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2005年05月31日(火)
おかしくなってますよ

今日はおかしなことばかり書くんで気にしないでください。

■ビリー
昨日はあまりにもビックリしてそのまま書き込んじゃったけど、その後落ち着いて(嘘)考えて(=妄想して)みた。
ツアー初日が8/1でしょ…フジが7/29〜7/31でしょ…7/31のフジにはニューオーダーが出るでしょ…。観に来る気だな!フジに来る気だなビリー!いやあわよくば出る気じゃないの…フジ'01ではニューオーダーのサポートで出たもんな…ニッコニコでギター弾いてたらしいからな…。
いやもしかして発表になってないけどキュアーが来たりして。キュアー?キュアー…?………キュアーッッッ!!!キャーッッッ!!!(すごい飛躍)

妄想もここ迄来ると怖い。実現したらもっと怖い。
まああれだ、ビリーにはニコニコしてて貰いたいんですよ…。

■『THE UNQUESTIONABLE TRUTH(PART 1)』LIMP BIZKIT
新曲(「THE TRUTH」)がエラく好みです。クリップも格好いいの。今になってリンプにときめくとは!
告知解禁が5/1で、2日後には全世界同時発売されてたとか。プロモーションは一切なし。クリップのオンエア観なかったら気付かなかったかも…。
ウェスよう戻ってきたなあ。
久々にこういう濃い邦題(『真実への逃避…第一幕』)を見た気がする

■経緯
ウェス(G.)がリンプを脱退>フレッド(Vo.)が戻ってきて戻ってきて〜て懇願したけどダメ>フレッドが自分のサイトで「ファンの皆!ウェスに戻ってきてって頼んで!メール送って!」とウェスのプライベートアドレスを公開しちゃって>ウェス激怒(そらそうだ)ふざけんな絶対戻らねえ!>フレッドしょんぼり>ギターを一般公募しよう!>日本でもオーディションしてた>なんだかんだあって>ウェス復帰
こうやって見るとフレッド…あんたおかしいよ…

■あれだ
川島さんのインタビュー思い出したよ。「ストーカーってのは実は思いの丈が深いひとで、気持ち悪いとか言われるけど、その思いってのはすごくまっすぐで、でも相手の気持ちはおかまいなしで」「成就してしまえば純愛と言われたりもするんですよね」
え、フレッドってストーカーなの…

■しかし
なんでウェスは戻る気になったんかね。フレッド可哀想になっちゃったのかね。端からみると相当面白いんですが…

■世のG.に戻ってきてほしいVo.は(その逆も)
フレッドにその秘訣を教えて貰えばいいよ!スクワイアとかな!意地を張らずにな!フルシアンテが戻ってきたのもアントワンが素直になったからさぁー!(沖縄のアクセントで読む)
(注:スクワイア=ローゼズの元G./フルシアンテ=RHCPのG./アントワン=RHCPのVo.)

■プーさんプーさん呼んでたから
フレッドの本名をさっき迄本気で忘れていた。本気で思い出せなくて、検索してしまった。なんでプーさんかは見れば判ってもらえると思う

■オモロい邦題と言えば
パンテラがいっつも面白かったよなー。『鎌首』『脳殺』『俗悪』『激鉄』…なんかもう後半はレコード会社が意地になって漢字二文字にしようとしてる様が窺える…。最終的には『生剥(なまはげ)』とかあってもよかった。ベスト盤に到っては『最強』です。洋楽って普段はオリジナルのタイトルで憶えようとするけど、パンテラに関してはあまりにも邦題が面白かったので、オリジナルを知らない。
元メンバーのダレルは昨年ライヴ中に射殺されてしまいました。酷い、あんまりだ

■初期のマニックスの邦題もすごかったよねー
「公開死刑宣言」「享楽都市の孤独」「集団自殺の傍観者達」「殉死 ―R&Rに呪われた死刑囚達―」「新奇病」…並べると凄いな



2005年05月28日(土)
『流れ姉妹〜たつことかつこ〜』+α

真心一座 身も心も『流れ姉妹〜たつことかつこ〜』@青山円形劇場

小劇場系大衆演劇を目指すってことで、千葉さんと村岡さん演じる姉妹が流れ流れて放浪記もしくは寅さんってなシリーズでやってこうってな狙いだそうです。毎回姉たつこが恋するゲストラバーと妹かつこを陵辱するゲストレイパーを迎える趣向、初回はラバー=松重さん、レイパー=粟根さん。いやあ松重さんをまた円形で観られる日が来るとは!

ゲストはどちらもおいしい!素敵!んも〜あれよ、松重さんはもっと恋愛ものをやればいいと思うね!千葉さん有難う!粟根さんはもっとレイパー役をやればいいと思うね!(おい)

高い高いする松重さんとか手負いの松重さんとか牛を連れた松重さんとか、観たかったものが全部観られた…(笑)千葉さん素晴らしいよ!すごいツボだよ!

ゲストに限らず、出演者全員の魅力がだだあ〜と溢れ出ておりました。なんつうか書き手の愛情が…遠慮なく滲み出てたような…。

初回と言うこともありコンセプト紹介をしつつ、流れもんなので北海道から沖縄迄行ってしまう慌ただしさ。場面転換も多い、黒子がいっぱいいる(笑)、話も忙しい。人間関係も濃いーんですが、さらっと見せてしまえるとこが巧いなーと思った。濃いーんだけど(笑)基本的に悪人がいないもんなあ。レイプシーンもエロかったけど(村岡さんの脚サイコー)あんま「い〜や〜」とならなかったし。それ、実はヤバいんだけどな。ははは。まああの舞台でそんな生々しくやられても…。そこらへんの押し引きはさっすがーと言う感じでした。

そして伊達くんはかわいかった…(それか)

****************

■座談会『エレクトラ3部作』第3話「弟オレステスの放浪と帰還」をめぐって
あーこりゃちょっと予習しとこ。1、2話逃しちゃったからなあ。
ピークパフォーマンスはスズカツさんがずっと取り組んでいるやり方ですが、篠井さんの言う通り「蓄積された技術と鍛錬のある人」じゃないと通用しないよね。で、その状態迄持ってっとくってのは、演者としては当然のことだと。当たり前のことなんだけど、それを出来るひとってのはなかなかいない。だからこその“プロ”なんだよね

■『激刊!山崎』山崎 洋一郎
意外と憶えてる内容が多くて自分でも驚いた。そんなに熱心に読んでいたのかこのコラム…(笑)息子が上田現なみに酷いって話にすごいウケたのを憶えてるわー。
そういえばロキノンフェス、教授が出るんだよね…教授て!

■トレント
元マネジャーとの裁判、勝訴したそうです。よ、よかったね…とりあえず。リリース滞っていたものも動かせるようになるってことで、めでたいです

■わわわ、わー!!!!!
今メール来た!
ビリー・コーガン来日!
あわーーーーー!!!!!(泣)
しかしこの日程、フェスも有り得る…?どうなの?どうなのビリー!!!!!

■アベ
あ、あし、どうしたの…?



