A Thousand Blessings
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2007年01月25日(木) それでもボクはやってない











映画『それでもボクはやってない』を観てきました。
文句のつけようがない、戦後日本の社会派映画の金字塔だと。
この本には、シナリオが全て収録されています。
ボクは先にシナリオを読んでから映画を観ました。
本の後半は元・裁判官の木谷明氏と周防監督の対談ですが、
これがすごい。とにかく面白いとしか言いようがありませんね。
そして同時に怖くもあります。映画と本をセットでぜひ堪能してください。

この映画が2006年に発表されていたら、
『フラガール』も『武士の一分』も吹っ飛んでいたでしょうね。

上映時間、2時間23分のとてつもない傑作です!


2007年01月24日(水) マーラーの交響曲第9番



交響曲第9番。マーラーの最高傑作。
実際のところ、どのCDを聴いても感動出来てしまうので(笑)、
そうなるとわざわざ5枚選ぶのも無意味かな?と思いつつ、選び好きの僕の性が。

そうは言っても、演奏にそれぞれ個性があるのは事実で、
ものすごくロマンチックなものを聴きたくなることもあるし、
苦しまずに昇天させて欲しくて聴きたくなることもあったりして。

まあ、そんな贅沢がいえるようになったのは、
高くは無いけど、いい再生装置を手に入れてからで。
特にヘッドホーンは住宅事情の関係上、ものすごく重要で。
いいヘッドホーンを見つけたときは嬉しいな。

9番がどんな曲かは、自分で検索して調べてちょ。
以下、5枚を。
先発5本柱と考えてもらえれば。全員、15勝は確実にいけます。






『ラトル指揮ウィーン・フィル』




※ 細かい部分へのこだわりは、ラトルの特徴。大きな演奏ではないが
緻密さでは群を抜いています。ただし、時に息苦しくなることもあり。
体調と精神状態がよければ、こういう演奏から学ぶものは
多いと思いますね。




『ノイマン指揮チェコ・フィル』




※ 逆に緻密さよりも大きな演奏を心がけたのがこれ。
チェコフィルの弦の響きも温かくて素晴らしく。聴いていて最も落ち着ける。
意味ありげに遅いインテンポを強調したり、テンポルパートしたりせずに
味わい深い演奏をさせてしまうノイマンの才能。





『バルビローリ指揮ベルリン・フィル』




※ 一期一会。思いの溢れるロマンチックなことこの上ない演奏。
弦楽器群の動きが物凄くリアルに聞こえます。
終楽章のホルンが素晴らしすぎて・・・・。1960年代のベルリン・フィルって
今よりずっと人間味のある音色だったんですね。って、カラヤンが指揮すると
無機質だから、やっぱり指揮者の違いか。バルビローリ恐るべし!
誰が聴いても満足できる9番です。




『バーンスタイン指揮ベルリン・フィル』




※ これも一期一会。しかし、非協力的なオケを強引に濃厚なロマンチシズムへと
引っ張っていったバーンスタインの情熱が凄すぎ!こんな演奏二度と現れない。
これよりもコンセルトヘボウ盤の方を推す評論家の気持ちも理解できます。




『ドホナーニ指揮クリーブランド管』




※ 「無味無臭」という評価と「完璧」という評価に分かれます。
バーンスタインの対極に位置する演奏として、
こういうのも受け入れさせてしまう9番の包容力。
この演奏は時々聴きます。実は、大好きだったりして。


2007年01月21日(日) 編集CD-R 【 home 】


オリジナル編集CD-R  SUMITAS



【 home 】 


1 テレビアニメ 『アルジュナ』より/Early Bird
                   作曲:菅野よう子 (2001)

2 坂本真綾/マメシバ (2001)

3 スガシカオ/奇跡 (2006)

4 川村結花/home (1998)

5 ロキシー・ミュージック/ストリート・ライフ (1973)

6 ザ・ビートルズ/ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
                  <NAKED ver.> (1969)

7 テレビアニメ 『アルジュナ』より/覚醒  作曲:菅野よう子 (2001)

8 スガシカオ/夏陰 (2006)

9 トワ・エ・モア/特別な望みなどないけれど (1973)

10 ペトゥラ・クラーク/ダウンタウン (1965)

11 スガシカオ/真夏の夜の夢 (2006)

12 映画サントラ 『ハチミツとクローバー』より
  /カタラーニ作曲:歌劇「ワリー」より〜さよなら、ふるさとの家よ〜 (2006)

13 HI−POSI/かなしいことなんかじゃない (1998)

14 スガシカオ/PROGRESS (2006)

15 ジェネシス/シーンズ・フロム・ア・ナイツ・ドリーム (1978)

16 サンボマスター/あの鐘を鳴らすのはあなた (2005)


ボーナス・トラック


17 Mr.Children/innocent world <カラオケ> (1994)

 




グレン・グールドが生涯愛しつづけたポップスシンガーがいたことは
マニア以外にはあまり知られていません。ペトゥラ・クラークです。
彼女の声がとにかく好きだったそうです。僕も大好きです。

トワ・エ・モアがご近所さんで何気にブームのようで(笑)
解散した年にリリースされた“特別な望みなどないけれど”が
最高傑作だと、今は思っています。

“夜空のムコウ”の作曲者でもある川村結花の“home”。
Aメロ、Bメロ、サビとほとんど起伏の無いメロディラインなのに
こんなにも心に沁みるのは何故?詞も素晴らしい。最近はこればかり聴いています。

スガシカオの2006年のアルバムは評判はいまいちらしいけど、
僕は上の4曲が入っているだけで、名作と判断しました。
ある場所で“夏陰”を聴いて、涙が出ちゃいましたよ。

蒼井優主演の凡作映画『ハチミツとクローバー』の中で、唯一心に沁みた場面に
流れていたのが、カタラーニの曲。見た人なら、そうそう!と頷くはず。

最後は、ボーナストラックのミスチルナンバーを
桑田佳祐になりきって歌いましょう!






ねえ 寂しいとき 「寂しい」って言っていいのかな
ねえ かなしみを全部持ち帰っていいのかな
ここでだけはいいのかな この場所がそうなのかな

声を立てて泣くことに慣れないように
わたしがわたしで あなたがあなたでいられるように
「おかえり」ってひとことが 二人のお守りでありますように


             “home”より 作詞・作曲 川村結花
 


2007年01月20日(土) マーラーの交響曲第7番<夜の歌>



マーラーの交響曲を聴いた時にだけ脳の中で分泌される特殊なホルモン。
脳内麻薬かい?知らんけど。
第1番から順番に聴いていくと、モチーフの変遷がよくわかって面白いし、
マーラーが桑田佳祐並みの引用の天才(もちろん誉め言葉です!)であることも
十分に理解出来て、ほんと楽しいわ。
これは中学生の覚えたてのマスターベーションみたいに癖になる音楽。
癖になってる限りは、シコシコと生きていようっと。


テンシュテット/ロンドン・フィルで「第7番<夜の歌>」を聴いている。
他の指揮者では聴こえない音がたくさん聴こえてくる。最初はその情報量の
多さにたじろいだが、馴れると他の指揮者のものが物足りなくなる。
刻々と変わっていくリズムの洪水、メロディもハーモニーも着地せずに空中を飛びかう。
目を閉じて聴いていても、眼球だけはクルクルと動き回っている感じ。
面白すぎ。落ち着きたいときはクーベリック/バイエルン放送響の
ボヘミアンチックな演奏で。
気力充実のときは、テンシュテットかギーレン/南西ドイツ放送でぜひ。
物凄く巧い演奏の映像を見てみたい方は、ハイティンク/ベルリン・フィルのDVDを。
ちなみにマーラーの全作品の中でもこの交響曲は、親しみやすさ度では群を抜いて低い。



