A Thousand Blessings
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2006年08月31日(木) 綾瀬はるか  篠原涼子

テレビドラマ「世界の中心で愛をさけぶ」の再放送を偶然見て、
綾瀬はるか、いきなり降臨ですわ。
タイトルとおおかたのストーリーから、見る必要なしとスルーしていたドラマ
なんだけど、綾瀬はるかを見逃していたのは
ミスだった。何か、ベタな真ん中直球のラブストーリーなのに。。、
「好きよ、サクちゃん。大好きだよ。」というセリフにこみ上げてくるものが
あった不良中年一名。切ないなー。この子死んじゃうんでしょ?
死んではいけないよなー。俺どうかしてる?感情移入も甚だしい?

思えば「白夜行」の綾瀬はるかも良かった。
白いビキニで登場するポカリのCMも良かった。
もうすぐ発売される新曲“交差点days”(小林武史作曲・編曲)も
徐々にハマりつつある。そこに来ていきなり、セカチュー、、ド〜〜ンってな具合で(笑)
ちょいとしゃくれの顔が可愛い。何よりも目がキラキラしていて、
青春を謳歌している感じ。

そうだー、僕が好きな女優はみんな目が輝いている。
宮崎あおい、上戸彩、堀北真希、沢尻エリカ、仲間由紀恵
全員、、若いすぎるって?何か倫理上の問題でも?オジサンになればなるほど
若いお嬢さんを好きになる。これはもう自然の摂理というもんでしょ。
つまり、自分の青春時代の恋愛を思い返し、その時の彼女のイメージに重ね合わせる
という典型的妄想型美化志向。



「光とともに〜自閉症児を抱えて」(再放送)、
「世界の中心で愛をさけぶ」(再放送)「相棒」(再放送)、
「PS羅生門」、「新・科捜研の女」、「下北サンデーズ」



「光とともに」の篠原涼子の演技は素晴らしいなー。
小室哲哉のくっだらない歌を歌っていた頃とは別人だ。
しかし、小林聡美はさらにその上をいく名演技。さすがのキャリアだ。





音楽はグラム・パーソンズ関係をすべておさらいしながらも
夜中にNUMBER GIRLの「記録シリーズ1&2」を聴きつづける日々。
僕は田淵ひさこ女史の大ファンなので。彼女のギターが聴ければそれでよい。
酒はやめたが、不健康には変わりはないか。はい。










写真、ボケてるし・・・^_^;





追記


映画版「セカチュー」を見た。
さっきも書いたが、映画版もストーリーとタイトルのしょーもなさから
スルーしていた作品。
監督は無能・行定勲。
いかにも意味ありげに動きまわるが実は意味のないカメラワーク(あるいは
“困った時の逆光”的な照明の多用も含めての)と
演技過剰の役者陣(ダイコンばっか!特に森山未来は
自己満足型過剰演技依存症とみた)とそれを演出する
行定のこけおどし(いつものことです)自意識過剰ぶりに辟易した。
これは、とんでもない、超駄作。

テレビ版ははるかにいい演出だと思う。今のところは。
役者も若き日の2人を演じる山田孝之・綾瀬はるかコンビと
森山未来(ミニ岸部一徳?それともさだまさし?)・長澤まさみコンビでは、
演技力・ルックス共にかなりの差があると感じたがどうだろうか?
先生の葬式のシーン、弔辞を読む綾瀬と長澤。演出力のあまりの差に
驚いてしまう。チャラチャラ動き回るカメラを止めろ!って言うの(苦笑)。
落ちつかねーよ。テレビ版ではそのシーンで山田孝之が傘をさしかけてあげるのだが、
そういうのが思いのこもった演出や脚本ってもんじゃないか?



しっかし、これが、日本中を泣かしたとは・・・。
日本の映画ファンって、、何でもいいのかよー、って思ってしまうぜ。

ちなみに、行定はあの名作「Love Letter」の助監督ですよ。
あの作品から何を学んだのでしょうか?


2006年08月30日(水)



2006年08月29日(火) 編集CD-R【 名曲ばかりの泣けるGRAM PARSONS 】 ミディアム&スロー編

もう何十回も聴き込んだ名曲中の名曲ばかりを11曲セレクト。。
アップテンポのカントリーロックナンバーにも
傑作が多いグラム・パーソンズだが、ミディアムスローナンバーでの
危うさを秘めた不安定なゆらぎを感じさせるヴォーカルに特に魅力を感じる。
いや、魅力というより魔力と言うべきか。音楽の形態は違うが、シド・バレットや
ニック・ドレイクにも通じるものである。

エミル・ハリスと出逢っていなかったら
グラム・パーソンズのキャリアは1970年で終わっていたかもしれない。
そこが永遠のソウルメイトと言われる所以である。

カントリーにもカントリーロックにも全く興味がなくても
音楽というものの美しさに魅せられた人になら
いつかこれらの歌に感動する日が来る可能性は、あると思う。
音楽なんて、結局は出会いだから
何かのきっかけで突然、聴こえなかったものが聴こえ始めたりしちゃう。

ちなみに僕は最初からカントリーファンだったわけじゃなくて、
ジャズやロックやブルースの世界からひょんなきっかけで
いきなりグラム・パーソンズの世界にワープしちゃったんだよね。
そこを起点にして、カントリーにハマっていったわけ。
どんなジャンルでもそうだけど、一旦入り込むと、とっても深い。
だから、やめられない。





編集CD-R  sumita’s selection


【 名曲ばかりの泣けるGRAM PARSONS 】 ミディアム&スロー編


1 ラブ・ハーツ (1974)「grievous angel」より
2 $1000ウェディング (1974)「grievous angel」より
3 ブラス・バトンズ (1974)「grievous angel」より
4 ハーツ・オン・ファイアー (1974)「grievous angel」より
5 シー (1973)別ヴァージョン「the complete reprise sessions」より
6 ア・ソング・フォー・ユー (1973)「GP」より
7 ワイルド・ホーセス(1970)「the flying burrito bros./burrito delux」より
8 ホット・ブリトー#1 (1969) 
「the flying burrito bros/the gilded palace of sin」より
9 ドゥ・ライト・マン (1969)
「the flying burrito bros/the gilded palace of sin」より
10 ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート (1969)
「the flying burrito bros/the gilded palace of sin」より
11 ワン・ハンドレッド・イヤーズ・フロム・ナウ (1968) 
「the byrds/sweetheart of the rodeo」より
12 ヒッコリー・ウィンド (1968)「the byrds/sweetheart of the rodeo」より
13 ドゥ・ユー・ノウ・ハウ・イット・フィールズ・トゥー・ビー・ロンサム?(1967)
「the international submarine band/safe at home」より



あまりにも素晴らしい“シー”の別ヴァージョン!!(編集CDRの5曲目)
これがお蔵入りになった理由が分からない。
スティール・ギターのプログレッシブさは、のちのオルタナ・カントリーへと
繋がっていく。これを聴けただけで、3枚組購入は大正解!家宝!







「Gram Parsons/The Complete Reprise Sessions 」 一生の宝となる3枚組が発売された!







レンタルしてきた映画「ミリオン・ダラー・ベイビー」を今見終えた。

ぜひ、見て欲しいな。。。




2006年08月28日(月) グラム・パーソンズ送りつける予告状

間違いなく世界で一番好きな声。
ジョニー・キャッシュもブライアン・ウィルソンもマーヴィン・ゲイも負ける。
切なくなる。こみあげてくる。泣ける。
ドラッグの過剰摂取のため、1973年にわずか26歳で世を去った不世出のアーチスト。





グラム・パーソンズ。。

カントリーロックの創始者。プロとしての実働わずか7年。
しかし、その後のカントリーロック界で彼を超えるアーチストは現れていない。
新しいジャンルを作り上げたという意味では、
R&Bを確立したレイ・チャールズに匹敵する。

グラム・パーソンズが聴きたい〜って思うときは、
間違いなくハートが弱っているときだなー。
女の子が失恋すると、中島みゆきを聴きたくなるのと同じ。
ああー、もう抱きしめて。その胸で泣かせて。膝枕で寝かせて。
耳のおそうじして。息吹きかけて。そして、、、お願い・・殺して・・・。

グラム・パーソンズの『世界一切ないベスト編集CDR』を作って
拾得どのに送りつける予告状。感想が聴きたいぞ。
あー、もう頭の中では選曲がはじまってる〜・・。

うう・・・い、いかん、、もう泣いてしまった・・・^



















↑必聴盤その1

















↑必聴盤その2


2006年08月27日(日) デス市長

なんだか知らないけど、面白いぞ。
以前友人が作成した編集CDRに収録されていた“アザナエル”を含まない
ベストアルバムだけど、すごい楽しめちゃった。演奏力があるというのは武器ですな。
ただし、売りの大槻ケンヂの詞は、中学生並みに下手(爆) それらも含めて
笑えってか?よろーしゅーおま。笑いまひょ。ゴミ溜めマグマの中に響く女子の声は
全部かわいくきこえる、不思議。この際、正体など分からない方が幸せってもんだ。
             ↓



「特撮/特撮ベストアルバム」










真夜中なのに、ビール飲みたい。確実に太ってるし。
こう、なんというか、酔っ払って眠くなって、でもまだ寝ないぞ、
みたいなあの微妙なドラッグ感覚がいいのよねー。ドラッグ、知らんけど。
そういう時に聴く音楽は、どんなにくだらないものでも
何かしら面白い部分を見つけちゃったりする。そもそも素面じゃそんなCD
かけることあり得ないし。たとえばセックスピストルズとかさ(笑)
あ、言っとくけど、ピストルズラモーンズを一緒くたにパンクなんて
呼ばないでね。全然、質が違うから。ちなみにピストルズの面白い部分は
あの録音ね。聴いてみて。聴かなくてもいいけど。

さてと、ビール飲んじゃおうっと。
BGMは、小玉和文&ザ・ダブ・ステイション・バンドの「in the studio」
とロバート・ワイアットの「his greatest misses」で。
今夜は徹夜だぜー。      
                ZZzz。。..





