江草 乗の言いたい放題
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2004年08月31日(火) オレのしょんべんだ! 文句あっか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 ドーピングで失格になったもっとも有名な男といえば、あのカール・ルイスを破った男、ベン・ジョンソンである。100m走に9秒79という驚異的なタイムを出し、負けたカール・ルイスが天を仰いだ場面をオレは覚えている。彼の異様なまでに盛り上がった筋肉は筋肉増強剤(スタノゾロール)によって造られたものだった。

 今回、ハンマー投げでハンガリーのアヌシュ選手が金メダルを剥奪されるきっかけになったのは、銀メダルに終わった室伏広治の証言だったそうだ。

「絶対におかしい。(アヌシュは)競技途中でトイレに行ったのに、競技後のドーピング検査は誰よりも先に尿が出て終わっていた」。


 さすが室伏である。ライバルのしょんべんの回数にまで気を配っていたのである。世界最高レベルというのはそこまでの注意力があるということだ。

 さて、アヌシュは途中でしょんべんをしに行った時にどんな細工を行ったのか。競技終了後には検査官の目の前でオシッコを出さなくてはならないわけで、一見不正の余地はあり得ないように思えるが、肛門に別人の尿を入れた容器を押し込んでいてそこから出したのを自分のチンコから出たように巧妙に見せかける方法もあるという。ということは最後の投擲のときはケツの穴にその容器が入ったままで投げたのかということでそれもたいしたことだとは思うのだが、本人が公開しない以上不正の方法はわからない。そんな態勢で力を入れたらケツから容器が飛び出そうな気がするのだが。

 疑いを掛けられたときに「オレは潔白だ」と主張するヤツは99%潔白ではない。IOCによると、アヌシュは五輪開催中に競技外検査と、8月22日のハンマー投げ決勝直後に計2度の検査を受け、いずれも禁止薬物の陽性反応は出なかった。だが、その後のDNA鑑定で2つの尿サンプルが異なる人物のものと判明。尿採取の際に不正操作をした疑いが浮上したため、アヌシュの再検査を決めた。競技後の検査用だけでなく、抜き打ち検査用にも他人の尿を携帯するとはなかなか用意周到である。このアヌシュという野郎、筋金入りのドーピング野郎である。

 結局のところ、薬物が発見されたわけではなくて再検査の場に出頭しなかったことでメダル剥奪が決定したわけだが、同じハンガリーの選手で失格者が相次いだことを思えば、この「オシッコすり替え」というやり方は組織的に行われていたのかも知れない。しかし、密室の中での検査、もしも検査官を買収していたらどうなるんだろうね。そんなことがありえないように、競技後の検査はみんなが見ている前で堂々とチンコを出してオシッコを飛ばして不正がないことを示せばどうだ。えっ、女子選手はどうするのかって? そんなもん、ジェンダフリーに決まってるじゃねえか。男女差別はいけねえぞ。しっかりと公開して不正のないことをアピールするんだ。

2004年08月30日(月) 超大型台風がついに来たぞ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 今年は台風の当たり年である。大きな台風が本土を何度も襲い、そのたびにかなりの被害が起きているのだが、ついに今年一番の強力な台風がやってきた。大型で非常に強い台風16号は8月29日午後4時現在、鹿児島県名瀬市の北東約90キロの海上にあり、奄美大島や種子島・屋久島、鹿児島県本土の一部を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら、時速約20キロで北西に進んでいる。30日午前には九州に上陸し、そのまま縦断するとみられる。ただ、ここで進路を東寄りに変えるなら日本列島縦断というコースを取る恐れもある。

 この16号、出現したときは中心気圧910ヘクト・パスカルという猛烈な台風だったが、少しずつ勢力を弱めて現在の中心気圧は940ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は45メートルだ。中心から半径240キロ以内では、25メートル以上の暴風が吹いている。8月29日の午後4時20分には、屋久島で最大瞬間風速50.5メートルを観測した。これは人間が立っていられないほどの風である。奄美大島では高潮のため102世帯が床下浸水しており、奄美大島や種子島・屋久島では午後5時現在で約2万4000世帯が停電している。

 台風の被害の中でオレが一番恐れるのは些細なことで申し訳ないのだが「停電」だ。幸い崖崩れの心配も洪水の心配もない場所でオレは暮らしているが、停電は起きる。つい数日前の深夜にも実は停電騒ぎがあった。パソコンの前で作業していると突如部屋が真っ暗になって目の前の画面が消えた。エアコンのせいでブレーカーが落ちたのかと思って、窓の外を見たら他の家もみんな真っ暗である。かなり広い範囲でこの停電は起きてるようだ。数分経っても電気がつかないので、AirH”を差し込んだノートパソコンを起動してそちらでインターネットに接続しようとしたら、母親が部屋の外でオレを呼んでいる。

「大丈夫か?」
「オカン、停電や。パソコン切れた」
「ろうそく出そか?」
 

 ろ、ろ、ろうそく? ろうそく一本でどうしろと言うんだ。部屋だけ明るくしても電気がなかったらパソコンが使われへんからあかんやろ。10分近く経ってからやっと電気は復旧した。こんな長時間の停電なんて本当に久しぶりだ。

 オレは父から伊勢湾台風や第二室戸台風の話は何度も聞いている。そんな猛烈な台風が自然の気まぐれでたまたま来ていないだけで、別に今年来たっておかしくない。そんなことになれば安全な建物に避難してやり過ごすしかないのである。それよりもオレが心配なのは、水害が発生したときに「ダムがあれば防げた」などと馬鹿なことを言い出す連中がいそうなことである。広範囲に降る雨水をすべてダムで蓄えようと思ったらどれほど巨大なダムが必要なことか。そんなことは最初から無理なのである。

 福井の水害はダムの決壊を恐れて放流したから拡大したのだ。足羽川にかかる鉄橋が全部流されたJR越美北線の復旧の目処は全く立っていない。そんなもの、ダムを設置した国土交通省にでもゼニ出してもらえよ。人災だぜ。都市型の水害だって、もともと田んぼだったところを無計画に全部住宅にしたからだろ。こんな国では自分の身は自分で守るしかないんだぜ。