2005年05月27日(金)
音ネタ

■25日にタワーへ行ったら
前日あったハラカミくんの特設コーナーが消えていた。「あれ?発売日なのになんで?」と思って通常のコーナーへ行ったら「『lust』品切中。予約受け付けてます」と貼り紙が。えー!発売日なのに!入荷日に即ゲットしといてよかった…。いったい何枚仕入れたんだ…それとも予想外に売れたってこと?
4年の間にかなり注目度があがったのかも知れないが、それにしてもすごいな。注目度があがったと言うより、エレクトロニカの範疇に収まらなくなってきたってことなのかな。それもまたよし

■B.P.M.
普段観ないのに、たまたま観ていたらハラカミくん特集だった。呼ばれたか?
これは結構貴重!インタビュー、ヴィデオクリップ、ライヴの模様が30分↑。『lust』全曲解説もあり。自分ツッコミをしながらのトークはかなり面白かった!

■ブログが始まりましたよー
レーハラカミの『ふれあい押し問答』
あの毒舌が定期的に読めるようになるとは…(笑)あはは嬉しいよ!
『「こう聴くべきだ。いや、ああ聴くべきだ」とかってのを考えながら聴かんでいいなと思うわけですよ。』
いきなりいいこと言ってます。最近これ、痛感してるんで。そんなん聴く方の都合だもんね…

■ジョシュア・レッドマンの新譜にフリーが参加してるそうで
ミシェル・ンデゲオチェロも参加してるそうで。そのままライヴでもしませんか。レッドマンはライヴの方が面白いと言う定評があるんでー。1回しか観てないけどそれは確かにと思えるような…あのライヴはホント面白かったんでー

■THE STONE ROSES TO REFORM?
この悪党が。どの口が言うか。悪党=ジョン・スクワイアなんですけど。ウチ周辺で悪党と言えばすくわいあーと決まってるんですけど。いんやーおみゃー誰が解散させたと思ってんだ!
まあ仲直りするんならそれはそれでいいけどねー(泣)

■NIN, QOTSA TO MAKE TOURING TEAM
いーいーな〜。
QOTSAと言えば、ニックがドワーヴスに復帰だそうで。うう、当分QOTSAには戻ってこないか…。当分とか言って、いつかは戻って来る気でいるな自分(笑)

■『OUT OF EXILE 』AUDIOSLAVE
わー、これは好きですわー。味があると言うか、聴けば聴くほど馴染みそう。トムのギターも、クリスのうたも、何か丸く聴こえる。音自体はトガってるけど、仲良くしましょうよって感じで(どういう意味だ)
トムのギターって、トリッキーだけどひとなつっこいよな。ニコニコ。
いろいろあり過ぎたひとが集まってるバンドですが、そのいろいろありました感を音に詰め込みながら、それでも音楽は楽しいもんだし、誰もが聴けるもんだし、門戸を開いているもんだし、了見狭いこと言うなよ。悲しみもパンと打ち上げてしまえる力があるもんだよ。
そんなことをいろいろ考えた。
あーロックが好きで良かった!と普段は恥ずかしくて言えないことを言ってみる。
ああサマソニ、被りませんように…いろいろと。しかし場所的には1日目だったらNINの前?2日目だったらOASISの前?インドアではないと思うんだよね…

■『DON'T BELIEVE THE TRUTH』OASIS
ひゃほーい!唄うよ!笑うよ!泣くよ!
あーロックが好きで(以下略)

■フーファイ来日中
今日FACTORYでライヴ。抽選外れた(泣)
都内でちゃんとワンマンやってください。その前にドタキャンした福岡のライヴもちゃんとやってあげて!



2005年05月25日(水)
だはー

■『lust』rei harakami
うわー、うわー、うわー(泣)一音目からもー。昨日は買って帰ってどっぷり聴いてました。
音数がどんどん減ってってる気がする。歌もののバックトラックやプロデュースを手掛けた数年で、よりシンプルにシンプルにって気分になってったのかな。
音数が少ないのに、どハラカミです。すごいを通り越して怖い。
「owari no kisetsu」めちゃいい!こんな声で唄うのかー!オリジナルの細野さんの名残りがあるようで、くるりの岸田くんのようなほわーんとした声。声を後ろ目に置いてる感じなのに、何故か歌詞がしっかり聴き取れて、それがめちゃいい。
black sunでもやったあれが「joy」だったんだね。初聴きがライヴってのは貴重かも。
4年待った甲斐がありました。
ところでクレジット、なんでManabu“うっかり”Yamazakiなの?(笑)オキヒデくんの名前もあって、おっと思った

■AUDIOSLAVE決定
サイトにはまだ反映されてませんが、昨日出た新譜にステッカーが貼ってあった。
セレブと仔鹿と柔道部と雷女学生がやってくる!(どういう意味かはここ参照
でもどっちに出るの?どこに出るの?被りそうじゃん!いろいろと!既に相当被ってるしー(泣)

あとお笑いステージに康本雅子さんの出演が決まってるのにビックリした。インパルスも出るよ…。丁度インパルスの板倉くんが中野くん@ブンブンと同系統の顔だよねって話をしてて、にゃかのが女装して「今日の私のパンティの色は、赤!勝負下着です!」と言ってる姿を想像して笑い死にしそうになってて…ひー助けてくれ。
板倉くんは吉田朝さんにも似てると思います。

■うれしい
上の住人が来月引っ越すー!わざわざ大家さんが電話してきてくれました。大家さんからしてみれば店子が減る訳で、めでたくはない話題なんで「あーそうですかー」と普通に応えたつもりだったけど、声が明るくなってしまったよ…。
ああこれで自分の家なのに帰るのが怖くて寄り道沢山しちゃう日々とはおさらばだ!夜中に絶唱や絶叫や号泣や乱闘音を聞かずに済む!ホントに怖かったんだよ…他にも気味悪いこと(書けん)が沢山あったし。次はいいひとが住んでくれ!
しかしここ、2年単位の契約なのに1年足らずで出て行くんだな。やっぱ何かあったのか…ふたりは別れるのか…。別れないんだったら引っ越し先では仲良くしてください

■監修ですって
『VIVA!Forties』
今年は音楽ものが多いですねー。いや、もともと音楽が重要ですけどスズカツさんの芝居って。
同頁にある『THE LAST FIVE YEARS』関連のレポも面白いです。楽しみー



2005年05月22日(日)
『black sun』

『black sun』@LIQUIDROOM ebisu

今となっては自慢かな、レイ・ハラカミの初ライヴを観ています。サブライム3周年@ガーデンホール。ハラカミくんはガーデンルームの方で、その時フロアにいたのは200人くらいじゃなかっただろうか。ステージの後ろで、山崎マナブ氏が「どもっ!3周年です!ウチの新人です!よろしく!ありがと!」みたいな感じで関係者と握手しまくっていたのを憶えています(笑)

あの時のライヴの衝撃は忘れられないし、そして今でもこのひとの音を聴く時の新鮮な気持ちは毎回更新される。いつ聴いても懐かしいし、いつ聴いても未知の音。瞬間と永遠を同時に体験出来るような音。

とポエムを書きたくなるくらいハラカミくんの音は好きなんです。

そのハラカミくんがライヴするって言うからー!オール禁止のリキッド故か、15:00〜23:00のクラブイヴェント。若い子(中学生くらいのコもいたよー)多いし、主催者の鹿野さんから諸注意アナウンスがあるし、分煙しっかりしてるし、8時間で「STRINGS OF LIFE」4回かかるしとシェー場違いか!?と困惑(「STRINGS〜」は好きですけど流石に腹いっぱいです)。すっごく健全なパーティでした、皮肉でなく。たまにはこういうのもいいもんですな。オールはオールで終電もなくなっちゃったし遊ぶしかないべーみたいなヤケクソ感があって、それがまた良かったりもしますが。

「休みたいひとが休めるように、椅子に荷物を置かないでね」とアナウンスがあって、うわそんなんわざわざ言う!と思ったものの、近頃の若者は素直です。カフェで席を探してたら「僕らもう食べ終わったんで出ます!ここ使ってください!」と男の子に明るく声をかけられた。おほほほほ気分がよろしくてよ!

