江草 乗の言いたい放題
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2011年11月30日(水) そんな動物虐待はやめろ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 警察犬といえば誰もが思い浮かべるのはジャーマン・シェパードである。災害救助、軍用犬、麻薬探知犬などの特殊な訓練に耐えた犬だけがその任務に就けるのだ。オレの頭の中にある警察犬のイメージはそうして固定されている。その警察犬になんと、トイプードルが合格したというニュースを知ってオレはあきれたのである。

全国初のトイプードル警察犬誕生…初挑戦で合格
警察犬に合格したカリン(左)とフーガ


 鳥取県警の嘱託警察犬の審査会で、小型犬のトイプードル2匹が合格した。
 県警によると、トイプードルの警察犬は全国で初めてという。県警は12月上旬に正式に嘱託し、早ければ来年1月頃から行方不明者の捜索などで出動する。
 同県米子市の会社役員細田幸夫さん(64)のフーガ(雌2歳)と鳥取市の会社員井関純さん(34)のカリン(雌1歳)。
 ともに鳥取市内の訓練所で、しつけなどのために預けられていたが、訓練士が2匹の素質を見抜き、今年に入って警察犬になるための訓練を開始した。
 今月18日に開かれた審査会には、大型犬も含め24匹が出場。においを頼りに犯人を追う「足跡追及」などで優秀な成績を収め、初挑戦で合格を決めており、県警は、「大型犬が入れないような狭い場所での活動で才能を生かしてほしい」と期待している。
(2011年11月29日09時03分 読売新聞)


 こんなかわいい犬に、そんな苛酷な任務を与えるなんて、なんてひどいことをするんだ。かわいそうじゃないか。それはオレには動物虐待としか思えないのである。こんなことを認めればトイプードルが合格したのだかあ今度はチワワで・・・というふうにどんどん愛玩犬が警察犬の分野に進出するのかも知れない。それはオレには恐ろしいことのように思えるのである。

 追跡された犯人が大型犬に追われれば観念するだろう。しかし、鼻をクンクンさせて捜索にやってきたのがトイプードルならば、乱暴に蹴飛ばされてその場で殺されるかも知れないのである。そんなかわいそうな目に遭わせたくはないのである。どう考えてもこんなかわいい犬を警察犬にするのは動物虐待である。オレはそんな虐待を認めないのである。断固反対だ。

 オレは家で犬や猫を飼っていないので、こういう話題に対して意見を主張する資格はないのかも知れない。犬を飼っていてその習性に詳しい方からの反論があれば甘んじて受けたい。そして、トイプードルを警察犬にすることの妥当性をぜひともお伺いしたいのである。


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2011年11月29日(火) 「白い恋人」と「面白い恋人」の争い        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 (11月29日21:29に一部追記しています。)

 北海道のお土産の定番といえば昔は六花亭のホワイトチョコだったが、一時期は石屋製菓の「白い恋人」が大人気だった。2007年に賞味期限改ざん問題が起きるまでは不動のお土産ナンバー1だったのである。もちろん今でも「白い恋人」は人気があって、北海道旅行のお土産としてよく見かける。オレの勤務する学校でも北海道土産はいつも「白い恋人」だ。それだけ認知度の高いお菓子なのである。それは販売元の石屋製菓にとっては誇るべきことである。

 その大人気の「白い恋人」にあやかって、駄洒落のようなネーミングで「面白い恋人」というお菓子を作ったからといって、本家「白い恋人」にとってどんな迷惑がかかるのだろうか。むしろそれは本家「白い恋人」の宣伝にはなっても、本家の売れ行きを脅かすなんてことはありえないのである。「白い恋人」は北海道で売られていて、「面白い恋人」は大阪土産である。決して両者がバッティングすることはない。「白い恋人」よりもこっちの方が面白そうだからと「面白い恋人」を選ぶような選択はそもそも発生しようがないのである。

 しかし、石屋製菓の社長は狭量というか洒落の通じないオッサンというのか、この「面白い恋人」が商標権を侵害しているといういちゃもんをつけてきたのである。大阪の人間には考えられない行動である。読売新聞の記事を引用しよう。

「面白い恋人」訴えられる…「白い恋人」に


 北海道を代表する土産菓子「白い恋人」を製造・販売する石屋製菓(札幌市)は28日、吉本興業と子会社「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」など3社に対し、商標法と不正競争防止法に基づき、菓子「面白い恋人」の販売と包装の使用差し止めを求める訴えを札幌地裁に起こした。
 訴えなどによると、石屋製菓は1976年から「白い恋人」を製造・販売し、80年に商品名、2004年には包装デザインを商標登録した。一方、「面白い恋人」は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーを発売元、「サンタプラネット」を販売者と記載し、10年7月からJR新大阪駅や関西空港などで販売、商標権を侵害したとしている。
 札幌市内で28日に記者会見した石屋製菓の島田俊平社長は「将来にわたってブランドを守れるかどうかは当社の存続にもかかわる問題」と述べ、損害賠償請求についても検討していることを明らかにした。
 よしもとクリエイティブ・エージェンシーは「訴状を見て適切に対応したい」(広報担当)とのコメントを出した。
(2011年11月28日22時39分 読売新聞)


 もしもよしもとクリエイティブ・エージェンシーが「白い恋人」という名前のお菓子を販売したのならそれは確かに商標権の侵害である。しかし、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが発売したのは「面白い恋人」であって名前は確かに似ているがはっきりと別物である。それが仮に「白い変人」という名前であっても別物だとオレは思うのである。それらは「白い恋人」と錯誤させることで客に購入させようという意図でそうした名前をつけているのではない。むしろそれが「白い恋人」とは別物であることを強調して販売しようとしていうわけで、これを商標権の侵害というならばこの世の多くのパロディ商品はすべてダメということになってしまうのである。これらのパロディ商品の多くは本家の人気に貢献することはあっても、本家の売り上げを喰うということはないのである。

 石屋製菓の社長は「間違えて買った客からのクレーム電話があった」と主張しているらしい。いかにも嘘つきの会社らしい抗議のしかたである。賞味期限の改ざんというみみっちぃ不正で世間の失笑を買った石屋製菓が、今度はこんなケツの穴の小さい訴訟を起こしたということでオレはその企業精神の貧困さをますます笑いたくなったのである。

 間違えて「面白い恋人」を買ってしまった客が、どうして「石屋製菓」に抗議できるのか。「面白い恋人」の箱に書いてある連絡先はよしもとの方であって断じて石屋製菓ではない。「面白い恋人」が欲しかったのに間違えて「白い恋人」を買ってしまった客が石屋製菓に抗議の電話をかけるのならば話は理解できるのだ。ありもしない電話をでっち上げて抗議の材料にするような嘘つきは基本的にクソである。

 訴訟になった暁には、その「間違えて石屋製菓に抗議した人」を吉本興業側はぜひとも証人申請してほしい。その供述の矛盾をついて欲しいのである。どうして間違えて「面白い恋人」を買ったのに、本家の製造元が石屋製菓だとわかり、その電話番号まで知っていたのかを誰もが納得いくかたちで説明してもらいたいのである。間違えて買った怒りをぶつけるのならば、その間違った商品を販売したよしもと側に抗議の電話をすべきであり、なぜ石屋製菓に抗議をしたのか。そいつはどんな思考回路を持ってるのか。

 それにしても石屋製菓の社長はなぜこの洒落たネーミングに対して「面白い恋人とはなかなか面白いですね!」と笑って受け止められなかったのだろうか。面白さがわからないオッサンなのである。元銀行員というのはそういうふうに洒落の通じない頭のカタい人間になってしまうのだろうか。


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2011年11月28日(月) 橋下徹はなぜ勝ったのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 大阪市長選挙、府知事選挙のダブル選挙で橋下率いる大阪維新の会は大差で勝利した。はっきり言って市長選挙での橋下氏の勝利をオレは予想していなかった。なにしろ今回平松市長の側に回ったのは自民党、民主党、共産党、公明党といった既成政党だけではない。財界や関西電力、そして連合や自治労、日教組といった労働団体、さらに橋下氏に来られると困る大阪市役所の公務員、毎日新聞やMBSといったマスコミ関係者、さらにネガティブキャンペーンに協力した週刊誌など、橋下氏はすべてを敵に回しての戦いだったのである。その戦いに彼は勝利した。この事実を我々は厳粛に受け止める必要がある。

 平松市長を支持した側というのは基本的に既得権益層である。大きな変化を望まず、今自分たちが手にする既得権益を守りたいという人たちよりも、現状を打破して変えていこうという橋下氏を支持する人が多かったということである。

そして、市長選挙で橋下氏に勝たせても知事選挙で負けると困る。片方だけ勝っても意味がない。そういうわけで知事選挙でも維新の会の松井一郎候補に投票する人たちが圧倒的に多かったのである。

 自民党の支配が民主党の政治に変わった結果、何かが変わっただろうか。現実には何も変わらなかった。それどころか失業率は上昇し、ますます景気が悪くなったと感じている人も多いだろう。民主党の経済政策はことごとく失敗に終わってしまい、今の超円高かつ若者の就職難の時代を生み出したのである。だったら自民党に戻ったらよくなるのか。何も変わらないのである。だったら誰が変えられるのか。

 既得権益を握って離さない連中を排除し、税金が一部の人のフトコロを潤すのではなくてまっとうに市民のために使われるような政治というのは実現可能なのだろうか。民意と議会の決定が乖離した今の状況下ではそれは不可能に近い。せっかく知事になっても議会がオール野党では前に進めない。だったら今度は議会で過半数とればいいじゃないかと維新の会は議席を増やした。府民が橋下氏を支持したから維新の会は府議会の最大勢力になったのである。

 一部の週刊誌が行ったネガティブキャンペーンに対して大阪市民や大阪府民はどう思っただろうか。「なんでここまで書かれんなあかんのん?」という同情的なとらえ方の人の方が圧倒的に多かった。橋下氏の父親が暴力団員であろうと、叔父が強盗犯であろうとそんなことは橋下氏個人のこととは無関係だ。逆に「その境遇から自分の努力で今の地位をつかんだあんたは立派や!」となるのが大阪の人間なのだ。ネガティブキャンペーンは逆効果だったとオレは思っている。

 円高不況に沈む今の日本を変えられるのは、全く何の結果も出せなかった既存政党ではなく、全く新しい政治の流れなのかも知れない。少なくとも自民党や民主党にいる旧来の手法を用いる政治家たちには現状を変える力はない。それは国民の誰もが感じていることである。

 大阪維新の会はやがて地域政党の枠から飛び出して、同じ思いを持つ他の勢力と連携して国政を目指すこととなるだろう。その時にはもしかたら自民党や民主党といった政党は分裂して崩壊しているかも知れない。橋下氏の政治手法を「独裁」と批判し、「ハシズム」と呼ぶ人たちは、選挙で勝利するというきわめて民主的な手法で国家を乗っ取ったナチス党に重ねたいのかも知れない。しかしヒトラーが第一次大戦の賠償金の支払いに苦しみハイパーインフレの状態になったドイツを建て直し、賠償金の支払いを停止し失業率をゼロに近づけたことは事実なのだ。ユダヤ人を排斥する政策も、ユダヤ人に富を占有されていると誤解していたドイツ国民には支持されていたのである。

 橋下氏の「ハシズム」は大阪をもしかしたら変えることができるかも知れない。しかし、その先に存在する未来は本当に我々の望む未来なのだろうか。オレにはまだよくわからないのである。


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2011年11月27日(日) ツタヤは万引き犯の味方をするな!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 中古品販売の店に、未開封の新品商品が並んでるのはなぜか。中には本当に「間違って買ってしまったから」というのもあるだろう。しかし、その場合はレシートを持っていって返品すればいいのである。カード破産しそうになったヤツがクレジットカードの貸出枠を利用して現金を入手するために換金性の高い商品を・・・と中古で高価に売れる発売直後のCDやゲームをというのもあるかも知れない。しかしそれも全体から見ればごくわずかである。だったら大量の商品を供給しているその供給元は何か。ズバリそれは万引きである。

 転売目的で万引きするクソガキどもは日本中にうじゃうじゃいる。その連中は中古品買い取りを行っている店に自分が万引きした商品を持参するのだ。もちろん未成年の場合は親の承諾などが必要なわけだが。そういうチェックをうまくごまかし、また売れる商品が欲しい店の側もグルになっているということもある。読売新聞の記事を引用しよう。

ツタヤ、盗品買い取りか…ゲオも400万円分
 高校生から盗品の疑いのあるCDなどを買い取ったとして、警視庁がレンタル大手「TSUTAYA」イオンモール日の出店(東京都日の出町)に対し、古物営業法に基づく立ち入り検査をしていたことが分かった。
 東京都公安委員会は29日に聴聞を開き、運営会社の「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(大阪市)から弁明を聞いた上で、営業停止などの行政処分を行う方針。このほか、同大手「ゲオ」(愛知県春日井市)でも約400万円分の盗品を買い取っていたことが分かり、同庁で調べている。
 同庁幹部によると、「TSUTAYA」イオンモール日の出店では7〜8月、15〜17歳の高校生3人が計3回訪れ、万引きしたCDやゲームソフトなど計137点を約11万円で換金。同店では18歳未満の客から商品を買い取る場合、保護者名などを確認するが、高校生らは連絡先に仲間の携帯電話番号を記入し、確認の電話に父親を装っていたという。10月に高校生らが窃盗容疑で逮捕され、発覚した。
(2011年11月24日14時41分 読売新聞)


 この記事によれば、万引き犯たちは137点を11万円で換金したという。それほど大量の新品商品を持参したら普通は怪しく思うはずだ。どうせ高校生の行動範囲はそれほど広くないのである。商品には必ず製造番号などのコードがあるはずで、どの店で万引きされたものなのかを追跡調査することは可能だ。売りに来た連中の顔写真を撮って店に知らせれば、そいつらが来店して盗んだということははっきりするだろう。

 どうすればこのような盗品転売を防げるのか。買い取り側にまともな店員がいれば、それが普通の中古品かそうでないかはすぐに看破できるはずである。あるいは「買い取り時に写真撮影して、警察などの照会があれば応じます」と店頭に表示しておけばいい。まっとうな客ならば別に写真を撮られても平気であるが、万引き犯人はやばいから絶対に拒否するだろう。ただそれだけのルール変更で、日本中から万引き犯の転売を防ぎ、連中の換金手段を奪うことが可能になる。