金があったら全部買っておくれ。
    ↓




「テンシュテット指揮/ロンドン・フィル」




「ギーレン指揮/南西ドイツ放送響」




「クーベリック指揮/バイエルン放送響」




「ハイティンク指揮/ベルリン・フィル」DVD


2007年01月19日(金) 寿命

気がつけば、髪の毛半分が白髪に・・・(汗)
この半年で老け込んだなぁ〜。男は50代に急速に老けていくのかしらん?
今はどこからどうみてもオジサン。トホホ。


メタボリックだし。70キロ超えたし。
幸い耳と目だけは冴えまくっているから、良しとせねば。
友人のTさんも結構体調が悪そうで、気になる。
40代も後半にさしかかるといろいろ弱い部分が出てくるし、僕も経験があるけど、
男の更年期障害というやっかいなやつがね。あれには
悩まされたわ。ダルい、眠い、ミスが多くなる、不眠症になる、鬱になる・・・etc。
周りからは、集中力が欠けたやる気のない奴というレッテルが貼られたりして。
おまいらもあと20年もすれば俺の気持ちが分かる!と恨みながらも頑張って。
そういう状況から脱するいい方法は、環境を変える事。でもそれは無理だし。
収入が急激に増える事。それも無理だし。自由に使える時間が増える事。
会社を辞めれば可能だけど、それじゃ生きていけないし。
ってことは、受け入れるしかないってことか?なんか、空しいね。



友人とオリジナルの編集CD-Rを交換するのが楽しみで。
松田聖子−細野晴臣の強力なタッグの再認識なんて、編集CD-Rだからこその
醍醐味。僕の曽我部恵一にマーラーに何らかの反応を見せてくれたら嬉しいな。
もう買わないと決めたアーチストは絶対に買わない。
捨てる時が来たのだから受け止めなければ。
全部処分しちゃったアーチストは恐るべき数に。あれもこれも二度と聴かない。
時間がないんだよね。いや、残された時間がさー。マーラーを全部聴かなきゃ。
R・シュトラウスを全部聴かなきゃ。ワーグナーを全部聴かなきゃ。
ショスタコーヴィッチを全部聴かなきゃ。それだけで10年は必要。
あ、映画も見なくちゃ。本も読まなくちゃ。僕の寿命はどれくらい?気になる。




2007年01月18日(木) 駄目ドラマがいっぱい



話題のテレビドラマ『華麗なる一族』の第1話を見て、
「こんなもんかよ〜」という感想を。
もう見る気なし。こけおどしの演出も脚本も駄目。
キムタクのあの独特な喋り方は困ったもんだし、くどくまとわりつくナレーションは、
ほとんどNHKの朝の連ドラみたいでうるさいったら
ありゃしない。せっかくいいドラマが出てきている昨今なのに、
こんな巨大な時代遅れの産物に金と労力をつぎこんでいるようじゃ、
ドラマのTBSもお仕舞いだな。


で、今、僕が気に入っているのは(あくまでも現時点ではという意味。
昨年も途中から急激に失速したドラマがいくつかあったので。
例えば『嫌われ松子』や『役者魂』)、『ハケンの品格』。これは面白い。
大好きな仲間由紀恵主演の『エライところに嫁いでしまった』は第一回を見逃す。
今日、見るつもり。
『演歌の女王』『東京タワー』『拝啓、父上様』の話題作3本は、全然駄目。
もう見ません。倉本聰も何を考えているのか、『前略おふくろ様』のような
超名作を作る能力はないのに。『北の国から』が倉本聰を駄目にしました。


超駄作と叩かれた上戸彩主演の『アテンション・プリーズ』をビデオで観返す幸せ。
映画は宮崎あおい、テレビは上戸彩、という僕の中での図式が完成したようだ。
驚異の21歳パワー炸裂!なかなか突き抜けていけない蒼井優も頑張れ。
(『ハチミツとクローバー』は、学生の自主映画みたいな凡作。
蒼井優はかわいかったが、それもちょっと作られすぎ?な感じ。元気に飛び回る彼女を
見てみたい!)


2007年01月17日(水) 編集CD−R 【 マーラーの交響曲 】



人生はいろいろありますね。ちょっと抱えきれない状況が続いて。
古い友人たちに会いたいけれど、連絡手段も無く、孤独と絶望とマーラーと。
・・・なんてね。
マジで、へこんでます。





 編集CD−R  SUMITAS




【 マーラーの交響曲 】(2枚組、145分の大作!)




CD-1

1 クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィル/交響曲第6番「第1楽章」
(1991年ライブ)<25分33秒>






2 ファビオ・ルイージ指揮MDR響/交響曲第4番「第1楽章」
(2005年)<18分19秒>






3 クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィル/交響曲第9番「第4楽章」
                      (1979年)<25分33秒>










CD-2

1 小澤征爾指揮サイトウキネン/交響曲第2番“復活”「第1楽章」
                      (2000年ライブ)<20分54秒>






2 ファビオ・ルイージ指揮MDR響/交響曲第4番「第3楽章」
                      (2005年)<22分28秒>






3 テンシュテット指揮ロンドン・フィル/交響曲“大地の歌”「第6楽章」
                      (1984年)<31分26秒>








 

≪CD-1の超ミニコメント≫

最初に聴いたマーラーは「6番」でした。テンシュテットのライブは「6番」の決定盤!
冒頭からノックアウトされちゃって。何だか、音塊って感じで。
話題のルイージ指揮の「4番」から第1楽章を。
こんなにわざとらしい 演出の4番は初めて(笑)。 
でも、すごく面白いし、かなり感動しちゃったりする。
「9番」は好きな演奏が多すぎて。
1枚挙げるなら、ラトル/ウィーンフィルですが、
第4楽章だけに限定すれば、迷わずテンシュテット盤を。
テンシュテットは沁みる。



≪CD−2の超ミニコメント≫

小澤/サイトウキネンの「2番」の美点は、大らかさと繊細さの絶妙なブレンドです。
ルイージの「4番アダージョ」は、まさしく天上の音楽。イヤラシイほどの美しさ。
「大地の歌」第6楽章“告別”には名演が多いんです。でも、テンシュテット盤は格別。
聴いていると死にたくなります。







・'゜☆。.:*:・'゜★゜






ボソっとつぶやき。
Salyuが唄う「to U」。桜井とのデュエットも
そうだったけど、そんなにいい曲か??
メロディは平凡極まりないし(ライオネル・リッチーみたいだし)
詞もどこかインチキ臭い。桜井が書いた最も優れない詞のひとつだと思う。
エコエコアザラク運動のテーマ曲というのも胡散臭いし、
やっぱり大嫌いな曲。これをアルバムの最後に収録した時点で、
小林武史よ、さよ〜なら!