そんでハラカミくんのライヴで隣にいた男の子がやたら途中から鼻をすするんでうるせえなあと見たら泣いていた。うわごめん、存分に泣いてください。音楽に素直に感動出来るいい大人になれよ!

とまあオッサンの説教みたいなことを言ってますが、実は私も泣きました(笑)それくらいハラカミくんのライヴは良かったよー。観るのは『MAN DRIVE TRANCE vol.7』以来だから3年振り!4年振りの新譜発売を3日後に控え、期待も膨らみまくりです。

いつもの重箱みたいなシンプルな機材の横にハンドマイクが置いてあった。え、何すんの、唄うの?新譜に入ってると言う初ヴォーカル曲「owari no kisetsu」を披露!?とドキドキしていたら何のことはない、MC用でした。ライヴでこんなに話したの、初めてじゃないでしょうか。曲間にマイクを持って「はい、ハラカミでーす。これから1時間ほどかけてどんどん盛り下げて行きますからねー」「はい、絶賛盛り下げ中です」ってなゆる〜いMC。重箱機材が載せられているテーブルのサイズといい、ハンドマイクといい、デパートでやってる実演販売のような雰囲気(大笑)

しっかっしっ、あの音が鳴った途端にデパートな雰囲気も吹っ飛びますよ!つうかここがリキッドかってのもどうでもいいよ!場所と時間と重力の感覚がなくなります。あっと言う間の1時間。あっと言う間の小旅行。あっと言う間の浮遊感。よ〜か〜っ〜た〜。ニャー(泣)あー早く新譜聴きたい、聴きたいよー!あとちょっとの辛抱!

ハラカミくんがライヴのトリだろうと思っていたらトップバッターだったもんで慌てたんですが、今思えばDJ陣の爆音を聴き続けた後ではあの繊細な音を聴き取れなかったかも。「京都に日帰りするのかね」なんて言っていたんだけど、いい配置でした。最後に挨拶にも出て来てくれました、日帰りじゃなかったのかな(笑)

シロップの五十嵐くんはアコライヴ。12時にリハやった後帰宅して寝てしまって起きたら19時(ライヴスタートは20時前)で慌てたそーですが(笑)いいライヴでした。いい声だなー。遅刻ネタや引っ越しネタをアドリブで唄ったりしてた。ライヴ後はラウンジでDJもやってました。

VOLA&THE ORIENTAL MACHINEはアヒトくんの新バンド。爆音!ギターがキンキン!つうかアヒトのギターももっと大きくすればいいよ!なんっつうかサイケな感じでした。うーんこれ、どう育つかな?シロップ中畑くんのタイコも格好よかった。体重乗ってますって感じ。

DJ陣のSUGIURUMN(久々聴いた、どハウスっぷりは健在!)、FPM田中さん(彼も久々。踊り倒させて頂きました)、谷中(すってっき〜)もよござんした。

鹿野さんて、書き仕事には時々イライラさせられるんだけど、こういう“場”を作るのは巧いなーと思った。どこ行っても楽しめるように気配りされていたし、だらだらも出来る。DJブースの横にお菓子が置いてあったのがおかしかったなー。いやいや楽しかったです。



2005年05月21日(土)
『アイスクリームマン』

M&O playsプロデュース『アイスクリームマン』@ザ・スズナリ

うわ〜、岩松さん、ほんっと大好き。そんで大嫌い(笑)岩松了3本連続公演の1本目、初見です。

これ迄観てきた岩松さんの芝居は登場人物が5人前後のものが多かったので、まずは20人の登場人物を把握するのに手間取りました(笑)その上岩松さんと言えば階段!部屋の向こう側!不在の人物!飲み物!とこっちが勝手に妄想を膨らませる余地がありあり。そっちのことも考えつつ観ることになる。今回の場合は佐藤さんが夢中になっているラーメン店の女の子(最後に出てくる)や、吉田が水野につっかかる時、会話に出て来る人物(名前忘れた…)のことなど。そして早苗が寝泊まりしている受付奥の部屋では何が起こっているか。過去のつぼがそこで何をしたか。

しかし意外にも、いちばん印象に残ったのは遠藤雅くん演じる君原なのでした。個人的に“傍観者”のことを考える機会が最近多かったからかも知れない。いちばん賢くいちばん卑怯者。でも、責められることは何もない。だって何もしていないんだから。この手のひとって自分が関わらないようにしつつ、皮肉めいたことを言ったりもするんだけど、それすらも飲み込んでいる。そしてそのまま出て行く。多分このひとはどこでもそうなんじゃないかな。

あと若者が多いってとこも、一途さとそれに対応しきれない捻れ=諦念が芽を出しかけてるみたいなところも感じられて、それが切なかったなあ。城内くらいになってくると、諦念率が上がってくる。誕生日のことを思い出してもらえないし。

水野とその周辺の女性たちが、すんごく岩松節なのにも関わらず、良心的な感じがしたのも年齢から来るものだろうか。無意識だから良心も何もないのかも知れないけど、そういうのって歳を経るにつれて麻痺していくものだからなあ。と言うか、良心ってのは、歳を経るごとに意識的になる。

階段や飲み物=液体に関しては、視覚的な狙いもあると思うんですが(ドリンクが飛び散ったりとか)、次回の倉持さんが演出する『センター街』ではここらへんがどう料理されるか楽しみです。『センター街』未見なんだけど、きっと階段は出てくるだろうし、水とか液体ものが出てくると思うんだよねー。ジョン・ウーのハトみたいなもんでしょうか(笑)

1992年初演。公衆電話をかけるシーンが印象に残った。携帯が普及してない頃に書かれたんだよね。でも、“自動車免許をとるための山奥の合宿所”と言う特殊な環境なだけに、「試験に集中する為、携帯の使用は禁止」ってのもアリかもなと思った。

役者陣は皆よかったなー。格好いい良々くんが観られるってのも貴重だと思います。いや、ホントに格好いいから。あと少路くんが一瞬少路くんとわからない程で、これも面白かった。