・'゜☆。.:*:・'゜★゜






友人のブログを今読んだ。
拾得どのも感動した梶谷美由紀の“あなたのルージュになりたい”
作・編曲の朝本浩文の最高傑作では?UAとの仕事を軽く越えたよ。




アルバム「梶谷美由紀/Heart&Light」(廃盤)※ 拾得殿、送りますゆえお待ちを。



「欲しいものは〜」の部分がフライングでリズムから外れるド素人加減。
「あなたの優しい言葉」の「あなた」の後にブレスをいれる反則技。
「始めさせてー」の部分のエフェクトで一気に昇っていく。どこへ?
サビに入ってからの媚びを売る少女娼婦のようなハモリ。
どこまでもDUBYなベースライン。他にも聴きどころ多数。全部、作為的。
なのに、平伏しちゃう。
全体を通していえる事は、ものすっげースケベな曲ってこと。
ある意味、ストーキングな女子かも。

こんな歌詞、アイドルは歌わんぜ。
なのに、テレビ東京系アニメ「赤ちゃんと僕」のエンディングテーマ曲。
深夜アニメだったのかな?



熱いキスならもっと
あなたも濡れるきっと
決定的瞬間のがしてる
技術がうまくないから




って、おいおい・・・・(汗)





追記


朝起きて気づいた。この曲、詞を全部読むと、そっかー
レズビアンの歌なのね?
僕だけ?気がつかなかったのは?
ま、わかんないけど、もしレズビアンの歌だとしたら
かなり美しい歌詞だと思う。
だとしたら、なんで「赤ちゃんと僕」なんでしょ。


それとは関係なく、こういう表現は秀逸。
            ↓

どんなに近くにいても
ため息をさわっても
おかしな角度で
風が吹けば 冬の景色になる



作詞は、梶谷美由紀とあのサエキけんぞう!
たぶんサエキの補作詞の部分がスケベなんだと勝手に解釈。


2006年08月26日(土) じっと手を見る







「八木美知依、インゲブリグト・ホーケル・フラーテン、
ポール・ニルセン・ラブ/ライブ・アット・スーパーデラックス」







「トータス/ア・ラザラス・タクソン」







「ヌスラット・ファッテ・アリ・ファーン/ヌスラットよ永遠に」







「NRBQ/クリスマス・ウィッシュ」







「NEU!/75」







DVD「グラム・パーソンズ/グラム・パーソンズの生涯」







「エグベルト・ジスモンチ/アルマ」







「イエス/海洋地形学の物語」







「ロギンズ&メッシーナ/オン・ステージ」







「ロジャー・ミラー/オール・タイム・グレイテスト・ヒッツ」






綾瀬はるかが歌っているのを知らなかった。
“交差点days”のイントロ2秒で、ミスチルだ!と思った。
検索したら、作曲・編曲は小林武史。
小林のアレンジがミスチルのサウンドイメージを100%決定していることを
再確認。桜井っぽい曲を書く新人がどこかバッタもん臭いのは
(っていうかバッタもんなんだけど)その辺に理由があるんでしょ。
北鳥三郎とか美空いばりとか石川さより、みたいの(笑)











海岸を歩く人たちが砂に 遠く長く足跡をつけていく
過ぎていく夏を洗い流す雨が 降るまでの短すぎる瞬間

真珠色の雲が散らばっている空に 誰かが放した風船が飛んでいくよ
駅に立つ僕や人ごみの中何人か 見あげては行方を気にしている

いつか誰かが花を愛し歌を歌い 返事じゃない言葉を喋りだすなら
何千回ものなだらかに過ぎた季節が 僕にとてもいとおしく思えてくる

愛すべき生まれて育ってくサークル
君や僕をつないでいる緩やかな止まらないルール

大きな音で降りだした夕立の中で 子供たちが約束を交わしてる





毎日のささやかな思いを重ね 本当の言葉をつむいでいる僕は
生命の熱をまっすぐに放つように 雪を払いはね上がる枝を見る



月は今 明けて行く空に消える
君や僕をつないでいる緩やかな止まらないルール ずっと

神様を信じる強さを僕に 生きることをあきらめてしまわぬように
にぎやかな場所でかかりつづける音楽に 僕はずっと耳を傾けている


           小沢健二 “天使たちのシーン”より抜粋








うな垂れたり、挫折したり、眠ったふりをしたり、立ち上がって歩き出したり、
ふと振り返ったり、躊躇したり、逡巡したり、じっと手を見たり、
背中をそっと押してもらったり、さよならって手を振ることや
また会おうって約束することに意味なんかないよって、言えなくなったり。




2006年08月25日(金) 編集CD-R 【 何の変哲もないポップソング集 】  

自分で作成したビージーズとカーペンターズの編集CDRを
朝から聴きながら、シャワーを浴び、ビールを飲む。
なんか、優雅でしょ?その後、ハローワークに行くわけなんだけど(笑)
酒飲んで、職安は不謹慎かって?酒でも飲まなきゃ、行けませんぜ。兄貴。
しかし、この編集CDRはいいなぁ。僕のPOPルーツはこの2組の巨匠だなぁ。
音楽ならなんでも好き、ジャズもロックもJ-POPもクラシックもブルースも
ソウルも歌謡曲もアニメ音楽も民俗音楽も、何でも楽しめるお得な性格だと思うんだが
基本の基本、僕のルーツにあるのはポップスなんだろうー。
小学校4〜5年生から高校卒業くらいまで狂ったように聴きまくった
国内外のポップスが僕の骨密度を高めているのは間違いなさそう。

今日は、あとで、編集CDRを作ろうかなー。




さてと、昨日の二階堂和子に関して追加。
今日、もう一度全曲聴いてみた。結果、昨日より印象が
悪くなってしまった(笑)
露骨な矢野顕子の物真似、まあ、それはリスペクトってことで
理解はできるんだけど、矢野のような強烈な個性って物真似した瞬間に
負けが決まるって言うか、ほとんど無意味なことだとおもうわけね。
他にも「○○風」がいくつか登場するのを見るにつけ
この人って自分がないんだなぁ・・と納得しちゃうんだ。
以前は相当エキセントリックだったらしいけど、今も充分にその痕跡は
残ってる。フェイクかましたり、正確な音程をキープできないから
わざと崩したり、歌唱力の無さをどうにかしてごまかそうとする空しい努力が
ミエミエなのね。それでもマガジンでこんなに高評価を得てしまうんだから
マガジンのレベルの低下は相当なもんだと。
そうそう、大切なこと忘れてた。この女性シンガー、全然作曲能力ないすよ。
ひどいもんです。以上。追加報告まで。







編集CD-R sumita’s selection 2006.


【 何の変哲もないポップソング集 】


(DISC−1)

1 森高千里/ユートピア (1998)
2 広末涼子/MajiでKoiする5秒前 (1997)
3 梶谷美由紀/ルージュになりたい (1996)
4 Kinki Kids/薄荷キャンディー (2003)
5 Salyu/tower (2006)
6 w-inds/四季 (2004)
7 くるり/Baby I Love You (2005)
8 Chappie/Everyday (1999)
9 かの香織/ゼロになれ (1994)
10 飯塚雅弓・榎本温子・山本麻里安/Pure Blue (2001)
11 MY LITTLE LOVER/深呼吸の必要 (2004)
12 フリッパーズ・ギター/全ての言葉はさよなら (1990)



(DISC−2)

1 SINGER SONGER/初花凛々 (2005)
2 Salyu/風に乗る船 (2005)
3 Kinki Kids/永遠のBLOODS (2003)
4 Chappie/Good day Afternoon (1999)
5 トルネード竜巻/パークサイドは夢の中 (2005)
6 鈴木蘭々/なんで なんで ナンデ? (1995)
7 クラムボン/Our Songs (1999)
8 BLACK BISCUITS/TIMING (1999)
9 坂本真綾/Life Is Good (2001)
10 松浦亜弥/可能性の道 (2004)
11 大貫妙子/はるかなHome Town (1996)
12 堂島孝平/高速の男 (2001)
13 ミスター・チルドレン/口笛 〜オルゴール・ヴァージョン



2枚組、夢のような110分間。

編集していて思ったんだけど、25日に発売されるボーナストラック入りの
フリッパーズの2枚。“全ての言葉はさよなら”のあとに3曲ボーナストラックを
入れるのは、アルバムの均整を壊してしまうのでは?
以前、「ペットサウンズ」のCDで“キャロライン・ノー”のあとに
2曲ボーナストラックを入れられたとき、なんとも嫌な気がしたんだよね。
なんだか無神経な気がして。ボーナストラックは別のCDに収録して2枚組で
リリースすべきだよ。ただし、値段は上げないで。コステロとかを見習えば。







“ユートピア”を含む森高千里の最高傑作「Sava Sava」(1998年)








それでもまた 明日はくる
どんな風に 越えればいいの?