2004年08月29日(日) 『虎の穴』は実在したのである        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 かつての人気アニメ、タイガーマスクを覚えているだろうか? タイガーマスクこと伊達直人は「虎の穴」という悪役レスラー専門の養成機関出身である。「虎の穴」は人里離れた山奥にあって、そこは死と背中合わせの厳しいトレーニングを課してプロレスラーを養成する場所だった。

 「虎の穴」出身のレスラーは常に悪役(ヒール)として戦うことが求められ、稼いだゼニは上納金として差し出さなければならなかった。ところが伊達直人の育った孤児院「ちびっこハウス」は子ども達にろくに喰わせるものもないほどの窮状だった。それを見るに見かね、ついに彼は「虎の穴」を裏切り、また正統派のレスラーとなって自分のファイトマネーを寄付するようになる。そこで裏切り者のタイガーマスクには次々と刺客が差し向けられる・・・というのがこのお話の主要なストーリーだ。

 ところがマンガの中のお話のはずのこの「虎の穴」がなんと実在したのである。アテネ五輪で出場した全階級でメダルを獲得した女子レスリングの強さの秘密は、なんと「虎の穴」での激しいトレーニングだったのである。場所は、新潟県十日町市の山中で、その名も「桜花レスリング道場」という。1991年、日本レスリング協会の福田会長が私財を投じて廃校となった分校を購入し、合宿所に改装したのだ。携帯電話の電波は届かないし、一番近いコンビニまでは9キロもある。まさに「一度来ると逃げられない」虎の穴のような合宿所で、選手たちは練習するしかなかったのである。

 自然の地形を生かした高低差の激しいコースを走って足腰を鍛え、汗をかいたら井戸水を沸かして風呂に入り、教室を改造した寝室に雑魚寝した。今年の元日には合宿先の茨城・大洗で気合いを入れるために寒中水泳を決行した。福田会長は「金メダルを取るよう腹をくくれ」と選手にカツをいれたという。浜口親娘だけが目立っている感があるが、他の選手も同じように激しいトレーニングに耐えてきたことが今回の見事な結果につながったのである。

 日本女子レスリング協会では、「虎の穴」に参加しない選手は、どんなに成績が良くても代表に選ばないという方針を貫いた。女子レスリングの五輪採用が正式に決まったのは2001年のことである。「虎の穴」ができていたのは、実に、その10年も前のことだ。この先見性には驚くしかない。最近はどちらかといえば科学的な裏付けのあるトレーニングがもてはやされ、精神主義は過去の遺物のように忌み嫌われることが多かった。「オリンピックを楽しむ」なんて発言した選手もいたくらいだ。銅メダルに終わった浜口京子の悔しさは、誰よりも苦しい練習に耐えたはずだという自信ゆえにもたらされたものなのである。

2004年08月28日(土) いったい誰がこの責任を取るんだ?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 「大規模な環境破壊を行い、巨額の税金をドブに捨てる」

 これがオレの定義する馬鹿公共事業である。長良川の水質を悪化させて鮎の遡上を妨害し、ヤマトシジミを絶滅させるという目的のために結果的に5000億円も掛けたという長良川河口堰と並んで馬鹿公共事業の双璧をなす諫早湾干拓事業に対して、佐賀地裁(榎下義康裁判長)は8月26日、「工事差し止め」という画期的(ある意味、国にケンカを売ったような無謀な)決定を下し、堤防工事は即日停止された。裁判所が国策に対して「NO」と答えたのである。(おそらくこの裁判長は出世の道を永久に閉ざされるだろう。)

 ただ、この諫早湾干拓は事業費ベースで93.6%完成してしまっている。だからもはや遅すぎた決定なのである。死刑が執行されてから「無罪だから取り消す」と言ってるのと同じである。完全に破壊された干潟はもとにはもどらない。干からびたムツゴロウの死骸に海水を掛けても生き返るわけがないのだ。

 干潟に水質浄化機能があることなど常識だ。有明海の水質が悪化したのは諫早湾干拓の当然の帰結である。漁民達が提出した申立書によれば、1990年の潮受け堤防の本格工事、1997年の排水門閉め切りによって、有明海沿岸4県の年間漁獲量は着工前(8万8000トン)の30%以下である2万5000トンに落ち込んだという。2000年度には壊滅的なノリ不作にも見舞われた。きれいな海がある限り将来ずっと手に入る貴重な水産資源を失った被害額など計算不可能だ。食べていけなくなった漁民は建設工事の作業員となって今度はさらに破壊に協力し、漁民仲間を裏切らないといけない。こんな理不尽な行為が国策として行われ、地元議員や知事が利権の片棒を担いできたのである。

 漁民の訴えに対して国側は、漁業生産量の減少傾向は事業開始前の1980年代前半から始まっていたと主張し、事業との因果関係を否定した。潮流の変化や赤潮発生も「異常気象によって発生した」と反論していた。これは拳銃で人を撃ち殺した野郎が、「死んだ男はもともと末期ガンだった」と言ってるのと同じである。末期ガンならなおさら延命のためにできる限りのことをすべきだろう。とどめを刺してどうするんだ馬鹿。

 大規模土木工事を受注したゼネコンからは巨額の献金が自民党に還流し、最終的に政治家のフトコロに納まるようになっている。公共事業で地元の景気が良くなると信じ込んでる田舎議員の馬鹿さ加減が悲劇に拍車を掛ける。一人の納税者としてオレはそんな馬鹿げたことを許したくないんだ。オレの納めたゼニを破壊の原資になどさせたくないんだ。いったい誰が責任を取るんだ。誰が海を元に戻せるんだ。あまりに情けなくて涙が出そうだぜ。

