したのだろうけど、
実はそれは「完成された恋」ではないんだ、という静流の思い、
つまり「完成された恋」ならどんなにいいだろうか・・
という静流の切ない願いをこめた言葉として使われるべきでしたね。



だから。



誠人「完成された恋だと思うよ」
静流「そうね」


ではなくて


静流「完成された恋だったら・・いいのにね・・」
誠人「うん」


と、なるんですよね。これって、意味が違ってきますよね?
どちらが「せつなさ度」で上回っていると思いますか?



『いま、会いにいきます』の原作本を読んだ時も、映画との違い
(もちろん違いはあっていいです)で残念に思う部分がいくつかありました。



それと『ただ、君を愛してる』の静流は原作を読んでも宮崎あおいでしたが
(誠人はちょっと違ったかも)、『今、会いに行きます』の巧は
原作を読んでしまうとどう考えても中村獅童ではないでしょー、と。
あんなにギラギラした男はどう考えても違うのでは?(笑)
永瀬正敏とかどうですかね?
まあ、あの夫婦(獅童・竹内)のその後のドロドロした展開を知ってるせいもあるけど。
竹内結子は適役だったと思います。でも松たか子だったら更に良かったかも。
ちなみにテレビ版は未見ですが、ミムラ&成宮コンビは、ちょっと
若すぎるのでは?あと、美男美女ならいいというわけでもないので(笑)

ま、余談ですが。




(12月2日 記)


2006年12月10日(日) 『僕の生きる道』



 


現在放送中のドラマ『僕の歩く道』の草剛の演技に感動し、
脚本家の橋部敦子の凄さを知り、その橋部の出世作と言われる『僕の生きる道』を
全話レンタルしてきた。明日の朝までに全部見ちゃうぞ!我ながら驚くべき集中力!

で、見始めてすぐにこれを書いている。
やはり主演の草剛の演技は見事だ。そして矢田亜希子も素晴らしい。
脇を固める、大杉漣、小日向文世、森下愛子も本当に巧い。
谷原章介はいまいちだけど(笑)
そして、なんと『セカチュー』前のまだ減量していなかった綾瀬はるかが
出てた!おおお、このぽっちゃり加減がかわいいぞ。制服似合ってないし(笑)


では、残り10話、これから見るとするか。



(11月30日 記)


2006年12月09日(土) 脚本家・橋部敦子





竹内まりや作詞・作曲の松たか子の新曲“みんなひとり”。
テレビドラマ「役者魂」の主題歌である。聴き始めてすぐに竹内まりや作品と分かる
ある意味ワンパターンな作風なのだが、それでもメロディと詞のバランスの
良さの前では、小理屈はほとんど意味を成さなくなる。
ポップスの定型から決してはみ出すことのない竹内まりやだが、
ならばその枠組みの中でやるべきことは全部やろうとする熱意を
汲み取りたい。

さて、この新曲、初回特典として天才・中島哲也監督による同曲の
ミュージックビデオがついているのだが、これが非常に興味深い。
中島監督作品の『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』のあの映像の再現を
期待していたら見事に裏切られた。
松たか子を正面から奇を衒わずに撮ることに重きを置いた作品となっている。
もちろん、ミュージックビデオならではの物語性もあり、
孤独感と疎外感に悩む子供の姿がシルエットで描かれていく。
が、さてどうなんだろう?と、ここで疑問。
いっそのこと松たか子を一切映さずに、子供のシルエットだけで行ったほうが
さらにメッセージ性が強くなったように思えるのだが。
まあ、ファンは松たか子を見たいしね。
しょうがないか。もしも宮崎あおいがCDをリリースしたとして
(ちなみに、彼女、すごく下手です(笑))、特典のミュージックビデオが
風景ばっかだったらやだもんなー。
ただ歌っているところを正面から撮ってもらえればいいわけでね(笑)

あ、そうだ。“みんなひとり”なんだけど、通常盤が1200円。
5分間のDVDが付いた初回特典盤は1800円。←これ、ちょっと高くないか??