 今回摘発されたのはツタヤ・イオンモール日の出店だが、おそらくこのようなことは日本全国のツタヤやゲオで起きているとオレは思うのである。おそらくブックオフや古本市場など、中古品を扱うずべての店は万引き犯たちの換金に利用されているわけだ。そうした中古市場の隆盛が万引きという犯罪を幇助してるといっても過言ではないのである。

 万引き犯人たちの中には、ヤフオクやアマゾンのマーケットプレイスなどを利用して転売してる連中もいるかも知れない。そうして流通している盗品を探し出して盗人どもを摘発するのは面倒な作業だが、ツタヤやゲオ、ブックオフなどの店は盗品でもうけようとするのではなくて、犯罪防止のために協力すべきである。東証一部に上場するようなまっとうな企業ならば、社会貢献を第一義に考えるべきだとオレは思うのだ。


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2011年11月26日(土) 工藤よ、岩田鉄五郎を目指せ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 かつての豪腕投手が弱小球団を率いて50歳になってもよれよれで投げ続ける・・・と言えば水島新司のマンガ、「野球狂の詩」である。そこにはよれよれの大投手、岩田鉄五郎が登場する。横浜ベイスターズの監督として元西武のエースだった工藤公康が指名されたときにオレはあのマンガをふと思い出したのだ。現役続行に希望をつなぐ工藤投手を今季はどの球団も必要とせず、彼はリハビリとトレーニングを続けながらの浪人生活を送った。そんな彼に選手兼監督として活躍するチャンスが与えられたのである。監督就任の条件を「選手兼任」ということにして、オレは工藤に最後の花道を飾らせたいのだ。リアル岩田鉄五郎になって、50歳での完投勝利を目指してもらいたいのである。

 毎日新聞の記事を引用しよう。

横浜:DeNA新監督 工藤氏に一本化!参入承認されれば要請へ
 横浜球団の買収を決めた交流サイト運営大手のディー・エヌ・エー(DeNA)が、新監督候補を元西武投手の工藤公康氏(48)に一本化したことが24日、分かった。既に打診をしており、12月1日のオーナー会議で参入が承認されれば正式に就任要請する。
 この日横浜市内で取材に応じた工藤氏は「光栄でありがたいけれども、正式に(要請が)来ていないので答えられない」とコメント。DeNAの春田真会長(42)は、新監督の条件に若さなどを挙げ「元気さを体現できるチームであってほしい」とし、条件を満たす人材として元パイレーツの桑田真澄氏(43)の名前も挙がっていた。最終的には横浜にゆかりのある点が重視され、チームOBの工藤氏に監督候補を絞り込んだとみられる。
 通算224勝(142敗)を挙げている工藤氏は、昨年西武を退団した後も現役続行を希望し練習を続けているが、現状では左肩の状態が思わしくなく、今月中にも現役引退を決断する可能性が高い。監督の経験はないが、指導者という立場には関心を持ってもいた。
 ◆工藤 公康(くどう・きみやす)1963年(昭38)5月5日、愛知県生まれの48歳。名古屋電気(現愛工大名電)から81年ドラフト6位で西武入団。95年にダイエー(現ソフトバンク)へFA移籍し、99年の日本一に貢献。2度目のFAで00年に巨人に移籍。FA加入した門倉の人的補償で07年に横浜に移籍した。09年に横浜を戦力外通告となり、10年は西武でプレーもシーズン終盤に戦力外通告を受けた。通算成績は635試合に登板して224勝142敗3セーブ、防御率3・45。(スポニチ)
2011年11月25日


 ここからは究極の暴言をお許しいただきたい。横浜は阪神や巨人のようにファンが「優勝」を望んでいるチームじゃない。万年最下位のお荷物球団である。「野球狂の詩」における東京メッツみたいなものである。オレのような阪神ファンは横浜の存在意義をただ一つ、「阪神に貯金をプレゼントするため」としか考えてないのである。

 その弱小球団の監督に工藤公康氏が就任したからといって、誰が優勝を期待するだろうか。そんなこと誰も思わないし、もしも期待する方がいればそれはもう完全に衰えた金本に年俸4億円を払ってホームラン王なみの活躍を期待してる阪神のフロントみたいなお目出度いアホである。

 横浜は12球団の中で唯一、勝つことを求めずにファンを楽しませる野球をすればいいのである。落合元中日監督の野球は「面白くないけど勝つ」野球だった。その逆を目指せばいいのだ。全然勝てないけど面白いということになればファンは球場に足を運ぶかも知れないし、別に横浜ファンをあてにしなくてもいい。阪神との試合の時は阪神ファンがちゃんと観客席を満員に埋めてくれるから何の心配もいらない。さすがにヤクルトとの対戦ではあまり観客は入らないかも知れないが、そんなどうでもいい対戦のことなど気にする必要はない。

 横浜の毎試合、最後の打者を迎えるときに登板するのはいつも工藤公康監督というのはどうだろう。その余興のような登板に観客は沸くだろう。中には「ふざけるな!」と怒る方もいるかも知れない。しかし天才的な投球術で相手打者を抑えれば逆にファンは驚嘆するだろう。オレはそれを期待するのだ。

 工藤投手には50歳になっても60歳になっても投げてもらいたいのである。監督となって岩田鉄五郎を目指せ!オレは期待しているぜ。

野球狂の詩 (1) (講談社漫画文庫)


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2011年11月25日(金) きみは「プラ寝たリウム」を知ってるか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレはプラネタリウムが好きだ。そのプラネタリウムには必ず、せっかく星を見に来ているのに寝ている不届きな客がいた。いびきをかいているヤツもいる。それがある意味とても不愉快だったんだが。なんと明石のプラネタリウムで、寝てもいいという行事があったらしい。本来不愉快な客を逆に積極的に受け入れようということなのである。

「プラ寝たリウム」で疲れ癒やして=星見ながら熟睡OK、「いびき席」も―兵庫
2011年11月23日(水)20時32分配信 時事通信
 勤労感謝の日の23日、普段忙しい大人たちに疲れを癒やしてもらおうと、兵庫県明石市立天文科学館で「熟睡プラ寝たリウム」が開催された。クラシック音楽が流れ、星が瞬くドームでぐっすり眠ってもらおうというユニークな企画。会場には毛布などを持参した約250人が訪れ、思い思いにぜいたくな睡眠を楽しんだ。
 上映は、夕暮れから夜明けまでの11月の星空をベテラン解説員が案内する1時間。いびきをかく人にも気兼ねなく寝てもらえるよう設けた「いびき席」では、「日暮れ」後間もなく、「ぐー、ぐー」と寝息が。神戸市垂水区の会社員福田和昭さん(38)は「すぐにうつらうつらしてしまった。普段は『しまった』と思うが、きょうは気持ちよく眠れた」と満足そう。最後まで寝ずに「徹夜」した客には、「完徹証明書」が配られた。
 

 オレはこの「プラ寝たリウム」というネーミングに大笑いしたのである。本来禁止されているというか、ものすごく恥ずかしいはずの行為をそのままネーミングに使って、開き直って「寝て」くださいというその趣旨に対して「やられた!」と思ったのである。

 世間には他にもこんなふうに開き直ることのできる施設はないだろうか。

明るく楽しくカップルで遊ぶ場所のはずの遊園地。その楽しい遊園地で逆に落ち込んだつらい気持ちにひたりつつ過ごすことはどうだろうか。そんなときはこの施設を「憂園地」と名付けたいのである。観覧車には寂しいオッサンたちが一人で乗る。一人観覧車で景色を眺めながら、誰にも知られずに涙を流すのである。

 子どもが楽しくお魚を眺めるのは水族館である。そんなさわやかな空間はもちろんお酒は似合わない。しかし、その水族館でイベントとして、客にじゃんじゃんお酒を振る舞いながらお魚の前で酔っぱらうというのはどうか。もちろんその場合、「水族館」ではなくて「酔族館」となるのである。

 そんなちょっとしたコトバ遊びを次々と思いついて、オレはなんだか日頃のストレスがふっとんでなんだか気持ちが軽くなるのだった。


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2011年11月24日(木) この日本株暴落の中で政府は何もしないのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 日経平均が安値更新を続けていて、3月11日の震災直後につけた安値の水準まで下げてきた。震災直後の不安から売られた時と違って今はかなり落ち着いているはずだ。それなのにこんなに下げてしまったことに関して政治家たちはどう思っているのだろうか。株価を上げて投資家を呼び戻し、円安に誘導して輸出産業を回復させて日本経済に活力を取り戻すために緊急に取り組まないといけないことがわかってるのか。未だに日本の将来のことよりも党利党略しか考えてない小沢一郎みたいな政治家が政治を牛耳ってる状況下でこのまま経済が沈没してしまったらどうするのか。オレは政治家たちが今の事態の深刻さを理解していないことが不思議でしかたがないのだ。

 「経済危機は欧州のせいだ」などと考えて日本は無関係でいられると思ってるのだろうか。その欧州発の経済危機のために今日本株はこんなに下げてしまいしかも円高になってることがわからないのか。

 円売りドル買いの為替介入は失敗に終わった。それでもう手詰まりと考えるならオレは財務相や日銀総裁は救いようのない馬鹿だと思うのである。円安にするための方法はいくらでもある。たとえば財源不足という理由をこじつけて国債の償還延長を発表すればどうか。たちまち国債価格は暴落して金利が上昇するだろう。円に対する信頼が崩れれば円安要因となる。オレがこの日記で書いている「政府紙幣の発行」というのも一案だ。

 日銀が直接イタリア国債やスペイン国債を買うというのも円安要因となる。それらを買うためには大量の円を売って資金を調達する必要があるからだ。ついでに日銀にはETFでも買わせて株価の下支えをさせればいい。これはとても重要なことで、今多くの個人投資家は様子見ムードなのだと思う。そこで「ここから下には絶対下げさせない」という水準を株価にも為替にも決めて国民にその金額を意識させることで、必ず流れは変わるはずだ。もう下げないという安心感が生まれれば、国民は預貯金という安全資産から株というリスク資産へ資金を移動させるようになるだろう。今は歴史的な安値であるということが強調されればこれまで株式投資など興味なかった層まで巻き込めるはずである。

 円高から株安にいたる負のスパイラルを断ち切るためには、そのスパイラルの途中の輪を一個切り離せば済むのである。ここで「株価下落」という現象を食い止めることに成功すればきっと流れを変えられるはずだ。上場企業の配当利回りの平均が軽く2%をこえてしまってる今は株価が下がりすぎなのである。そこまで安いのに、なぜか株式市場にはゼニが回ってこない。その結果としてますます日経平均株価は下げ続けるのである。これをなんとかして食い止めないといけないのだ。政治家どもよ、のんびりと会食や密談しているヒマがあるのか。もっと非常事態であることを認識して戦うべきではないのか。


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2011年11月23日(水) リニアは浜岡原発と同じである        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 たとえ事故の確率は低くても、もしも事故になってしまったら取り返しのつかないもの、それが原発である。福島第一原発の炉心溶融事故は我々にその恐ろしさを提示してくれたことは確かだ。その危険を考えて東海地震の震源域近くにある浜岡原発の運転を停止したのは英断といえる。

 では中央リニア新幹線で同じことは言えないだろうか。中央構造線の部分を走ることになる以上。大きな断層を横切ることになる。その断層面が大地震で数メートル動いたらリニア新幹線は100%持ちこたえられないだろう。走行中にトンネルが断層でずれればそれこそ乗客が全員死亡するような大事故になるかも知れない。

 我々は東海沖地震に伴う津波のことを警戒して浜岡原発の運転を無期限に停止させたのである。そうした決断ができるのならば、なぜ来るべき巨大地震のことを想定してリニア建設を中止しないのか。リニア新幹線が必要とするような超長大なトンネルが断層によって破断するような事態は、将来必ず起こりうる事態だからである。

 我々の文明社会は将来の地球が経験するであろう地殻変動に対してどれだけ備えるべきだろうか。少なくとも日本のような地震国に於いて原発を建設して稼働させているというのはかなりリスクの高い選択であるとオレは思うのだ。そのリスクを軽視したために起きたのが今回の福島原発の事故であると言える。そんな事故を経験しながら、あえてリニアを建設することがオレにはわからないのだ。なぜ「巨大地震によって乗客が全員死亡するような事態を避けるために建設を中止する」という英断ができないのかと。

 よく言われることだが、「地震の時にトンネルが崩れたことはないので安全だ」という説がある。確かに阪神大震災でも六甲山の中を貫通する新幹線のトンネルは崩れなかった。ただ、あのときに動いた活断層は淡路島の野島断層であり、新幹線のトンネルと交差していたわけではない。もしも濃尾地震の根尾谷断層のように、総延長80キロ、横ずれ最大8m、上下変位6mという大規模な断層がリニア新幹線の線路と交わるような形で発生した場合にどんな事故が起きてしまうだろうか。いかなる地上構造物もその断層の直上にあれば破壊されるだろう。リニアだって例外ではないのだ。濃尾地震では長良川鉄橋は崩落し、家屋の倒壊率は地域によっては90%を超えたのである。

 日本列島を貫く最大の断層である中央構造線が動くとすれば、どれほどの規模になるだろうか。一気に数十メートルの地層のズレが起きればいかなる地上構造物も破壊される。

 中央アルプスを貫く延長数十キロのトンネルの中で断層のズレによる事故が発生しリニア新幹線が立ち往生した場合、どうやって救助に行けばいいのだろうか。その地震によって大量の地下水が噴出してトンネルが水没し、走行中のリニア新幹線車両が水中に閉じこめられた場合はどうか。オレは最悪の事故を想像してしまうのだ。建設関係者はそうした事故を想像したことがあるのか。オレの想像することはただの杞憂なのか、そうした事故が仮に起きたとしても、「運が悪かった」で済ませられることなのか。三陸海岸で発生する最大の津波を想定して対策を立てていなかったために今回の事故は起きた。濃尾平野で過去に発生した最大の断層に対して対処しておくことは必要なことではないだろうか。