2004年08月27日(金) それはやりすぎだぜ、JPモルガン証券!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 経営再建のために三菱自動車はとにかくゼニが欲しかった。ゼニがないと今の苦境を脱することはできない。しかし、三菱が苦し紛れに行った総額5000億円の増資を引き受けた連中は、もっとしたたかなヤツらだったのである。もっとも、ゼニを儲けるという点で彼らの行った行為は犯罪でも何でもない。ただの商取引である。カモにされた三菱自動車がお馬鹿だっただけであり、哀れなのはババ抜きのババをつかんだ人たち。つまり手持ちの株を暴落させられた株主たちである。

 総額5000億の増資は、優先株の発行という形で行われた。そのうち1280億円はJPモルガン証券が引き受けることとなった。この優先株というのは利益の配当や会社解散時の財産の分配を普通株よりも優先して受けられる株式である。一定価格で普通株に転換できる権利が付いていて、市場価格が値下がりすれば自動的に転換価格も値下がりする下方修正条項もついていた。その条件はこの3つだった。

,△蕕じめ決めた10日間の平均株価で最初の転換価格を決定。
△修慮紊亘莊10日、直近5日間の平均株価の93%(前月と比較して安い方)
3価が急激に下がった場合でも直近5日間の平均株価の93%。


 株価が下がればそれだけ転換できる株数は増加することとなる。当初転換価格の決定は、7月16日から30日の株価の平均を根拠に求められることとなった。7月15日時点の三菱自動車の株価は137円である。それが7月30日には97円まで値下がりしたのである。なぜこんなに急落したのだろうか。

 増資によって流通する株数が増えれば、それだけ一株あたりの価値が下がるからある程度は値下がりするだろう。しかしJPモルガン証券は値下がりを確実なものにするために、事業再生ファンドのフェニックス・キャピタルから大量の三菱自動車株を借り受けて売却し、空売りで巨額の利益を得たのである。2週間で30%の下落という大幅な下げを投資家が嫌気して、8月に入ってからも三菱自動車株は下がり続けた。いずれ普通株に転換された大量の株が流通すれば、さらに株価が押し下げられることが予想されたからだ。

 JPモルガンは8月10日に転換権を行使して8800万株の普通株を上記のの条件(一株あたり75円)で取得し、一株87円で即日売却した。それによって得た利益は8800万株×12円=10億5600万円である。もっとも空売りによって先に得た利益はその10倍はあるだろう。竹中平蔵がしきりに「外資の導入」を主張するが、外資というのはこういう連中なのである。税金を2兆円つぎこんだ長銀をたった100億で外資に売り飛ばしたように、日本はいつもカモにされてるだけなのだ。あまりにアホらしくて涙が出そうだぜ。どこかに逆に外資を喰ってやろうという骨のあるヤツはいないのか。オレに100兆くらい用立ててくれたら世界を相手に一勝負してやるんだがなぁ。

2004年08月26日(木) わたし、拳銃が欲しいわ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 赤川次郎原作の映画『セーラー服と機関銃』で薬師丸ひろ子が機関銃をぶっ放したのは1981年のことである。あれから23年、あのときの美少女は結婚、離婚を経てすっかり熟女になり、昔の面影はどこにもない。実際はあれは映画の中の話であり、現実に女子高生が機関銃をぶっぱなしたわけではないのだが、今や女子大生が拳銃を密輸する時代になったのである。

 タイから短銃を密輸したとして、大阪府警は8月25日、名古屋市の名古屋芸術大学4年、中西幸代容疑者(21歳)と東京都足立区、無職富川晶宏容疑者(35歳)を銃刀法違反と関税法違反容疑で逮捕したと発表した。中西容疑者は「家族と折り合いが悪く、家族の目の前で銃を使って自殺したかった」と供述している。自分が死ぬだけならわざわざ銃を入手するまでもない。もしかしたら家族も道連れに射殺するつもりだったんじゃないだろうかと思ってしまうのである。

 中西容疑者は4月に銃を買うためにタイに行ったが手に入らず、入手方法を求めて利用したインターネットの掲示板で知り合った富川容疑者に今回依頼したという。2人は6月21日、パソコンの中に短銃1丁と実弾4発を隠し、タイから中西容疑者宅あてに国際宅配貨物を送って密輸した。その荷物は関西空港に到着し、大阪税関の関西空港税関支署が通関検査で見つけたという。

 この銃と実弾は現地で富川容疑者が入手し、計105万円で中西容疑者に売ったそうである。まさか銃一丁と実弾四発がタイでそんなに高いわけがないだろう。いくら入手困難なものであるとしてもこの値段はぼったくりだ。せめて銃は30万、実弾は一発2万円くらいにすべきである。

 富川容疑者は数年前からタイに渡ってミリタリーグッズの販売や銃の試射ツアーを主催していた。中西容疑者は「富川がほかに2丁持っていたのを見た」とバラしている。オレが驚いたのは、宅配貨物のパソコンの中に隠してあった拳銃を税関職員が発見したということだ。大量の国際貨物をすべて検査してるのなら大変な労力である。あるいは胡散臭いものは勘でわかるということだろうか。実際パソコンの筐体の中はかなりすき間があるので、麻薬や覚せい剤を密輸することは可能に思える。拳銃も、小さいものならきっと隠せるだろう。(しかし見つかればもう逃れようがない。)

 公務員の不祥事が連日のように報告されるわけだが、こうして立派に職務を果たしている者もちゃんといるのだ。日本の治安を守るために奮闘する税関職員にオレは天晴れと言いたい。

2004年08月25日(水) 届かなかった金メダル        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

今回、金メダルラッシュのアテネ五輪の中で、もっとも金メダルを期待され、またそれだけの必勝体制でのぞんだ種目と言えばもちろん野球である。そのために各チーム2名ずつの主力選手を派遣し、国内プロ野球を犠牲にしてまで「金メダルを取る」こと以外考えなかったのである。