この日記を書いている今日は11月28日。
仕事が終わってから、映画を観てきた。




『ただ、君を愛してる』    ・・・・・ 6回目です。





麻薬のような映画なんだから。確かにシナリオに何箇所か問題もあるし、
物語だってありきたりかもしれない。音楽も狙いすぎでクサいかもしれない。
それでもいいのだ。自分に最も相応しいカタルシスを与えてくれる
映画を、たとえ50を過ぎたオッサンであろうが堂々観に行けばいいと思うのである。
そういう事における行動力は鈍ってはいけない。ブレがあってもいけない。

僕の新しいアホ上司が研修中に「アダルトビデオなんか観る奴の気がしれない。
うちの息子にもアダルトビデオのくだらなさを説いて息子も納得したぞ」と
のたまったが、こういう生き方ってほんとつまらないと思う。
心の中では「息子が納得するわけねーだろが、アホが!」って呟いてたけど、
気が付くと「ほんとですよね!」と賛同するふりをしてた。ま、サラリーマンの
辛さって奴すよ。「あ、おれ!アダルトビデオ好きすよ!」とほんとは言いたい。
実際、好きだし。 話がそれてすまん。





宮崎あおいの写真と文章(語りの文字起こし)による本『祈り』
amazonより届く。
その中で一番好きな写真(あいかわらずピンボケ携帯写真)
   ↓









・'゜☆。.:*:・'゜★゜






2004年は『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS)
2005年は『白夜行』(TBS)


そして、今年は、『僕の歩く道』 (フジTV)が最高の作品だろう。
キャスティングがすべて成功、演出は一切の迷いなし。
何よりもこれほど優れた脚本に接するのは、本当に久しぶり。
橋部敦子 。その名前すら知らなかった。勉強不足を深く反省。
今日放送の「第8話」。素晴らしすぎて、観終えた後、ものすごい敗北感(爆)
僕が脚本家だったら、しばらく立ち直れない(笑)
橋部さん、映画の脚本書かないかなぁ・・・。もう、大ファンになってしまった。
まずは橋部さんの出世作という『僕の生きる道』(2003年)の原作本を読んで、
それからDVDをレンタルしなくては!


2006年12月08日(金) めずらしく書くことがない。なら、書かなきゃいいだろ、って?



ジャック・フィニイ「ゲイルズバーグの春を愛す」
ジャック・フィニイ「ふりだしに戻る」
ロバート・A・ハインライン「夏への扉」
広瀬正「マイナス・ゼロ」
広瀬正「エロス」
瀬尾まいこ「幸福な食卓」
荻原浩「あの日にドライブ」

一気に読み始める。時間が欲しいなー。一日72時間あったら・・。たすかる。
麻薬中毒のように同じ映画ばかり観てしまう・・・
『初恋』、、今晩もう1回観るかぁ。これで6回目。映画を作った人たちも
ここまで観てもらえると嬉しいだろう(笑)
演出面で実はいくつか問題点がある『初恋』だけど、それでもやっぱり
ラスト前の泣き崩れるシーンで、僕も一緒に泣き崩れる。
ほとんど病気やなあー。おいら。
パソコンのデスクトップ画像も『アヒルのワルツ』から『初恋』に変わったし。
さすがにカレンダーを買って部屋に貼る勇気はないわな。







おお、珍しく書くことがない。なら、書くなよ。
映画観なきゃ。


(11月26日  記)


2006年12月06日(水) 「こころの傷に時効はないのだろうか・・・」




今日は11月24日。日記の日付は、随分先に行っちゃったなぁ。


映画ファンの投稿サイトで素晴らしいレビューを見つける。
このレビュアーは他にどんな映画が好きなんだろう?と、「お気に入り作品」を
覗いてみると、ううう・・何故これを選ぶ?的な作品名がズラ〜っと並んでいて
ひどくがっかりする。これはそのまま僕のお気に入り作品のリストにも通じる事
だと思う。

「はじめまして」
「はじめまして」
「ご趣味は?」
「音楽鑑賞です」
「どんな音楽がお好きですか?」
「ミスチルが特に好きです」
「おおおお!」

で、お見合い相手の彼女の部屋に行ってみると、CDラックに渡辺美里や
スターダスト・レビューやB’sが並んでいたりする。スーさん、ショ〜ック。
お、おまいなぁ・・・。(汗)
映画でも音楽でも、その作品のどこを好きになったか、ということが重要で、
実はそういう部分に人の嗜好がはっきりと見て取れる訳でね。
僕はミスチルとスターダスト・レビューと渡辺美里を同等に愛せる女性の
他者に対する寛容さには惹かれるが、やはり、ふたりでこれらのクズを聴くのは
拷問だ。「どう?いい曲でしょ?」って言われたって、答えようがないもん。
「え、、ええ・・。ど、どれも・・・同じようなメロディと同じような歌詞で、、
な、、なんというか・・・す、、すごく・・・・ダサイです・・・(汗)」