 東海道新幹線が生み出す利益は莫大である。この利益を社会に還元することで得られるモノは大きい。ただ単に株主配当に回すだけでも多くの人々がその富を享受可能である。棚上げにされている旧国鉄の債務返済に使うならばこれ以上の財源はない。いったいあの借金はいまどうなってるのか。消えてなくなったわけではないはずだ。将来の国民負担じゃなかったのか。

 リニアを建設すれば一時的に建設需要は発生するかも知れない。しかしこの少子化の時代に東京→名古屋間の乗客が倍に増えることはあり得ないわけで、 仮に倍に増えることがあったとしてもそれは在来線などを活用して分散させる方がわずかな投資で可能になることである。東海道本線の在来線を広軌化して高速車両を走行可能にする工事ならリニア建設に比較して驚くほど少額で可能だろう。すでに存在する社会インフラを活用するわけだから地元にも好意的に受け入れられるだろう。東京名古屋間を3時間程度で走る快速列車が存在すればそれを選択する乗客はかなり発生するはずである。

 大阪から名古屋に行くのに新幹線では1時間弱でいけるが6000円以上かかる。ケチな大阪の人間はあえて近鉄特急で2時間かけていくものが多い。金券屋で売られている割引キップを使えば4000円以下だからである。ここにリニアという選択肢が加わったときに、人々にリニアを選ばせるためにはかなり安い料金設定にしないといけないということである。そんなことになれば建設費が回収できる目処が立たなくなるだろう。

 今リニアを建設すべきかどうか。国民投票を実施して国民にその信を問うべきではないのか。リニアのリスクを十分に説明し、巨大地震の時は乗客全員死にますけどそれでもOKですかということを国民に問うべきなのだ。その上でその犠牲を「社会の進歩のために必要な犠牲である」と誰もが認め、自分がその一人になることを厭わないのならば建設にGOサインを出せばいい。オレは反対派に一票を投じるだろう。そんなことで死にたくはないからである。


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2011年11月22日(火) 大阪破産の日        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 この話は全くのフィクションです。文中に出てくる人物や団体名はすべて架空です。

 破産寸前の財政状況にあえいでいた大阪府はついに禁じ手を使った。地域通貨「マイド」の発行に踏み切ったのである。生活保護費や大阪府職員の給与はすべてこの「マイド」で支払われることとなったのだ。大阪府民はこの状況をなぜか素直に受け入れた。そして大阪府下で営業するライフ、玉出、イズミヤ、コーヨー、阪急ファミリーストアなどのスーパーは大阪府と提携してその「マイド」で買い物ができることとなった。大阪駅などには両替所が設置され、大阪府民は府外では使えない「マイド」をそこで円に両替することになったのである。当初は1マイド=1円という交換レートが設定されていたため、大阪にやっていた観光客の中には面白がってマイドを手に入れる者もいたりして、地域通貨「マイド」のスタートはきわめて順調であった。

 大阪に営業基盤を持つ企業は、地方税を納めるのに「円」ではなくて「マイド」で 納めることが認められた。マイドで納めることによる特典もあったおかげで他にもマイド受け入れを表明する企業が次々と名乗りを上げた。パナソニックやシャープなどは社員の給与の一部をマイドに切り替えてこの地域通貨に全面的協力を表明した。この政策は導入当初は大成功のように見えたのである。

 銀行の対応はさまざまであった。1マイド=1円でそのまま預金として受け入れてくれる銀行もあれば、マイドと円を分けた形で通帳に記載する銀行もあり、足並みは揃わなかった。日本ではじめての地域通貨であり、銀行も対応に苦慮したのである。しかし、両者を分けて記載した銀行の方が実は先見の明があったと言える。それは、大阪府がやがて無軌道な「マイド」の過剰発行に走ったからである。

 いくらでも「マイド」を発行して財源にあてることができるという状況は、それまで無駄遣いを引き締める方向で努力してきた大阪府の財政規律をたちまち崩壊させた。職員の給与はなぜか一気に引き上げられた。財源の心配がなくなったからである。年収500万の職員はいつのまにか年収1000万マイドということになっていた。そうしてインフレが徐々に進行していったのであった。大阪府庁の食堂のメニューも値上げされた。いつのまにかたこ焼きは300マイドで5個しか買えなくなった。しかし給与が増えて喜んでいた職員たちはあまりそれを気にしていなかった。お手盛りのベースアップに我が世の春を謳歌していたのである。

 異変はまず両替所で起きた。ある日、三菱東京UFJ銀行が運営する大阪駅両替所は、それまで1マイド=1円だった両替レートを突如1マイド=0.95円として5%のマイド切り下げを行ったのである。翌日には他の銀行系の両替所も追随した。銀行はそれまでマイドと円を対等に受け入れていたのだが、突如預金時のレートを変動相場制にしてきたのである。100マイド預金してもそれを円にすれば95円にしかならないということが起きるようになった。

 橋下元大阪府知事の後を引き継いだ松井大阪知事はそれでもまだ強気だった。5%価値が下がったのなら、10%増刷すればいい。かくして大阪府はさらに大量の「マイド」を発行することとなった。しかし、通貨というものは発行すればするほどその価値を失うのである。それは「マイド」も例外ではなかった。いつのまにか両替所での交換レートは1マイドが0.9へ、0.8へとジリジリと値下がりしていった。

 大阪府民は焦り始めた。自分たちの持ってる「マイド」がもしかしたら紙切れになるかも知れない。人々はマイド紙幣を握りしめて両替所に走った。みんなが投げ売りした結果ますます「マイド」の価値は下がった。そうした混乱の中で突如大阪府は破産を宣言したのである。大阪府の破産と同時に、地域通貨「マイド」はその発行元の裏付けを失ってすべてただの紙切れとなった。

 給与を「マイド」で支給されていた大阪府職員には破産する者が続出し、そして大阪府下で営業していた企業の多くが次々と連鎖倒産した。地域通貨「マイド」を受け入れたばかりに逃げ切れなかったのである。

 なぜ地域通貨「マイド」は失敗したのだろうか。もしも政府が「政府紙幣」を発行すればこの話と同様にハイパーインフレを引き起こして破綻するのだろうか。計画的にゆるやかなインフレを起こすことはできないのか。

 インフレとは今流通し、存在している貨幣の価値が下がることである。労働や商品の価値が相対的に上昇することである。それを最も恐れていて、金融緩和政策に踏み切れないのは今の政治が「たくさんゼニを持っている人たち」の財産や利益を守ろうとしているからである。


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2011年11月21日(月) 政府紙幣を年間5兆円発行せよ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 税収が足りないときに政府は国債を発行して資金を調達する。国債は借金だからいつかは返さないといけない。しかし、必要な金額の政府紙幣を発行してそれを資金にすればどうだろうか。もちろんこんなことを際限なくやればハイパーインフレになってしまう。しかし、際限なくやるからそうなるのであり、節度のあるやり方ならそんなことにはならないのじゃないか。オレはそんなことを思うのだ。

 たとえば財源不足で結局やめることになった子ども手当だが、オレはあの政策を評価している。子育てにはゼニが掛かるわけで、それをほんの少し補助してもらえるというのは無条件によいことである。その財源として政府紙幣を年間に2〜3兆円発行して配ればどうだろうか。日銀券と同様に流通する政府紙幣を年間に5兆円発行して、そのうち3兆円を子ども手当、2兆円を復興財源に回すというのを10年間継続すると宣言するのである。

 今市場に現金の形で流通している通貨の量は80兆円ほどらしい。そこに年間5兆円のキャッシュを投入するのである。

 この効果は2つある、それはまず「増税しなくても済む」ということである。もう一つは「日本はそこまで苦しいのか・・・」と世界に受け止められることによって円の信用を失墜させて「円安誘導」できるということだ。

 日本が「政府紙幣を発行した」というニュースが世界を駆けめぐれば。為替市場で円はかなり売られるだろう。ドルに対して100円台を取り戻せるかも知れない。

 さて、この政府紙幣の発行だが、大蔵省印刷局が紙幣の種類を増やすという形ではなくて、記念コインを発行するような感覚で「記念政府紙幣」ということにすればいいと思うのである。だったらこれまでも札幌五輪とか長野五輪で記念コインを出したのと同じことである。ただ高額コインを出して偽造されてしまうと日本経済は大混乱する。コインなら十分に偽造は可能だろう。だから偽造しにくい紙幣で発行するのである。

 政府紙幣の発行を年間5兆円、期間10年間と限定すれば、ハイパーインフレにはならずにプチインフレ程度だと思うし、ゆるやかにインフレになってくれることは、住宅ローンなどを抱えた勤労者には朗報である。時間が経てば経つほど安い買い物をしたことに気がつくからだ。 
 日本は国内の輸出産業をとにかく保護しないといけない。また内需拡大も絶対に必要だ。そのためには実社会でゼニをもっと回転させないとだめだ。誰もが確実にゼニを使うのが子育てなのである。子育てにはとにかくゼニが掛かるのだ。
 記念政府紙幣を発行すればゆるやかなインフレが実現し、円安になることで企業の業績も回復する。これは11月19日の日記で書いた円安誘導政策の第二弾である。


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2011年11月20日(日) 恐怖の逆走ミニバイク        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 高速道路を運転していてもしも逆走車に出会ったら肝をつぶすだろう。それがクルマじゃなくてバイクでも同様だ。正面からものすごい速度で迫ってくる馬鹿をどうやってかわせばいいのか。瞬間的に判断できないと思うのである。とっさに右に避けようとしてハンドルを右に切った結果、左側面にぶち当たられてしまった。そこでクルマを止めてぶち当たってきた馬鹿バイクのことを心配してやらないといけないのが日本の道路交通法である。救護の義務があるからだ。たとえ一方的に迷惑をかけられた側であっても、交通事故というのは必ず双方がその場で警察官の到着を待って事後処理をしないといけないのである。それを怠った場合はひき逃げとなる。

 中日新聞の記事を引用しよう。

名高速で逆走ミニバイクとトラック衝突、男性死亡 2011年11月18日 10時47分
 17日午後10時20分ごろ、名古屋市中村区の名古屋高速都心環状線で、逆走してきた同市熱田区、無職有賀太一さん(30)のミニバイクがトラックに衝突し、全身を強く打ち死亡した。県警高速隊は自動車運転過失傷害の疑いで、トラックを運転していた徳島県阿南市、会社員山崎貴文容疑者(38)を現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替え調べている。
 さらに現場に他の車両の部品が見つかっており、事故に関係した車が他にもいる可能性があるとみて、道交法違反(ひき逃げ)の疑いでも捜査している。
 高速隊によると、山崎容疑者は前からライトが近づいてくるのに気付き、ハンドルを右に切ったが、ミニバイクがトラックの左側面にぶつかった。ミニバイクは自動車専用道路を走行できず、高速隊は逆走の経緯を調べている。現場は3車線で、錦橋出口から南へ600メートル。
(中日新聞)


 「名高速」というのは名古屋以外の方にはなじみが薄いが、名古屋市を環状に走る高速道路のことである。高速道路だから原付バイクは走れない。そこに有賀太一(30歳無職)は迷惑にも出口から侵入してきたのである。そして逆走した。もちろん正面からクルマが迫ってくるのである。

 オレは名古屋高速を走ったことがあるが、阪神高速と同じく路肩にそれほど余裕がない。道路真ん中を迫ってくる逆走バイクをかわせるだけの道幅の余裕はない。余裕どころか、恐怖しか感じられないだろう。そんな時はどうすればいいのか。高速で走っているときに落下物をかわそうとして急ハンドルを切れば危険である。高速で逆走車をかわそうとして急ハンドルを切るのも同様に危険だ。運転者はとにかく自分の安全を守らないといけない。

 オレはこの逆走バイクと不幸にも衝突してしまった山崎貴文さんに深く同情するのである。そして、本来ならば被害者であるはずの山崎貴文さんの名前の後に「容疑者」と付けられ、本来なら重大な犯罪者である有賀太一の名前のあとに「さん」と付けられていることに対してどうも納得いかないものを感じるのである。この事故を通常の事故と同じように扱っていいものだろうか。そして山崎貴文さんを一方的加害者として裁いてもいいのだろうか。事故の原因は100%この有賀太一という馬鹿にあることは明白ではないのか。

 オレはあえていいたい。高速を逆走してくるミニバイクというのは、道路交通法で定められた対等な交通の相手方とは思えないのである。それは道に落ちてる落下物のようなものじゃないのかと。落下物は避けて走ればいいが、どうしても避けられないときは自車への衝撃ができるだけ小さくなるようにしてぶつかるしかない。それがなぜ罪に問われてしまうのかと。

 もしもオレがこの場に遭遇したらどうしただろうか。よけきれずに衝突しただろう。そして必ず加害者として新聞報道に名前が出されたわけだ。山崎貴文さんあなたはこの事故の加害者などではなくて被害者だったんだよとオレは悔しく思うのである。このままではもしかしたら有賀太一の家族が出てきて、高速道路逆走という重大な過失を棚に上げて、「きちっと救護してもらえれば死なずに済んだ!」などと言い出すかも知れないのである。それだけに後から他の車によって被害者が「ひき逃げ」されてしまい、それも山崎さんの責任のようになってしまったことが本当に悔やまれるのだ。

 この事件の裁判で裁判官はどんな判決を下すのだろうか。裁判官はまっとうな判断を下してくれるのだろうか。オレはただそれが心配なのである。


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2011年11月19日(土) 為替介入よりも効果のある円高対策がある!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 円高ドル安の流れが止まらない。安住財務相は「76円−77円は適正ではない。納得のいくまで介入継続。言ったことは行動する」と述べ、「覆面介入」を継続していることを示唆しているが、政府・日銀はこのまま断続的に円売り介入を続けるつもりなんだろうか。戦争の時にもっともまずい戦い方が戦力の逐次投入であるように、この為替介入も全く意味がないとオレは思うのだ。そんなことよりも劇的な方法がある。政府や財務省、日銀のボンクラどもはこの方法に全く気付いていないのである。