めぐりめぐる時のなかで
昨日までがかすんで見えたら
靴を変えて 天をあおぐ
新しい日 涙はいらない


ゼロになれ このココロ


        かの香織 “ゼロになれ”


2006年08月24日(木) love you inside out

埼玉県在住のHさんとおっしゃる男性からメールをいただいた。
ありがとうございます。

「墨田様の編集CD-R作りに触発され私も久しぶりにクルマ用にCD-Rを作りました、
こんな作業でもなにかとっかかりがないと出来ない状態でしたが
おかげさまで気分一新楽しんでます。」

編集CD-Rを作る意味は2つあって、
好きなように選曲して自分だけのオリジナルコンピレーションアルバムを
作る楽しみともうひとつ、持ち腐れた宝物を発見する喜び。
選曲のためにCDラックや積み上げたCDの山を探っていると、
思いもかけないブツに出会ったりするのよ。
ようするに買ったけど聴いてないやつ。開封していないものも結構あるし。
何故それを買ったのかその動機すら忘れちゃってるやつ。それらを思いつくままに
聴きながらCD-Rを作る、その時間そのものを楽しむことに意味を持たせるのね。
完成したCD-Rはいまいちでも(笑)、楽しい時間は過ごせたし、しかも
新たな音楽を発見しちゃったりする、それもかなり高い確率で。
だから編集CD-R作りは2〜3時間では終わらず、時には朝からビールを飲みながら
夕方までなんてこともあるよ。完全なオタクそのものだね(笑)でもいいじゃん。
で、出来上がった編集CD-Rを私的に楽しむと。
文化的な行為だとおもうな。今回メールをいただいたHさんも
音楽を聴く楽しさを再確認できたと思うし、こういのがどんどん連鎖することを
願うよー。ちなみに数を数えたら、この2年半で53枚の編集CD-Rを作成してたー。
昔の編集CD-Rの曲目リストを見ずにいきなり再生してみるのも一興じゃぞ。







あっぱれ!早実の斉藤。最後のボールは予想を裏切るストレート。しかも剛速球。
誰もがスライダーを予測していたのに、駒大エース田中だけはストレートを読んでいた。
渾身の空振り。読みきった田中の予想を上回る斉藤の実力。すごいぞ。
今、初めて知った。斉藤って群馬県の太田市出身なんですかー。
どこかで聞いた地名だな〜(笑)





・'゜☆。.:*:・'゜★゜








時々、ミュージック・マガジンを信用して騙される。(苦笑)
今月号、アルバム・ピックアップで土佐有明が、アルバム・レビューで
岡村詩野が絶賛する(岡村は満点評価)二階堂和美の「二階堂和美のアルバム」
を購入した。書かれていることを信用して。マガジンはそういう意味での信用度は高い。
土佐・岡村両名に関しては名前を知る程度だが。
結論から言うと、騙された。

以下は僕のCD購入欲を刺激した文章。マガジンより抜粋。

「奇を衒ったところがまるでない、まっとうなポップソング集」
「ジャマな演出や作為が一切感じられない」
「すっと耳に馴染む」
「可憐で楚々とした歌声を聴かせている」
「格好つけがまったく感じられない」
「すっぴんの歌声」
 
以上が土佐氏。

「シンガーとしての圧倒的な表現力」
「丁寧な歌い回し」
「純情可憐な女の子の喜怒哀楽が交錯する」
「イルリメの詞の素晴らしさは松本隆以上」

以上が岡野氏。


ここまで書かれていれば、僕は買うよ。
で、聴いてみたら、上記の評はすべて間違っていることが
分かってしまったのだ。真逆だよ真逆。彼らの耳の性能を疑ってしまうぞ。
ウソだと思ったら、2730円払って買って確認してみたら?
僕があるCDに対してどんなに間違った評価を下しても、
それは全然問題ではないよ。何故なら、それで食ってる訳じゃないからね(笑)
あのミュージックマガジンともあろうものが
確かな耳を持たない連中による評論を堂々と載せちゃっているんだからな〜。
言っておくけど、これは趣味嗜好の違いとスルーされる話ではないぞ。
「耳的レベル」の問題だ。マガジンに限らないが、
他の著名な音楽誌やCDのライナーを読んでも「この程度で金を稼ぐのか?」
といったレベルのものが多すぎるね。


奇を衒ってないか?まっとうか?作為がないか?馴染むか?可憐か?
楚々としてるか?格好つけてないか?すっぴんか?圧倒的か?丁寧か?
純情可憐か?松本隆以上か?


小谷美紗子、坂本真綾、浜田真理子の足元にも及ばない。
これが僕の評価。




折にふれてビージーズ。
ベスト選曲のベストアルバム。














2006年08月23日(水) 水中メガネ



朝からジャズね。 「ボボ・ステンソン・トリオ/グッバイ」(2005)




なんかリアルじゃないけど、家族に気兼ねしながら聴くのも
それはそれであり、ってことで。ピアノが沁みるわ。ドラムスが沁みるわ。
ボボ・ステンソンとポール・モチアン。こんなのばっか聴いてると、
引きこもりになるぞーー。いや、ほんとに。部屋出たくなくなるもんね。
新しい出会いなんて期待できなくなるもんね。
病気かも。あははは。笑ってるし。

ジャズを聴きながら、朝っぱらからビールを飲むのはさすがに人間として
恥ずべきことである。とわかっちゃいるけどやめられない。あ〜ら、
スイスイスーダラダッタスラスラスイスイスイ〜♪ってな。
スーダラ節知っとるか?若者よ。
で、飲んじゃった。あははは。一缶だけだけどさ。美味いね。美味い。
なんか、、こう・・・、非生産的で、いいよね。なーーんも産み出さない。
午前中に昼寝しちゃうし。

午後は、甲子園の決勝、駒大苫vs早実を見たよ。
高校野球嫌いの僕でも延長15回表ツーアウトの場面、
早実・斉藤のピッチングには参ったね。
5球連続ストレート、しかもすべて140キロ台後半。
最後は真ん中ストライクゾーンに落ちるフォークボール。しびれたねー。
早実の斉藤が高校生らしい正々堂々とした勝負にこだわっていると
勘違いした駒大苫の打者は、当然ストレートが来ると読み、
渾身の一振りで応じたが、なんとボールは一個分だけ落ちていた。裏をかいたのだ。
高校野球嫌いの僕を満足させるのに充分な場面ではあった。
明日は、どっちが勝ってもいいから、駆け引きを見せて欲しいぞ。
そうそう、僕が高校野球で嫌いなのは、内野ゴロを打ったランナーが一塁ベースに
ヘッドスライディングするシーン。よく見るでしょ?
あれって、どう見ても高校生らしい正々堂々とした爽やかなプレイでしょ?(笑)
絶対、駆け抜けたほうが速いのにね。
そういう部分が大嫌い。自分が大切なランナーであるなら、
駆け抜けなければいけないのに。
高校生としてのあるべき姿(そんなん、なんも無いのにさ)とかを
気にしている感じが、苦手。
しっかし、3連投とか4連投とか、健康度外視のスポーツって感じがするな。
せめて、引き分け再試合は、中一日は置かなきゃ。甲子園で投げたピッチャーが
将来的に肝臓を悪くする確立は相当高いらしい。以前読んだことがある。


出したら出しっぱなしのCD群。数ヶ月前整理したばかりなのに
もうこの始末。





興味が無い人が見れば、ゴミ屋敷! 
足の踏み場もないし、しょっちゅう踏んじゃうから
ケースがすぐ壊れちゃう。仕事とかの潔癖な部分の反動がこういうところに
でるんかな?人間バランスとれてるってことか?でも、僕が若い頃
憧れていたのは、実はこういう環境だったりして。きちんと片付けられたCDラック
から、さりげにお気に入りを取り出すのも素敵だけど、
山に埋もれて行方不明のCDを探し出すのも楽しみってもん。
でもって、結局見つからなくて、また買っちゃったりしてね。僕の友人も
そのパターンみたいよ(笑)


で、夜はこんなの聴いてる。名曲揃いの傑作。



「Chappie/NEW CHAPPIE」(1999)


きみが「おもいで」とよぶぼくの「かけら」は
こゆびで「ひみつ」にかえたら
かなしくなっても なきそうになっても
とけて「なみだ」になったりしないんだ

それは 
いきていくことのいろいろな「いみ」とさまざまな「なぞ」を
くりかえしまなんでいっておとなになったら
とてもたいせつな「たから」にかわる「かけら」なんだ

               Chappie“welcome morning”







今は21日未明。テレビで亀田大毅(次男坊)のボクシングを見た。
亀田の1ラウンドKO勝ち。相手はインドネシア?の国内チャンピオン。
あまりにも相手が弱いのよ。初めから、つまり打ち合う前から
オドオドした感じで動きも悪いし、これがマジで国内チャンプ?といった
印象。亀田は調子に乗ってる(いつもそうだが(笑))感じで
相手を舐めきっている。“何故、そこまで舐めきることができるのか?”
“舐めるだけの理由があるというのか?”
 たとえば、すっごく弱いとか(笑)
ボクシング好きの僕がこれほど熱くなれない試合は珍しい。
兄の興毅にはストイックさを感じさせる部分もあるので、この前のような
八百長を見せられると、かえってかわいそうになってしまうが、
大毅からは不真面目さしか伝わってこない。不真面目な印象を強調しているようで
実は本当に不真面目(笑)おそらく実力では兄を超えるであろうこの青年は、
自分の下品で貧相な顔、〜生まれながらという意味ではないぞ、
そういう顔にしてしまった生き方とか生活態度みたいなものが原因〜を
どう思っているのだろう。
下卑た笑みを浮かべ、相手ボクサーをこきおろす姿を見ていると
日本人はみんなこういう顔になってきたよなぁ・・・と
改めて思ってしまうのだよ。深夜の繁華街にたむろする若者なんて、
ほとんどこんな顔だぜ、ヘラヘラと締りが無くて、
金ばかりに固執して、身勝手でさ。
さて、この試合の結果に関してまた何かいろいろな噂が立つのだろうか?
昔はこの親子気に入ってたんだけどね。大毅はテレビのバラエティに
出るようになってから、天狗になってしまったね。俺が!俺が!ってやつすか。
もうどうでもいいや。僕的には、もう、亀田兄弟+親父には興味なし。