パンフを読んだら、岩松さんが「のつぼは『シブヤから遠く離れて』のナオヤの原型だと思ってる」と言っていた。そうか、そうなのかー(涙)切ないなあ。



2005年05月20日(金)
昨日のまとめ

なんだあのレッサーパンダは。かわいいを通り越してオモロいな。

****************

BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2005『ELEVATING PLEASURES』@LIQUIDROOM ebisu

追加公演。これでツアーも終わりかー、寂しいなあ。年に3回あれば多い方だもんね、ワンマン。

+++++

セットリスト

01. RIDE ON
02. RISE AND FALL
03. DEAD SHOT
04. DIVE FOR YOU
05. SPINE
06. LET IT ALL COME DOWN
07. ROUTE FOR EXILE
08. BACK IN THE NIGHT
09. UNDERDOG
10. SOLILOQUY
11. FOGBOUND
12. MOMENT I COUNT
13. SCATTERIN' MONKEY〜YOUR REALITYS' A FANTASY BUT YOUR FANTASY IS KILLING ME〜SCATTERIN' MONKEY

encore
14. DRESS LIKE AN ANGEL
15. DIG THE NEW BREED
16. GHOST AND SHELL

+++++

昨日のメモから一所懸命思い出し。何も考えずに楽しもう!とか出来んよ…その割にすぐ忘れるんだけどな(笑)いや、でも楽しんでます。考えながら。

■fogbound(ver. up?/平井さんパート)
仕込みと、それに絡むリズム部分が変わっていたような。平井さんがいつもと違うパターンで叩いて、それに中野くんと川島さんがのっかって展開が拡がってた

■monkey!!!>chuck D>monkey???2ndから3〜4つネタ混ぜてた?
初日のリキッドの時、「DIG〜」のイントロ部分に「〜MONKEY」のネタを鳴らしてたんで「あ、初日のver.か」と思ったらそのまま「〜MONKEY」に繋がったんでぎゃー!となった。
初日とAXでは「LIGHT MY FIRE」でチャックDパートを鳴らしたんだけど、この日は「〜MONKEY」の間で長めにチャックDを鳴らして、その後何かに続いたんだよな…ダメだ、記憶が飛んでる。チャックDのバックトラックが「YOUR REALITYS'〜」から違う曲に展開したの。川島さんがそのままリリックを引き継いで唄ったところもあったし。何だったかなー。
あまりにもボコボコ展開するので「面白い!面白い!」と興奮気味に聴いてました

■+15min?ジャム部分増
文字通り。MCなしで延々やるんで濃いーなー。でも初日やAXよりは曲間が長くなってたかな。思いやり?(笑)
と言う訳で千本ノック感は薄れました(笑)

■soliloquyのアウトロがー!!!>寸止めかい!!!>多分今後発展していくんでは
■ピッチとりづらそうだった
■意外と違和感なくこのセットに組み込まれてた
発展途上感がありましたが、これは面白かった!
中野くんが最近ご執心のドンベー(しかしかなり変則)を噛まして終盤どばーっとジャムるジャムる。低音効き過ぎて音程を見失ったか、その後に続けた川島さんのヴォーカルキーがちょっとズレていたのはご愛嬌。
いやーこれは良かったわ…鳥肌たったとこもあった。その途端ぱたっと終わったのでズッコケそうになりましたが。これはどんどんver. upするんじゃないかな…次にどうなるのか聴きたい聴きたい!

■序盤トラブってた?が巧い具合対応変えてた>平井さん
いつもはスネア叩くとこをハットとシンバルで展開して、その間にスネアをいじるか何かしてた。位置を動かしてたのかな?
平井さんはホントに素晴らしいー。そしてソン・ガンホに似ているなあと思ったー<顔が

■digんときのトーキングモジュレーター外す時>川島さん
ああ、これは単純に格好よかったんだ(笑)終盤素の声で唄う時に、トーカー用のマイクをバッ!と振り払ったの。キャー!

■いつもより横滑りの距離が長くなっております!>中野くん
文字通りですよ…(笑)びょんびょんより横走りが多かったです、この日は。カニ?
妖怪動きのことはいいんだ。「お〜れ〜の〜か〜ん〜が〜え〜る〜ろ〜っ〜く〜す〜て〜で〜ぃ〜は〜ぴ〜っ〜く〜び〜き〜だ〜」と中野くんが思ったかどうかは知りませんが、新譜の曲調があれなのでピック弾きが俄然増えた。よって遊び部分が減った印象もある。その分ジャム部分では存分に仕掛けてて面白いです

■川島さん>イタコ>だから引き裂かれる感があるのかな
これがずーと考えてるとこでなー。川島さんに“うたわされてる感”を感じることについて。いや、悪い意味じゃないんですよ、イタコっぽいよ!て思う訳で。本人には含羞や、葛藤や、煮え切らない思いや、心の中にしまっておきたい気持ちを持っている印象があるんだけど、断定口調で唄ってしまうとか、苦しい音域で声を出しちゃうとか。本人の意識を振り払って唄ってる局面があるのかなとか。
気持ちがないまぜになっているようで、とても複雑に響く。
リリックも本人が書いてる訳で、それを自分が唄うことになるのは判っている。どういう心持ちで書いてるんだろう。
それが川島さんの個性になってるのかも知れないけど。
うわっ!と気持ちがざわざわする時と、聴いていてつらくなる時がある。感情が揺さぶられるってのは事実。
むしろ俺シャーマン!俺巫女!(間違い)と自覚して唄ってた方が、本人は楽なんじゃないかな…。でもそんなだったら多分私は好きじゃないだろうな(笑・余計なお世話です)。だからずっと楽にはなんないかも知れない。こういうこと出来るひとってのはあんまりいるもんじゃないし…。
まあそういうのは聴き手の勝手な思い込みもあるだろう

■ベースでかー!<ghost
これはAXの時に中野くんのベースがトラブッて、序盤弾いてなかったんで。改めてギターとベース両方鳴ってると違う曲みたいな感じもした

■AXと比べて>音
と言うか、AXでもPAスタッフさんの技術や経験値でいい音に出来るんだなあと…(苦笑)
リキッドはAXよりキャパ小さいので、爆音っぷりは減り、聴きやすかったです。衝撃度はAX、でも身体に悪そうなのもAX(笑)

■ガツッ!と終わるのが多かったような>余韻すら残さない>電源落としました!のノリ
「ジャーン」じゃなくて「ジャッ」で終わると言うか。放置プレイ気味でした(笑)

あとオモロポイントとしては終演後のあいさつで中野くんが川島さんをどついてたことかなー。どつくっつうか、つつくっつうか。ゆるい。平井さんニコニコ。いやー楽しかったです。メンバー、スタッフの皆さんおつかれさまでした!