 イタリア国債の利回りが7%を超えた。今度はスペイン国債が狙われた。この動きはおそらくヘッジファンドが国債の売りを仕掛けて、そして株価を暴落させ、価格変動による利ざやを得ようとしているのだろう。この動きこそが最大のチャンスであることになぜ政府や日銀は気付かないのだろうか。

 今、日本の機関投資家もせっせとユーロ債を売却しているようである。だったらそれをなぜ日銀はじゃんじゃん買ってやらないのか。そうすれば一段と金融緩和を進めることが可能になると共に、ユーロ圏のソブリンリスクを軽減することにつながる。ユーロ債の保有先が一般の金融機関ではなくて日銀ならば売却する可能性は限りなく小さくなり、それは価格の安定をもたらすからだ。

 もしも今日銀が「欧州経済と日本経済は不可分の関係、日本経済を守るためにイタリア、スペイン国債を買い支える!」と宣言して実際に買い支えればどうか、数兆円の買い支えを行うだけでたちまち両国の国債金利は低下して欧州経済は小康状態を取り戻すだろう。中国が態度をはっきりさせない今こそチャンスなのだ。日本がEU諸国への金融支援を全面的に行うと先に発表すれば、中国もあわてて追随するだろう。その結果当面の金融不安は解消するはずである。

 今、1ユーロは104円だ。日本がここで1000億ユーロ分のイタリア国債を買うとする。すると10兆4000億円という計算になる。7%の金利と言うことは年間に7000億円分の利息(ユーロ建てだが)が入ってくる計算になる。イタリアやスペインが国家として破綻しなかったら償還期限まで保有すれば全額帰ってくる上に利息も入ってくるわけだ。もっと円安になっていれば為替差益も得られることになる。欧州経済を安定させるだけではなくてキャピタルゲインも得られるわけで、今日銀が国債購入に踏み切ることは最良の選択肢ではないのか。

 スペイン国債の入札が不調に終わった結果、週末の外国為替市場はユーロが大きく下げて引けている。1ユーロ104円をはさんでの攻防である。今やEU諸国の国債の買い手がECBしかないという状況なのだ。いつまでもECBの資金が続くわけでもないし、将来のインフレリスクも伴うためにドイツ政府はこの動きに対して消極的である。デフレに悩む日本にとって、将来のインフレ要因こそ実は求めているものではないのか。

 今世界で日本円が買われているのはなぜか?それはリスク回避のための安全通貨として信頼されているからではないのか。それならばその世界で一番安全な通貨と引き替えにイタリア国債やスペイン国債を買ってやることで、両国に恩を売れるのじゃないのか。

 また日本がこの動きをすることで経済危機を救ったということになれば、国際社会に於ける発言力も増すことになる。考えれば欧州の経済危機の発端を作ったのはアメリカである。サブプライムローン問題からリーマンショックにいたる経済危機の中で、アメリカもEU諸国も通貨量を膨張させて乗りきろうとして、その結果政府の債務残高が増えて現在の状況を招いたのである。ところがアメリカは何の責任もとらず、逆に自国通貨を暴落させて乗り切ろうとしている。そして自国通貨安を隠蔽するためにユーロ安を仕掛けて、ユーロに対してはドル高という現象を作り出しているのだ。

 為替介入なんかしても無駄だ。そんなことよりもユーロ高を起こせばいい。欧州経済安定のために国債の買い手として名乗りをあげればいい。それによって欧州経済が持ち直せば日本の国益である。また仮に破綻したとしても、紙切れになったイタリア・スペイン国債と引き替えに為替市場に大量に流出した円は将来の円安要因となってくれるだろう。

 日銀の白川総裁はインフレを恐れるあまり通貨膨張政策に反対の立場らしい。しかし、私の提案するイタリア・スペイン国債買い支えというのは、白川総裁の考えとは矛盾しないと思うのである。

 EU崩壊を防げるのか否か、もはや時間はあまり残されていない。日本はこの危機をただ傍観するのではなくて、主要なプレーヤーとして参加することを求められているのである。それこそが中国の目指すアジアでの覇権を阻止し、日本を復興させる道であるとオレは信じている。1ドル=100円くらいまで円安になれば日本の主要な輸出産業はすべて莫大な利益を上げられるようになり、貿易黒字も増すことになる。ちゃちな増税なんかしなくてもたちまち税収増でおつりがくる。

 誰かこのことを政府首脳に伝えてくれ。あの連中は党利党略しか考えていない。日本経済の未来など知ったこっちゃないという雰囲気だ。あいつらには何もできない。一刻も早く手を打たないとダメなのだ。


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2011年11月18日(金) むちゃくちゃな親にはむちゃくちゃな子        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 47歳無職、長女はヤクザと交際中というこの女はどうやって生活していたのだろうか。もしかして生活保護かと思うと呆れてしまうのである。そういう公的扶助はまっとうな人間のためのものであり、こういうむちゃくちゃな人間を我々まっとうな勤労者の納めた税金で喰わせてやる必要などないと思うからだ。

読売新聞の記事を引用しよう。

「誠意を見せろ」母親ら、担任教諭を恐喝未遂
 長男が通う中学校の担任教諭に母親らがクレームを付け、金を脅し取ろうとしたとして、福岡県警南署は17日、母親の福岡市南区弥永団地、無職江藤麻由美(47)、住居不定、無職緒方健敬(30)両容疑者を恐喝未遂容疑で逮捕した。
 学校側に理不尽な要求や苦情を繰り返す保護者は「モンスターペアレンツ」と呼ばれ、社会問題化しているが、保護者が逮捕されるのは異例。
 発表によると、2人は共謀し、3月3日午後2時頃、長男が通う福岡市内の中学校で、長男を平手打ちした担任の男性教諭に対し、「絶対に許さんぞ。誠意を見せろ」などと迫り、教諭らから金を脅し取ろうとした疑い。同日、学校側が同署に被害届を提出したため、未遂に終わった。
 両容疑者は「学校に行って抗議しただけ」などと容疑を否認している。緒方容疑者は江藤容疑者の長女の元交際相手で暴力団とも親交があり、入れ墨をちらつかせながら脅迫していたという。
 捜査関係者らによると、昨年10月、校内で騒いでいた長男を担任が注意したところ、長男が担任の腹を蹴ったり、トイレットペーパーを投げたりしたため、担任がほおを平手打ちした。
(2011年11月18日00時16分 読売新聞)


 騒いでいたところを注意されたら担任の腹を蹴ってきたというこの中学生に対して平手打ちするのは間違った行為だろうか。オレはいつも思うのだが、世間は生徒が教師に対して行う暴力に対しては極めて寛大なのに、教師が行う「体罰」に関しては問題にする。しかし、こちらの腹を蹴ってくるようなクソガキをその場でぶちのめしたとしても、それは一種の「正当防衛」であるという気がするのである。もっともオレの勤務する学校には教師に殴りかかってくるような馬鹿はいないので、オレがそんな状況に遭遇するような可能性は皆無なんだが。

 今回、恐喝未遂容疑で逮捕された江藤麻由美容疑者は「学校に行って抗議しただけ」と主張しているが、ヤクザが入れ墨をちらつかせて脅迫することがこの容疑者の考える「抗議」の方法なのである。学校に抗議するためにわざわざヤクザの知人を連れて来るというだけでまともな連中じゃないことははっきりしている。

 江藤容疑者の長男である、担任の先生の腹を蹴るこのクソガキがなぜそんなむちゃくちゃなクソガキになってしまったかというと、ヤクザを連れて学校を脅迫しようとする親の子として育ったからとしか言えない。子どもは親を見て育つ。そんなむちゃくちゃな親のところで育ったので、悪いことを注意されても素直に従わずに教師に殴りかかるようなクソガキになってしまったのである。

 おそらく日本中の学校がこういう「モンスターペアレンツ」に手を焼いているのだろう。今回の「警察に被害届」という判断はよいと思う。ヤクザを連れてくるような親は学校ではもう対処不能であり、警察に任せるしかない。どんどん逮捕してもらいたいのである。理不尽な要求を、それも暴力的な手段で達成しようとするような親が存在することによる本当の被害者は子である。そんな親のやり方を見て育った子どもがまともに育つとはオレには思えないからである。


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2011年11月17日(木) 愛犬が守ってくれた命        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 北海道はもう冬である。深夜には気温が氷点下になる。そんな中で横転したクルマに閉じこめられた祖父と孫が、愛犬に命を助けられたという記事を見つけた。読売新聞の記事を引用しよう。

「犬が孫守った」救出81歳男性の妻…北海道 2011年11月16日(水)20時12分配信 読売新聞
 16日午前11時25分頃、北海道浦臼町の河川敷で横転した車を捜索中の警察官らが発見、車中にいた北海道奈井江町、無職相馬愛政(よしまさ)さん(81)と孫の相模原市、木村澄海(すかい)ちゃん(3)の2人が救出された。
 2人は車中で一晩を過ごしており、足に軽い凍傷を負って入院したが、澄海ちゃんは一緒にいた愛犬「ジュニア」を抱いていたという。
 2人は15日午後4時頃に家を出たが、相馬さんの家族から「帰宅しない」と北海道警砂川署に通報があり、道警などは16日から70人態勢で石狩川の河川敷などを捜索し、隣町の浦臼町で車を見つけた。
 2人と一緒にいた「ジュニア」はラブラドルレトリバーで、高さ約80センチの大型犬。犬の散歩は相馬さんの日課で、澄海ちゃんは母親(39)とともに帰省しており、よく犬と一緒に出かけていたという。救出後、澄海ちゃんは救急隊員に対し、「犬を抱いて暖まっていた」と説明するなど、元気な様子だったという。
 相馬さんの妻(77)は、「犬がよく孫を守ってくれた。無事見つかって安心した」と話していた。
 札幌管区気象台によると、15日夜から16日にかけ、同町の隣の美唄市で最低気温が氷点下3・8度まで下がるなど厳しい冷え込みとなった。同署幹部は「大きなけがもなく、一晩で発見できたのが良かった」とホッとした表情で語った。


 素朴な疑問なんだが、このクルマはなぜ横転したのだろうか。土手のところの道路を走っていて運転を誤って河川敷に転落したというのがオレの想像したことだが、そのあたりがどうだったのかという説明が記事にはない。

 81歳でクルマを運転しているということだが、もしかしたらもはや運転には適切ではない年齢かも知れない。もっとも個人差が多いので一概には言えないけれども。横転して河川敷にあっるクルマに人々は気付かずに発見が遅れ、相馬愛政(よしまさ)さんと孫の相模原市、木村澄海(すかい)ちゃんの2人は車中で一晩中過ごすことになったのである。

 3歳の幼児にこの寒さはこたえるはずだ。しかし、愛犬を抱きながら暖まっていたというくだりを読んで、なんだか不思議な感動を覚えたのである。映画や小説のようなできごとが現実にも起きるのだなあということに。

 澄海ちゃんの命を救ってくれた愛犬との一夜を澄海ちゃんはいつまで覚えているだろうか。寒さの中でこのワンちゃんは、「人間にくっついて暖を取ろう」などと逆のことを考えていたのかも知れない。


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2011年11月16日(水) 痴漢は許しません!!!!!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 自転車ですれ違い様に女性の胸にタッチするという痴漢行為が関西では多い。被害女性の体験談を数人から聞いたことがある。一瞬のことであり、相手も風のように通り過ぎているので捕まえられない。しかし、果敢に追跡した女性がいたのである。読売新聞の記事を引用しよう。

痴漢許しません…被害の京大女子院生2km追跡
 9日午前4時50分頃、京都市左京区西開町の路上で、自転車で帰宅途中の京都大大学院生の女性(23)の胸を、男が自転車で追い抜きざまに触り、そのまま逃げた。
 女性は自転車で追跡し、男は約2キロ先で疲れて自転車から降りて「許してください」と土下座。しかし、女性は「許しません」とどなり、交番に連れていく途中、川端署員が通報を受けて駆けつけ、京都府迷惑行為防止条例違反(痴漢)容疑で現行犯逮捕した。
 発表では、同市北区上賀茂御薗口町、タクシー運転手・土生啓由(はぶひろゆき)容疑者(35)。この日午前1時に仕事を終えて帰宅し、運動不足解消のため、自転車に乗っていたが、「酒を飲んでおり、ムラムラした」と供述している。
(2011年11月10日10時04分 読売新聞)


 自転車で逃げる男をこの23歳女性は2キロも追跡したのである。さすがに2キロも走ると男は疲労困憊して観念し、自転車から降りて土下座したのだが許してもらえずに警察に突き出されたのである。世間には「たかが痴漢」と軽く見る方もいるかも知れないが、被害に遭う女性から見れば許しがたい犯罪である。その犯人を追いつめたこの女性の勇気をオレはたたえたいのである。あっぱれである。

 オレはこの痴漢野郎の供述に不自然な部分を感じる。深夜1時に帰宅した男が、なぜ午前4時50分に自転車に乗ってるかということだ。「運動不足解消のため」とあるが、飲酒もしているのである。どう考えても不自然である。運動をするために乗ってるのならば、その前に飲酒するというのはおかしいじゃないか。自転車であっても飲酒運転は処罰の対象である。どうもこの男は別の意図で明け方の京都市内を走っていたに決まっている。干してある下着を盗もうとしたのか。あるいは痴漢行為の常習犯だったのか。いずれにしてもかなりうさんくさい野郎であることは間違いないのである。

 オレは「痴漢」という人種は男の中でもサイテーの部類であるといつも思っている。そして酒の上の失敗を大目にみてやろうなどという発想はない。酒を飲んで痴漢になるような人間はきっと素面でも変態の素質があると思っているからだ。だからこの痴漢野郎にはしっかりと自らの破廉恥行為の罰を受けて欲しいのである。


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2011年11月15日(火) 復興証明書が有れば高速タダ乗りできます        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 東日本大震災の復興工事や作業にあたる方々に便宜をはかるために発行される証明書で高速道路を無料通行した男がいた。こういうずるいヤツは必ず出ると思ったが、やっぱりいたのである。しかし、「天網恢々疎にして漏らさず」である。ちゃんと捕まるのである。読売新聞の記事を引用しよう。