2006年08月22日(火) i just wasn't made for these times





    i just wasn't made for these times
    


2006年08月21日(月) 遠くへ行きたい

映画「ミュンヘン」(スピルバーグ監督作品)をレンタルしてきた。
例のミュンヘンオリンピックでのパレスチナゲリラによるイスラエル選手人質殺害事件。
見終えたあとの不愉快な気分は何なのか?そもそもスピルバーグは何を言いたいのか?
疑問が次々湧きあがってきているところに
このようなサイト→を見つけた。





ぜひ、映画「灰の記憶」(2001年アメリカ)を。

2日間で「ミュンヘン」「灰の記憶」「海猿」「父と暮らせば」
「美しい夏キリシマ」の5作品を鑑賞。


まんま「愛と青春の旅立ち」の「海猿」だが、楽しめた。
加藤あいが何となく単なるマドンナ的な存在だったが、
過去一番きれいではあった。だから許しちゃう。テレビの2時間ドラマを
見た印象。黒木監督の2作「父と暮らせば」「美しい夏キリシマ」は
さすがの作品であった。宮沢りえは、本当に上手い役者に成長したなー。
映画館で大好きな中島監督作品「嫌われ松子の一生」を見ようと思ったら、
もう終わってる感じ?前作「下妻物語」が傑作だっただけに、もう期待大。
DVD化を待とう。







昨年末からテニス肘とバネ指(上腕骨外側上顆炎&弾撥指)に
悩まされている。




写真のような形で物を掴んだり持ったりすると
肘に激痛が走る。マジで痛いぞ。最初は腱鞘炎かと思っていたが
途中からテニス肘と判明。遅すぎ!月に一度のステロイド注射と理学療法
(本当は毎日治療しないと理学療法は効果的ではないそう)で何とか
騙し騙しやってきたが、たとえばホウキで掃く時や、物を持ち上げる時
非常に痛い。半端なく痛い。テニスはまったくやらなくてもこの病気にはなるそう。
で、やっと新しい保険証が届いたので、昨日病院へ行ってきた。
悪化していた。今は、右手でペットボトル一本持つことができない。
注射の効果もあまり無く、結局長時間かけて理学療法をするはめになりそう。
新しい仕事についたら毎日通院なんて不可能だし。
すっごい、憂鬱。テニス肘用のサポーターをきつく締めているけど
それでも痛い。この文章を読んでテニス肘を治された方、特に病院へ行く時間が
無くてもリハビリなどで治された方。ぜひ、メールを下さい!方法を教えて下さい。
お待ちしています!とにかくはやく治したいんです。






・’゜☆。.:*:・’゜★゜






編集CDR  sumita’s selection 2006.8.21


【 Aquela 】


1 ナイン・インチ・ネイルズ/ウィー・アー・イン・ディス・トゥゲザー(1999)
2 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/ダニー・カリフォルニア(2006)
3 NEU!/スーパー16 (1973)
4 PHISH/フリー (2004)
5 ビージーズ/ラブ・ユー・インサイド・アウト (1979)
6 ビージーズ/愛はきらめきの中に (1977)
7 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/バイ・ザ・ウェイ(2002)
8 ナイン・インチ・ネイルズ/ラ・メール (1999)
9 メイヨ・トンプソン/オイスター・シンズ(1970)
10 マリーザ・モンチ/Aquela (2006)
11 マリーザ・モンチ/Ate Parece (2006)
12 ロバート・ワイアット/アイム・ア・ビリーヴァー(1974)
13 PHISH/フランケンシュタイン (2004)



2006年08月20日(日) オールマン・ブラザーズ・バンド「ライブ・アット・ザ・ビーコン・シアター2003」

グレイトフル・デッドからはさほど感じられず、
デッド・フォロワーの代表格PHISHからはビンビンに伝わってくる
ヴァイブレーション。言ってる意味わかるかな?グルーヴという風に置き換えても
いいかも。レイドバックしすぎたり、薬でラリったり、意味不明な方向に
ユルユルのインプロヴィゼイションが迷い込んでいくことがなく
音楽の構成という面でもしっかりしているってこと。
僕が知る限り、PHISH出現以降PHISHと肩を並べるバンドは
存在していないと思う。世間では、そういうのをジャムバンドって呼んでるけど。

さて、オールマン・ブラザーズ・バンド。
その活動のピークが「フィルモア」での一連のライブ録音として残されているのは
ロックファンの多くが知っていることだが、実は、その後、
数十年に渡るオールマンの歴史に関してはあまり顧みられていないというか
少なくともメジャーな音楽誌で特集を組まれる事はほとんどなかったといっていい。
僕もデュアン亡き後、ディッキー・ベッツ主導型ライブの最高傑作「熱風」以降
急速にオールマンとは疎遠になる。年に数回「フィルモア・イースト」や「イート・ア・ピーチ」を取り出して聞くくらい。
レコード・コレクターズの最新号でそのオールマン・ブラザーズ・バンドの特集が組まれているのだが、
冒頭の青山陽一(日本屈指のギタリスト&ソングライター)の文章を読んで
「おおおお!」と唸ってしまった。
知らないことがいっぱい書いてある。それも最近のオールマンの凄い状態について!
青山陽一、一押しのDVD「ライブ・アット・ザ・ビーコン・シアター2003」(2枚組)を
迷うことなく購入。失業中でも購入。明日が見えなくても購入。現実逃避で購入。




デュアンの真の後継者としてグループに加入したデレク・トラックス
(24歳。オールマンの名ドラマー、ブッチ・トラックスの甥っ子)のプレイを観て聴いて、
驚いた。決してギター・フリークではない僕もこの若者の目の覚めるような
フィンガーピッキングやアイデアの洪水のごときアドリブ・フレーズには
マジで鳥肌が立った。もちろん、彼のスライドプレイに故・デュアンを
見てしまうのだが、彼が際立っているのは、構成能力とでも言ったらいいかな?
どこへ行くのか判らない冗長な迷走型アドリブプレイに決して陥らない点である。
つまり、ナルシストタイプの真逆なのだ。11歳(!)からオールマン・ブラザーズの
ウォーレン・ヘンインズに目をつけられていたこの若者はどこまで成長するのか
ちょっと想像できない。たとえば、代表曲“ウィッピング・ポスト”や
“ステイツボロ・ブルース”でのプレイを聴いてもらいたい。
リズムに対するシャープな反応に誰もが驚くにちがいない。
彼は演奏中、真後ろにいるジェイモー(ブッチとジェイモーのツー・ドラムスは
結成当時から変わらず)のドラムスを聴いているという。
ジェイモーが出す音のサインでアドリブに入ったり引いたりするタイミングを
計るという。この辺は、DVDのディスク2に収録された素晴らしく音楽的な
インタビューで語られている。現在のオールマン・ブラザーズ・バンドは、
先ほども書いたいわゆるジャムバンドの範疇に入る演奏形態を主としているが、
その音楽的レベルが半端じゃなく高いのだ。オリジナル・メンバーは
ブッチとジェイモー、それにグレッグ・オールマンの3人だけ。
グレッグの声は全盛期に比べて、声量が落ちているがそれでも技術はある。
二人のドラマー、ブッチとジェイモーに関して言えば1971年以上かも。
バンドアンサンブルにおける実質的なリーダーのウォーレン・ヘインズは、
完璧なギター・マスターだし、ベースのオテイルとパーカッションのマークも
他のメンバーと比べて何の遜色もない。
あっという間に見終えた163分間(!)のライブと93分間(!!)のインタビュー。

で、最初の話題に戻るが、
PHISHの傑作ライブ「ニュー・イアーズ・イブ1995」(3枚組)
「ライブ・イン・ブルックリン」(3枚組)に圧倒されている僕だが、
PHISHと肩を並べるバンドが存在していたということを言いたかったのだ。
1971年まで戻る必要はない。今、現在もそのバンドはPHISHと肩を並べている。
いや、PHISHは解散したから、オールマン・ブラザーズ・バンドだけに
なってしまったか。  孤高だな。




・'゜☆。.:*:・'゜★゜




テレビ朝日のドラマ「下北サンデーズ」まだまだ未熟者です←ココクリックの第6話をみた。
ここ数話は僕の知らない脚本家と演出家が担当していたのだが
何となく面白くなかった。ストーリーとかテンポとか、カメラワークとか。
今日は本来の河原雅彦脚本、堤幸彦演出に戻っていて
実に良かった。僕の好きなコメディって、こういうタイプなのよね。
上戸彩のコケティッシュな魅力は、どこ弁だか分からない方言とあいまって
今や、全開状態。里中ゆいかの画像も弾けてるぞ!