 しかし、予選リーグで日本はオーストラリアに9−4で完敗した。この敗戦を「たいしたことない。次にやれば勝てる」とみんな無視していた。「オーストラリア強いで。やばいんちゃうの」と思っていたのは日本国民の中で心配性のオレ一人だけだったかも知れない。それほどみんな日本の強さを確信していたのだ。

 準決勝の組み合わせは、予選1位と4位2位と3位である。予選を1位で通過した日本は、予選4位になった国、つまりオーストラリア−カナダ戦の敗者と準決勝で対戦することになった。ここでオーストラリアは卑怯な戦略を用いたのである。つまりこういうことだ。

「もしも3位になったら準決勝でキューバとやらないといけない。そこで負ければ3位以下になってしまう。しかし、予選4位になって準決勝で日本と当たることになれば、前の試合同様に十分勝ち目がある。リードしてウィリアムスを出す展開になれば必ず勝てる。」


 オーストラリアはカナダ戦でわざと負けるために主力選手をはずし、案の定0−11の大差で敗れた。ただがむしゃらに勝つことしか考えなかった日本と、勝つべき試合をちゃんと弁えていたオーストラリアの違いがそこにあったのである。

 オレはテレビの前で準決勝を観戦しながら、必死で日本チームを応援していた。その願いも空しくオーストラリアに先取点を入れられた時、なんだかイヤな予感がしたのである。これは長年最下位の阪神を応援し続けたオレだから感じることのできる動物的な予感である。7回裏2死一、三塁のチャンスで打者は藤本、そこでオーストラリアは阪神のウィリアムスに投手交代した。こんなところで阪神の選手同士の対決になったのだ。藤本は力ない内野フライを打ち上げて凡退、チャンスは一瞬にして消えた。阪神ファンのオレは、ウィリアムスの見事な復活ぶりに頭を抱えていた。

「なんでや?なんでこんなときに活躍すんねんや?」

 奇しくも最後の打者は夫婦で金を目指している谷だった。ここで起死回生のホームランをかっとばして土壇場で同点に・・・という願いも空しく内野ゴロに倒れてゲームセット。最強の布陣で臨んだはずの長島ジャパンは結局金も銀もとれなかったのである。予選リーグのあの試合でオーストラリアに大敗しなければ、きっと流れは変わっていたはずである。あの試合で打たれたのはいったい誰だ。オレは思い出した。あの試合でオーストラリア打線に火をつけたのはまぎれもなく阪神の安藤だった。

 やっぱり、阪神の選手のせいだったのか・・・

2004年08月24日(火) おまえの借金はおまえが返せ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

関西空港の対岸に、泉佐野市という破産寸前の自治体がある。関空特需をあてこんでいっぱい借金をして余計なモノを造りまくって1400億円も借金を増やしてしまい、そのまま沈没しかけている哀れな自治体である。

 この市はあのヤクザに秘書の給与を払わせていた松浪健四郎のお膝元である。彼はその借金の元凶になった数々の公共工事の談合を一手に仕切っていたというウワサもある。いずれ水没して日本三大馬鹿公共事業と呼ばれることが確実の関西空港がらみの工事でこの男はいったいどれだけ稼いだのだろうか。もっとも日本中至る所でこんな現象が起きているわけだが。

 その泉佐野死・・・じゃなかった泉佐野市が究極の打開策として打ち出したのが、周辺の2市2町(泉南市・阪南市・田尻町・岬町)を巻き込んで合併して南泉州市となって、自分のとこの借金を他の自治体にも背負わせてしまおうという荒技だった。これはカード破産しかけている女がその秘密を隠して結婚して、何も知らない夫に借金を背負わせるのと同じである。

 そんなカラクリがわかっている他の市や町の住民はもちろん反対に回った。8月22日、合併の是非を問う住民投票が行われた。その結果、岬町だけは合併賛成票が上回ったが、他の二市一町では合併反対派が多く、特に田尻町などは賛成444票に対して反対はその8倍の3583票もあったのである。この結果、合併協議は白紙にもどることとなった。

 田尻町は他の自治体と違って関空をあてこんんだ大規模な公共事業を行うこともなく、逆に固定資産税の増加によって比較的健全な財政を維持していた。そのため、合併による行政サービスの低下や、各種公共料金の値上げというはっきりとしたデメリットが住民に嫌気され、この投票結果につながったと見られる。

 今、日本の各地で進んでいる市町村合併の動きに対して、合併反対派を「利権にしがみつく」連中と否定的に見る人たちが多い。確かに田舎議員の中にはそういう連中もかなり居るはずだが、合併に賛成する連中もまた、どさくさに紛れて自分たちのこしらえた借金をチャラにしようという悪巧みをしているのである。大切なのはどこも決して住民のために合併するのではなく、地方議員も首長も自分たちの目の前の利益だけ考えて行動していることである。とりあえず今後10年間交付税をカットされないというエサに釣られてどんどん合併してるだけだ。はっきり言ってその先のことなど何も考えていないのだ。

 合併協議が白紙に戻った泉佐野市が次に打つ手はなんだろう。財政再建団体転落を目前にして、どんな窮余の一策を繰り出すのだろうか。オレはそれが知りたいのである。いや、本音を言えば自治体破産という悲劇を一度見てみたいのである。

2004年08月23日(月) 70年前に奪われた優勝旗        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 駒大苫小牧が春夏連覇を狙った済美を13―10で破り、北海道勢として初の全国制覇を果たすという形で今年も甲子園の熱い戦いは幕を閉じた。優勝旗は初めて津軽海峡を渡ることになったのである。駒大苫小牧は初戦の佐世保実戦で甲子園初勝利を挙げてからは、優勝経験校を次々と倒し、準決勝までの4試合連続2けた安打、決勝でも20安打を放った強力打線はすばらしかった。オレはテレビで観戦しながら確信していた。「今年の阪神よりも絶対に強い!」と。

 さて、今回初めて北海道勢が優勝したわけだが、実は70年前にも優勝のチャンスはあったのだ。1934年、旭川中学のエースはスタルヒンだった。亡命ロシア人で、父が殺人事件で服役中という彼の生活は野球部の部長や部員がお金を出し合って支えられていたのである。彼が活躍すればきっと優勝できると仲間達も夢を託していたし、スタルヒン自身も甲子園で優勝することを目標にしていた。