のだめとミスチルとブライアン・ウィルソンと小谷美紗子と宮崎あおいと
中日ドラゴンズとあらきゆうことキース・ジャレットとソン・イェジンが
好き
 。なんていう女性が見つかる確率はジャンボ宝くじが当たるより低いかも。
どこかにいらしたらメールください。
当方51歳(見た目は40代前半)独身、低収入、高カロリー。




映画『初恋』のプレミアムエディションDVD、購入3日目なのにすでに5回鑑賞。
異常なまでののめり込み方に、自分でびっくり。
『ただ君』の静流の時と同様に、『初恋』のみすずにも深く感情移入してしまって
困った。切なくてねー。宮崎あおいの秀逸な演技があったからここまで感動的な作品
に仕上がったんだろうけど、、、主人公のみすずのその後の人生を想像するとき、

「こころの傷に時効はないのだろうか・・・」

この言葉は胸に突き刺さるなー。




暖めてほしいと誰に言えばいい?
凍えた体を抱きしめてほしいと
どんなに願っても祈っても叶わない
この愛はもう

         “元ちとせ/青のレクイエム”より
 




昨日作成した編集CDR【青のレクイエム】を友人に送る。
送る前に部屋の掃除をしながら聴いていたが、素晴らしいぞ。
もちろん素材がいいから誰が料理しても旨いものが出来上がるとは思うけど、
やはり曲順にこだわるスーさんならではのワザが冴えているぞ。自画自賛。
編集CDRの肝は曲順す。



『周防正行DVDBOX』中古でゲット!
    ↓




2006年12月05日(火) 編集CD−R 【 青のレクイエム 】




sumita’s selection  2006.12・5





編集CD−R 【 青のレクイエム 】




1 映画「初恋」より/日記  音楽・岡本定義
 
2 エルビス・コステロ/アクシデント・ウィル・ハプン

3 GARO/美しすぎて

4 ビートルズ/サムシング〜ブルー・ジェイ・ウェイ
(2006ジョージ・マーティン・リミックスver)

5 石岡久乃(pf)/ベートーヴェン「悲愴」
〜のだめカンタービレ・ヴァージョン〜

6 エルビス・コステロ/ピース、ラブ&アンダスタンディング

7 k.d.ラング/ハレルヤ

8 GARO/涙はいらない

9 映画「魔女の宅急便」より/海の見える街  音楽・久石譲

10 クイーン/キラー・クイーン

11 ビートルズ/ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
(2006ver)

12 GARO/地球はメリーゴーランド

13 ビートルズ/ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー〜トモロー・ネヴァー・ノウズ(2006ver)

14 映画「タイヨウのうた」より/good−bye days〜明日へ 
編曲・椎名KAY太

15 エルトン・ジョン/グッバイ・イエロー・ブリック・ロード

16 村井邦彦オーケストラ/髪がゆれている

17 元ちとせ/青のレクイエム
 



ビートルズ名義で発売した事が、どうにも気に入らないクズアルバムだが、
3曲のために輸入盤を購入。まあ、CD収集なんてそんなもんすよ。
時には1曲3分のために3000円出す事もあるし、それによって生活がきつくなっても
まあ、仕方がないや、っていう気持ちになるわけで。
音楽を聴きたい!CDを買いたい!とか映画を見たい!DVDを買いたい!というのは
ほとんど性欲と同じかと。欲求を満たさないと、誰かに迷惑をかけてしまう(笑)


今回のCDRは映画『初恋』購入感動記念という主旨で、主旨ぃ?
珠玉の名曲だけを集めてみた。先日も書いたけど、今後
珠玉路線でいくから。10年くらいは。
ビートルズの3曲は、ちょっとした新しい発見もあり、十分に聴ける。
っていうかさ、アルバム全部こういう路線でいけばいいのに。
余分なこといっぱいしちゃってさ。
コステロの“ピース、ラブ〜”は、もちろんミスチルの“箒星”誕生に多大なる
影響を及ぼした曲。14から最後の17までの流れが個人的にすごく
気に入っている。







(11月23日 記)


2006年12月03日(日) 青のレクイエム


要するに僕は、ただ、泣きたいわけで。
映画を観て、ドラマを観て、本を読んで、音楽を聴いて。

小難しい感動(時に感動と錯覚)は、しばらくいらないんだよね。
分かりやすくストレートに描かれたものに打ちのめされたいと。

『ただ、君を愛してる』『初恋』『タイヨウのうた』(テレビ版はクズ)
『嫌われ松子の一生』(映画・ドラマ共に)『のだめカンタービレ』
『僕の歩く道』『役者魂』『ユリイカ』・・・。。