2007年01月16日(火) 観てよかった!「花田少年史〜幽霊と秘密のトンネル」


映画を3本レンタル。



須賀健太主演 『花田少年史〜幽霊と秘密のトンネル』(2006年作品)
蒼井優主演 『ハチミツとクローバー』(2006年作品)
仲間由紀恵主演 『TRICK劇場版2』(2006年作品)

こちら→を参照してください。





テンシュテット指揮のマーラーの6番の決定的名演(とういうより凄演!)を聴く。
聴けば聴くほど、この奇跡的なライブ演奏がどうして可能だったのかについて
考えてしまいます。体調が悪かったのに。
マーラーに興味がある人は「絶対に!」聴かなくてはいけないCDです。
同じくテンシュテットのマーラー8番のライブDVDも必見!この2枚のディスクを
持って、どこかへ逃げましょう。僕と一緒に。


ロックのDVDの大量処分も完了し、いよいよ僕も背水の陣。
何気に机の上にあったスティービー・ワンダーの「キー・オブ・ライフ」。
“楽園の彼方へ”を聴き、、、ちょっと、辛い。





2007年01月15日(月) マーラーの交響曲




50代に突入してもやっぱりマーラーなのか。マーラーからは一生離れられないのね。
CDラックの4〜5段くらいが全部マーラーだった時期があります。
マーラーの演奏って、指揮者やオケで印象がすごく変わるから、いろいろ聴いて
みたくなります。もったいない話で(笑)。
細かく言えば、第1楽章は○○の指揮で、第2楽章は××の指揮で聴きたい、
といった具合になるんだけど、
とりあえず≪今、無人島に持っていくマーラーの交響曲のCD≫ 
(ほんとこういう企画好きですねー、僕は(笑))

ということで各曲1枚を選んじゃった。

20代、30代、40代、、そして50代と好みの変遷を実感するわ〜。
でもって、ズラ〜っと。

ただ、「2番」と「7番」は、迷っているんですよ。
今の心境としては、小澤とクーベリックかな。明日は、2枚とも
テンシュテットになるかも(笑)。
全集を買うなら、迷うことなく、テンシュテットを!
テンシュテットの凄さが分かってきたのは、割と遅くて
世間での高評価をちょっと疑う時期もあったりして。

テンシュテットが指揮する「1番」は評価の高いロンドンフィル盤よりも
僕はシカゴ響盤の方が好きですね。低弦と金管に圧倒されるから。

小澤/サイトウキネンの「2番」は日本人が指揮したマーラーの最高傑作
という意味だけではなく、小澤という指揮者の特質(絶妙なバランス感覚)が
如何なく発揮されているという点でも必聴でしょうね。

「3番」はバーンスタイン/NYPの新録が登場するまでは、
クーベリック/バイエルン放送響盤とホーレンシュタイン/ロンドン響盤を
愛聴していました。バーンスタインの登場で、それらは吹っ飛びました(笑)。

「4番」は20代からずっとバーンスタイン/NYPの旧盤を聴いています。
レリ・グリストの声があまりにも可愛くて!!演奏だけをとれば、
テンシュテットや小澤、アバドあたりを選ぶかもしれませんが、
何しろレリ・グリスト命なので(笑)。

ラトルの「5番」は想像通りの出来なので、嬉しかったですね。
全ての音に意味を持たせようとするラトルの指揮は、ベルリンフィルのような
ずば抜けた技術を持ったオケが相手だと、こんなに特別な輝きを放つんですね。
好き嫌いは分かれる演奏ですが、僕は夢中です。CDより絶対にDVDで聴くべき。
音が圧倒的にいいです。

「6番」は文句なくテンシュテット盤。今後、これ以上の「6番」は現れないと
思いますよ。圧倒的な超名演!100回聴いても、ドキドキします。

「7番」は世間で言うほど難解ではありませんが、どこを聴きどころにしてよいか、
ちょっと迷う作品ではありますが。陰と陽が分裂症気味に次から次へと入れ替わるのを
楽しみたければ、テンシュテット盤を。意外なまでの人懐っこさを味わいたければ、
クーベリック盤でしょうね。

「8番」も「6番」同様、今後これ以上のものは現れないと断言しちゃいます。
テンシュテットの全キャリアの中の≪金字塔≫でしょうね!
DVDでの購入をお薦めします。クライマックスでは、涙が止まりません。
マーラー関連の全音源の中で一枚だけ選ぶとしたら、
迷うことなくこのDVDを!!



「9番」は、ウィーンフィルの豊かな弦を味わい尽くせるという意味で
ラトル盤を。もちろんラトルのオリジナルな解釈も興味深いです。
他には、バルビローリ/ベルリンフィル盤、ノイマン/チェコフィル盤、
未CD化の小澤/ボストン響(最後の演奏会?のライブ)をお薦め。

「大地の歌」もテンシュテット盤を聴いて、他のCDはすべて処分しちゃいました。
絶対的名盤です。買わなければいけないCDですよ〜(笑)。


※ テンシュテットの「1番」「6番」「8番」「大地の歌」に関しては
  こちらを参考にしてみて下さい→ そして許光俊のこんなのも→











交響曲第1番  「テンシュテット指揮/シカゴ響」DVD (1990年録音)






交響曲第2番  「小澤征爾指揮/サイトウキネン」(2000年録音)






交響曲第3番  「バーンスタイン指揮/ニューヨーク・フィル」(1987年録音)






交響曲第4番  「バーンスタイン指揮/ニューヨーク・フィル」(1960年録音)






交響曲第5番  「ラトル指揮/ベルリン・フィル」DVD (2002年録音)






交響曲第6番  「テンシュテット指揮/ロンドン・フィル」(1991年録音)






交響曲第7番  「クーベリック指揮/バイエルン放送響」(1970年録音)






交響曲第8番  「テンシュテット指揮/ロンドン・フィル」DVD
                          (1991年ライブ録音)






交響曲第9番  「ラトル指揮/ウィーン・フィル」(1993年録音)






大地の歌    「テンシュテット指揮/ロンドン・フィル」(1982&84録音)



 


2007年01月14日(日) TBSテレビの「報道特集」を見て



14日、日曜日のTBSテレビ「報道特集」はネパール人少女の売春実態に
ついてだった。彼女は10歳の時、騙されてインドの売春宿に連れてこられた。
NGOに救出されるまでの7年間、彼女はそこで毎日50人もの客の相手を
させられた(多いときは100人も!)。その後、彼女はHIVに感染している事を知る。
ネパール人はHIV感染者を激しく差別するそうだ(日本も同様だろうが)。
番組には彼女の家族や他の売春経験者も登場した。


ところが、彼女たちの顔にはボカシがかかっていない。もちろん本人の許可を得て
顔を出したのだろうが、それはどうなんだろう?正しいことなのか?
日本にいるネパール人はこの番組を必ず見るに違いない。
もしかしたら被害者本人を知っているネパール人が日本にいるかもしれない。
その人が本国に帰って、吹聴するかもしれないのだ。
そういうことを番組制作者は考えないのだろうか?