2006年08月19日(土)



2006年08月17日(木) 編集CD−R 【Happy Heart 】を捧ぐ

いやぁ〜、中高年の仕事って、無いなぁ〜〜 あははは’゜☆。.:*:・’゜★゜
amazon控えめにしときゃよかった。通帳を見たら、あーら、ぶっとんじゃった゜☆。.:*:・’゜★゜
仕事ない、お金ない、彼女ない、体力ない、CD腐るほどある。
じっと手を見る。俺の明日はどっちだ?
♪苦しくたってぇ〜 悲しくたってぇ〜 CD買えればぁ〜平気なのぉ〜♪♪

って・・・ほんとに?ほんとに?



ジャズ師匠改め、拾得どの。
“welcome morning”を歌うCHAPPIE=藤田陽子説を
裏付けるブツがこれです。
          ↓

スフィア(1999)


現在、総力をあげて捜索中。お待ちくだされー!
拾得どの←ココをぜひご覧下され。
大塚理恵の“東京”も手配中です。



テレビでSMAPという音痴集団と松山千春の共演を見たんだが
いやー、キムタクって下手なのね〜(もちろん他のメンバーは論外)。
驚いた。決して嫌いなキャラじゃないけど、歌うのはやめた方がいいな。
でもって、松山千春も小手先の技術ばかりに頼った歌唱で、相当ひどいね。
森進一みたいにグルーヴしたいのは分かるけど、才能が違いすぎるもん。
松山って偉そうに人生語るオッサンだけど、
アーチストとしては、?マークが10個くらいかなぁ。
たいした詞じゃないし。「長い夜」って。




編集CD−R sumita’s selection 2006.8.17


【 Happy Heart 】を捧ぐ・・・・


1 バート・バカラック/エイプリル・フール (1971)
2 ジャック・ニッチェ/puerto vallarta (1963)
3 ジョニー・キャッシュ/ハート (2002)
4 ハーパス・ビザール/ジャパニーズ・ボーイ〜間奏曲 (1968)
5 ジャック・ニッチェ/ロンリー・サーファー (1963)
6 ケンプ(pf)/バッハ:主よ人の望みの喜びよ (1976)
7 ニック・デカロ/ハッピー・ハート (1969)
8 ハットフィールド・アンド・ザ・ノース/アンダーダブ (1975)
9 ジョニー・キャッシュ/オン・ジ・イヴニング・トレイン (2006)
10 バート・バカラック/ワイヴス・アンド・ラヴァース (1971)
11 ジャック・ニッチェ/baja (1963)
12 ケンプ(pf)/バッハ:目覚めよと人の呼ぶ声あり (1976)
13 ニック・デカロ/ウェイリング・ウォール (1974)
14 ビーチボーイズ/ドント・トーク (1966)
15 ハーパス・ビザール/ドリフター〜リプライズ (1968)
16 ジョニー・キャッシュ/ダニー・ボーイ (2002)
17 ニック・デカロ/キャロライン・ノー (1969)





転調天才バカラックの“ワイヴズ・アンド・ラヴーズ”、展開の妙に感心。
転調ポピュラー化の始祖がバカラックなら、ソフトロックの編曲の始祖は
ニック・デカロ。バカラック関係はほとんど揃ったが、ニック・デカロ関係は
まだまだ不完全。女優のゴールディー・ホーンが1972年に発表した
カントリーアルバムが入手できん。ニック・デカロの編曲なのだー。
若い頃はケンプをバカにしていた。バッハでもベートーベンでも。
この年齢になって、やっと理解できた。この人は深い。深すぎる。
こういう小さなトランスクリプション・ナンバーにこそケンプらしさが
感じられる。ジャック・ニッチェは以前特集したが、改めてその雑食性に
魅力を感じてしまった。ハットフィールドが真面目にプレイした英国風
フュージョンナンバー。ちょっと素敵でしょ?ジョニー・キャッシュの
“ハート(傷つける)”はナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーの
カヴァー。“オン・ジ・イブニング・トレイン”は、ハンク・ウィリアムスの
カヴァー。泣くぞ。号泣だぞ。
14曲目の“ドント・トーク”(ポピュラー音楽史上屈指の弦アレンジ)から
ロジャー・ニコルスのカヴァー“ドリフター”(どうすればこんなに美しいサビの
メロが書けるの?)を経て必殺の“ダニー・ボーイ”へと至る流れ、自信あり。
最後は、祈りにも似たブライアンのカヴァーで、僕の青春は終わるのだった。さよなら。












2006年08月16日(水) 改訂版 『上半期この10枚』







ジャズ師匠へ。chappieの名曲“welcome morning”の
大好き♪大好き♪の部分は川本真琴、ボーカルは、ほぼ藤田陽子で決まりみたい。
まあ、プロデューサーつながりで考えれば藤田陽子が正解なのでは。
ちなみに彼女は野田秀樹のかみさん。
野田が50歳、藤田が25歳のとき結婚!25歳差、ありなんだーー。羨ますぃ〜!
ま、金も地位もある人だからな。庶民の参考にはならないか・・。ううう・・。





小谷美紗子が尊敬する音楽家、好きな音楽家、一番好きな曲は
以下のラインナップだそう。

《尊敬する音楽家》
佐藤準 Beethoven 桑田佳祐 友部正人 Cyndy Lauper 小倉博和 
John Robinson Davie Campbell

《好きな音楽家》
Freddie Mercury Debussy eastern youth ナンバーガール Police 
Dave Marrhews e.s.t Jon Brion AZUMI

《一番好きな曲》
Extreme “More Than Words”


佐藤準は小谷のアレンジしてるよね。昔、チャーや金子まりと
スモーキー・メディスンというグループをやってた。
おニャンコの“セーラー服を脱がさないで”の作曲者だって、知らなかった。
小倉は佐橋と「山弦」っていうグループやってるギタリスト。
桑田とも関係が深い。ジョン・ロビンソンはどこといって特徴の無い
売れっ子セッションドラマー。好きなタイプではない。
デヴィッド・キャンベルは、かのBECKのおとうさん。
もう、超有名なアレンジャー。デイブ・マシューズって、
例のジャムバンドで有名になったひとね。一回聴いたことあるけど
ちっとも面白くなかったぞ。

さてと、小谷美紗子の趣味がいまいちよくわからん。
友部、フレディ、ドビュッシー、ナンバー・ガール、
ジョン・ブライオン(ブラッド・メルドーよりもたぶんフィオナ・アップルの
アルバムに小谷は影響されてるのでは?)あたりは、まあ理解できなくはないけど、
桑田、シンディ・ローパー、ジョンロビ、が尊敬する音楽家か?
他にいないのかな・・・。ベートーヴェンは、おそらくピアノソナタに影響されて
いるんじゃない?
しかも、一番好きな曲が、よりによってエクストリーム
「モア・ザン・ワーズ」だなんて・・・。
ちょっと、、ショックかも(汗)てか、かなり・・・・。

思うに小谷美紗子って、誰かの影響であのスタイルを作り上げたんじゃなくて
全くのオリジナルな感覚を最初から身につけていたんじゃないだろうか?
普通ありえないけど。自分が一番個性的だから、意外とつまんねーものに
興味を示したりする、とか(笑)ないかな?そういうの。時々いるでしょ。
全然他のアーチストの音楽に精通していないのにすごいことやっちゃってる人。
そういえば、あのブライアン・ウィルソンも最も好きな曲はロネッツの
“ビー・マイ・ベイビー”って公言してたな。
自身の“ドント・ウォーリー・ベイビー”の方が10倍すごいのに。
しかし、小谷美紗子のリスペクトのリストを見て、ますます彼女に興味が
湧いてきた。突然変異なのかもよ。もしかしたら。
それとも上記のアーチストには小谷美紗子を作り出す秘密の因子でもあるのかしら。
僕らが気づかないだけで。


          ・’゜☆。.:*:・’゜★゜



激動の2ヶ月を終えたら、一旦選出した上半期の10枚が大きく変わってしまった。
よって、5月30日の日記「アルバム上半期10枚」は削除し、
新たにここに発表したいと思う。
っていうか、この、誤解を恐れるこだわりの潔癖さは何なんだ?
ちなみに、10枚は新譜である必要はない。上半期に出逢った、出逢ってしまった、
女性のように大切にしたい珠玉の10作品であればよい。下半期の10枚と合わせて20枚。
その中から年末の【墨田レコード大賞】が決定するのだぁ〜〜!