そういや最近外国から「full of elevating pleasures mp3」の検索でウチに来る方が多いんですが、すんません、そんないいものは置いてません(苦笑)公式に行けば試聴出来るよ!それじゃ足りんか!そもそもこの文章も読めてないですねきっとははははは。今回のアルバム、早く海外リリースしたってください。日本でのツアー+フェスがひととおり終わったら、UKでの活動をまた始めるのかな。

そんなこんなでフジ、どうしよう…RSRFにも出るの決まってますね。あうあうあー。

いつか「ANTHEM」「STRIDE」をライヴで聴きたいなー。



2005年05月19日(木)
BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2005

メモ

ride on>rise and fall>dead shot
underdog>soliloquy!!!!!>fogbound(ver. up?/平井さんパート)
monkey!!!>chuck D>monkey???2ndから3〜4つネタ混ぜてた?
+15min?ジャム部分増

soliloquyのアウトロがー!!!>寸止めかい!!!>多分今後発展していくんでは
ピッチとりづらそうだった
意外と違和感なくこのセットに組み込まれてた

序盤トラブってた?が巧い具合対応変えてた>平井さん
digんときのトーキングモジュレーター外す時>川島さん
いつもより横滑りの距離が長くなっております!>中野くん
川島さん>イタコ>だから引き裂かれる感があるのかな

ベースでかー!<ghost

AXと比べて>音
バランス=、音圧↓、低音↑
ガツッ!と終わるのが多かったような>余韻すら残さない>電源落としました!のノリ

あとでちゃんと書きまっす。あー終わっちゃったよー

- - - - - - - - - -

(13時間後)

えーと。なんだこれ。自分でもよくわからんメモに…何のためのメモだ…。

思い出しつつ検証していきます、セットリストもちゃんと調べて後日ちゃんと書きます。



2005年05月17日(火)
音ネタ

■『PHARMACY』dip
昨年末〜今年初めにN.Y.と東京で行われたライヴからのセレクト盤。意外にも公式ライヴアルバムを出すのは初めてなんだそうです。いんやーこれもうたまらん。洪水のようなリフ、「9souls」は圧巻です。リフがかっこよけりゃー何でもオッケーて気になるよなー。呑んで呑んで呑まれて呑んで。
『空中庭園』のサントラもやってるんですよね。はやく観たいよ、待ってるよー。と言えば豊田監督、ずっとdipの映像撮り続けてるみたいだけど発表するつもりはないのかな

■MTVロックス
先週ブンブンが出てました。ゆ、ゆるい…いつものことですが、このひとたちは喋るとどーしてこんなにもゆるいのか。このインタビューを「忠実に」テキストに起こしているブログがあったんだけど、文字にすると凄まじいな!「…」「〜」の多いこと多いこと。笑い死にしそうになった…面白いのでもういい、それで。
川島さんは起きて10分でここに連れてこられましたかってな風情でした。収録する前に誰か「髪がぼさぼさですよ」「Tシャツがよれよれですよ」と言ってやってくれ

■BAZRAの鉄平くんが唄うCMソング
牛乳が好きな人のメグミルク
パッと聴きでは鉄平くんじゃないみたいなかわいらしい(笑)歌だけどこういうのもいいねえ。こどもは牛乳飲んで大きくなれ!大人も飲んで健康になれ!
北海道出身なので、北海道の会社に協力出来るのは嬉しいそうです。微笑ましー

■皆苦労してるみたいですな〜
With Teeth lyric poster
$18+送料…ほぼ実費のみ、だよなあ。個人で出力すると大体$60〜100するってよ…。大体ねえ、36×48inch=約914.4×1219.2mm(B0に余白ありくらい。B1では入らない)を出力出来るようなプリンタは一般家庭にはありませんよトレントさん!つうかトレントんちにはあるんかいな。鈴木さんの企画が通りますようにー!

■あ、でも
実寸だと張る場所がないよ(笑)せ、せめてB2くらいに…

■バカだ…
QOTSA「EVERYBODY KNOWS THAT YOU ARE INSANE」のビデオクリップ(TOP>MEDIA>THIS IS SOME CRAZY SHIT)
本当にこのひとら(と言うか、ジョシュ)はバカだ…最高だ…。新譜も最高ですヨー!これでニックが帰ってくれば(以下略)
この全裸のおにーさん日本人かな?どーもくんと言い放課後電磁波クラブと言い、ジョシュと日本にはどういうパイプがあるんだ…

■フォロー(笑)
格好いいクリップもあるのよ。エロいけど。
QOTSA「GO WITH THE FLOW」のクリップ
いきなり10MBほどダウンロードされるんで注意

■あー
QOTSA、フジの2日目なんだよね…(泣)ROSSOは1日目だし、どうすればいいんだ。ブンブンとTHE MARS VOLTAを立て続けに観られる3日目も気になるしー!NEW ORDER出るしー!フーファイは今度のツアーもワンマンで来る保証ないから観たいしー!SIGUR ROSだってSOIL&"PIMP"SESSIONSだってあああああ

■あー!
しかも今見てきたらシャーロット@ASHも決まってた!ソロアルバム試聴したけど結構いいんだよー!気になるよー

■ム−チャス・グラシャス・ライブデス'05
静岡であったイベントで、SNAIL RAMPとかKOOLOGIが出たんですが。安田大サーカスも出てたんですね。で、アベが安田大サーカス観て笑ってたんだそーです。そんで終わった時拍手もしてたそうです。……そんなアベ。み、観たかった



2005年05月15日(日)
『五月大歌舞伎』

『五月大歌舞伎』@歌舞伎座

十八代目中村勘三郎襲名披露公演、夜の部。うー昼の部も観たいんですがー!

流石襲名披露公演だけあって、いつにも増して華やかな歌舞伎座でした。お客もおめかしに気合い入ってます。ロビーも売店もなんだか浮かれ気味。この日はフジテレビのアナウンサーが沢山来ていました。で、私は見られなかったけど志村けんが来てたって!志村!後ろ後ろ!わー見たかったー!(何を見に来たんだ)

演目は『義経千本桜 川連法眼館の場』『鷺娘』『野田版 研辰の討たれ』。

『義経千本桜 川連法眼館の場』は以前浅草歌舞伎で観たことがあるのですが、今回は音羽屋の型。忠信狐は菊五郎さん。こちらの型はそんなにアクロバティックな仕掛けはなく、宙を飛んだりはしないのですが、それでも菊五郎さんの躍動感溢れる狐にはビックリ。え、ええとこの方何歳でしたっけ?鼓にじゃれる姿とか激かわいいのなー!菊之助くんの静御前もかわいかった。

『鷺娘』は玉三郎さん美しい!妖艶!ホントに妖精みたーい!て言うか紅天女は玉三郎さんがやればいい!…と何を言ってもアホなコの感想にしかなりません。言葉もなくなりますよ…。『義経千本桜』では客電も殆ど落とさず、桜も咲いてぽかぽかした雰囲気でしたが、こちらは照明がかなり暗め、雪も降ります。あっと言う間に気温が落ちた(気がした)。衣裳替えも見事。ふたりの後見さんがつくんですが、その動きすら計算され尽くしている感じです。待ちの時に、客席に背を向けて目立たないようにするところも格好いいなあ。

『野田版 研辰の討たれ』は初演では(確か)なかったサブ花道が。レギュラーネタやアンガールズネタ、波多陽区ネタも次々と繰り出され大笑いです。獅堂さんは結婚ネタでいじられていた(笑)。あと喜多さん!喜多さんが出たよ!歌舞伎座で観られるとは思わなかったー!