これは人種差別なんだと思う。もしも売春をさせられていたのがアメリカ人だったら?
ボカシをかけているんじゃない?
ネパールの辺境に暮らす名も無き人々に対する元・先進国の驕りと差別意識を
強く感じてしまった。それは、かつての日本がアジア諸国の人々に対して
やってきた事と同じではないかと。ちっとも変わってないじゃないか、と。

良識ある番組と思い、毎週見てきた「報道特集」だが、やはり製作者は
いい大学を出た(つまり競争社会で、自分よりも下の人間を蹴落としてきた)
エリートさんにすぎないんだろうな、、と思ってしまった。


番組の冒頭部分を見ていないので、顔にボカシをかけないことについての
説明が、田丸氏からあったかは分からないが、仮にあったとしても
到底納得のいくものではない。


2007年01月12日(金) 手塚治虫を激しく嫌う江川達也にちょっと興味ありぃ〜



友人の日記に、江川達也による手塚治虫批判の記事がほんのちょこっと。
江川達也は名前しか知らないが(漫画はほとんど読まないので)、
あの巨匠・手塚治虫に噛み付くとは面白いな。
実は、僕も10年くらい前から手塚治虫に疑問を持ち始めていて。
(もちろん素人のそれもあんまり漫画を知らない人間の疑問だが・・・)。

いい加減大人になっても、手塚作品だけは読まねば!みたいな感じで読んでいたが、
あるとき、「全然感動していない」自分にハタと気づいて、その原因を考えてみた。
単純なことだった。手塚治虫の描く女性って、全然親近感が湧かないというか、
西洋人っぽいというか、まるでファッションデザイナーが描くスケッチの女性みたいで
「あ、手塚治虫って、僕らと距離を置いてるのかな?」とか「西洋かぶれ?」なんて
思ってしまったわけ。それで醒めた(笑)。簡単に醒めるとお思いだろうが。
ちょうどその頃、西岸良平の諸作に夢中になりかけていて、彼の漫画に登場する
女性の決して美人ではないが眼差しが優しく時には色っぽいところに惹かれていた。
さまざまな人生を送る女性が西岸の漫画にも登場するが、
幸せであっても不幸せであってもそこには「日本の庶民」としての
女性の「顔」がきちんと描かれていた。
ところが手塚治虫の描く女性にはその庶民感覚が感じられず、どこかよそよそしい。
どの漫画を読んでも同じ顔。同じ表情。同じ眼差し。
西岸良平の描く女性も輪郭的にはみんな似ているが、表情と眼差しが全部ちがう。

江川達也の考えを読んでみたいが。きっと手塚治虫の思想的なことにまで
話は及んでいるんじゃない?興味あるなー。本とか出しているのかな?
その前に江川達也の有名な作品をブックオフで立ち読みしてみようかしら。


2007年01月11日(木) 編集CD-R 【 SUMITAS 2006 〜洋楽編〜】


←との連動企画編集CD-R。っていうか、ま、2006年の覚書としての。





オリジナル編集CD-R



【 SUMITAS 2006 〜洋楽編〜 】



1 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/ハンプ・デ・バンプ

2 ジュディ・シル/ザッツ・ザ・スピリット

3 マリア・ヒタ/caminho das aguas

4 ロッド・スチュワート/スタンド・バイ・ユー

5 グラム・パーソンズ/シー (未発表ヴァージョン)

6 ポール・サイモン with イーノ/アナザー・ギャラクシー

7 マリーザ・モンチ/ヴィラレージョ

8 ザ・バンド/禁断の果実 (未発表ライブヴァージョン)

9 ジョニー・キャッシュ/オン・ジ・イヴニング・トレイン

10 ブルース・スプリングスティーン/ウィー・シャル・オーヴァー・カム

11 ソニック・ユース/ピンクスティーム

12 グラム・パーソンズ/ラブ・ハーツ (未発表ヴァージョン)

13 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/ダニー・カリフォルニア
 




2007年01月10日(水) 「生まれ来る子供たちのために」の曖昧さ



チャゲ&飛鳥のコンサート会場に安倍総理が来た、なんていう話題が去年あったけど、
確か「日本という船の船長である安倍総理」みたいな紹介のされかたをしたんだっけ?
でもって、観客も大きな拍手をおくったとか。→

飛鳥はap-bankフェス2006に参加してたけど
ap-bankというかつてのサヨクにも劣る子供っぽいエコエコアザラク団体に
賛同するミュージシャンや役者の社会意識というのはそんなもんすよ。
安倍船長が舵取るタイタニック号(そんな立派な船でもないが)が向うその先に
暗黒の氷山がそびえていることなど知ってて知らんぷり。
それよりも誰からも目をつけられないエコエコアザラク運動に励む方が安全だし、
印象も綺麗だ。そう、綺麗な仕事なんだよね。

ap−bankのメッセージボードを見ると分かるが、ほとんど笑ってしまうよ。
この国に未来なんて、とてもあるとは思えないのに、
いかにもあるような幻想を若者に植え付けてはいけない。
滅びていく国、滅びていく国民、腐ったリンゴの連鎖。
「頑張ろう」とか「明日がある」とか「勇気を持とう」とか、
お気軽な無責任を押し付ける連中を、僕は信用しないな。

小田和正もいつまでも焦点のボケた歌ばかり歌わずにきちんと落とし前をつけろよ。
と言っても、彼にそれを期待するのは無理か。彼のずるさは筋金入りだから。
“生まれ来る子供たちのために”の<曖昧さ>を若者が好むのは仕方がないとして、
それを歌っている小田の姿に見とれている桜井の横顔は
子供っぽくて、ちょっと頼りない。

余談だが、桜井が尊敬する中田英寿の最近の「自分探しの旅」(誰がつけたのか
最悪のネーミング)にも同様の「困った感」を抱いてしまうぞ。


2007年01月09日(火) オリジナル編集CD-Rを作って、耳の<腹筋>を鍛えようぜ!



年が明けてから、3枚の編集CDRを作成。
あいかわらず、自分が作ったCDRを聴いて感動している。

僕の編集CDRには同じ曲が何度も収録されたりする。
たとえば、ミスチルの“sign”や“くるみ”や
“Tomorrow never knows ”、
オザケンの“ぼくらが旅に出る理由”、桑田佳祐の“白い恋人達”など。
もちろん好きな曲だから収録するのだが、もうひとつ、曲順で聴こえ方が
変わることを知っているから、それを楽しむのだ。
どの曲の次に「その曲」が来るかで、聴こえ方はかなり違ってくる。
前の曲が脳内に何らかの物質を分泌させたとしたら、次の曲は
それをさらに促進させるのか、それとも一旦抑えるのか。
それを考えながら選曲する楽しさをみんな知るべきだ。いや、マジで。
昨日作成のCDRなんて、
最後の2曲(“ロビンソン”と“Tomorrow never knows”)の曲順にすごく悩んだし。
結局、ミスチルの“Tomorrow never knows”を最後に置いた。
でもって、それは正解だった。決め手となったのは、ドラムスの音
冒頭のスピッツの“楓”のドラムスの音の重厚感に比べて
“ロビンソン”のそれは軽すぎる。一応CDRのタイトルが【海でのはなし】 
(映画『海でのはなし』はスピッツの音楽をフィーチャーしたもの)なので
イメージ的にはスピッツを最後に持ってきたかったが、
ミスチルのやや重めのドラムスの音でCDR全体に統一感を出して
聴き終えた時の満足指数をちょっと上げようと思ったわけ。
なんてことを始終考えている中年オヤジは変か?(笑)


コンサートなんてものも一種の編集CDRみたいなものだから、
みんな曲順に凝る訳だ。
たとえば、2004年のミスチルの「シフクノオトツアー」のDVD。
オープニングナンバーは“終わりなき旅”だった。本来「待ってました!!」的な
場所に置くべき楽曲をいきなり初っ端に持ってくることで、
観客はその準備の出来ていない脳にいきなり大量のドーパミンを分泌させてしまう。
あとはその「快感」の海で溺れながら最後まで・・・、ということになる。


音楽の魔法は、編集行為の中でも十分に起こりうるのだ。でも、i-podでは駄目。
CDを買わなくちゃ。床に何枚も並べて、思いつくままにプレイヤーで再生しながら、
あーでもない、こーでもない、試みて初めて出会える魔法だから。

つまり金と時間を用意しろってこと。今の僕には無理だけど(笑)

ちなみに、この3年間で僕が自分のために作成した編集CD-Rは、82枚。 
多いのか少ないのか、わかんないけど。すべて作成順にラックに並べて、
収録曲もパソコンにきちんとまとめてある。編集CD-Rを作る人は
これをやっておかないと、あとで困るぞ〜(笑)