(順不同) 一行コメント付



 
1 ジョニー・キャッシュ/ア・ハンドレッド・ハイウェイズ(2006)

※ 前人未到の域に達してしまったカントリーの巨匠。遺作。





2 ジョニー・キャッシュ/パーソナル・ファイル(2006)
※ ザッパと同じく、全ての録音物に価値があるという証明





3 ブルース・スプリングスティーン/ウィー・シャル・オーヴァー・カム(2006)
※ 幾百のトリビュート作品の最高峰に位置するであろう。演奏の美しさは奇跡的。





4 チャーリー・パーカーwithレニー・トリスターノ/コンプリート(2006)
※ 後のオーソドックスなビリー・バウアーからは想像できないアヴァンギャルド性。





5 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/ステイディアム・アーケイディアム(2006)
※ 誤解しつづけて10数年。やっとレッチリの全貌を捉えることができた。





6 ジョン・フルシアンテ/シャドーズ・カライド・ウィズ・ピープル(2004)
※ そのレッチリの炉心の部分を担うのがこの天才。現在はまさに全盛期のザッパ状態。





7 カーネーション/ワイルド・ファンタジー(2006)
※ 大人である。なのにワイルド、そしてメロぢから、永遠に続くリズムの饗宴。





8 小谷美紗子/うたき(1999)
※ 詞がメロディと合体し、アレンジが施され、あの声とあのピアノで歌われる時、
  全てが解かる。





9 小谷美紗子/CATCH
※ バンドとしての理想的な形。乾いた録音が彼らの演奏と彼女の声を際立たせる。





10 マリーザ・モンチ/私の中の無限(2006)
※ ブラジリアン・ポップスの金字塔。彼女の過去の作品はどれも素晴らしいが、
  今回は別格。






・’゜☆。.:*:・’゜★゜



熱狂的な中日ファンの僕と熱い闘いを繰り広げてきた阪神ファンの
友人から素晴らしい写メが送られてきたので、
ここに無断で掲載しちゃいます。顔、写ってないからいいしょ?
クレームが来たら、即削除します(笑)





2006年08月15日(火) くるみ

そうだ。自分の姿を鏡に映せば、さまざまなものが客観的に見えてしまう。
それは、非常に残酷で取り戻せない時間を嫌というほど思い知らされるものだが、
過去へのこだわりや言い訳の中でしか存在意義のない淋しい人間にならないためにも
現在の自分の本当の姿を脳髄に叩き込んでおかなくてはいけないんだ。
何ができるとか、何ができそうとか、何をしなかったとか、何をすべきだったとか
人間の後悔にも欲望にもきりが無いのだから、適当なところで切り取って削除して
おかなくちゃ。どんなにもがいても、明日は来てしまうし、昨日は戻ってこないのだから。



        ・’゜☆。.:*:・’゜★゜



ジョニー・キャッシュの“HURT”に胸を熱くし、小谷美紗子の“母の日”に
ナイフをつきつけられる。メイヨ・トンプソンの“OYSTER THINS”は希望であり
ケンプの“主よ人の望みの喜びよ”は短い休息だ。一息入れて再び坂を上る。
“くるみ”がリピートされる。何回も何回も。。。







2006年08月14日(月) A HUNDRED HIGHWAYS

仕事は無くても、amazonからCDは容赦なくやってくる。
音盤に魂を抜き取られたオレの未来は暗黒より暗いぞ。真っ黒だ。
ものすごい勢いで小谷美紗子とジョニー・キャッシュを吸収中。
ほんとにオレってスポンジだなぁ、って思う。しかも相当でっかいスポンジ。
縦横50メートルくらい。






ジョニー・キャッシュの遺作となったアメリカン・レコーディングスでの第5弾
「A HUNDRED HIGHWAYS」(録音は2003年、死の直前)が届いた。
リック・ルービンのプロデュース作品はこの5枚で完結。
一聴して老人と分かるその声には往年の力強さや輝きはなく、
音程はふらつき、声は絡まり、呼吸することさえためらいがちなのに、
この表現の深さは何なんだ。
キャリアと言ってしまえばそれまでだが、
やはり彼は目には見えない何ものかに選ばれた特別な表現者だったんだと
思わずにはいられない。それほどすごい作品。
ジョニー・キャッシュの長いキャリアの始まりである
サン・レコードのコンプリート・レコーディングス(全54曲)を取り出して
“there you go”を聴いてみる。
希望に満ち溢れた未来に船出するにはあまりにもつらい内容の作品だが、
常にその目でシビアーに現実を捉え、その体現者であろうとする姿勢は
半世紀という長い年月が流れても変わらない。
50年後の“there you go”を「A HUNDRED HIGHWAYS」に聴いてしまうのだ。
ハンク・ウィリアムスのカヴァー曲“on the evening train”に涙が止まらない。


2006年08月13日(日) 編集CD−R 【 ぼくらが旅に出る理由 】

この日記を書いているのは、10日の午後11時。
断り書きが当たり前になりつつあるな(苦笑)


 


編集CD-R sumita's selection 2006.8.13


【 ぼくらが旅に出る理由 】



そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く
美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間
せつなくてせつなくて胸が痛むほど 
      
            小沢健二“ぼくらが旅に出る理由”




1 ジョニー・キャッシュ/フォルサム・プリズン・ブルース (1968)
※ハロー!アイム・ジョニー・キャッシュ!で始まる必殺のチューン。
フォルサム監獄での歴史的ライブ。





2 沢田研二/君をのせて (1971)
※ジュリーのソロデビュー曲。宮川泰のロマンチシズムの結晶。
岩谷時子の歌詞も秀逸。「君のこころ ふさぐ時には 粋な粋な歌をうたい
君をのせて 夜の海を 渡る舟になろう」

3 小沢健二/ぼくらが旅に出る理由 (1994)
※オザケンをぼくらが求めてしまう理由は、この作品にある。

4 ローリンング・ストーンズ/この世界に愛を (1967)
※最もプログレッシブだった時期のストーンズを再検証されなかったことが
アーチストとしては不幸だった。パフォーマーとしては、そのことで救われたが。
初期ロキシーやブライアン・イーノはこの不思議な響きに影響を受けている。
もちろん同時代のビートルズにもフィードバックされている。

5 リー・コニッツ、マイルス・デイビス、ビリー・バウアー他/ハイ・ベック (1951)
6     同上    /エズセティック (1951)
※歳をとるに従って、リー・コニッツの偉大さがリアルに分かるようになってきた。
ワン・アンド・オンリーという意味ではチャーリー・パーカーに匹敵する個性。

7 ダーク・ダックス/銀色の道 (1966)
※これも宮川泰の傑作。夜のヒットスタジオの名物演出家・塚田茂が詞を書いている!
「遠い遠い はるかな道は 冬の嵐が 吹いてるが 谷間の春は 花が咲いている」

8 西田佐知子/涙のかわくまで (1967)
※これもまた宮川泰の傑作。塚田茂が作詞。驚きだ。
「もう少しいてほしい あきらめる約束の 涙のかわくまで」

9 ジョン・フルシアンテ/オミッション (2004)
10 ジョン・フルシアンテ/ウェンズデイズ・ソング (2004)
※レッチリ=ジョンフルという認識は、全くもって正しい。
彼の演奏家・作曲家としての才能無くしてレッチリは存在し得ない。
このソロアルバムは、本当に素晴らしい。脱帽。

11 R.E.M/ウィチタ・ラインマン(1996)
※オリジナルのグレン・キャンベル、カサンドラ・ウィルソンの
秀逸なジャズヴァージョン、そして、マイケル・スタイプの真摯な歌声。
今のところ3大ウィチタだ。

12 リンダ・ロンシュタット/アディオス(1989)
※ウィチタ・ラインマンと同じくジミー・ウェッブの作品。
最高。ずっと聴きつづけてきた曲。バック・コーラスは、もちろんブライアン!!
ファルセットで歌われるアディ〜オ〜ス♪の部分。これが正しい裏声の使い方。

13 ビル・フリーゼル/アイヴス:ニューイングランドの3つの場所(1997)
※ビル・フリーゼルが一番面白かった時期の録音。
最近は、アイヴスを取り上げることに当時ほどの驚きは感じなくなってきたが、
彼がこの音楽にポピュラー性を読み取っていた事実は特筆すべき。

14 小谷美紗子/明日からではなく (1999)
※詞・曲・歌・演奏すべて完璧。
「僕には役目があります お客様に次の駅名を知らせること 
けれど毎日の繰り返しに疲れてしまった」
すでに詞を超越している。

15 Mr.Children/くるみ (2003)
※なにかあると、やっぱり聴きたくなるのはこの曲か・・・。
歌詞で描かれる世界の普遍性に、僕は、何かを考えるのだろう。




2006年08月12日(土) 墨田インタビュー「UA×菊池成孔/CURE JAZZ」

「UAの新作『CURE JAZZ』を聴いた感想は?」

「いきなり結論から言っちゃうと、12曲中、なかなかいいんじゃない?
って思ったのは冒頭の1曲だけ」

「冒頭のはたしかメル・トーメの曲だよね?」

「そそ。多分これはヘレン・メリルとギル・エヴァンスの
新旧2枚のコラボがあるじゃん?あのサウンドを雛型にしてると思うんだけど、
UAの声の個性に合った選曲だし弦をアレンジした中島某の仕事も評価できるね。
ただ、女のアソコをいつまでも舐めまわすような菊池のすけべサックスには
辟易するけどね(笑)」

「あはは。確かに彼のサックスは饒舌でくどい(笑)」

「そう。名付けてオーラル・サックス!(爆)」

「上手いね!(笑)でも世間では菊池のことを天才って言ってるよね?」

「それはさー、彼のことを天才って思っちゃうほど聴き手の耳が貧困ってことだよ。
10段階で1くらいの耳しか持ってない奴には、5が天才に思えちゃう(笑)
菊池の演奏家としての才能なんて、せいぜいガトー・バルビエリ程度。
作曲家としては、ま、坂本龍一クラスってとこ?
たとえば8とか9の耳を持っていれば、本当の天才なんてほとんどいないことに
気づくしね。本当の天才って言うのは、10段階で20くらいの奴(笑)
チャーリー・パーカーとかキース・ジャレットとか」

「つまり世間は亀田剛毅を見誤っちゃったように菊池を見誤ったと?」

「そそ。ちょっと楽理がわかって、音楽知識が豊富で、オーラル・サックスが得意なら
天才だと思っちゃう。これって、ある意味学歴コンプレックスと重なるよね。
知性的で頭の回転が速い菊池成孔、っていう評価。そんなの音楽と関係ないじゃん。
彼がやろうとしていることだけを純粋に見ればいいことでさ、耳を鍛えておけば
彼がいくらウェイン・ショーターに影響されたっていっても、ショーターの足元にも
及ばないことくらいすぐわかる」