2006年公開の宮崎あおい主演映画『初恋』で感動的に流れる
元ちとせの“青のレクイエム”。
名曲中の名曲だが、僕はあのドラムスに反応していたのだ。
日記に書いとけばよかった。
今日初めて、あらきゆうこが叩いている事を知った。あまりに
嬉しい衝撃。
僕は自分の耳を完全に信用できると思ったぞ。
この耳はレーダーでとらえるべき対象を確実にとらえているぞ。
偉いぞ、俺の耳。


結局、『ただ、君を愛してる』、、5回目観てきた。
これは病気か?
確かに彼女が聞いたら嫌がるかもしれないが、
幸いと僕には彼女はいないし、今後できる可能性も、まあ、ないわな。
年齢的に。
だから、いいじゃないの?この路線を突っ走っても。
どの路線かと言うとだな、、宮崎あおい−上野樹里 路線ってことじゃ。
いや、正確に言うと、、静流−のだめ 路線じゃな。
さてテレビドラマ化されたとき、誰が静流を演じる?
映画化されたとき、誰がのだめを演じる?

そういうことを電車の中で考えてる孤独な中年よ。僕と集おう!



(11月22日 記)


2006年12月02日(土) みんなひとりぼっち

今日は11月20日。



先日、激酷評したビートルズ(?)のNEWアルバム(?)
『LOVE』(くっだらねータイトル)。
今日、CDショップで完全試聴しまくる。その結果発見もあった。
その前に、これってやっぱりどう考えても
『ジョージ・マーティン・プレゼンツ・マッシュ・アップ・ザ・ビートルズ』なんて
感じのタイトルにすべきだろ?
ビートルズ名義で発売しないと売上げにも影響が出るんで
なりふりかまわず、商売に走っただけでしょ。
ま、そのことはこの前書いたからいいや。


今日は、このくっだらねーアルバムの中にも聴くべきものもあるという
何とも寛大な視点から数曲選んでみた。


ちなみに「ストベリー・フィールズ」はクズです。


「サムシング」・・・いわゆるマッシュ・アップにはなっていない。
リミックスされてベースは奥に引っ込んだが、その分音が俄然クリアーになり、
ドラムスは雄弁に、ストリングスなどは驚くほど甘美で、
なんというか、新装開店といった風情。
しかし、オリジナルの良さを全く損なっていないから、絶賛しちゃう。

「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー/トモロー・ネヴァー・ノウズ」
・・・・この合体わざは面白い。次の「ルーシー・イン・ザ・スカイ」へと
繋がる前にもうひとカタルシス欲しいところ。ちょっと最後は淡白。

「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」
・・・・ジョージの弾き語りデモテイクにジョージ・マーティンが新たにアレンジした
ストリングスがかぶさる。ちょっと、ジーンとしたぞ。


この3曲のために購入するのは愚か。レンタルしてCDRに焼いちゃいましょーね。







・’゜☆。.:*:・’゜★゜




『のだめカンタービレ』第6話。千秋と一緒にラフマニノフを弾くのだめ。
本当に素晴らしいドラマだ。しかも、楽しい。そして、切ない、泣ける。
上野樹里の代表作と断言してよいぞよ。ピアノを演奏するシーンの
恍惚の表情の良さといったらもう。。。
『虹の女神』のスタッフは上野樹里の本当の魅力に
気づかなかった愚か者だー。彼女は猫背になって首をすくめた時、
驚くほど愛らしくなるぞ。


『のだめカンタービレ』
『僕の歩く道』
『役者魂』

終わって欲しくないなぁ・・・・





・’゜☆。.:*:・’゜★゜





で、『役者魂』の松たか子ー!綺麗だな〜。品があるな〜。29歳かぁ〜。素敵だなぁ〜。
オジサンから見ると宮崎あおいは恋人にしたいかわいさ。
松たか子は嫁さんにしたいかわいさ。宮崎あおいもあと7年経ったら、こんな風に
美しい女性になるんだろうなー。オジサンはその時57歳・・。定年3年前か・・・^_^;



松たか子の新曲“みんなひとりぼっち”(作詞・作曲 竹内まりあ)
を聴いて、マジ泣きしたぞ。




恋人ともちがう 大切なともだち
代わりのきかない私の相棒
みんなひとりぼっち 探し続けるのは
確かな絆とその証

どんな強い人も 弱さを隠してる
外には出せない傷抱えながら
みんなひとりぼっち それを知るからなお
あなたの大事さがわかるよ
心の片隅で 気にかけてくれてる 恋より強い味方


響 一朗

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