2007年01月08日(月) 編集CD-R 【 海でのはなし 】




宮あおい・西島秀俊主演の映画『海でのはなし』の評判もなかなかのようで。
観にいけないのが残念。





フィルムブックがamazonより届く。面白いぞ!
最後にシナリオが全部掲載されているのだが、素晴らしい。



※ あいかわらず僕の携帯写真はピンボケで、不健康そうな顔に見える・・・(汗)


シナリオを読むだけで、ジーンとしてしまった。
しかし、ふたりともセリフ多いなー!これを3日間で覚えたらしい。凄い。
たった2日間で撮った映画だそう。奇跡といっても良いと思う。
監督がスピッツの大ファンで、スピッツの音楽で映画を撮ってみたかったとのこと。
映画で使用されたスピッツの曲は、


正夢、楓、スカーレット、青い車、遥か、ホタル、スパイダー、ロビンソン、水色の街 


“ロビンソン”がどの場面で流れるのか。(シナリオを読むと分かる)
映画で観たら、おそらく、泣くな。

ちなみに、宮あおいの役名は「楓」






・’゜☆。.:*:・’゜★゜







編集CD-R SUMITAS 2007.1.8


【 海でのはなし 】



1 スピッツ/楓 (1998)

2 桑田佳祐/遠い街角 (1988)

3 Salyu/双曲線 (2006)

4 坂本真綾/若葉 (2005)

5 羅針盤(山本精一)/FIRE SONG (2002)

6 小谷美紗子/光の穴 (2000)

7 くるり/グッドモーニング (2004)

8 Mr.Children/ボレロ (1997)

9 桑田佳祐/祭りのあと (1994)

10 小谷美紗子/他人 (2000)

11 坂本真綾/夕凪LOOP (2005)

12 羅針盤(山本精一)/millennium (2005)

13 スピッツ/ロビンソン (1995)

14 Mr.Children/Tomorrow never knows (1997)
 




2007年のJ−POPは、小谷美紗子・桜井和寿・桑田佳祐・草野正宗
Salyu・坂本真綾・山本精一・岸田繁
 だけに注目。
もちろん、演奏家としてのあらきゆうこ には絶対に注目!
それ以外は、時間と金の都合により無視することに。



超短いコメントを


1 宮あおいの演技のバックに流れるというだけで、聴こえ方が変わってくる。
素敵な曲から大切な曲へと変わるきっかけに感謝!

2 友人も桑田が歌う“イノセント・ワールド”にぶっ飛ぶ→
“遠い街角”がバカラックからポール・マッカートニーへと繋がることを若者は
知らない。でも不良中年だけが知っていればそれでよい。

3 Salyuには“双曲線”の路線を進んで欲しいと切に願う。
でも、たぶん進まないな。

4 嫌いだったアルバム「夕凪LOOP」がどんどん好きになる。
真綾の<うたぢから>であることは間違いない。

5 羅針盤はもう存在しないが、山本精一には一日も早く羅針盤に匹敵する
グループを結成してもらいたい。

6 アルバム「宇宙のママ」より。僕が映画監督なら、彼女の音楽で
映画を撮ってみたいな。主演は、宮あおい。共演は上戸彩。

7 ap-bankフェスの 総エコエコアザラク状態 の中で、くるりの“街”の異質感は
際立っていて、それは小田和正の対極にあって、驚くほどリアルでアーチスティック。

8 友人の影響で。“ボレロ”がず〜っと心に残りつづけている。

9 “眠れない街に愛する人がいる お前だけが死ぬほど好きさ”

10 「宇宙のママ」より。素晴らしすぎて、言葉にできない。

11 デビューアルバム「グレープフルーツ」から一度も失速しない<声>。

12 インディーズは知らないが、メジャーでこんな音楽を作っていたのは羅針盤だけ。

13 映画『海でのはなし』では、あの場面でこの曲が流れるのか・・・
うう・・観たい・・

14 Sちゃんが好きだった曲。切ないぞ・・・


2007年01月07日(日) 小説は面白い



小説を読む。

トイレに常備1冊。風呂場の脱衣所にも1冊(当然湯船に浸かって読むため)、
コートのポケットに1冊。パソコンの脇に1冊。計4冊の小説を同時進行で読む。
昔からこういう読み方が好きだ。
音楽を聴く時と同じで、あれもこれも読みたい、今すぐ読みたい、どんどん読みたい、
という欲求が強いのだろう。待てないのだ。だから、仕方が無く同時に読むという
方法を選んだ。そして、その方法が堪え性がない僕にはぴったりなのだ。


小説は何でも読む。ジャンルで好き嫌いはない。
読みながら、あれこれ想像したり時には妄想したりするのがたまらない。
僕は美文愛好家ではないので、多少文章が下手でも許せる。
ただし、下手のハードルがどんどん下がってきている昨今
想像以上に下手なものも横行しているので、
小説だけは(よく知っている作家を除いては)amazonで購入せずに
実際に書店に行って、立ち読みし、読むに値する文章であるかどうかを
確かめる。


好きな作家は、東野圭吾・宮部みゆき・高杉良・市川拓司・藤沢周平
松本清張・加賀乙彦・広瀬正・筒井康隆・山口瞳・向田邦子・山田太一・浅田次郎。

純文学は読まなくなった。大衆文学一筋。外国文学も翻訳次第。
小難しいのは特に嫌い。何しろ小難しいことを考える資質が元々無いものだから、
読めない漢字を並べられても困るし。つまり、インテリジェンスが僕には
欠けてるってことね。



でもって、僕にとって別格的な存在が、阿部昭   
 
いったいどれくらいの人が阿部昭を知ってるのか?僕の周りにはいません。
全集でも入手できるが、僕は若い頃からコツコツ集めた本を今でも大切にしている。
時々読み返して、そのたびに感動。何回読んでも感動できる。
劇的な物語はほとんど書かず、多くが私小説。短編作家として有名である。
中でもこの1冊をぜひ多くの方に読んでもらいたい。
残念ながら現在では全集でしか入手できないが。

『18の短篇』(福武書店)
   ↓





タイトルどおりの短編集だ。
「自転車」「天使が見たもの」「言葉」「人生の一日」、
この4つの短編小説を特に愛している。
こんなのが書けたらどんなにか楽しいだろうな〜、などと想像してしまう。
僕は自分の文才の無さをほとんど呪っている。


2007年01月06日(土) 【2006年 墨田妖児が聴いた洋楽CDベスト10+1】





2006年の耳の栄養は、8月までは洋楽メイン、9月からが邦楽メイン、
おしつまってからはクラシックメインといった感じで。
11月に「2006年に愛聴したCD20枚」を挙げたが、残念ながら
その中に洋楽は含まれず、しかし8月までは洋楽を思いっきり聴いていたのは
事実だから、先に挙げた20枚に続く10枚+1枚ということで
洋楽編もまとめておくことにした。


題して


【 2006年 墨田妖児が聴いた洋楽CDベスト10+1 】

※ いつものことですが、2006年の新譜とはかぎりません。
その年に聴いた回数の多いものを選ぶのが、僕のやり方です。



1 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/ステイディアム・アーケイディアム(2006)






2 ジュディ・シル/ドリームズ・カム・トゥルー (1974)






3 グラム・パーソンズ/ザ・コンプリート・リプリーズ・セッションズ 
(1972〜1974)






4 マリーザ・モンチ/私の中の無限 (2006)






5 マリア・ヒタ/segundo (2005)






6 ジョニー・キャッシュ/ア・ハンドレッド・ハイウェイズ (2006)






7 ザ・バンド/ア・ミュージカル・ヒストリー<5CD+1DVD> (2005)






8 ブルース・スプリングスティーン/ウィー・シャル・オーヴァー・カム(2006)






9 ソニック・ユース/レザー・リップト(2006)






10 ポール・サイモン/サプライズ (2006)






+1 ロッド・スチュワート/グレイト・ロック・クラシックス(2006)




 


超簡単なコメントを

1 圧倒的な情報量。怪物のようなアルバム。
2 幻の3rdアルバムのCD化。快挙。
3 没テイクの方が良かったという衝撃!
4 ひとこと。天才
5 小谷美紗子は絶対に聴いてると思うのだが
6 “on the evening train”を聴ける喜び
7 物凄い未発表ライブを聴ける喜び
8 単なるカヴァーに留まらない豊かな音楽性
9 曲作りの巧さに舌を巻く
10 ブライアン・イーノの才能に!