復興証明書コピー、高速タダ乗り…私用でも利用
巨大地震
 東日本大震災の復興工事や作業にあたる業者やボランティアの車両に発行される証明書のコピーを使い、高速道路を無料で通行したとして、大阪府警交通捜査課などは14日、大阪市西成区、建築工事会社社長・新井広宣容疑者(48)を詐欺容疑などで逮捕した。
 府警は、新井容疑者が岩手―大阪間で約20回不正通行したとみている。震災後、同証明書を悪用した詐欺事件の摘発は全国初という。
 発表では、新井容疑者は10月、名神高速豊中料金所などで2回、「災害派遣等従事車両証明書」のコピーを渡し、通行料金計2万2400円の支払いを不正に免れた疑い。
 証明書は被災地の公的機関が発行した要請書があれば、全国の自治体で受け取ることができる。新井容疑者は4月、仮設住宅建設の目的で大阪府から1回だけ正規の証明書を交付されていた。新井容疑者は容疑を認め、「複写し、岩手県内の関連会社に通うたびに使っていた。プライベートでも使った」と供述しているという。
(2011年11月14日21時56分 読売新聞)


 この「災害派遣等従事車両証明書」というのは簡単にコピーできるものなのだろうか。しかし、記事中に「渡し」とあるので、この証明書は料金所に提出されるもののようである。そうだとすれば提出された証明書を調べればコピーが使用されていればすぐにわかるはずである。そんな物的証拠を残して不正通行をするとはかなり愚かな行為である。バレないと思って舐めていたのだろうか。

 この証明書が簡単にコピーできるようなシロモノならば、同じことをしている詐欺師は決してこの一人ではないはずだ。今回の摘発が全国初ということだが、きちっと調べれば多数の不正通行車両が見つかるはずである。「災害復興」ということを利用してのこの詐欺野郎どもからは、しっかりと巨額の賠償をぶんどって、震災復興にぜひとも役立てて欲しいのである。


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2011年11月14日(月) こんな靴下を売るなよ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 寒くなってきたなあと思ってジャスコで冬物の靴下を買った。その靴下を履こうとして指が途中でひっかかり、なんでかなと思ってその靴下を裏返すと、オモテを見ているだけれはわからなかったのだが。柄を編んである裏側の部分の糸の処理が雑で、一部がほつれまくって、指や爪にひっかかる状態になっていたのである。



 このまま履くたびに指や爪がひっかかるのを繰り返せばすぐにほころびてしまうし、何よりも裏返してみてその状態にオレはあきれたのである。「こんな雑な仕事ぶりでいいのか!」と。たかが280円の靴下であっても、もう少しちゃんとまじめに作れよ!

 そのトップバリュの280円の靴下にはこのような注意が書かれていた。

取り扱い上の注意
この商品はボーダー、切り替えなどのデザインを取り入れており、部分的に柄の段差、糸の飛び出しが発生する場合がありますが、着用上の支障はありません。洗濯時にはネットに入れて洗っていただきますようお願いします。


 いや、着用上の支障はあるよ。だからはくのをやめたんじゃないか。オレは色違いで買った2足の靴下を、購入したイオンモール北花田店に持参して、商品を返品して支払ったお金を返してもらったのである。オレは靴下を裏返した状態を見せて、「こんな雑な縫製のものはいりません」と穏やかに伝えた。そしてレジではなんの支障もなく返品・返金に応じてくれた。もっとも店員に内心どう思われていたかはわからないが。

この話を帽子のデザイナーをしている妹にメールすると、妹からは「たった280円の安物に文句を言うな!」と言われてしまった。「今時100円以下でも買える品物もあるのに280円は十分高級品だ!」と反論すると、「いや、280円は安物!」と一蹴されてしまったのである。

 買ったものが粗悪品であっても、安かったら我慢するというのが買う側にとってのお約束なんだろうか。お店の側も「こんな安物にいちいちケチを付けないで欲しいですわ」と後でぶつぶつ文句を言ってるのだろうか。オレはただのクレーマーに過ぎなかったのだろうか。

 オレの通勤路の途中にイオンモールがあるので、オレはよくそこで買い物をする。仕事用のワイシャツもトップバリュの880円のものを愛用している。安くてもちゃんと実用性のあるものは大いに重宝している。

 返品してしまったのでオレは新たに冬物の靴下を買い直すことになった。しかしなんとなく同じ売り場で別の商品を買うのはためらわれた。商品を裏返して縫製を確かめることができないからだ。また同じような粗悪品だったらどうしようかと思いつつオレは買わずに店を後にしたのであった。


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2011年11月13日(日) 少年院という名の犯罪者養成施設        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 少年犯罪は日本では大人の犯罪に比べて罰が軽いのである。つまり、まだ心身の発達段階にある子どもは更生する機会を与えてやろうということらしい。そういうわけで彼らは大人のはいる刑務所ではなくて少年院に入り、そこでは教育や矯正ということが主眼として行われているらしいのだが、それは果たしてうまく行ってるのだろうか。入所者のうちの半数近くが再犯してることを考えた場合、「矯正」「更生」という方向にはあんまり機能していない気もするし、もしかしたらそこは犯罪者たちが新しい仲間と出会い、より凶悪な犯罪へステップアップするための教育施設になってるのかも知れないのである。朝日新聞の記事を引用しよう。

少年院退所後、再犯4割 無職者は高割合 犯罪白書
少年の一般刑法犯検挙者数と再犯割合の推移


 非行や犯罪で少年院に入った少年が、再び罪を犯してしまう割合はどのくらいか。法務省の研究機関が初めて調べたところ、25歳までに4割が何らかの再犯をしていた。同省が11日公表した今年の「犯罪白書」の中で紹介した。
 対象は、2004年1〜3月に全国の少年院を出た18〜19歳の644人。38.5%にあたる248人が、25歳までに罰金刑以上の刑事処分を受けていた。最も重い処分でみると、実刑97人、執行猶予付き98人、罰金53人。2度以上繰り返した人も93人いた。
 窃盗が73人と最も多く、傷害が54人、覚醒剤取締法違反が25人、自動車運転過失致死傷等が22人。少年時に窃盗や傷害、薬物犯罪をすると、同じような罪を繰り返す比率が高かった。
 少年院を出ると、保護司らと面接を続ける保護観察を20歳まで受けるのが原則だ。終了時点で、仕事をしたり学校に通ったりしていた人は、無職の人に比べて再犯率が低かった。記録をたどれた488人中、無職者の再犯率は48%だったのに対し、有職者は35%、学生は22%だった。


 この「再犯者」に対して、オレはもっと厳しい罰を与えるべきではないかと思うのだ。彼らは「罪を犯してもどうせこの程度の罰だから楽勝!」という気持ちで、はっきり言って世間を舐めてるのである。だからもっと罰のレベルをあげてしまえばいいとオレは思うのだ。

 量刑制度にこの「過去の犯罪歴加算」をもっと反映させるべきだとオレは思うのである。少年院を出たのにまた犯罪を犯した場合の量刑は3倍にするとか、人を一人でも殺した時は死刑とか、覚醒剤にまた手を出したときは死刑とか、窃盗や傷害でも死刑とか、痴漢をした場合は死刑とかいうふうに、どんな小さな罪も犯せないのだという強い遵法意識を持たせることが必要なのではないか。罰をしっかりと加算しないから「一人殺すも二人殺すも同じ」なんて発想で安易に犯罪に走る馬鹿が増えるのである。

 なぜ少年院出所者の社会復帰や更生が進まないのか。それは彼らの再犯率の高さをよく知ってるからだ。「どうせこいつらはまた犯罪をするぜ!」と思われているからだ。だったらそうではなくて、犯罪即死刑という十字架を背負わせて、「二度と犯罪などできない立場の人間」「まじめに生きるしかない人間」ということにすれば、逆に更生が進むような気がするのである。

 人間には2種類いる。犯罪をする人間としない人間である。誰もが犯罪者になりうるとはオレは思わない。犯罪をしない人間はやっぱり犯罪はしないのである。犯罪をする素質を持った人間をいかに犯罪をしない人間にするか、それが少年院の役目である。もしも再犯即アウトという仕組みになれば、少年院の持つ「犯罪の仲間と出会う場所」という現在の役割が全く意味をなさなくなるのだ。少年院は「おたがいに二度と罪を犯せない人間の出会いの場」となってしまい、もしかしたら真の矯正施設になれるかも知れないのである。もはやまじめになるしかないからだ。


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2011年11月12日(土) 線路を走ったBMW        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 どうして飲酒運転をする人間は馬鹿なんだろうか。もっとも飲酒運転をするという時点でかなりの馬鹿なんだが、その上に事故を起こすともう正常な判断力などふっとんでしまってめちゃくちゃなことをするのである。飲酒運転の罰金はかなり上昇しているが、オレから見ればその程度ではまだ足りない。金持ちであろうと貧乏人であろうと無関係に全財産を没収でもいいくらいである。

 公務員の飲酒運転を懲戒免職にした高知県では、次々と免職になる者が出て、「いきなり免職の処分は重すぎる」と組合が抗議していたらしい。納税者の一人として、そんな歪んだ価値観や感覚でいる時点で懲戒免職だとオレは思うのである。公共の奉仕者であり、公僕である以上、大衆を危険にさらすようなクソは即座に免職が相当だとオレは思うからである。

 さて、ここも公務員天国とのウワサのある和歌山県だが、最近の公務員は高級車が流行しているのだろうか。民間は不景気で苦しんでいるのに相変わらずの高給とりが多いのだろうか。奈良県では全く働かずに給料やボーナスをもらって白いポルシェに乗ってるクソ野郎がいたが、こちらの暴走飲酒馬鹿はBMWである。朝日新聞の記事を引用しよう。

JR紀勢線、車走る 和歌山市職員「飲酒、逃げた」
JR紀勢線に侵入した乗用車=和歌山市中島、橋尚輝さん提供


 10日午後6時10分ごろ、和歌山市杭ノ瀬のJR紀勢線・宮前駅近くの踏切から乗用車が線路内に侵入し、南へ約1キロ走って立ち往生した。110番通報で駆けつけた和歌山県警機動捜査隊員が、運転していた男を列車往来危険容疑で現行犯逮捕した。けが人はなかった。
 和歌山東署によると、男は和歌山市山東中、同市職員の出口隆章容疑者(56)。
 出口容疑者は午後5時40分ごろ、和歌山市中島の県道で軽トラックに追突してそのまま逃走。その後、線路内に入ったとみられ、同署は道路交通法違反容疑でも調べている。「酒を飲んでいたので逃げた。線路に入れば警察に見つからないと思った」と供述しているという。


 ついでに毎日新聞の記事も紹介しておく。こっちはちゃんと「BMW」と書いている。

車が線路暴走:追突事故起こし逃げる 和歌山市職員逮捕
 10日午後5時40分ごろ、和歌山市中島の県道で、乗用車が追突事故を起こしてそのまま逃走した。乗用車は北約1キロのJR紀勢線宮前駅隣の「かま山街道踏切」から線路に進入。南に約1キロ暴走し、「中島第3踏切」近くで停車した。和歌山県警和歌山東署は、外国車の「BMW」を運転していた同市山東中、同市道路管理課職員、出口隆章容疑者(56)を往来危険容疑で現行犯逮捕した。
 同署の調べに対し、出口容疑者は「酒を飲んでいたので逃げた。線路に入れば警察に見つからないと思った」と供述しているという。呼気検査では、法定基準を上回るアルコールは検出されなかった。
 同署によると、午後6時12分に「線路内に車が入っている」と110番があり、県警が2分後、JRに連絡。JR西日本はすぐに現場周辺を走る列車の運行を停止させた。近くでは、午後6時20分発の御坊行き普通列車が和歌山駅で停車中だった。現場近くを走行中の列車はなく、無事だった。この事件で上下線8本が運休と部分運休、5本が最大1時間54分遅れて約2470人に影響した。
 車の発見現場近くにいた男性は「車から降りてきた男性はふらふらしていて、『やってしまった』という表情だった」と話した。
 和歌山市によると、出口容疑者は同日、休暇をとっていた。松見弘副市長は「誠に遺憾。事実確認をした上で厳正に対処する」とのコメントを発表した。【岸本桂司、竹田迅岐、山下貴史、御園生枝里】
毎日新聞 2011年11月10日 23時35分


 さて、このBMWが線路に侵入した時間帯は午後6時台である。深夜ではなくて多くの通勤電車が走っている時間帯なのだ。まず列車と正面衝突しなかったことは僥倖以外のなにものでもないのである。この馬鹿のために、JR西日本は上下線8本が運休し、5本に遅れが出たという。自分が乗る予定の列車が運休して大幅に時間が遅れ、しかもその原因がこの線路を車で走った馬鹿のせいだったという場合、この馬鹿から賠償はとれないのだろうか。今回の事件に比較すればはるかに日常的で件数の多い、踏切の遮断棒をへし折ったりして迷惑をかけてるドライバーのせいで、電車通勤の方々は日常的にダイヤの乱れなどの迷惑を受けてるのだ。そういう迷惑なドライバーを地上から消滅させるためにも、厳罰化を徹底して欲しいと思うのである。

 「線路に入れば見つからないと思った」という理由で線路に侵入したこの男の判断は、正常な神経の人間は決して下さない判断だが、酔っぱらいならそんなふうに考えるのだろうかとオレはあきれる。

 なぜクルマを運転するのに酒を飲むのか。その中にはクルマを運転するときもしないときものべつまくなしいつも酒を飲んでいるというアル中ドライバーも少なからずいるだろう。そうした人間を排除することはできないのだろうか。少なくとも周辺の人間はその男がアル中で飲酒運転の常習者であるということは知ってるはずである。それでも通報しないのはなぜか。通報者には罰金の一部が割戻金として支払われるという制度にすればどうか。そうなると友人に酒を飲ませてわざと飲酒運転させて通報するというマッチポンプ野郎も出てきそうである。

 てんかんの発作歴を隠して運転して重大事故を起こし多くの人を死なせるという迷惑なヤツもいれば、覚醒剤を使用しているのにクルマを運転するキチガイもいる。道路上には多くの危険が同居しているのだ。日々通勤でクルマを運転していると事故現場にはしょっちゅう遭遇する。自分がそうした事故に巻き込まれていないのはただ単に運が良かっただけかも知れないのである。