「そんなに菊池を嫌いになった原因ってあるの?」

「東大生の前で音楽講義をしたから。その事実だけで、もうウザかったね。」

「墨田さん、東大生、嫌いだよね(笑)」

「大嫌い。くだらねー人種すよ。ずっと昔付き合ってた女の親父と兄貴が東大出身で
すげーやな奴だった。二人似たようなのがいれば、それが世界の真実じゃん?(笑)
で、僕の中での東大の評価は決定したわけ。」

「なるほどねー。言ってることよくわかるよ。せっかくだから、このアルバムの『聴きどころ』ではなくて『聴くなどころ』を教えてもらえる?」

「いいすよ。一気に片付けちゃおうか?(笑)」

「ぜひぜひ」

「まず1曲目の“ボーン・トゥ・ビー・ブルー”。僕が大好きなメル・トーメの曲だ。
UAのボーカルはヘレン・メリルの物真似だけど、雰囲気はいいよね。
中島某のアレンジは成功してる。リズムセクションは健闘している。
ピアノもまあまあ。サックスは駄目と(笑)こんな感じでいい?」

「いい、いい(笑)」

「2曲目は、話題の“チュニジアの夜”ね。これはもう全然すごくないね。
ラウンジ・リザーズの“ハーレム・ノックターン”の発想の奇抜さに比べたら、
もう、なんというかインテリの思いつきって感じでね。
すごく分かりやすいインチキ?(爆)録音もジャズのアトモスフィアが感じられないし。
UAはまあまあ、頑張ってる。
3曲目は、これも話題になってる“オーヴァー・ザ・レインボウ”。
これはもう完全に全員瀕死のパフォーマンスって感じだね(笑)
音楽的な要素が一個もない。驚き。聴いててイライラしちゃって
途中で止めたよ。発想の時点で、音楽的遭難は決定されてたね。
これ以上ないほど磨きぬかれたメロディのオリジナルを愚弄する行為は
一種の環境破壊と考える。ジュディー・ガーランドが聴きたくなっちゃって困ったよ。
4曲目はいよいよ菊池のオリジナル(6曲収録されている)“夜が明けない星のための音楽”だな。
この手法って誰の物真似だっけ?そっくりじゃん。あー、思い出せない。
パルコかなんかのCMみたいだな(笑)
坪口の結構聴けるピアノソロに割り込む菊池のサックス。
淫靡な雰囲気のラブホのBGMだな。
5曲目はポール・ウィリアムスの傑作“オーディナリー・フール”。
ブロッサム・ディアリー風にブリッコボーカルで迫るUA。それはそれで下半身に響く。
藤井信雄のブラッシュワークは平凡でつまらない。ここはやっぱ、ポール・モーシャンでは?
ラインがハッキリしすぎる(録音のせい?)
鈴木正人のベースはロン・カーターみたいでなんかいや。坪口のピアノはいいと思う。
最後まで菊池が登場しなかったのがよかった。芳垣のパーカッションは素晴らしいな。
5曲目は菊池のオリジナル“嘆息的泡”。広東語で歌われている。だからなんなの?
平凡な曲だし、カーセックスの前にかかりそうな演奏だ。途中からリズムがかわって、
行為も佳境にってか?(笑)
聴くなどころ満載。ジョン・バリーの「タクシー・ドライバー」のパクリ。
さてさて、お次は菊池のオリジナル“この街はジャズすぎる”というお寒いタイトルで。
菊池とUAのデュエット。もう普通のお行儀のいいジャズ。
テレビ東京の川平慈英の音楽番組(もう終了してるか?)で演奏したら
似合いそう。次の“ルイーザ”もダサいなー。ジョビンのオリジナルだけど、
冒頭から全開の菊池の青白きボーカルが、素面じゃ聴けね〜〜〜。(汗) 
カエターニ・ヴェローゾを尊敬してるらしいけどこれってその辺の影響ってこと?
UAの口の中で空気を転がすような歌い方は、少なくともこの曲には相応しくない。
菊池のオリジナル続くぞ“蜜と蠍”。リンガラ風に始まり、
やがてエチオピアジャズ風へと展開していく、アイデア的には面白いナンバー。
UAの声もビョークみたいで結構ミスマッチで面白い。芳垣らのパーカッション隊も頑張っている。
あとは録音だけかな。もっとパーカッションの音を前面に出さなきゃ。
声なんて隠れたっていいんだよ。しっかし、バックでのけぞっている
菊池のサックスはガトー・バルビエリみたいでうるせーな。ちょっと黙ってろって(笑)
中島某のブラスアレンジは、全然分かってないね。勉強しなおしてね。
6分後に始まる坪口のピアノソロはいいね。
でもバックのチェイスかBSTみたいなブラス群にかき消される。
さて、いよいよ賛美歌登場!菊池オリジナルの“ランバレネの賛美歌”だぞー。
評価する気なし。キワモノだよ。それも食えないキワモノ。
“アイル・ビー・シーイング・ユー”での露骨なビリー・ホリディの物真似に
ジャズシンガーとしてのUAの限界を見たね。雰囲気捉えてるだけだし。
菊池のサックスはよく喋るけど、大切な事は語っていない。
たとえばレスター・ヤングだったら?
べったりではなく。そっと寄り沿うよね。最後は菊池本性丸出しのオリジナル“水質”。
曲調もパクリくさいけど、それにしてもインテリ価格の暴落を体現したかのような
エセおシャンソン。坂本龍一と全く同レベルのチンケな一品。最後にジャケットね。
これはUAと菊池の関係を表しているんだろうけど、どこか安っぽい。
かといって、場末のジャズバーの泥臭さを想像させるものでもない。
パルコでお買い物する人種がいかにも好きそうなちょっとおしゃれでコンサバな感じ。
ふぅ^^^〜〜、一気で、疲れたぁ・・・。(汗)」

「ほんと一気にいっちゃったね。しかし、全然誉めてないけど、
何でこんなの買ったの?」

「買う訳ないじゃん。くすねたのよ。(笑)」

「どこから?」

「言えねー」

「最後にみんなにメーッセージを!」

「ハーイ!みんな、、こんなの買うなよー!
3000円あったらつぼ八で飲もうぜ!
ま、女くどく時は結構つかえるけどさ。以上!」

「今日は忙しいなか、サンキュー」

「誰が忙しいんだよ?!(怒)」


※ ちなみにこの日記も2日ほどフライングしてます。
  現在10日の午前3時半。読み終えた僕のブログのファンの方は
  念のため、昨日の日記を確認してみてください。読まれていない
  可能性もあるから。読まなくても別に生活に支障はありませんがね。


2006年08月10日(木) めぐる季節


朝食は年間を通して、ほぼ2パターン。半年間毎日お餅(磯辺焼)、残りの半年間は
毎日ホットドッグ2個。前者はホットコーヒー付。後者はトマトジュース付。
僕の性格を反映していると思う。自分でこうと決めたら、
そのパターンを絶対に崩さない。
崩すことで、生活サイクルのバランスが壊れる気がするからだ。
これは一種の強迫神経症?



CDをラックから次々と取り出し、好きな曲だけを選んでかけ続ける。
ジョニー・キャッシュ(アット・サン・クエンティン)、リー・コニッツ(インサイド・ハイファイ)、
友人作成のCD-R(ほうきぼし)、小谷美紗子(NIGHT)、
フェリックス・キャバリエ(デスティニー)、ジョン・フルシアンテ(カーテンズ)、
荒井由実(紅雀)、坂本真綾(夕凪Loop)、ハーパス・ビザール(シークレット・ライフ)。。
最後は僕の編集CD-R(午前2時のエンジェル)を全曲聴いた。
オフコースの“めぐる季節”に虚を衝かれ、目を閉じた。






今日もまた2日後の日記へとフライング。うーむ。
今は、8日の午後8時。






2006年08月07日(月) 編集CD−R【 Danny Boy 】 


編集CD-R sumita’s selection 2006.8.7


【 Danny Boy 】 


1 ラブ/アローン・アゲイン・オア(1967)
超名盤「フォーエヴァー・チェンジズ」より。
間奏のマリアッチ風のトランペットソロが
アズテック・カメラのロディ・フレームに影響を与えていたのをはじめて知る。

2 アズテック・カメラ/オビリヴィアス(1983)
で、この曲のギターソロがその影響を受けた部分。
ミュージック・マガジンでネオアコ特集されるまで我が家のCDラックに
眠りつづけていたアルバム「ハイ・ランド、ハード・レイン」。
いや、久々に聴くとロディは早熟だな。

3 ジェネシス/カーペット・クロール(1974)
アルバム「眩惑のブロードウェイ」よりピーター・ガブリエルの名唱。
CD化で、アナログディスク時代の柔らかなドラムスの音が失われたのが残念至極。

4 ウィングス/トリート・ハー・ジェントリー〜ロンリー・オールド・ピープル(1975)
ポールはこういう展開〜4拍子、3拍子〜が好きだよね。素敵なメロディだな。
はちみつぱいの名曲“塀の上で”にリズムもピアノのアレンジも似てるけど
はちみつぱいは1973年。こちらは1975年。この2曲に影響を与えた曲を知りたい。
アルバム「ヴィーナス&マース」収録。