+1 アルバムを通して聴くと音づくりの単調さに飽きるが
   5曲の傑作カヴァーを含むから
 


2007年01月05日(金) 編集CD-R 【 の・だ・め 3 】



SUMITAS 編集CD-R 2007.1.5



【 の・だ・め 3 】


1 ヴィヴァルディ「シンフォニアロ短調RV169」より“第1曲”
/ケーゲル(指)ライプツィヒ放送響

2 モーツァルト「ピアノソナタ第12番」より“第1楽章”/ハイドシェック(pf)

3 マーラー「交響曲第1番」より“第3楽章”/ケーゲル(指)ドレスデンフィル

4 ドビュッシー「版画」より“塔”/ハイドシェック(pf)

5 ドビュッシー「版画」より“グラナダの夕べ”/ハイドシェック(pf)

6 ドビュッシー「版画」より“雨の庭”/ハイドシェック(pf)

7 モーツァルト「幻想曲ニ短調 KV397」/アファナシエフ(pf)

8 ヴィヴァルディ「シンフォニアロ短調RV169」より“第2曲”
/ケーゲル(指)ライプツイヒ放送響

9 シューベルト「ピアノソナタ第16番」より“第1楽章”/ポリーニ(pf)

10 吉松隆「交響曲第1番 "カムイチカプ交響曲" 」より“第2楽章〜WATER〜”
/藤岡幸夫(指)BBCフィルハーモニック

11 ジョニ・ミッチェル「青春の光と影」(2004年オーケストラVer)
編曲:ヴィンス・メンドーサ






【の・だ・め】はクラシックメインの編集CD-Rシリーズです。
今回で3作目。あいかわらずの僕の趣味が並んでいますが
今回は、全編に渡って「静謐」で時に「沈鬱」です。今の僕の精神状態を
反映しているのでしょう。落ち込んでいるときに明るく元気な音楽を聴くのは逆効果です。
神経科のドクターが言ってたので、確かでしょう。

ごく簡単なコメントを。

ヴィヴァルディがまるでマーラーのアダージョのように聴こえてしまう
沈鬱の権化・ケーゲル指揮による名演。ケーゲルはのちにピストル自殺しました。

評論家の宇野功芳が大騒ぎの「ハイドシェックの宇和島ライブ」よりモーツァルトを。
宇野功芳の言う事を全部信用するわけにはいきません。
彼の好みがいまいち分からなかったりして・・・(笑)
宇和島ライブでのベートーヴェンを大絶賛しているようですが、僕的には「?」です。
モーツァルトとドビュッシーは素晴らしい。まるで「のだめ」です。





マーラーの葬送行進曲は次の4つの名演をお薦め。
「スウィートナー(指)ドレスデン」盤。「小澤(指)ボストン響」盤。
「テンシュテット(指)ロンドン・フィル」盤。
そして、最も演奏が暗い「ケーゲル」盤。
4つ揃えましょうね。

で、ハイドッシェック宇和島ライブのドビュッシーです。録音はいまいちですが、
そんなことはどーでもいいくらい面白い演奏です。ドビュッシーに聴こえません(笑)
完全に「のだめ」です。ハイド氏、遊びすぎ(笑) でも素敵だから許しちゃう。

そしてこちらも沈鬱ぶって遊ぶアファナシエフの超スローモーション・モーツァルト。
グールドとは違い、テンポはともかく演奏自体は、結構普通。
グールドのように「おお!」「うお!」の連続にはならない。
でも、気に入ってはいます。

『のだめカンタービレ』で千秋真一のテーマ曲は「ベートーヴェンの7番」。
「のだめ」のテーマ曲は「シューベルトの16番」かな?
ポリーニの演奏で。実は100%気に入っている演奏じゃあないですね。
もちょっと、不真面目に自由に演奏しているものを聴きたいな。でも、素敵な曲です。

吉松隆の作品はどれを聴いても吉松隆です。でも全部揃えてしまう。
それって何なんでしょう?
彼が素晴らしいのは、あえて現代音楽を志向しなかったという点です。
つまり、人懐っこいメロディーを忘れないという事で、
それは結構勇気がいることだと思いますよ。

最後は、何となくクラシックではなくて、ジョニ・ミッチェル最大の名曲の
オケ伴ヴァージョンを。編曲が素晴らしいので聴いてください。


2007年01月04日(木) アファナシエフの「シューベルト/ピアノソナタ第21番」



今年はクラシックを集中的に「おさらい」していくつもり。
昔は5〜6万円持って池袋のHMVに大人買いによく行ったものですが、
今は驚くほど貧乏なので、新たに購入するわけにもいきません。
仕方がないから、とりあえず持っているCDを聴きなおすと。
でも、それってなんか楽しいぞ。

あと、クラシックマニア(現代音楽マニアなんて反吐が出そう。
もちろん現代音楽は好きですが)とは交流をしません。
ああいう連中は嫌いだから(笑)。ジャズマニアが嫌いというのと同じ意味でね。
ついでに言えば、ミスチルマニアも嫌いだし、ビートルズマニアも
大嫌いです。どのマニアからも距離をおき、決して遭遇接触することなく、
自由な耳で好きなように音楽を聴いていきたい、という健全な精神で。
それが出来る人間はそんなに多くないと思うのですが、(僕の周りでも
友人のT氏くらいしか思い浮かばないし)、
僕は一般社会においては決定的な欠陥人間ですが、
こと耳に関して言えば、かなり自由度が高いと自負しています。
世間の評価にほとんど無頓着というか、
その作品がダサいとけなされようが、傑作と誉められようが、一切おかまいなしです。
自分がイイと思えばそれでいいんです。
もちろん、「これは名盤として知られている」などと書くこともありますが、
それは単なる情報であって、名盤だから聴くのではなくて、
僕が聴いて「名盤だ!」と思ったものが、世間でも名盤の評価を得ているというだけの
ことです。そういう例も少なくないないですからね。


日記には「これを聴け」とは書きますが、
聴いた人が感動できなくてもそんなこと、どーでもいいんです。
どんどん無駄金を使え!ってなもんですわ(笑)
他人のことなんて興味ありません。
僕が興味を持てるのは自分の耳と友人のT氏の耳だけ。



ということで、こんなCDを聴いてみましょう。
   ↓



「ヴァレリー・アファナシエフ/シューベルト:ピアノソナタ第19番&第20番&第21番」


常識外れの遅い演奏。つまり超長い演奏時間。
休止符の部分では、いちいち演奏が止まります。
普通に演奏したって、長い曲なのに。
ついていける人だけ、ついていってあげてください。