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2011年11月11日(金) 誰がイタリア国債を売ったのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 イタリア国債が急落した。その理由として「財政危機への懸念」などが言われてるが間違いである。急落したのは誰かが空売を仕掛けたからであり、そのために発生したイタリア国債の急落に後から「財政危機への懸念」と理由をくっつけただけだ。どこかのヘッジファンドや投資銀行がイタリア国債の売りを仕掛けたのに決まっているのである。しかし、その影響はかなり大きかった。世界中で株価が下がり、資源国の通貨も下げた。世界中にその影響は広がったのである。

 しかし、この「空売り」は正当な商取引行為である。規制しようと言う動きもあるが、それは自由な市場経済を歪めてしまう。また、「空」で売ったモノは必ず「リアル(現物取引)」で買い戻さないといけないのである。だからイタリア国債が十分に下がったところで今回の売り方は買い戻そうとするだろう。読売新聞の記事を引用しよう。

株安の連鎖、世界に広がる…伊の財政危機懸念
 イタリアの財政危機への懸念が強まり、10日は世界に株安の連鎖が広がった。
 外国為替市場では通貨ユーロが売られ、ユーロ安が進んだ。9日にイタリアの10年物国債の流通利回りが年7%を超えたことをきっかけに、投資家は急速にリスク回避姿勢を強めており、市場では今後も不安定な値動きが続きそうだ。
 10日の東京株式市場では、取引開始直後から幅広い銘柄が売られる全面安の展開となり、日経平均株価(225種)の終値は前日終値比254円64銭安の8500円80銭と約1か月ぶりの安値水準まで下げた。自動車や電機などの輸出関連株や金融株など、東証1部上場銘柄の9割弱が下落した。
 韓国や上海、シンガポールなど、アジアの主要市場もそろって大幅安となり、香港のハンセン指数は5%以上下落した。
(2011年11月11日00時21分 読売新聞)



 日本では東証一部上場銘柄の9割が値下がりした。今日のこの一日で、時価総額にしてどれほどの価値が失われたのだろうかと思えば暗澹たる気持ちになるのだ。日本政府はこの欧州発の危機を乗り切るためにもっと積極的になろうじゃないか。たとえば急落したイタリア国債を市場でかき集めるということをなぜしないのか。買い支えこそが日本を救うのである。

 日銀はもっと積極的に動くべきだ。日本のゼニで世界を買い支えると宣言すべきだ。その原資は刷って刷って刷りまくればいいのである。そうして世界中に円をばらまいたら円安になり日本企業は潤って雇用が回復するのである。金融緩和策を推し進めるために、この金融危機を利用すればいいのだ。イタリア国債もギリシャ国債もじゃんじゃん日本が買いましょう。紙切れになるかも知れない国債が世界最強の円に変わるのだ。みんな争って交換に応じるだろう。そして「いつでもデフォルトしてもいいですよ」と世界に向かって宣言するのである。一気に1000兆円くらいのゼニを世界にばらまくのだ。そうすればみんなにそのゼニが行き渡って幸福になれるのである。ついでにオレのところにも1兆円くらい行き渡って欲しいのである。


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2011年11月10日(木) 1億4000万円のホームページ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 作成に1億4000万円もかかるホームページってきっとすごいのだろうなと思う。中国のサイバー攻撃にもびくともしないし、どんなに多くのアクセスが集中してもその負荷を楽々こなしてしまうそんな完璧なものを想像してしまうのだ。そして、その要求に応えられるようなHP製作会社は日本のどこにあるのだろうかと不思議に思うのである。

 読売新聞の記事を引用しよう。

HP作成1億4千万円!3次補正で過大計上指摘
 自民党の茂木政調会長は8日の衆院予算委員会で、2011年度第3次補正予算案に盛り込まれた事業の一部に「過大な予算計上」があると指摘した。
 取り上げられたのは、環境省の外局として12年度に新設される原子力安全庁のホームページ(HP)作成費1億4000万円、法務省の衛星携帯電話購入費(1274台分)4億7600万円の2件。衛星携帯電話は平岡法相が、電池パック込みで1台34万6500円、通信1回線約5000円で計上したと説明した。
 茂木氏は「ホームページは数十万円程度で開設できる」「携帯電話はスマートフォンの最新機種でも4万6000円」などと主張し、予算額が「高すぎる」と批判した。ただ、党の賛成方針を踏まえて予算案の修正は求めず、「全額使わなければよい」と注文した。
(2011年11月9日03時05分 読売新聞)


 その1億4000万円もする原子力安全庁のホームページを見に行こうと思ったのだが、2012年ということだからまだできあがってないのだろう。とにかく完成すれば絶対に見に行くつもりである。どんなすばらしいものが完成したのか大いに興味があるからである。

 記事の中でオレがもう一つ気になったのは、法務省が買ったという1274台分の衛星携帯電話である。今の日本で携帯電話の通じないような山奥になんで法務省の職員が出かけることがあるのか。衛星携帯電話の価格を今のスマホと比較している茂木というオッサンもIT音痴だが、そもそもこの衛星携帯電話自体が必要なのかどうなのか。そんなもの普通の携帯電話ではなぜいけないのか。それが明らかになっていない中でこの価格を見るとやはり「ぼったくり」と「裏金の存在」を思ってしまうのである。

 国民がきちっと監視して、このような不明朗なゼニの流れや使い方があればきちっと告発させ、同時におかしい部分を発見してたれ込んだ者の不利益にならないようにという配慮が必要である。

 思うにこのHP作成を請け負ったのは、天下りの連中を抱え込んだ企業で入札も競争ではなくて随意契約だったのだろう。このどう考えても過大な請求は、巧妙に税金をフトコロにいれるための手段だからである。私利私欲しか考えてないのは政治家同様に官僚も同じである。

 こうして記事になった以上、法務省は疑惑の解明を急ぐべきじゃないか。納税者の一人としてこのような実態を知ると腹が立ってしかたがないのである。


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2011年11月09日(水) 読売テレビはとっても卑怯である        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 本来は警察がやらなければならない犯罪組織の実態解明をテレビ局の取材班がやる・・・それ自体はすばらしいことである。しかし、犯罪組織、特に暴力団の末端の連中の犯罪をスクープした場合は、なんらかの報復があってもおかしくない。その場合、被害に遭うのはテレビ局のおだてに乗せられてわずかな謝礼で取材に応じた人間である。もらえる取材協力費といっても多くてせいぜい5万円くらいだろう。しかし、そのわずかなゼニのために、暴力団組織から報復を受け、場合によっては殺される可能性もあるのだ。毎日新聞の記事を引用しよう。

取材協力:大阪の男性、襲われ重傷 TV局を提訴へ
 貧困ビジネスの実態を放送した「読売テレビ放送」の報道番組に匿名で取材協力した大阪市内の男性(51)が8日、放送直後に襲われ負傷したのは音声加工など身元を隠す処理が不十分だったからだとして、同社に慰謝料など計約6300万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴する。男性は向精神薬売買の様子を明かした番組放送の2日後に襲撃されて頭蓋骨(ずがいこつ)骨折の重傷を負い、大阪府警が殺人未遂事件として捜査中。男性は「事件は取材協力への報復だ」と訴えている。
 訴状などによると、同社は昨年12月28日の番組で、生活保護受給者らが医療扶助制度を悪用して無料で入手した向精神薬が、大阪市西成区・あいりん地区で売買される実態を放送。男性は昨年11月から数回取材を受け、薬の入手方法を説明したり、売買現場近くまで記者を案内したりする映像が流された。
 男性は事前に、記者から「顔は出さない」と聞かされ、番組では顔だけはぼかす画像処理がされていた。自宅玄関や室内の様子はそのままで、声も手を加えないで放映された。男性は放送終了から約40時間後の12月30日午前9時半ごろ、同市旭区で殴られるなどし、4カ月入院。後遺症で障害認定を受けている。
 男性の弁護士は「(男性は記者に)暴力団関係者が関与していると話しており、読売テレビは報復の危険性が極めて高いと予測できたはず」と話している。
 ◇「十分な配慮した」
 読売テレビ放送の話 被害に遭われたことはお見舞い申し上げます。しかし、取材協力者のプライバシーに関して十分な配慮をしたと考えており遺憾です。
毎日新聞 2011年11月8日 2時30分(最終更新 11月8日 9時13分)


 読売テレビ放送は取材に協力したこの男性を使い捨てにしたのである。このような出演のしかたをした場合、その番組のために犯罪行為の実態を暴かれてしまった暴力団組織は警察に検挙される危険にさらされる。そうした連鎖を防ぐ方法はただ一つ、この協力者を抹殺しようとするのである。粛清を行うことで同時に他の者たちに「オレたちのことをチクればこうなるぜ!」という見せしめの効果を与えるのだ。そういうわけで裏切り者はリンチされることになるのだ。

 かくしてこの51歳男性は放送終了後40時間で襲撃を受けて、命は取り留めたが頭蓋骨骨折という重傷を負ったのである。なぜ読売テレビ放送はその危険を予測できなかったのか。もしも危険を予測してれば、男の周辺を警官に張り込ませて、うかつにも報復にやってきたチンピラどもをまとめて検挙、抵抗すれば射殺するチャンスだったのである。その千載一遇のチャンスを、読売テレビ放送という最近巨人軍の衰退でめっきり落ち目になったクソテレビ局は全くいかせなかったのだ。報復に来たヤクザもついでに写して、その組員の顔を日本中に知らせることが可能だったのに、実にもったいなかったのである。

 生活保護受給率日本一の大阪市では生活保護受給者を食い物にするビジネスがたくさんある。支給されたゼニをまきあげるためのカジノもあるし、病院で不正な方法で手に入れさせた向精神薬を買い取ってネット販売するシステムもある。西成に行けばこのような不正はそこら中に転がっているのだが、警察はまじめに捜査、摘発する気などない。いつも見て見ぬふりなのである。

 どうせカジノやパチンコ屋や風俗店に流れ、最終的に暴力団に還流することが確実な西成区で生活保護費を支給するのは全く無意味である。ゼニの代わりに「衣食住」を提供するだけという仕組みにすれば、暴力団の収入源を断って兵糧攻めできるのだ。もっともそんな根本的解決策を平松も橋下も実行できないだろう。そんなことをすればヤクザから命を狙われるからである。あの二人のヘタレが改革を命をかけてやりぬくなんことは100%ない。


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2011年11月08日(火) 裁判所が怖いヘタレ不払い親たち        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 我が子の給食費を踏み倒す親というのはクソである。ゼニという対価を払わずにモノを手に入れるのは泥棒だが、給食費という対価を払わずに給食を喰ってるのは食い逃げという犯罪である。ただ、学校という世界でその食い逃げ親の子に対して「おまえの親はゼニ払ってないからおまえは食い逃げや!」とは言えない。教師がそんな発言をすればたちまち「生徒の人権に対する配慮に欠ける」という厳しい指導が入るだろう。そういうわけで学校というのはそうした「払う気のない親」に対して強硬な態度になかなか出られなかったのである。

 しかし、学校ではなくて裁判所なら配慮もクソもない。ただ事務的に督促状を送りつけるだけである。ところがこの方法がもっとも効果的だったのである。NHKのニュース記事から引用しよう。

簡裁の督促で給食費滞納が激減 11月7日 8時12分
 埼玉県八潮市が3年前から小・中学校の給食費を滞納している保護者に対し、簡易裁判所を通じて支払いの督促を始めた結果、滞納額がおよそ10分の1に減ったことが分かりました。
八潮市は給食費を滞納する家庭が増えたことから、3年前から支払い能力があるとみられる保護者に対し、簡易裁判所を通じて支払い督促の申し立てを始めました。その結果、滞納額は支払いの督促を始める前の平成19年度が672万円だったのに対して、昨年度は77万円とおよそ10分の1に減ったことが分かりました。八潮市は、支払いの督促によって給食費の滞納が大幅に減ることが分かったとして、支払い能力があるとみられる保護者に対しては、引き続き厳しい対応を取ることにしています。埼玉県教育委員会によりますと、給食費の滞納について裁判所を通して支払いの督促を行っているのは埼玉県内では八潮市だけだということです。


 埼玉県八潮市では、簡易裁判所を通じて給食費滞納親に対して督促の申し立てをしたところ不払い金額が1/10に激減したのだという。そこまでの効果があるなら、即座にこのやり方を全国に広めてもらいたいのである。

 この世には我が子の給食費を踏み倒しておきながら、自分のタバコ代、染髪代、パチンコ代という聖域はしっかり守ろうとするクソ親という人種がいる。こういうクソ親の論理はいつもむちゃくちゃだ。学校に対して理不尽な要求をするモンスターペアレントというのが一時期話題になったが、給食費踏み倒しの連中はたいていモンスターペアレントである。道徳心の欠片もなく、ルール無用の傍若無人な振る舞いを続けるのである。

 日本には給食費の不払いや滞納に苦しむ地方自治体が多い。クソ親どもの中には時効になるまで逃げ切ろうとする強欲な親もいるらしい。なんともふざけた話である。そこで教師が児童や生徒に対して「おまえの母ちゃんは給食費踏み倒してるからおまえには喰う権利はないんや!」と事実を伝えることはできないのである。そういう配慮がなされているために級友たちにはその「給食費不払い」の事実が伝わることもない。自分の給食費が踏み倒されているという事実に生徒本人が気付いていないことも多いのである。

 これからの日本は、給食費を払わないような人間は増えることはあっても、決して減ることはないだろう。しかし、社会はそうした連中に対して毅然と排除する必要がある。こんな時こそ裁判所を活用してお上の怖さを教えてやらないといけないのだ。


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2011年11月07日(月) 関関同立を喰いまくれ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 関関同立といえば、首都圏の方々にとってはどうでもいいローカル大学だが、関西人にとってはまあ、そこそこ評価されている大学である。そういうわけで京大や阪大という難関大学に不合格だった学生が入学することも多い。だからろくに勉強しない馬鹿学生からみればやはり高嶺の花なのである。

 その関関同立のランチパックが出たのだ。コンビニでたやすく買えるのだ。偏差値が低くて関関同立に入れない学生にも、関関同立を喰うことは可能になったのである。そういうわけで入れなくてもここは喰ってみようじゃないか。