初演の時にも思いましたが、歌舞伎ってホントに猥雑で、節操がなくて、だからこそずっとパワーを持ち続けることが出来るんだろうなあ。確かに伝統としての格式は大事なものだけど、それを守りつつ、常に何かを仕掛けてやろうと言う革新的なギラギラした目線、それに即対応出来るフットワークの軽さ。それは勘三郎さんの姿そのもののような気もします。

なーんて考えつつ、あまりにも回り舞台がぐるぐるまわるのでドリフっぽい…と思ったり。いやドリフの舞台は回らないけど、舞台転換のスピードがね!で、志村けんは何を思って観ているだろうなんて思った(笑)

仇討ちの話ですが、陰惨さはありません。でも、空しさはある。ああ迄して命乞いをするひとを殺しちゃうのは後味悪いもんですが、そもそも何で辰次はあんなに死にたくなかったのかなあ…と思ったり。何が何でも生き残ってやらねばならない!と言う目的がある訳ではない。死への恐怖かも知れないけど、それ程複雑なもんでもなさそうだ。ただただ、死にたくない。でもそれって、正直なことかも知れないな。

ひとがひとり死ぬってのは、大変なことだ。だからこそ、あんなに軽薄でお調子者で、誰からも愛されなかった(女たちは彼の偽りの肩書きに寄ってきただけだ)辰次の遺骸の上にはらりと落ちる紅葉は美しく、ジーンと来るものなんだろうな。

あーそう言えば、春冬秋といろんな季節が観られたってのも華やかでよかったな。四季折々の情緒を味わえる日本ってのはいいもんですなあ。



2005年05月13日(金)
『メディア』

『メディア』@シアターコクーン

お、お、おっかねー!こえー!!そんでおもしれー!!!

前のヴァージョンを観た時には思わなかったことです。面白過ぎて終始ニヤニヤしてましたよ…。

12年前に観た時は全員男性キャスト、辻村ジュサブローさんの重厚な衣裳に身を包んだメディア=嵐徳三郎さんがクレーンに乗ってぶいーんと空を飛んで行ってしまいました。台詞回しも随分違って、形式美として観た記憶があります。

今回のメディアは大竹しのぶさん。鬼!鬼がいるよ!メディアが実体化しておる!感情をドバッとほとばしらせる。怒りも嘆きも逡巡もトゥーマッチが標準なので、常に笑いとギリギリです。いやもうすごかった…人間あんまり不幸が続くと笑うもんですよ…笑うしかないと言うか。

大竹さんの滑舌や声の通りが素晴らしいのは勿論ですが、そういうことを感じさせる以前に台詞の意味そのものがバシバシ伝わる。かなり喋るスピードは速いんです。でもそれが相手に怒りをぶつける為であったり、迷っている暇はないからであったりと、その場の状況に必要なスピードだなと納得させられてしまう。しかもちゃんと聞き取れる。実は相当すごいことをこなしているような気がします。翻訳も現代的になっていてとても解りやすい。

蜷川さんの舞台にしては音楽が少な目だったのも、台詞でぐいぐい進む内容だったからなのかな。

コロスは16人の女性。蜷川さんの舞台で女性オンリーのコロスが登場したのは『エレクトラ』が最初でした。エレクトラの従者であり、友人でもあった女性たちがそのまま歳をとったような老婆のコロスが、今度はメディアの復讐を見届けます。無力なコロス。メディアに助言しても聞き入れられない。実際その言葉すらメディアに聞こえているのかどうか。コロスの実体はないのかもしれない。観客としてはコロスと一緒に「やめとけ、やめとけ」と思っているんだけど、メディアをとめることは出来ない。無力でもあるけど、無責任でもある。

男優陣は出番は少な目ですが、皆印象的。生瀬さんはほんっと声がいい〜。そして色気がある!上昇志向があるような振りして、実は人生投げてませんか?と言うイアソン。結構酷い男なんだけど、そして台詞だけ聞いてると何でそんなにモテるねんと思うんだけど、生瀬さんが演じるといやいやそこに女がぐらっと来るんだよ…(笑)とつい思ってしまいますなー。そういう意味で、イアソンの実体化っぷりもすごいなと思った。

鋼太郎さんのところで笑いが出たのも良かった。いやほらあまりにも怒涛な話なので、わ、笑っていいかな…って雰囲気がちょっとあるんですよ。で、クレオンが悩むシーンで「あ、笑っていいんだ!」と和んだような。横田さん演じる報告者も、結構とんちんかんなこと言ってるんだよね…誰か突っ込めよ!とか思ったり。笠原さん演じるアイゲウスもお調子者だし。でもそれが、人間味溢れてる感じがしました。

途中、現代劇を観ているような感覚になりました。トゥーマッチだし、普通に神と同居してるようなところはいかにもギリシャ悲劇なんだけど、子供殺し、嫉妬の対象を根絶やし、復讐のためにはどんな残虐なことでもする、いや復讐だからこそ想像を絶する方法をとる。と言うのは、今となってはそんなに珍しいことでもない。うーんやはりおっかない。2500年も前からこんななのに、意外と人間ってタフだなあ。こんなこと続けてるのに絶滅しないもんかね。

まあ、2500年なんて神からすれば爪の先ほどの長さもないんでしょう。

照明と美術は毎度のごとく素晴らしかったです。水を張った舞台、咲き乱れる蓮の花。蓮って浄土に咲いてる〜とか、安息の地にあるようなイメージがありますが、そこで繰り広げられるのは修羅場です。皮肉だ〜。どんなに血が流れても、咲き続ける蓮の花。美しかったなあ。序盤、水面を蓮の葉っぱに乗ったこどもがすーっと滑り出てきた時は鳥肌がたった。ぎゃーたまらん!蜷川さんとこのチームはほんっと大好きです!

最前列にはビニールシートが配られていて、飛んでくる水しぶきをよけながら観ていたのがちょっと笑えた。東京グランギニョルとかパラノイア百貨店みたいだー(笑・こちらは水ではなく血のりが飛んできてたんですが)。パンフの表紙の絵が会田誠さんの『美しい旗』だったのは嬉しいビックリでした。



2005年05月12日(木)
『TWO OF US vol.82』+α

『TWO OF US vol.82』@PENGUIN HOUSE

横川タダヒコさんが長年続けているシリーズライヴ、今回のゲストはスズカツさん。PENGUIN HOUSEには初めて行きました。以前友人が住んでたとこの近所だった。

横川さんはパナのノートPCと楽器類、スズカツさんはiBookを前にして、演奏とリーディングを即興でやる構成。読まれるテキストをその場でサンプリング>加工して演奏に足したり引いたり。リアルタイムで読まれているテキストに思いっきり被せたりするので、テキストの意味を追っていると道に迷います。そのフォグバウンドっぷりが面白い。それがパッと晴れる一瞬もある。それも面白い。