部屋の明かりを消し、スピーカーから小さな音を流しながら
座禅を組むというのが最高のシチュエーションだと思います。
実際に僕はそうしています。お試しあれ。

アファナシエフというピアニストのCDはほとんど所有していますが
このひと、あんまり信用しちゃいけませんよ(笑)
思いつきでやってる人だから、外れも多いです。

ということで、曲の解説は一切せずにお仕舞い。
今は、1月2日の夜。

今年もよろしく。


2007年01月03日(水) のだめ記念〜ブラームスの交響曲第1番〜




『のだめ』にも登場して話題になったブラームスの交響曲第1番。
もちろん昔から大好きな曲だが、歳をとるに従って
演奏の好みも変わってきた。一番最初に聴いたのが、
たぶん、カール・ベーム指揮のベルリンフィル盤だったと思う。
これは今聴いても感動できる名演。この曲の素晴らしさを
誰にでも間違いなく伝えることが演奏だと言えよう。特に終楽章が感動的。
まあ、これは持っていなくてはいけないかな。





その後、ありとあらゆる指揮者・オケの演奏を聴いて、30代後半に好みが決定した。
ミュンシュ指揮パリ管の奇跡的な名演!いわゆるクラシックの名盤ガイドでも
これがトップにランクされているのではないかな?
ものすごく遅い演奏。あまりにも遅いので、管楽器は結構つらそう(笑)
これだけ遅くても演奏の推進力が落ちて失速することがないのは、
もちろんオケの技術に拠る所が大きいと思うが、それともうひとつ、
ミュンシュの指揮で演奏することに楽団員全員が感動しているんだろうなー。
燃えちゃっているわけだ。
最後の最後まで燃えつづけ、驚愕の昂ぶりを見せながら演奏は終わる。
ひとこと、すごい!としか言えない。





でも、40代後半くらいから、僕の好みは大きく変わってきたのだ。
演奏に艶とか色気が欲しくなった。男性的な音よりもある意味女性的な音を
好むようになってきた。豪放さよりも柔らかさに惹かれるようになってきたのだ。
そんなとき出会ったのが、ドレスデン・シュターツカペレというオーケストラ。
よくこのオケの音は、いぶし銀といわれるが(たしかにそういう面もある)、
僕は「シルクの手触り」のような音だと思っている。弦楽器も管楽器も打楽器も。
上品で柔らかく、それでいて決して自己主張がないわけではない、
ウィーン・フィルのようにアンサンブルを第一に考え、そこにベルリン・フィルや
シカゴ響の優れたソリストのような傑出した個人プレイも巧く混ざりあって、
独特な「中庸だが平凡ではない」オケが誕生したのだろう。

ザンデルリンクが1971年にこのオケと録音したブラームスの交響曲全集が
現在の僕の宝物だ。第1番と第4番が傑出した出来!
(ザンデルリンクがドレスデン・シュターツカペレではなく
90年代にベルリン響と録音した新全集盤を推す評論家の方が多いと思うが、
テンポの問題を含めてちょっと狙った感じが作為的で気に入らない(笑)。
弦の響きの艶っぽさもドレスデンが上回っていると。)




テンポは「このテンポしかない!」と思わせるほどの絶妙な中庸。
僕の頭の中のメトロノームはこのテンポにしか反応できなくなってしまっている。
ちょっとでも速い演奏に出会うと「すごく速い!」と感じ、
ちょっとでも遅い演奏に出会うと「すごく遅い!」と感じる。
だから、ミュンシュ/パリ管を今聴くと「とてつもなく遅くて、
まるで止まっているようだ!」と、感じてしまうわけで(笑)。

速いから推進力がある、とか、遅いから重厚だ、というのは
間違っているように思える。
インテンポ(一定で動かないテンポ)でも曲の展開次第で速くも遅くも感じる、
というのが正しいありかたではないかと考える。
つまり、聴き手の想像力をシャットアウトしない演奏。
演奏に身を任せるのではなく、演奏に参加している感覚?
説明が下手ですまんね・・・(汗) 
ほんと、クラシックの説明は難しいぃ^〜・・
何となく、巧く言い得てないないような気がして、ま、しょーがないわな(苦笑)


僕は終楽章のホルンのソロをドキドキしながら待ちつづける。
ペーター・ダムという天才奏者である。
この人のホルンのビブラートはちょっと喩えようがないほど、色っぽい。
一瞬、聴いただけですぐに彼と分かる演奏。
これは、ぜひ聴いていただくしかないな。

ザンデルリンクが指揮すると、普段はあまり聴こえてこない音が
聴こえてくる。特に管楽器、フルートやオーボエ、そしてホルンも。
弦楽器だと低音部のフレージングが面白いほどよく解かる。


こんなブログが→


とにかく、僕はもうザンデルリンク/ドレスデン盤しか聴かない、というか聴けない。
僕の日記を読んでくれてる人で、ブラームスの1番に興味がある人は
今すぐamazonに注文しよう!たったの1050円ですよ!!安い〜〜〜〜ッ!!





・’゜☆。.:*:・’゜★゜



全日本フィギュアを見てたが、
古館の悪影響丸出しのフジテレビの男性アナウンサー、塩原恒夫 は、
昨日は「中野友加里」を「中野さゆり」と、
今日は「浅田舞」を「安藤舞」と紹介した。
いい気なってアナウンスしてるだけに、何ともみっともないな。
しかし、スポーツ中継でこういう古館風のアナウンサーは
害毒以外の何物でもない。

とにかく、こいつは余計なことを言い過ぎ。
実況は、自己表現の場ではないぞ!

「あんなことも、こんなことも出来ちゃう真央ちゃん!」
 って、どういう意味よ?
いつも考えている事だから、つい言ってしまうのかな(爆) スケベが。

最後に優勝した浅田真央にインタビューしたバカ女。
「世界選手権で、メダルの色は何色を取りたいですか?」 だと。
どうしてここまでアホな質問ができるのか?わからん。


ちなみに僕は、中野友加里ちゃんのファン。


(2006年12月29日 記)


2007年01月02日(火) 編集CD-R 【 CHRISTMAS WISH 】




今日は12月28日。

日記の日付は1月2日。
でもって、編集CDRにはクリスマスソングが。
どれも合ってないぞ・・・・(汗)
タイミングはBAD。でも選曲はベリーグーッド!






編集CD-R  sumitas 2007.1.2




【 CHRISTMAS WISH 】



1 NRBQ/クリスマス・ウィッシュ(1986)

2 ブライアン・ウィルソン/メルト・アウェイ(1987)

3 スリー・ワイズ・メン(XTC)/サンクス・フォー・クリスマス(1983)

4 エレーヌ・グリモー(pf)
  /ラフマニノフ「ピアノソナタ第2番」より“第2楽章”(2005)





5 Niagara Fall of Sound Orchestral
  /銀色のジェット(1984)

6 ラトル(指)ベルリン・フィル/ホルスト「惑星」より“木星”(2006)

7 BUMP OF CHICKEN/スノースマイル(2002)

8 エレーヌ・グリモー(pf)/ラフマニノフ「24の前奏曲集」より“作品32−12”(2001)





9 ナット・キング・コール/クリスマス・ソング(1961)

10 サンソン・フランソワ(pf)/ショパン「夜想曲集」より“第8番”(1966)

11 ポール・マッカートニー/ワンダフル・クリスマス・タイム(1979)

12 エレーヌ・グリモー(pf)サロネン(指)スウェーデン放送響
  /アルヴォ・ペルト「クレド」(2003)





13 大滝詠一/クリスマス音頭〜お正月(1977)

14 『のだめカンタービレ』エンディングテーマ
  /ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」<服部隆之編>(2006)
 






そろそろ結成40周年を迎える名ロックバンド、NRBQの「クリスマス・ウィッシュ」
クリスマスのオリジナルソングでは、メル・トーメ作曲の“クリスマス・ソング”
と並んで大好き!というより、一番好き!
先日も書いたけど、1966年のブライアンへの思いだけで作った曲なんでしょうね。
しかし、世間では誰もこの曲を知らない。悲しすぎる。

で、ブライアンの名曲を。鈴が入っているという理由で(笑)
ちょうど20年前のアルバム「BRIAN WILSON」より。
久々に聴いて、泣きそうになってしまったよ。

XTCがかつて変名でリリースしたクリスマスソング。
さて、元ネタは何曲分かるかな?(笑) 美メロですよねー。

今、一番好きなピアニストかな。エレーヌ・グリモー。
女性です。あるときは繊細に、あるときは驚くほど大胆に。
音の粒立ちの良さは、ポゴレリッチ以来だと個人的には思っています。
何を弾いても素敵ですが、やはりラフマニノフが際立っているなぁ〜!