関関同立の学生発案 「ランチパック」を近畿限定販売 2011年11月2日
関西4大学の学生たちが考えた4種のランチパック=10月31日、大阪市淀川区、村井七緒子撮影



 関西学院、関西、同志社、立命館の4私大の学生のアイデアを、山崎製パン(本社・東京)がサンドイッチ「ランチパック」に商品化し、1日、近畿地方で一斉に発売された。12月末まで。同社側が4大学に持ちかけ、学生らが計約300の案を考え、試作を重ねて四つの味に絞り込んだ。
 関西学院の「チキンカツたまごあんかけ」(税抜き170円)は学生食堂の人気メニューをもとにし、立命館の「ハンバーグとたまご」(同160円)は、スポーツ健康科学を研究する大学院生がスポーツ時の栄養補給にと知恵を絞った。
 一方、関西はスクールカラーの紫紺にちなみ、「紫いもあん&ホイップ」(同150円)、同志社は創立者、新島襄(にい・じま・じょう)の好物だった「ぜんざい」(同140円)を具材に仕上げた。


 オレはこのランチパックのうちの二つを制覇した。関西大学と同志社大学の2校である。どちらも強烈に甘かった。しかし、おかずっぽい二つがまだ残っている。その二つも試して、関関同立の制覇を目論んでいるのである。
 ただ、同志社大学の創設者でいらっしゃるかの新島襄先生の好物が「ぜんざい」だったなんて今回オレははじめて知ったのだ。どこかに書かれているかと思って「新島襄」「ぜんざい」で検索をかけてみたが何にもヒットしない。なんの手がかりもないのだ。そんなこと誰かが口から出まかせに語ったこじつけじゃないのか。新島襄先生がぜんざいを好物にしたという事実はどこに記されるのか。

 そして関西学院の学食といえばなんといっても「ステーキの三田屋」じゃないのか。オレは何度か三田屋に行ったことがあるのだが、おいしい分ちょっとお高いのが欠点だと思っていた。ところが関西学院の食堂ではその三田屋のステーキランチが通常の半値近い学生価格で食えるというウワサを聞いたのである。それなら関西学院の学生たちに大人気じゃないのか。もっともオレは関西学院に潜入にして内部調査したわけではない。もしかしたらこの「チキンカツたまごあんかけ」が大人気なのかも知れない。しかしオレの個人的な希望を言わせてもらうならば、やはりランチパックに「三田屋のステーキ」を登場させて欲しかったのである。

今回の企画では関関同立のランチパックが出たわけだが、せっかく出すのならやはりオレの母校の京都大学のランチパックを出して欲しかったのである。しかし、京大なら何味にすればいいのだろうか。オレは答えに苦しむのである。京都大学を代表する味っていったい何だ?もしかして尾池総長の「総長カレー」でも出すのか?

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2011年11月06日(日) もしもリニア新幹線を作るのをやめるなら・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 日本の人口はこれから減少に向かう。人口が減るということは、鉄道の乗客数が減り、空き家が増え、モノが売れなくなるということだ。日本の不況の原因の一つがこの「少子高齢化」であり、どんどん経済規模が縮小していくことであることは間違いない。通勤や通学する人が減るから鉄道の乗客は減る一方である。東京−大阪間を移動する人もこれから徐々に減っていくだろう。それなのになぜリニア新幹線は必要なのか。しかもリニア新幹線は走行中に莫大な電力を必要とするらしい。もしも何十台ものリニア車両が同時に走れば、原発を何個も増設しないと電気が足りないのだという。その馬鹿げたものをどうして作ろうとするのだろうか。朝日新聞の記事を引用しよう。

リニア駅は田んぼの中 街とのアクセスこれから 山梨
 JRの甲府駅から8キロ、身延線小井川駅から3キロ。中央道と新山梨環状道路に挟まれ、農地が広がる一帯がリニア停車駅の建設予定地だ。周辺は幹線道路を往来する車があるだけで、住宅地や商業施設は少なく、歩行者はほとんどいない。
 官庁街や商業施設が集まる市街地から遠く離れた停車駅に、早々と県は「ターミナル機能」の役割を負わせた。新たに市街地を形成せず、現在ある交通拠点とのアクセス強化を掲げる。乗降客の駐車場やバスターミナル、土産物店などの整備にとどめ、「空港のような駅」をめざすという。
 「新横浜駅ですら、できてからしばらくは畑が広がっていた。先が読めないのに今の段階で新しいものをつくるという話にはならない」。県リニア推進課の担当者はそう説明する。
 ターミナル機能の強化で欠かせないのは、駅からの「足」の確保だ。特に、市街地や交通拠点となっている甲府駅とのアクセスが重視されている。
 10月18日。県内4商工団体と県との懇談会で甲府商工会議所が要望したのは、リニア停車駅と甲府駅をつなぐモノレールの建設だった。建設費500億円。駅の建設費を上回る額だ。甲府商工会議所の越石寛総務課長は「甲府駅とのアクセスが一番のポイント。利用者に少しでも不便を感じさせないため、可能性として提案した」と話す。
 山梨経済同友会が10月に発表した「提言書」でも、甲府駅とのアクセス問題が繰り返し触れられている。ビジネス、観光など各分野に及ぼす様々なプラス効果の可能性を示したうえで、「甲府との動線の確立がきわめて重要」と強調。シャトルバスなどの大量輸送を提案している。
 一方で、県リニア活用推進懇話会の座長を務める花岡利幸・山梨大名誉教授は「バスだけでは不便だ」と指摘し、身延線との連結に向けた交渉を進めるべきだと提言する。「いまの議論はリニアに乗る人の方を向いている。『使われない駅』になる危険性がある」
 在来線の駅から離れた新幹線の駅が衰退しているケースは、少なくない。
 広島県にある山陽新幹線の新尾道駅。中心市街地から2キロほど離れ、在来線の尾道駅とも連結しない田園地帯に1988年に開業した。駅本体の工事や駅前整備にかかった100億円超の費用は全額地元負担だ。
 だが、新尾道駅の2010年度の1日平均乗降客数は1958人。小倉(1万8183人)、新神戸(1万5500人)などの主要駅には遠く及ばない。地元の悲願だった駅は利用者の低迷が続いた。
 リニア停車駅の選定にあたり、県は幹線道路を利用した県内全域へのアクセスの良さを挙げた。移動手段は「シャトルバスが有力」としているが、具体的な議論はこれからだ。
 リニア問題に詳しい橋山禮治郎・千葉商科大客員教授はこう指摘する。「アクセス手段やインフラはつくる前に考えるべきもの。田んぼの中に駅を決めてから議論するのは順番が逆だ」(田中聡子)


 リニアを建設したからと言って、東京名古屋間を移動したいという人が単純に増えるわけではない。もしも東京名古屋間の移動人口がそのままならば、今黒字の新幹線が赤字になり、一方で中途半端な乗客しか集められないリニアも赤字になるわけだ。そんな単純なことがなぜわからないのだろうか。JR東海の幹部というのはよほどお目出度い人たちの集まりなんだろう。リニアがうまくいくと考えている馬鹿というのは。現行の新幹線の本数を5割増しにすれば利益が5割増えると思ってるレベルの馬鹿である。

 リニアを作ろうとしている人たちは、もしもリニアを作らなかったらどんなにいいことがあるかということは基本的に考えないのである。しかし、作るのをやめればどんなメリットがあるだろうか。

 まず、総額15兆円とも言われる建設費を全く使わずに済むということである。それだけのゼニが浮くのだ。JR東海がそのゼニを株主に還元しようとするならば、今66万1000円しているJR東海の株価はたちまち今の10倍以上に値上がりするだろう。

 これだけ円高になれば内需拡大しか景気回復の道はない。しかし、このJR東海がもしも「リニア建設中止分をみんな株主に還元する!」とすればどうなるか。その株主還元分のゼニは市中に放出されるのだ。株価が上昇することとの相乗効果で日本経済に大きなインパクトがあることは確実なのである。

 JR東海株の時価総額はわずか約1兆4200億円である。ビル・ゲイツの資産よりもかなり少ない。この価格はどう考えても安すぎだ。もしも中国の大富豪がJR東海を買い取ろうとすればいとも簡単に買収できてしまうのである。新幹線の価値はそんなに低いのだろうか。そんなはずはない。ちなみにJR東海の総資産は5兆2138億円ほどだ。もしも今の時価でJR東海の株をすべて買い占めて、そのまま資産を売却すれば4兆円近く儲かることになるのだ。

 JR東海の経常利益は年間に2000億円以上である。時価総額の1/7しかないわけで、買収して7年間でもとが取れるという計算になる。このようにJR東海の株価はありえないような安値に放置されているのだ。ちなみに連結決算の株価収益率(PER)は10.0となっている。

 なぜこんなにJR東海株は安いのかというと、経営陣が馬鹿だからである。多くの投資家がその馬鹿っぷりの豪快さにあきれて安値放置なのである。買う価値がないと思っているのである。毎年2000億円の利益を出す優良会社であってもそうなのだ。

 リニア建設をやめて、そのゼニを全て株主還元に回せばどうか。年間配当を今の5倍くらいにして、しかも株主優待でじゃんじゃん新幹線に乗れるようにすれば、株価が暴騰するのは間違いない。今は一株あたり66万1000円の株価に対して、年間の配当金がたった4500円しかないのである。株主優待も一株あたり年間にたった1枚で、ただの1割引券なのである。これで株主が黙ってるのがオレには不思議なのだ。オレがJR東海の株主ならば、今すぐにリニア建設中止せよという動議を株主総会に出すだろう。その結果必ずJR東海の株価は暴騰するわけで、おそらく個人株主はほぼ全員がその方針を支持すると思うのだ。

 JR東海の株価が上昇することは、その株主の資産が劇的に増えることである。資産が増えた人たちはそれを売って家を買ったりクルマを買ったり、他の株をかったりするだろう。そうしてもたらされる資産効果が景気を向上させるのである。つまり「リニア建設中止」というのは日本経済に実は大きな効果をもたらすのだ。

 こんなことを言うと、必ず「リニア建設によって建設業界に需要が発生する」と反論する方がいるわけだが、その効果は一時的なものであり、建設後に現行の東海道新幹線が赤字転落して不良資産化するマイナスと相殺されるのである。何より公共事業を増やして建設需要を喚起して景気をよくしようなんて手法はすでに時代遅れである。政治家がそんなことを期待してるから日本は世界の潮流に乗り遅れて今や借金大国に成り下がってしまったのである。

 リニア建設を中止するという英断をしよう。そしてJR東海を時価総額日本一の優良会社にしようじゃないか。JR東海の株主のみなさん、この日記をどんどん転載していろんなところで宣伝してくれよ。馬鹿社長の目に触れさせてやりたいのでね。


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2011年11月05日(土) 卵を投げるお巡りさん        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 暴走族をどうやって取り締まればいいのか。オレの家の近くにも深夜に轟音を響かせて迷惑な蛇行運転を繰り返す暴走族が出没する。はっきり言って迷惑である。あの迷惑な連中を機動隊の装甲車で蹴散らしてまとめて始末してくれと、オレは時に過激なことを思うのである。もちろん日本の警察がそんな過激な対処をするわけがないのである。暴走族が転んだり事故を起こしたりしないようにおそるおそる検挙しようとして、いつも逃げられているのだ。なんとも情けない話である。しかし、下手に追跡して事故を起こせば、必ずアホ、いや人権派の弁護士が「追跡は適切であったか」などとケチをつけるのである。

 そんな暴走族対策に「卵を投げる」という方法で対処しようとしたこの兵庫県警のお茶目なお巡りさんをオレは評価したい。ただ、間違った相手にぶつけてしまったことは失敗であった。

暴走族と誤解し生卵投げる 兵庫県警が巡査書類送検 2011.11.4 18:56
[不祥事]
 交番勤務中にバイクの少年に生卵をぶつけたとして兵庫県警は4日、特別公務員暴行陵虐の疑いで、三木署の男性巡査(24)を神戸地検に書類送検した。暴走族と勘違いし、巡査は「生卵ならけがはしないだろうと思った」と話しているという。県警は同日、本部長訓戒の処分とした。
 書類送検容疑は、8月31日午後11時55分ごろ、兵庫県三木市の同署緑が丘交番前の交差点で、バイクで走行中の少年ら4人を狙って生卵3個を投げつけ、うち1個を神戸市西区の会社員の少年(18)の右胸に命中させたとしている。
 県警監察官室によると、巡査は直前まで交番内で勤務していたが、暴走族とみられるバイクの音を聞いて外に出たところ、交差点でバイクに乗って信号待ちをしていた少年ら4人を発見。通過しようとした4人を制止させようと、食事用に購入していた生卵を投げたという。4人とも暴走族とは無関係だった。


 生卵は、卵かけご飯のために用意したのだろうか。せっかく卵かけごはんを食べようとしていたら、無粋な暴走族どもがいる。本当に腹が立つ。そういうわけで怒りにまかせて貴重な食糧を無駄にしてもいいからと攻撃用の道具に使ったのである。食欲よりも正義感がまさったのだ。なかなか立派な巡査である。むしろオレはこの巡査を表彰してやりたい気持ちだ。誰にだって間違いはある。

 迷惑な犯罪者には人権などない。暴走族も同様だ。暴走して迷惑をかけてる馬鹿どもが自損事故を起こして死んだりケガをしたりしても自業自得だとオレは思うのである。しかし日本の法律では、その暴走族の連中を逮捕するときに2、3発ぶん殴ればその警察官に罪があるということになってしまうのである。特別公務員暴行陵虐罪ということになってしまうのだ。しかし、市民の感覚としてはそのクソガキを2,3発殴っておいてくれよというのが自然な感情ではないだろうか。

 殴りたい気持ちをぐっとこらえて代わりに卵を投げる・・・なかなか面白いお巡りさんである。こういう方は、警察よりもお笑いの世界でがんばってもらいたいのである。吉本興業はさっそく獲得に乗り出すべきだろう。