5 渋谷毅&森山威男/Danny Boy(2001)
ドラムうるせーぞ(爆) でもこれはありだと思う。
ドラムスオブリガード付のピアノソロ。
アイブスの管弦楽曲を聴いてる時と似たようなズレの心地よい感覚を覚えた。
アルバム「SEE−SAW」収録

6 エブリシング・バット・ザ・ガール/カム・オン・ホーム(1986)
バート・バカラックへのオマージュとでもいうべきナンバー。
この頃のEBGは好きだったな。その後興味を失っていったけど。
アルバム「ベイビー・ザ・スターズ・シャイン・ブライト」収録

7 くるり/怒りのぶるうす(2003)
初めてのベストアルバム(3枚組)収録の未発表曲より。
これともう1曲“人間道”はまるでゆらゆら帝国みたい。
マディ・ウォーターズ風の前奏12小節が終わった途端に歪み出す
インチキブルース。この路線を突き進むくるりを聴いてみたい。すごく聴いてみたい。

8 グレン・キャンベル/ウィチタ・ラインマン(1968)
友人のCD-Rには秀逸なカサンドラ・ウィルソンのカヴァーヴァージョンが
収録されていたが、こちらはそのオリジナル。
ジミー・ウェッブは天才だなー、と何度も頷いてしまう。

9 プリファブ・スプラウト/ファロン・ヤング(1985)
2曲目同様、CDラックで眠りつづけたアルバム「スティーヴ・マックィーン」より。
ジミー・ウェッブ・フリークのパディ・マクアルーンの転調センスは素晴らしい。
ただ、いかにも80年代風なドラムスの音は苦手。

10 ベン・ワット/サム・シングス・ドント・マター(1987)
エブリシング・バット・ザ・ガールのベン・ワットのソロアルバム
「ノース・マリン・ドライブ」より。
何の変哲もないボッサ風の曲だが、よく聴くとかなり複雑な和声進行。
いい曲だ。フェイドアウトが残念。あと3分は聴いていたい。

11 レニー・トリスターノ、ビリー・バウアー他/ドント・ブレイム・ミー(1947)
12 レニー・トリスターノ、リー・コニッツ、ウォーン・マーシュ、ビリー・バウアー
   /イントゥーイション(1949)

13 同上 /ディグレッション(1949)
マーク・リボーの「ドント・ブレイム・ミー」の元ネタを発見してしまった気がする。
ビリー・バウアー、驚くべき。1947年だって!ビリー・バウアー関係全部集めたいぞ!

14 小谷美紗子/60 seconds(2003)
小谷に関しては全て認めてしまう。それほどほれ込んだ僕。
詞も曲もアレンジも、そして声も、なにひとつ欠点がない稀有な女性シンガー。
何度もいうが、今年最大の出会い!友人に感謝!
アルバム「NIGHT」収録

15 アンディ・ウィリアムス/Danny Boy(1961)
そして、これで僕は友人を感激させた。
3大Danny Boyが出揃ったぞ。キース・ジャレット2002東京ソロ、渋谷毅&森山威男、
アンディ・ウィリアムス。もしかしたら5大Danny Boyの可能性もあるから
勉強せねば!


2006年08月06日(日) paddle

人間は、そのほとんどが水分と思い出で出来ている。そんな話を聞いたことがある。
自分の記憶力の良さを、ちょっと恨むなぁ。
他人とは比較できないが、僕は驚くほど「忘れない(忘れることを知らない)」人間だ。
日々生産され、蓄積される記憶の地層の重みに自分自身が耐えられなくなることがある。
楽しい記憶は切なさを呼び起こし、辛い記憶は勇気を奪い、後悔の記憶は遺伝子となって
生息し続ける。なんというマイナス思考。一歩足を踏み出すためのエネルギーを過剰に
消費し、それだけで疲弊してしまう。いつでも記憶に支配されつづけ、
新しい扉を開ける手は強張り、足は震えている。

夏。 店舗経営に失敗した夏、10数年間勤務した会社を解雇された夏、
2年間勤務した会社を退職した夏、2ヶ月間勤務した会社をとび出した夏、
そして、体力の限界を思い知らされた今年の夏。
夏が嫌いだ。深遠な冬の寒さに比べて、夏の暑さはどこか軽薄で安っぽい。
というのはこじつけで、結局、夏にいい思い出が少ないから嫌いなだけなのだろう。
夏に素敵な女性と出会い、恋に落ちたりすれば、その記憶の色は
一気に輝かしいスカイブルーになったりするにちがいない。そんなもんかもな。








2006年08月05日(土) 編集CD-R 【 マジック・ガーデン 〜転調作曲家世界ランキング選集】

転調の多用でも失われない強靭で柔軟なメロディ。
大胆に、時にさりげなく。
転調を意識するということは、コード感(和声)を聴き取るということ。
耳の訓練に、耳の栄養に、転調は最高のメニューなのだ。



編集CD-R sumita’s selection 

【 ザ・マジック・ガーデン 〜転調作曲家世界ランキング選集〜】

※は作曲者

1 ビーチボーイズ/素敵じゃないか
※ブライアン・ウィルソン

2 スタイリスティックス/ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘブン
※バート・バカラック

3 フィフス・ディメンション/アップ、アップ・アンド・アウェイ
※ジミー・ウェッブ

4 ダリル・ホール&ジョン・オーツ/ふられた気持ち
※バリー・マン

5 ロジャー・ニコルス&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ/ラブ・ソー・ファイン
※ロジャー・ニコルス

6 10cc/ザ・ディーン・アンド・アイ
※ロル・クレーム

7 ポール・マッカートニー/アナザー・デイ
※ポール・マッカートニー

8 スティーリー・ダン/ディーコン・ブルース
※ドナルド・フェイゲン

9 サイモン&ガーファンクル/ソー・ロング、フランク・ロイド・ライト
※ポール・サイモン

10 ドリフターズ/オン・ブロードウェイ
※バリー・マン

11 ジャッキー・デシャノン/ザ・ガールズ・ソング
※ジミー・ウェッブ

12 サントラ/映画「いつも二人で」主題曲
※ヘンリー・マンシーニ

13 ビーチボーイズ/ウォームス・オブ・ザ・サン
※ブライアン・ウィルソン

14 ダスティ・スプリングフィールド/ザ・マジック・ガーデン
※ジミー・ウェッブ

15 ロネッツ/ボーン・トゥ・ビー・トゥギャザー
※バリー・マン

16 ロジャー・ニコルス/ドント・テイク・ユア・タイム
※ロジャー・ニコルス

17 10cc/ドント・ハング・アップ
※ロル・クレーム

18 ポール・マッカートニー/アンクル・アルバート〜ハルセイ提督
※ポール・マッカートニー

19 サイモン&ガーファンクル/アメリカ
※ポール・サイモン

20 サントラ/映画「ナタリーの朝」主題曲
※ヘンリー・マンシーニ

21 ディオンヌ・ワーウィック/ウォーク・オン・バイ
※バート・バカラック

22 バート・バカラック/私を悲しませないで
※バート・バカラック

23 ビーチボーイズ/ドント・ウォーリー・ベイビー
※ブライアン・ウィルソン





・'゜☆。.:*:・'゜★゜






2006年08月02日(水) ACIS認定転調作曲家世界ランキング

非常に分かりやすい形の八百長
新チャンピオンの名前がコールされたときの
金平の表情に注目してみては?ま、みんな思ってる事は似てるかも。
亀田人気は亀田陣営が作り上げた誇大宣伝塔みたいなもので
もちろん僕は亀田が強いボクサーであることはわかっている。
ただ、彼のブレインは格下の相手とばかり亀田を戦わせKOし、
それで視聴率を少しづつあげていくという、さすがD通の手練手管で
人気をアップさせてきたという事実にひっかかる。
ではどこまで強いのか。本当に世界レベルで強いのか。
ディープインパクトのような並外れた驚くべき強さなのか。
結論から言えば、ちっとも強くはなかった。浪花節の臭さでごまかされていた
真の力量の程度というものが露呈していた。
誰が見ても、判定負けとわかる試合でも堂々と八百長をやってしまえる
神経って、ある意味凄いと思う。
それを擁護するバカ芸能人やテレビ関係者は恥知らずというべきだろう。
ガッツや具志堅他のコメントを聞きたい。

しかし、亀田の勝利の雄叫び「どんなもんじゃーい!」には興ざめ。
こいつ、意外と志低いぞ。



ACIS認定転調作曲家世界ランキング

第1位 バート・バカラック
第2位 ブライアン・ウィルソン
第3位 ジミー・ウェッブ
第4位 ロジャー・ニコルス
第5位 ヘンリー・マンシーニ
第6位 ロル・クレーム
第7位 ポール・サイモン
第8位 バリー・マン
第9位 ドナルド・フェイゲン
第10位 ポール・マッカートニー


転調にもさまざまな形があるが、転調することを前提にメロディをつける
作曲家はここには含まれない。たとえば、小室哲哉とか。
最初にメロディありき。
メロディそれ自体は極めて甘美であったりメロディアスであったり
疾走感溢れるものであったりしていても
コード展開は複雑怪奇・理解困難・意味不明・魑魅魍魎・御家断絶でなければならない。

といいながら、実は一見単純に見える閃きの転調にこそ
醍醐味があるような気もしている。
たとえば、ブライアン・ウィルソンが作曲したビーチ・ボーイズの
「ドント・ウォーリー・ベイビー」とか。転調入門に最適かも。
ギターでコピーするとサビの部分の展開は感動的だぞ。

さて、近々、上記の10人の転調作曲家のCD-Rを作成する。
乞御期待!


響 一朗

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