 ところが甲子園出場を目前に控えた7月、讀賣新聞社は自社の主催する日米野球にスタルヒンを出場させるために強引に引き抜こうとした。このとき讀賣は服役中の父の減刑、高額な支度金というエサと、言うことを聞かなければ特高警察を動かして国外追放(強制送還)という脅しの両面戦術で迫ったという。その結果、スタルヒンは18歳の夏、旭川中学を中退し、野球部の仲間の目をはばかるように夜行列車で夜逃げ同然に上京して大日本東京野球倶楽部(今の巨人軍の前身)に入団したのである。

 夏の甲子園大会が朝日新聞社主催であり、日米野球が讀賣新聞社主催だったことを思えば、この争いは朝日と讀賣の代理戦争であり、当時から讀賣は現金という実弾を使っていたということになる。讀賣新聞社としては、全国高校野球選手権という人気のある大会に対抗できる目玉が欲しかった。それが後のプロ野球につながっていくのである。

 スタルヒンの実力は当時の高校生のレベルをはるかにこえていた。巨人軍のエースとして活躍して1939年には42勝15敗、この年の巨人は66勝26敗で優勝している。191センチという長身から投げ下ろすストレートは、全盛期は160キロ以上は出ていたと言われる。昭和19年に戦況が悪化して職業野球が中止になってからは彼は外国人キャンプに収容され、戦後はパリーグで活躍した。

 もしも彼が大会直前に旭川中学を中退することがなければ、70年前に優勝旗が北海道に渡っていた可能性はきわめて高い。北海道勢が優勝するまで、それから70年もの長い月日が掛かったのである。この夏、駒大苫小牧は70年前の夏に奪われたものをやっと取り戻したのである。

2004年08月22日(日) 横領したゼニでベンツを買った郵便局長        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 国家公務員の中で唯一世襲でなれるものがあることをご存じだろうか。それがこの特定郵便局の局長である。明治時代に郵便制度が整備されたとき、田舎にはわざわざ郵便局を建てずに村の庄屋の家や資産家の家をそのまま郵便局にした名残である。また、使用されてる家屋に対しては年間で500万〜1000万円の使用料が支払われている。総額850億円だ。近代の郵便制度がはじまってから100年以上にもなるのに、まだこんなおかしな制度が生き残っていたのである。そういうわけで郵便局長の家で兄弟が何人か居た場合、できのいい息子はちゃんと進学させ、一番使い物にならないヤツに後を継がせたという話もある。民営化したらまっさきになくして欲しい制度だ。

 窓口がどんなに混雑していてもどこ吹く風という感じで、後ろでふんぞりかえっているオッサン、それがこの世襲局長である可能性は高い。何もしない理由は実は仕事を何も知らないし、ヘタに手伝えばかえってミスが発生するからと言う説もある。家屋の借り上げ賃と働かないオッサンへの高額の報酬という無駄金が、日本中の特定郵便局で浪費されているのである。

 日本郵政公社大阪監査室は8月12日、郵便局の運営資金を横領したとして、大東市の大東朋来郵便局長、吉野正彦容疑者(57歳)が業務上横領の疑いで逮捕されたことを発表した。調べによると吉野容疑者は昨年11月中旬、金庫に保管していた運営資金800万円を横領して1300万円相当のベンツ購入費の一部に使ったとか。不明金の総額は7900万円にのぼり、吉野容疑者は「競馬に使った」と供述している。どうせそのゼニを貢いでもらった愛人のマンションにでも隠してあるんだろう。突き止めてきちっと取り返して欲しいぜ。使い果たしてるなんて100%ウソだ。

 なぜこの発覚が遅れたかだが、吉野容疑者は実は毎日行われる金庫内の現金残高の確認などをする出納責任者だったのである。盗んだ本人が金庫の残高を確認しているわけだから発覚しようがなかったわけだ。昨年10月にあった抜き打ち検査では不足は見つからなかったので、それから10ヶ月の間にこの7900万は使われたことになる。一ヶ月に約800万の散財である。しかし、一年近くそうしたチェックがないというというのも不思議な話である。どうせこんな男はしこたま実家にも貯め込んでいるだろうから財産没収してまるハダカにしてから刑務所にぶち込んでやれ。

2004年08月21日(土) ロリコンはやはりロリコンである        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 今年7月、大阪府能勢町内の路上で、小学6年の女児2人を車で連れ去ろうとしたとした小学校教諭がいた。この川瀬正博容疑者は55歳のオッサンであった。逮捕され、もちろん起訴された後、証拠隠滅や逃亡の恐れがないということで弁護士からの保釈申請が認められ、さすがにそのままのところには住めないので大津市に転居して休職中だった。

 こんな事件を起こしたのになぜか彼はクビにはなっていなかったのである。「休職」ということはいつかまた小学校に復帰して、女児に囲まれてロリロリできる日々に戻れるということだ。その目的のために彼はがんばって身を慎まないといけなかった。しかし、持って生まれたそのロリコン性は簡単には治らないものだった。

 川瀬容疑者は今度は夏休み中の女子児童を狙った。8月19日午前11時15分ごろ、滋賀県大津市内のビデオ店で、小学2年の女児(7歳)に現金約300円を見せて、「本を買ってあげる。自転車にお乗り」などと声をかけ、女児を店の外に連れ出し、誘拐しようとした。たまたま店内にいたその女児の姉(10歳)が、川瀬容疑者が連れ去ろうとしているところを目撃し、「何してんの」と声をかけると、すぐに自転車に乗って立ち去ったという。