インプロ部分がありつつもブレイクはガッチリ合っていたので、結構練習したんじゃないかなと…ああいうのキマると格好いいよね。何だろう、お互いのモニタ上で「ここを何回ループしたら終わり」とかリアルタイムでやりとりしつつ演奏してたんだろうか。どうやってるのかなーと言う興味もわきました。もはやアイコンタクトすらもないライヴ。淡々とした見た目とは裏腹に、かなりスリリングな展開で緊張感がありました。途中iBookがトラブッたのか、リーディングが止まる場面も。やっぱMacをライヴに使うのは怖い(笑)

「先入観を排除することは容易ではない」

この言葉を柱とした構成で、格言全集みたいなテキストカタログが提示されていく訳ですが、逆説的な部分も含め、スズカツさんの主張のようでいてそれはもはやスズカツさんの言葉ではない。それを受け取るこちらも何をチョイスするかで印象が変わる。そこに横川さんがカット&ペースト、ノイズで切り込んできて、その場で意味すら無効にされる。あとインプロものは大きな音を出したもん勝ちみたいなところがある(笑)

まあいろいろ考えましたよ…身につまされたりなー。上の住人といつか血みどろの闘いをするかもなーとか(笑)いや、嘘嘘。関係ないけど『MONSTER』の終盤、閉鎖された村のひとたちが殺しあって全滅〜みたいなエピソードあったじゃないですか。あれって想像力が膨らんで恐怖感が膨らんで、その結果だったでしょ。あーもうーマジで怖いー。

と悶々しつつ、ステージ上のスズカツさんを観るのってホント久々(『ウェアハウス』以来!)だったんで、遠慮なくガン見しましたさ(笑)履いてるスニーカーがすごくかわいくて、どこのなのか必死で見たりな。わからんかった。何をしている。いや、先日すっごく気に入ったスニーカー見付けて試着しようとしたら「25cmからしかありません」て言われてさ…ブンブン@リキッドで履いて行こうと思ったのに!と言う訳で現在スニーカー探し中。かわいいやつ。差し色が綺麗なやつ。

あー転化行為だー。アホかー。

閑話休題。横川さんを観るのも久々でした。何か若返ってない?髪型も坊ちゃんみたいでかわいかったな。このひとの音は羊水の中でぷかぷか浮いてる気分にさせられる。そんな記憶はありませんが。気持ちいいんだけど安堵感はないんだよな。そこが好きなんですけど。

客席は何げに豪華でした(笑)moguさんとも会えて良かったっす。旅行気を付けて行ってきてくださいねー。帰りは沖縄料理屋『抱瓶』に行きました。SHOW-OFFでおーもりくんが行ってたとこですよー。ジェンヌ☆から説教を喰らうプレイも楽しみつつ(いやホント申し訳ないっす)おいしいご飯を食べて帰りました。

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■平田“ブレイクビーツデビル”真市郎さんの新しいTシャツ
クラブキング恒例『T-shirts AWARD 2005』に出品してます。
ここのP12
も、モデルが谷中(敬称略が敬称)ですヨ!これ質感とかどうなってんのかな、触りたーい!



2005年05月11日(水)
これは実現してほしい

ライターの鈴木喜之さんが、NINの公式サイトにあがっている新譜アートワークを実体化出来ないかと言う企画を考えているようです。た、確かにあれは見るのが大変で…。聴いてる時に手にとれるものがほしいのも本音。

詳しくはこちらの掲示板のNo.307の書き込みを。

うーん、愛があるなあ。

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■思いやりとは
まだ考えてた。昨日の、中野くんが「ひ〜と〜に〜や〜さ〜し〜く〜し〜よ〜う〜と〜」って言ってたのを無下にするような感想だ。ごめんな!「ANTHEM」「STRIDE」のガイアっぷりは大好きですから!優しさって素敵だと思ってますから!

■そうなると
1枚のアルバムの中に両極端なもんがつまってて面白いですな

■まああれよねー
ブンブンの優しさはディーヴァ川島さん(素面で言ってます)の声がねー

……ほっとくとおかしなことを言いそうなのでここでやめておきます。いや普段からおかしなことばかり書いてますけど。



2005年05月10日(火)
小ネタ

■まだ考えてました
あっ、何かコツがつかめてきたぞ。ロックステディ云々ってとこよりも、ドラムンベースのストロングっぷりが面白いんだ(あくまで私個人の聴き方ですヨー)「SPINE」の、下で走らせてる低音とかむちゃむちゃ中野くんじゃん!手癖云々じゃなくて足し算足し算諦めないぞ諦めないぞオラまだまだ!って感じが(私は中野くんを何だと思っているのか)
そんで、CDだとここが軽いんだよ!ライヴで聴いてビックリしたもん。となるとやっぱCDの音が聴きやすいってのは…。そこがひっかかるのな。うん、やっぱり音圧低いと思う。こういうとこに関してはひとに優しくなくてもいい(笑)聴きやすくなくてもいい。格闘する感じでいい。
でもこのアルバムは好きだ。ロック云々は概念として捉えます。ロックはスピリットだ!(たまには言い切る)

■まああれだ
ブンブンに関してはこうやってうんうん悩みながら聴くのがもはや定番ですから…一種のプレイですわ

■ああ…
サマソニ。ステージ割り発表。被りまくり

■『MEZZANINE』MASSIVE ATTACK
一定の周期でヘヴィロテし続けてはや7年。最近また波がやってきました。「TEARDROP」が好きで好きでもー。
と言えば、『DANNY THE DOG』て日本公開されるんでしょうか

■ギターウルフ
バンドは続く。新ベーシスト募集してます

■『愛がなくても喰ってゆけます。』よしなが ふみ
うまそー。行動範囲内のお店が多いんで今度探してみよー。
ガイド本としても面白いんだけど、このひとはホント話が面白いよなー。男女間のぐらぐら感とか。男男間、女女間も同様(笑)
ジンガロ並び中にサガラさんが「甘いもんばっかり食べてると身体がダルーくなるんだよ」と言ったので「それはひょっとしてよしながふみの…」と言ったらやはりそうだった。同時期に読んでたと思うと笑える。そういう時は塩を舐めるといいんだそーです(笑)

■『ぼくは勉強ができない』山田 詠美
何でそういう流れになったのか忘れたが、作家雑談になってジェンヌ☆に借りた(ありがとー)。何故か読むタイミングを逃してて、山田さんの本て『ラビット病』と雑誌に載ったエッセイくらいしか読んだことがなかったんだ。
わーオモロいやん!中学生くらいの時に読んでいたら影響受けただろうなあ。その頃あたしゃ村上龍にどっぷりでしたよ…。でもあとがきにもあるように、大人が読んでこそ気付く部分もあるな。渦中にいるとなかなか判らないもんで。
いい顔と言うのは顔の造作がってんじゃなくてツラ構え。押忍!

■村上龍と言えば
『コインロッカー・ベイビーズ』って、上條淳士さんなら画面に定着出来そう!って話したことがあったなあ。映画化の話も何度かあったような気がするけど実現してないですね。確かに難しかろうよ…

■と言えば
『半島を出よ』久々に面白そうなんだよな…久々に読んでみるかな…

■と言えば
『半島を出よ』を手掛けた装丁家さんが、来月ウチの会社から出る本を装丁してくれましたー。チームは違ったんだけど、やりとりの流れでちょこちょこデータ触らせて貰って楽しかった。担当編集さんすごくがんばってたんできっといい本になる!
運良く出会ったら手にとってみてくださいなーと言いつつタイトルは書かない(笑)鈴木さんがひと月に手掛ける50冊(ヒー)中の1冊です、縁がありましたら!