大滝詠一監修のナイアガラオケによる素晴らしくイージーリスニングな演奏。
アレンジは井上鑑。ライナーノーツにも書いてあるけど、
ほんと、パーシー・フェイス・オーケストラみたいだわ。

やっと「惑星」で満足いける演奏に出会えました。
作品としてはそれほど凝ったものではないので、メロディ重視の演奏や
SF的なこけおどし演奏だとすぐに飽きがきてしまうんですよ。
指揮者の才能次第で、どうにでもなる作品なのに、みんな同じように演奏しちゃう。
ラトルは満点です。ベルリンフィルも凄いぞ。

バンプを聴いていると、20歳の頃に戻ってしまうなぁ。
僕のコートのポケットに入ってきた彼女の小さな手。
そっと触れると冷たくて。映画『いま、会いにいきます』でも
そんな場面がありましたね。あれはいいもんです。

エレーヌ・グリモーのラフマニノフを再び。
とにかく素晴らしい曲&演奏!それにしても、何という美しい音!

大好きな“クリスマス・ソング”をオリジナルのメル・トーメではなく
ナッキンコールヴァージョンで。
メル・トーメほど繊細で神経質な感じにならないのが
ナッキンコールの良さでしょうね。黒人ボーカルの特徴かもしれません。
泣けます。

サンソン・フランソワは何を弾いてもサンソン・フランソワになります(笑)
だから偉大なのです。ショパンの「夜想曲」は「マズルカ」と並んで大好きですが、
夜聴く時は、ピリスのCDで。昼間聴く時は、フランソワのCDで、と決めてます。はい。

で、ポールも何を作曲してもポールになりますね。だから偉大なんです。
鼻歌のようなメロディなのに、こころにずっと残ります。
彼女との待ち合わせ場所に向う時につい口ずさみそうな
ウキウキっぽさが素敵だなぁ。。。

さあ、今回の編集CDRで一番長い曲です。ピアノはみたび、グリモー。
バッハの「平均律第一巻第一番」の前奏曲をモチーフにアルヴォ・ペルトが
作曲したのが「クレド」。
ココ→を参照。

確か昨年(2005年)末の編集CDRにも大滝さんの“クリスマス音頭”を入れた気が。
いわゆる新音頭ものの最高傑作でしょう。これを聴かねば年は明けません。
第九みたいなもんです。大滝さんって、やっぱり、、すごッ!!

最後は、『のだめカンタービレ』のエンディングテーマを。
服部隆之(服部良一の孫。服部克久の息子。)の編曲が巧いですね。
ああ〜、のだめ、終わっちゃったし。つまんねー。


2007年01月01日(月) CHRISTMAS WISH ・'゜☆。.:*:・'゜★゜



まだ、元旦ではない。
今日は、12月24日の夜。クリスマスだ。



一番好きなクリスマスソングは
NRBQのアルバム『クリスマスウィッシュ』のタイトルナンバーだ。






聴こうと思ったら見当たらない。まさかうっかり処分か???
一言で言えば、『ペットサウンズ』のサウンドをまんま拝借したクリスマスソング!
NRBQはブライアンが大好きなのだ!
ほーら!もう聴きたくなっちゃった人、いるでしょ?(笑)
来年の編集CDRに入れてあげよう。






・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:*:・’゜  ゜・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:*:・’゜゜・’゜☆。.:*:・’ ゜★・’゜☆。.:*:・’・’゜☆。.★:*:・’゜゜・’゜☆。.:*:・’  ゜ ゜・’゜☆。.:*:・’゜★゜・・’★.:*:・’゜゜・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:*:・’・’゜☆。.:*★・’゜★゜・’゜☆。.:*:・’ ゜★゜・’゜☆。.:*:・’・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:・’゜☆。.:*:・’゜★゜*:・・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:*:・’゜゜・’゜☆。.:*:・’゜・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:*:・
 






何十回もタワレコやHMVやWAVEやディスク・ユニオンに通っても
小谷美紗子の音楽が僕のアンテナにキャッチされることは一度もなかった。
それは単純に僕に運がなかっただけで、決して受信機の感度が鈍っているとか
そういうことではないんだが。
親しい友人が車の中で何気なく(もしかしたら、僕に聴かせようと
周到に用意されたものかもしれないが)かけた1曲で、
2006年の僕の耳の方向性が一気に決まってしまった。

6年前45歳で会社を解雇され、天職とも言える仕事から突然弾き出され、
僕はひどい鬱病を患うこととなった。毎日自殺の方法だけを考える。
そんな日々が数ヶ月間続き、やっと神経クリニックに通院するようになる。
約半年間のカウンセリングと投薬治療で最悪の状態から何とか抜け出すことができ、
新しい会社にアルバイトとして就職した。
解雇された会社と同業ではあるが、給料は解雇され彷徨った結果を
残酷に反映していた。前職の手取り30万円が一気に12万円にまで落ちた。
同じ業種でそれが天職であることが僕を苦しめた。
天職につける喜びがある一方で、30万円の仕事が出来るのに12万円しか
貰えないことへの情けなさ。仕事へのプライドと自信があるからこその
解決できない心のねじれを抱えたままの日々に、一人の友人を得た。
彼は唐突に僕に「レッド・ツェッペリンっていいですね!」と声をかけてくれた。
もちろん唐突に感じたのは僕だけで、彼は僕の好みを把握していたのだ。
結果としてその時の初期感動が2006年の小谷美紗子までずっと繋がっていくのだから、
出会いって、不思議だ。そしてその太い糸は2007年も2008年も、
おそらく2027年までも繋がっていくに違いない。

ダメージの大きな挫折は自分の重要な一部を消去することはあっても、
決して自分の全てを否定し消去してしまうものではないな、と思えるようになった。
誰かが落ち込んでいる時、「頑張れ!」という曖昧で表面的で
方向性の定まらないコトバをかけるよりも、その誰かが一番「大切にしているもの」
に対して、共感・共鳴・共振してあげることが、正しい方法なのではないか。
それは「頑張れ!」だけで完結してしまう一過性の自己満足とは正反対に
相手の気持ちの懐深くまで立ち入っていく行為なので
ゆえに立ち入る側にも責任感が生まれることになる。
そして、その尊い行為は100%自分にフィードバックされるのだ。
そこが、「頑張れ!」とは違う。

「小谷美紗子、最高でした!ありがとうございます!」
それだけで、きっと友人も何かが救われるんだと思う。


響 一朗

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