 その日の夕方4時すぎに再び川瀬容疑者は再びそのビデオ店に現れ(ロリコン向けのものでも借りようとしたのだろうか)、それを発見した店員が、「交番の人が聞き込みに来ていた不審者に似た男が来ている」と110番通報した。署員が店に駆けつけたときにはすでに立ち去っていたが、約1時間半後、市内の路上で川瀬容疑者を発見、同署へ任意同行を求めて調べたところ、女児を連れ出そうとしたことを認めたため逮捕したという。

 それにしても、保釈中に誘拐未遂をやらかすとはとんでもない野郎である。

 この世には無数のロリコン男性が存在する。男性の5割はロリコンという怖ろしい分析さえある。それならもっと事件が起きそうなものだが、犯罪に走るのはそのうちのごくわずかである。世の多くの男性は自分のロリコンという趣味を「娘への愛情」や「アニメへの偏愛」といった形でなんとか昇華させているのだ。残念ながらただロリコンというだけでは死刑や終身刑にはできない。

 犯罪に走ってしまう危険なロリコン野郎を更正させる適切な方法はないものか。昔は「子どもを好きな人には悪人はいない」と言われた。今は「子どもを好きなオッサンには危険がいっぱい」なのである。

2004年08月20日(金) こら、もっとキレイなゼニをよこせ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレは新札、いわゆるピン札が好きだ。銀行強盗は通し番号の新札よりも古い札の方を好むそうだが、オレには後ろめたい部分などどこにもないので同じ受け取るなら新札の方がずっといい。そういうわけでオレは財布の中の札はいつもしわくちゃ度の高いモノから優先的に使うようにして、できるだけきれいな札ばかりになるようにしていたのだ。

 また、便利なことにオレの行きつけのUFJ銀行では両替機にいつも新札が入っていたので、窓口の営業時間に立ち寄ることができたときにはいつも財布の中の札を全部新札に交換するといういわゆるマネーロンダリング(資金洗浄)を行っていた。そこまでオレの新札愛好は徹底していたのである。

 ところが最近、両替機に新札が入っていないのである。2000円札の新札はいくらでもあるのだが、千円や五千円の新札がないのである。これでは両替しても全く意味がないのだ。機械から吐き出されるのはしわくちゃの札ばかりである。自分が入れた札よりももっとしわくちゃな、老婆の肌みたいな札が出てくるとなんだか詐欺にあったような悲しい気分になる。

 この新札不足の原因は今秋の新紙幣への切り替えに備えて2000円札を除いた現行紙幣の印刷が昨年末で終了し、日銀から市中の金融機関へ供給される新札が足りなくなったせいである。当初は七月にはもう切り替わってるはずだったのが、11月にずれ込んでしまったためにその4ヶ月分の新札が不足するという事態になってしまったのだ。なんということだ。金融機関は新札両替の枚数を「一人あたりの枚数」「一日あたりの可能両替枚数」で制限するなどして残り少ない「在庫」を切らさないよう対応に追われているのである。

 そのせいなのか、買い物をしたときにしわくちゃの札を受け取ることが増えたような気がする。額面が同じだから同じ価値とはいえなんとも悲しいのである。新札を確保できないオレは苦肉の策として、いくらでも手に入る2000円札の財布の中での枚数比率を高めることした。おかげで今オレの財布には20枚くらいの2000円札が存在する。これでとりあえずいつでも新札を使えるようにはなった。

 しかし、もう一つの問題が発生した。人間のいるレジで支払うときは全く問題がないのだが、自動販売機で缶コーヒーや切符を買うときに、未だに2000円札を受け付けない時代遅れの機械が存在することである。しかたなくオレは500円玉も余分に持ち歩くことにした。おかげで財布が重くて仕方がないのである。「やい日銀、早く新札をじゃんじゃん配りやがれ! もったいぶって11月までじらさくなくてもあるんなら出してくれ」

 別にフライングされてもオレはちっとも困らないのである。それより、早く新紙幣を触りたいのである。その新紙幣で財布をいっぱいにしたい、ただそれだけなのである。

2004年08月19日(木) ローソン、そんなことやめてくれ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレはよくローソンでクロネコヤマトの宅急便を利用していた。到着時間も指定できる上に料金も安くかなり重宝していたのである。そのローソンがなんとヤマト運輸との提携を11月に解消して、今度は郵政公社のゆうパックを取り扱うようになると発表したのである。なんということだ。最初、ローソンはクロネコヤマトの宅急便を扱いつつもゆうパックもやるというパターンを考えていたわけだが、古くから付き合ってる黒猫嬢が、「二股なんかされるのなら私は別れる」と言いだし、それに対して「だったら勝手にしな。ぼくは郵子ちゃんを選ぶから」と言ってしまったわけである。ヤマト運輸は今回のローソンとの提携解消についてこのように説明している。

「当社は取扱店様に対し、1日2回〜4回の回収を実施しております。また、地域によってはコンビニチェーン様と協力して、夜間にお預りしたお荷物を翌日の午前中にお届けしたり、早朝お預りしたお荷物を当日中にお届けするなどの高品質なサービスを一丸となって提供しております。仮に他のサービスと併売をした場合、このようなサービスを継続することが非常に困難になることが懸念されます。」 

 さて、ローソンで宅急便が利用できなくなったらどういうことになるのか。オレの選択肢としては、「他のコンビニに行く」という可能性が最も高い。我が家の近所にはローソン以外にセブンインレブンもファミマもある。ローソンが提携先を変えたからといって、これまで利用してきた宅急便をゆうパックに変えようとは思わないのである。その理由は、オレが郵政公社のことを全く信頼していないからである。

 混雑している郵便局の窓口で待たされるたびにオレは思う。「後ろで座ってるオッサンも窓口業務手伝いやがれ!」新聞には時々郵便物を捨てる配達員の記事が載る。大切な郵便物を捨てたり燃やしたり自宅の押し入れにため込んでいたり、いったいこいつら何やってんだとオレは腹が立つ。配達時に不在だったとしても、きっちり何度も連絡をとってくれるクロネコと、「居ないのは客が悪い」と開き直る官僚的な郵政公社をくらべればどちらが客商売に向いてるかは明らかだ。