2005年05月05日(木)
ZINGARO『LOUNGTA』+α

ZINGARO『LOUNGTA』@木場公園内ジンガロ特設シアター

「初日通信の忘年会で『ジンガロ来るんだってよ』『馬はどうすんの』『飛行機かね、船かね』って話したのが10年くらい前だよ、今回行っとかないと次いつ来るかわかったもんじゃないよー」と言うサガラさんと当日券並び。何故初日通信の忘年会に出ているのか。このひとはホントに謎だらけだ…。

昼に着いたらもう40人近く並んでて真っ青。キャンセル待ち枠で、後ろから2番目くらいで入り込みました。よ、よかった。後ろの席でしたが全景が見下ろせました。

ホーミーでホントに倍音が出ていてすごいーとか、馬が美しいーとか、ガチョウはアホでかわいいなあ(餌でつって隊列を整えさせるんだけど、必ず1〜2羽は好き勝手やってるコがいるのな)とか。そんな単純なことしか書けませんけども。

ショウアップされている箇所もありますが、「パフォーマンス集団と言うより、トライブ」だそうなので、風景として見守る印象。結構な広さのステージが狭く見えた。本当はだだっぴろい草原で観るのが理想かな。無理か。なかなかない体験で面白かったです。

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■『SEX』7 上條淳士
本当に全部出た。終わった。
名作じゃねえの、これ。
10数年寝かしていたとは勿体なさすぎる。
いやいや、出たんだから。出てよかった。
風景に温度や時間をも封じ込める。こんな絵は、こんな話は上條さんにしか描けないよ。
あとがきのコメントには胸が熱くなりました

■倉森さん
公式サイトにもお知らせが出た。
4月10日に亡くなっていたそうだ。『AB男』は倉森さんの死を公表せずに上演された。
ぴーとさんが書かれていたが、笑いとは本当に凄まじい。そう迄して笑いを表現するひとたち。だからこっちは笑うんだ。意識すらせずに。
倉森さん、安らかに。ゆっくり休んでください



2005年05月04日(水)
いろいろ

■『真夜中の弥次さん喜多さん』リピート@シネマライズ2F
4月30日。やはり小ネタをちょこちょこ見落としていた…そしてまた今奈良さんを確認出来なかった…。と言いつつ、やはり面白かった。小ネタを抜きにしても。長瀬くんいいなあ。
勘九郎(当時)さんファンのタケダさんと観に行った。喜び組の唄が耳を離れない!て話から、『タイタス・アンドロニカス』は歌舞伎でやったら絶対面白い!てな話を延々と

■『50 years with miffy ―ミッフィー展』@松屋銀座8階大催場
5月3日。福音館版はうさこちゃん、講談社版はミッフィーだそうです。ホントの名前はナインチェです。ウチではうさ公と呼んでいます。
毎年のように開催されているが、毎年のように行ってしまう。今回はうさ公が生まれて50年と言うことで、初めて描かれたうさ公からデザイン化→現在迄の描線、形態の変化を比較して見せる展示が面白かった!グッズもかわいいのが沢山でうはうはだったんだけど、レジへの行列を見て諦めました。踏んづけるぞと言うくらいこどもがいた

■シティボーイズミックス『メンタル三兄弟の恋』@アートスフィア
5月4日。WOWOW初のコント生中継だったそうですよ…シティボーイズでそれって、何て勇気だWOWOW。そしてやはりギリギリな感じだった…。もはやそこを楽しむのが醍醐味です。とは言うものの、今回はあっと言う間に2時間経ったなー。大笑いしているうちに終わったって感じで。
しかし今回は、コントの内容自体も結構時事ものを扱っていてひやひやしながら笑っていた。オンエア的には大丈夫だったんでしょうか…(笑)警官ネタすごく面白かった。映像がそっくりに作ってあったよ…まさにあんな感じだったよなあ。
スキル王とメンタル王の戦いがいちばんバカらしくて好きだった…両方使えよ!技術も想像力も!仲良く!

■キスミーヒロインメイク ロング&カールマスカラ
まこと(敬称略が敬称)のためにおめかしよ!と、ぐるんぐるんになると評判のこれを購入して使ったらホントにぐるんぐるんになった。逆まつげ気味なんでいつもビューラー使って苦労してたのが嘘みたいだ…しかも夜になっても落ちません。これはすごい…ちょっと怖いほどだ…。しかも安い

■遊びすぎか
シティボーイズの帰りに寄った品川で血圧計るところがあって面白がってやってみたら、数値的には問題なかったんだけど備考に「過労」と出た

■ブンブン@AX
録画していた生中継を観る。川島さんの履いてるパンツかわいいな…中野くんの履いてるジーンズもラインが綺麗だな…どこのなんだ…レディースはあるのか…。
延々考えているんですが、音自体はもー自分の大好きな音なんですよ。だからライヴもすごくいいと思ったし、楽しい。ただこれをブンブンがやったってのにビックリしてるんだ。
そんでロックがーとかクラブがーって枠で対立する図ってのが、両方好きなもんとしては悲しくなる。
あとあれだなー、やっぱりPHOTONツアーのAX1日目がトラウマになってる…あれ、ホントに観ててつらかったから。だから今メンバーが終演後に笑顔になってくれる=バンドのコンディションもいいんだろうなあと嬉しかったりもする。
でもまあこんなのはリスナーの勝手な言いぐさですからね…本人らからすれば余計なお世話だろう…。
なんかブンブンに関しては電波が飛びそうなほどいろいろ考えてしまう…好きすぎて困る…

■サモアリの倉森さん
やまこさんから教えてもらった。赤堀さんの日記にあった。亡くなったそうだ。突然すぎて驚いている。『AB男』を観に行けなかった。後悔している



2005年05月02日(月)
WALKING IN THE RHYTHM

吉祥寺をうろうろ。

うろうろしていたらお昼を食べ損ねた。おやつがわりに武蔵野文庫でカレー(ちびの方)を食べようと行くと、休みだった。月曜が休みなのかー。まめ蔵に行った。

フィッシュマンズがかかってた。『宇宙』。お、呼ばれたかな?丁度「あの娘が眠ってる」が始まったところ。きのこカレーとアイスコーヒーのセットにする。「頼りない天使」、「MELODY」。

よく日の当たる この部屋では 音楽はマジックを呼ぶ

流れるミュージック 暗いメロディー ホコリの匂いのする
見えてる景色 窓枠どおりの

うーん、カレーうまー。アイスコーヒーを喉越しにガンガン飲む。「ナイトクルージング」の途中で飲み終わっちゃったけど、曲が終わるまでぼけーとした。

窓はあけておくんだ
いい声聞こえそうさ

まめ蔵にはちびサイズはない。半端な時間にお腹いっぱいだ。夜ご飯どうしよう。