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2011年11月04日(金) 離婚式急増中!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 今や結婚したカップルの内の半分が離婚するのだという。そんな「離婚当たり前時代」にあって、その離婚の急増をビジネスチャンスととらえて、「離婚式」をプロデュースする業者が出現したのである。産経新聞の記事を引用しよう。

ハンマーで指輪たたきつぶす… 「離婚式」急増2011.11.3 23:55
 生涯人生を共にすると誓った2人が、ハンマーで結婚指輪をたたき割る。親類や友人など関係者の前で離婚を報告する「離婚式」に、東日本大震災後、以前の3倍の問い合わせ、2倍の挙式申し込みが寄せられている。震災後に結婚など「絆」を求める人が増える一方、“前向きに”離婚を考える人が増えていることを反映しているようだ。東京都内で行われた離婚式に“参列”してきた。(油原聡子)
 10月の休日、午後0時半。東京・浅草の浅草寺前に、グレーのスーツの「旧郎」(30)とベージュのニットを着た「旧婦」(30)が現れた。離婚式では、離婚する2人を「旧郎・旧婦」と呼ぶ。2人は一言も話さず、友人ら約10人の参列者も困惑気味だ。微妙な空気のなか、旧郎旧婦は2台の人力車に別々に乗った。参列者ら約10人が続き、住宅街を歩くこと15分。会場となった、古民家に到着した。
 離婚式プランナーの寺井広樹さん(31)が離婚に至った経緯を説明。旧郎旧婦それぞれのあいさつの後、“最後の共同作業”を迎える。ハンマーを旧郎旧婦が一緒に握り、結婚指輪をたたきつぶす。
 2人の離婚のきっかけは東日本大震災だった。
 4年前に結婚したが、旧郎の仕事が忙しく生活時間帯がずれ、性格の不一致も明らかに。震災を契機に、自分にとって大切な人、モノ、時間について考える中、妻の方から「自分の人生、やりたいことをしよう」と離婚を提案したのだという。
 式を終えた2人の感想は前向きなものだった。「けじめになりますね」(旧婦)、「お互いの気持ちが良い方向に変わったと思う」(旧郎)。
寺井さんは、人材派遣会社の営業を経て、平成21年から“離婚式プランナー”として式を手がけてきた。「再スタートのけじめをつける」「離婚後、相手の友人とも疎遠になりがちだが、式に招くことで、友人との関係は保てる」といった意義が共感を呼んだことに加え、メディアでの紹介もあり、これまで90件以上の離婚式を手がけてきた。
 1件5万5千円が基本料金。首都圏の30〜40歳代の夫婦が中心だが、50代以上の夫婦の挙式もある。友人だけでなく、互いの両親を呼ぶケースも多い。
 離婚式への問い合わせが、震災後は以前の3倍に増え、1日100件近く寄せられることもあるという。月2〜3件だった挙式も4〜6件と倍増。特に週末は、受け入れ枠がほぼ埋まる状態になっている。
 震災後の離婚をめぐっては、すでに、被災地で離婚相談が急増していることが知られている。震災で仕事を失い収入が絶たれたことを機に夫婦間の亀裂が表面化したり、パートナーよりも自分の実家のことを心配したりしたことが契機となったケースなどがあるという。
 被災地から離れた都心で離婚式への引き合いが増えていることについて、寺井さんは「一度きりの人生、震災を契機に、何を優先するかを考えた人が多い。そんな中にあって離婚式は、前向きに離婚を実現させる点が受けているのではないか」とみている。
 著書「震災婚」を出版したジャーナリストの白河桃子さんは「震災ではさまざまな絆が試された。明日は今日の続きではないとわかり、優先順位がはっきりした人も多い」と指摘。そのうえで、「離婚はするが、今後も参列者らと絆を大切にしていきたいと前向きに考える人たちが、離婚式に関心を示しているのではないか」と話している。


 いやはや。オレにはただの自己満足にしか思えないのだが。親族もきっと呼ばれて迷惑だと思うよ。そもそも離婚式以前に、「なんでおまえら結婚したんだ」というカップルの増加が離婚増加の原因なんだと思うのだが。

 そうやって離婚式をわざわざやるんなら、いっそのこと結婚式の招待客を全員集めて、その招待客全員にもらった祝儀を返して、最後は夫婦が参列者みんなの前で「申し訳ありませんでした」とお詫びするというのはどうだ。かくいうオレも実は結婚式に参列した記憶もさめやらぬ間に「離婚しました」という知らせを受け取ったことが何度かあるのである。そういうのって、なんだか祝儀をだまし取られたみたいでどうも気分が悪いのである。離婚した側にはよんどころない事情があったのかも知れない。しかしオレは納得できないのだ。

 そういうわけでどうもオレはこの記事を読んで共感する気にはなれなかったのである。


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2011年11月03日(木) 増税で滅びるぜ!日本経済        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 増税によって豊かになった国がかつてあっただろうか。どうしてこんなに官僚どもは「増税」にこだわって、政治家を丸め込んでしまおうとしているのか。オレにはわからないのである。今のように景気が悪い中で増税なんかしたらもう日本はオシマイである。どうして経済活動を活発にして税収増を狙わないのか。税収増が達成できれば増税は不要である。政府がまちがった経済政策、金融政策を続けてる理由はただ一つ、どうしても増税したいからである。

 ここで確実にインフレを起こすことができる政策が一つある。それは日銀が市中に出回ってる国債をじゃんじゃん買い取って、現金の流通量を増やすことである。バブルを発生させるためにはそれしかない。円安に誘導したいのならそれがもっとも可能性の高い方法である。この国債買い入れも5兆とか10兆というはした金ではだめだ。100兆も200兆も国債を買い入れて、日銀は本気なんだというところを見せないとダメである。
 野田総理はどうしても消費税を上げたいようである。朝日新聞の記事を引用しよう。

消費増税法案、今年度提出を改めて強調 野田首相答弁関連
 野田佳彦首相は2日の参院本会議で、消費増税について「成案にのっとって改革の具体化を図る」と述べ、7月に閣議報告した税と社会保障の一体改革案に基づき、消費増税法案を今年度中に提出する考えを改めて強調した。民主党の田中直紀氏に答えた。
 一体改革案では「2010年代半ばまでに段階的に消費税率を10%まで引き上げる」とし、消費増税は「経済状況の好転」が条件になっている。これに関連し、首相は「通常想定しがたいほどの急激かつ大幅な経済の落ち込みがあった場合に、(増税を)一定期間留保する仕組みが考えられる」と答弁した。
 一方、安住淳財務相が先月中旬の主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で一体改革案に沿った消費増税の方針を表明したことについて、田中氏は「消費税引き上げを国際公約した」と指摘。首相は「従来の方針を説明した」と述べ、問題はないとの認識を示した。ただ、民主党は2009年の衆院選で消費増税を公約していない。一体改革案も政権内の反発を受けて閣議決定をせずに閣議報告にとどめているため、野党は「国際公約」の先行だと批判している。


 とにかく、今は為替をなんとかしなければならないのである。円売り介入ではだめだ。もっと世界があきれるようなことをしないとダメなのである。「えっ、そんなことするの?もう円は終わったな」と思わせないと円安にはなってくれないのである。

 政府は使いたい銭をすべて国債発行で賄い、その国債はすべて日銀が引き受けるというイカサマをやればいいのだ。国債の発行分だけ流通する通貨の量は増加し、その溢れた通貨は国民のフトコロを潤すのだ。円安になれば輸出産業は大きな収益を上げることができるが、そうして企業が儲けたゼニは法人税や所得税という形で最終的には国に戻ってくるのである。なぜ経済活動を活発にして結果的に税収増をはかるという選択肢がないのだろうか。それがオレにはとても不思議なのだ。

 若者がなかなか正社員になれないために低収入から抜け出せない状況を作り出したのは、経団連会長だったあの御手洗のキヤノンをはじめとする日本を代表する企業群である。多くの若者が非正規雇用のままで低収入から抜け出せないことが、結婚できない若者の増加、そして少子高齢化の原因となってるわけで、ここで劇的な円安を発生させることで、つまり通貨政策を180度転換させることで流れは劇的に変わり、すべてが今と逆方向に動き出すのである。なぜその決断を政治家はできないのか。このまま座して滅びるのを待つか、積極的に経済再生のための手を打つか。何もできない無能な政治家はいらないぜ。


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2011年11月02日(水) 日銀の為替介入で大もうけした人たち        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 月曜日の朝、為替取引のボリュームが薄くなるスキをついて瞬間的に1ドルが75円台前半という安値をつけた。そのタイミングで日銀は大量の円売りドル買い介入を行った。かねてからウワサされていた為替介入である。瞬間的に1ドルは79円台半ばまで4円近く上昇したが、それも束の間のこと、すぐに77円台まで戻した。この激しい為替の動きを利用してぼろ儲けしていた人たちがいる。それはFX(為替証拠金取引)をしていた人たちである。彼らは「必ず日銀のドル買い介入がある」と期待して、ドルを安値で拾って待ちかまえていたのである。

 FXの場合、個人投資家でもレバレッジ25倍という取引が可能である。これはどういうことかというと、たとえばサイバーエージェントの子会社が運営する「外貨FX」の場合、1万ドルの買いポジションを取るのに必要な証拠金は32000円である。320万円あれば100万ドルの買いポジションがとれるのだ。320万円の証拠金で100万ドルの買いポジションを1ドル=75.5円の時に建てたとする。日銀の介入で1ドルが79.5円まで上がった瞬間にその買いポジションを売って決済すれば、400万円の利益が出る。日銀のドル買い介入後のほんの数分でこの4円分の動きがあったわけで、全力でドル買いポジションを取っていた人たちはみな、莫大な利益を上げることができたのである。日銀の円売り介入で一番得をしたのはこの方たちだった。

 為替取引をしている彼らは国益などとは無縁のところにいる。外国為替の取引は単純で、上がるか下がるかしかない。今回の場合、日銀のドル買い介入が起きる可能性が極めて高かったわけである。それで参加者たちは「ドル買い」というポジションをとって、日銀介入後の高値で売り抜けようとしたのである。朝日新聞の記事を引用しよう。
 
為替介入の裏で…FX取引、過去最高 10月31日
 個人投資家らが通貨を売り買いする「外国為替証拠金取引(FX)」公設市場では10月31日、円・ドルの取引量が2005年に取引が始まってから過去最高になった。介入で相場が大きく動くのに乗じてもうけようと取引が殺到したからだ。
 急増したのは、東京金融取引所の「くりっく365」。31日の円・ドル取引量は83万6206枚(1枚=1万ドル分の取引なので、約6500億円)に達し、前営業日の28日の10.7倍になった。これまでの最高も、政府・日銀が介入した8月4日の67万826枚(同約5200億円)だった。
 FXは通貨売買でもうけようとする。たとえば、1ドル=75円(円高ドル安)の時にドルを買い、1ドル=80円(円安ドル高)で円に換えれば、5円のもうけになる。業者に証拠金(元手)を預ければ、最大25倍の額を投資ができるため、少ない手持ち資金で多くのもうけがねらえる。一方、元手を簡単に失ってしまうおそれもある。



 多くの投資家らが「いつか円売りドル買い介入がある」と予想し、ドルを買いためていたようだ。介入で円安ドル高になり、いっせいにドル売り円買いでもうけに走ったとみられる。

 せっかくの日銀の円売りドル買い介入も、「上がったらドルを売りたい」と目論んでいたトレーダーたちの売り浴びせによって骨抜きにされてしまったのである。いったい誰のために為替介入したのか。


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2011年11月01日(火) 民主党はここまで人材不足なのか・・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 国会の審議中に静かに聴くことに集中できないでヤジを飛ばすだけのクソ議員が多いのは昔からなんだが、このような記事を読むと改めてあきれるのである。朝日新聞の記事を引用しよう。

国会の民主党「学級崩壊」 ヤジ・離席・欠席…
 国会審議中の途中離席やヤジが目に余るとして、31日の民主党代議士会で党の幹部らが相次いで苦言を呈した。ただ、収まる様子はなく、さながら「学級崩壊」の状態だ。
 代議士会では、まず平野博文国対委員長が本会議中に席を離れる議員が多いことを指摘し、「緊張感を持つように」と要請。続いて、山井和則・衆院議院運営委員会理事は「ヤジが行き過ぎている。子どもの教育上もよろしくない」という横路孝弘議長の発言を紹介した。しまいには司会役の細川律夫代議士会長までも、「代議士会は大事な場」だとして、空席が目立つ代議士会への出席を呼びかけた。
 立て続けの注意にもかかわらず、代議士会直後の本会議では離席が続発。空席は民主党だけで30を超えた時もあった。


 民主党の議員たちの傍若無人ぶりがあまりにも目に余るので、民主党代議士会で党幹部の方々が苦言を呈したのである。そうやって注意したにもかかわらず、直後の本会議では離席が続発したという。あまりにもひどすぎないか。自分たちが国会議員であるということの意味がわかっているのだろうか。国会議員は「選良」でないといけないのである。これでは「選良」でなくて「選悪」である。

 大臣が辞任するたび、オレは「なんでこんなヤツを大臣に・・・」といつも思っていた。しかし、「変ななヤツしかいない」ということが民主党の実態だったとしたら、すぐに失言で辞めさせられるような人間ばかり登場するのもわかるような気がするのだ。そこまで人材が枯渇しているのだ。民主党にはまともな議員がいないということなのだ。

 ヤジ・欠席・離席・・・という状態は引用された記事にあるようにまさに「学級崩壊」である。それがしつけのできていない小学生ならわかるが、れっきとした大人たちの姿なんだからタチが悪いのである。なんでもっとまともな人材を集められなかったのか。

 この「選悪」たちは何のために国会議員になったのだろうか。横峯議員のように無料パスをじゃんじゃん使いまくりたいからという迷惑なオッサンもいれば、覚醒剤で捕まったシャブ中議員、小林憲司もいた。議員秘書で覚醒剤で捕まった者もいたが、議員本人の覚醒剤使用なんて前代未聞である。

 自民党が勝手にコケてくれたので政権が転がり込んだ民主党は、規模拡大に走る余り陰の資質に欠けたクズどもを大量に即席議員にした。その結果が今の状況につながってるのだろう。それにしてももう少しマシなのをちゃんと議員にしておけよとオレは思ったのである。


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