 その昔、オレが遠距離恋愛で文通していた頃にも行方不明になった手紙があった。オレの愛情をこめた貴重なラブレターが紛失したのである。これは文化財の喪失にも等しい損失である。激しく抗議したのだが、郵便局からは「調査しましたが見つかりませんでした」という返事しかなかった。人のラブレターをこっそり読む変態局員に奪われたとオレは今でも確信している。そんな組織が民営化されたところで急にサービスが向上するとは思えないのである。それを思えばゆうパックを選ぶというローソンの選択はまことにリスクの大きな選択だ。

 これまで一緒に歩んできたパートナーである古女房を捨てて、「えーっ、こんなにたくさん配るのヤダー」とほざくバカ女と同棲するようなそんな選択、もしかしたらローソンの屋台骨を揺るがすかも知れないのである。

2004年08月18日(水) いま、山伏がブームなのじゃ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 山伏の修験場として知られる山形県庄内地方の羽黒山で、修験体験に訪れる一般客が増えているという。仕事のストレスや借金苦で年間3万5000人が自殺する時代、この修験体験が生きる活力につながるという見方もされて脚光をあびているそうである。

 今年の8月7日〜9日、出羽三山神社(羽黒町)が主催する恒例の「錬成修行道場」が猛暑の中で開かれた。参加者は全国各地から約60人。2泊3日で出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)に登り、途中の神社に参拝したり、滝に打たれる水行、座禅などを体験したりするがこの道場の中味である。参加者が白装束にわらじ、白鉢巻き姿で3日間で計15キロ、6時間の山道を歩くという修行内容は体力的にはさほどハードなものではない。しかし、俗世界から離れて自然と一体化し、山岳信仰の精神世界に触れるということで心理的な満足感は高いという。

 地元の羽黒町でも同様に「山伏修行体験塾」を開催していて、こちらは若い女性や中高年男性の参加が目立っていて、羽黒町の観光課では「リストラされた人が第二の人生の転機にという例も多い」と説明しているとか。一般の人が誰でも申し込めば参加できるのである。しかし、女性の山伏っていたのだろうかと不思議に思ってしまうのである。修験道って女人禁制の世界じゃなかったのか。(だから男同士で愛し合う・・・ってそんな問題じゃないけど)ただ、大峰山は世界遺産に登録するために女人禁制をはずすとか話題になっていた気がするけど。そんな簡単に変えられる程度の伝統だったのならそれもまたおかしな話である。

 出羽三山神社弘報室の吉住登志喜室長は「参加理由は人さまざまだが、いずれも自己の内面を見つめ直したいという動機が多い。仕事や家庭で心のよりどころを失っても、相談相手が少ないという貧しい世相を反映している」と語る。山伏修行は一種の自己啓発だったのである。

 さて、中高年にブームになってるこの修行、どちらかというと無気力な若者を鍛え直すのに役立つような気がするのである。世間に迷惑をかけている暴走族や、非行少年を更正させるのにぜひともこの山伏修行を取り入れて、三日なんて甘いモノじゃなくて1年間修行の日々を送らせるなどは名案だと思うぜ。今の少年院の更正のための取り組みが全く機能していないことを思えば、もっといろんな可能性を探るべきであってこうした修行もぜひ導入してみればいい。シンナーで柔らかくなった骨がぽきぴき折れたりして修行に耐えられずくたばるヤツがいればそれもまた宿命なのである。

2004年08月17日(火) おまえら、医療費使い過ぎじゃ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 厚生労働省は8月16日、2003年度の「医療費の動向」調査結果を発表した。医療保険(自己負担分を含む)と公費で支払われた概算医療費は、高齢者の医療費が大きく伸びたため、前年度比2・1%増の30兆8000億円で過去最高となった。サラリーマン本人の自己負担割合が3割に引き上げられたためにこちらは前年度比で5.2%減少したのだが、高齢者の医療費は、前年度より4.7%増えて12兆3000億円となったため全体ではプラスになったのである。

 1人あたりの医療費はなんと24万1000円になる、全国民が毎月2万円も医療費に使ってる計算になる。なぜそんなに高いかというと高齢者が平均73万7000円も使ってるからである。「おまえら、使い過ぎじゃ!」と言いたくなるぜ。仮に100歳まで生きるとするなら、70歳からの30年間で2190万円も医療費に使う計算になる。そんなにかかるわけがないのである。これは絶対に医者の陰謀だ。老人医療費を長期間に渡って安定的に収奪するために生かさず殺さずの状態で放置しているような気がするのである。治るのならさっさと治し、助からないのなら早く引導を渡してくれ。中途半端が一番いけないのである。

 結果的に膨らんだ医療費は、オレみたいな健康な労働者が負担させられているのである。たまに風邪を引いて病院に行ったり歯医者に行ったり、ものもらいができて目医者に行ったりしてもすぐに治ってしまうので、全然払った掛け金を取り返せないのである。流行っている病院の待合室は元気なお年寄りでいつもにぎやかだ。母が数年前に短期入院した病院では、同室のどうみても病気には見えない元気な中年のおばはんが「ここにおったら一日1万円もらえんねん!」と哄笑していた。病院がニセ患者とグルになって医療費を不正請求しているとしか思えないのである。

 このまま高齢者医療費が伸び続ければどうなるのか。年金問題と並んで日本の将来を揺るがす大きな問題であることは間違いないのである。しかし、こうしてオレが怒ったところで医師会と政治家どもは利益共同体みたいなものだから、連中には改革しようという前向きな気持ちなど毛頭無い。結局どうすることもできないのである。もはや残された解決策は自分も早く老人になって「払う側」から「使う側」に回ることである。心配しなくてもいい。もうすぐオレもジジイだ。

2004年08月16日(月) おまえら誰のゼニで留学したんだ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 平成九年度から5年間に国費で海外留学した若手キャリア官僚のうち、10人に1人が留学後に早期退職し、四十七人分、約八億五千万円に上る税金が授業料や旅費などの名目で「無駄遣い」されていたことが8月14日分かった。早期退職者に留学費用の返還義務も罰則もなく、返還させるためのルールも確立していない。今回明らかになったこの事実に対し、人事院は政府に対し改善策を求めた。

 平成9年度〜13年度に海外留学した若手官僚は452人いるが、このうち15年10月までに退職した官僚は一割を超える47人もいる。この47人はすべて入省6年未満の若手官僚を2年間海外の大学院などに留学させる「長期在外研究員制度」を利用していたという。留学は職務命令の出張扱いで行われ、2年間で一人当たり800万円前後の給与のほか滞在費、授業料など約一千万円の経費がかかり、退職者47人分で約8億5000万円が支出されたとみられる。5年間で最多12人の退職者を出した総務省では、退職者全員に授業料の返還を求めたが、2人分が戻ってきただけだった。

 海外留学はいったい何のためにするんだ。そこで身につけたモノを職務に生かすためじゃないか。おまえらもしかして、最初から辞めるつもりで最後に税金をガッポリ懐に入れたんじゃないのか。オレには国家に対しての詐欺としか思えないぞ。こういう税金泥棒からはしっかりと返金させないとダメだ。少なくとも留学後10年間は国家のために滅私奉公させるべきだろう。税金を負担する一人として、おまえら盗人官僚の雇い主としてオレは断固主張するぜ。

 それにしても入省6年未満で国のゼニで留学させてもらえて給与までもらえるのか。おまえら本当に恵まれてるんだな。しかも、そんなに恵まれた待遇でありながらさっさと辞めてしまうとは・・・。もっといい条件で雇ってくれる転職先があるということなんだな。つくづく幸せな連中だぜ。そんな幸せなおまえたちだからこそ、尚更その税金の無駄遣いは許せないんだぜ。

 しかし政府もこんなヤツらの思惑をちゃんと見抜いて、忠誠心の低そうなヤツや民間に移籍しそうなヤツは留学させるなよ。どうせ留学させるんならおよそ辞めそうもない役立たずで能なし、公務員以外の職業は絶対につとまらないようなそんな情けないヤツを選べよ。だったらこんなことには絶対ならんだろう。しかし、そんな役立たずを留学させたらそれこそ税金の無駄遣いになりそうだぜ。いったいどうすればいいんだ。

2004年08月15日(日) 選手をゼニで買って何が悪いんだ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 「たかが選手ふぜい、ゼニで買ってどこが悪いんだ?やってるのはオレだけじゃない。西武やダイエーもやってる。」とナベツネには開き直ってもらいたかったのである。選手やその周辺の影響力ある人物に金品を授受して獲得交渉を有利に進めるのはプロ野球界の常識、そんなこと今更問題にする方がおかしいのである。

 古くは長島茂雄。立教大学在学中から栄養補給という名目で杉浦と一緒に援助を受けていたという話は有名だ。(その恩があったのに南海ホークスを袖にして巨人入りしたという事実もあるのだが。なんと恩知らずな男だろうか。)他の巨人入りした選手も多かれ少なかれこのような援助を受けていたのだろう。高橋由伸が入団するにあたって、彼の父が経営する会社の負債約20億を読売グループが肩代わりしたと週刊誌で読んだことがある。疑惑は叩けばいくらでも出てくるのである。それが今回のように問題にされたのは、そこに何らかの作為が存在したるとしか思えない。それが一リーグ制の導入とそれに反対する動きである。

 一リーグに反対する急先鋒が星野仙一元阪神監督であること、彼が今でも強い影響力を持つ明治大学のOBであり、一場投手周辺の情報を入手できる可能性のある立場であったことを思えばゲスの勘ぐりというものをしたくなってしまう。「星野さん、リークしたのはあんたなのか?」と。また、一リーグに反対する選手会がその情報収集力を駆使したとも思えるのだ。このあたりに関してはあくまで推測の域を出ないのだが。

 ただ、みんなが公然とやってることであっても、ルール違反がばれたらペナルティを受けるのもまた当然のこと。これは常に制限速度を遵守しているドライバーなどありえず、みんなが速度違反をしているが、たまにねずみ取りやオービスによって捕まる不運なドライバーが存在することと同じかも知れない。ただ、今回の事件で一場投手は明治大学の野球部を退部させられ、秋季リーグには参加できないという罰を受けたわけだが、巨人にはいったいどんな罰があったんだ。

 オーナーの退任や球団幹部の辞任などは自主的にとった社内での措置であってルール違反へのペナルティではない。そこでは別に実質的な損害はない。少なくともこうしてバレた以上、球団解散まではやらなくてもいいから、今季はすべての新人選手獲得を禁止されるくらいの罰はあってもいいんじゃないか。スピード違反だって捕まればちゃんと反則金や罰金を払うんだ。バレちまった場合に罰を受けるのは当然だろう。ここで罰を与えないのなら、プロ野球コミッショナーはいったい何をしてるんだと。おまえはただの飾りなのかと言いたくなる。

 自浄能力のない組織に未来はない。これを機に自由獲得枠なんてものも廃止して、勢力の均衡を目指した本来のドラフト制度の姿に戻して欲しいモノである。

2004年08月14日(土) 女を差別してどこが悪い!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

オレは「ジェンダーフリー」という言葉が嫌いである。この信奉者の中には単純な生物上の区別や「男らしさ」「女らしさ」といった観念まで否定する極端な解釈をする奴らもいる。「ひな祭り(桃の節句)や端午の節句は男女差別につながる」という主張さえ存在する。一方は祝日なのにもう一方が平日なのは女性を差別しているというのだ。だが、オレに言わせれば両者は全く別の生き物で、男女を平等に考えること自体がそもそも間違いである。

 あの汗臭くて汚い「オッサン」という存在と、観ているだけで幸福感に満たされる「美少女」が同じ生き物のはずがない。いくら形に共通点があってもウニと栗とでは全く別物であるように、オッサンと美少女は断じて別の種だ。(ちなみにオレの頭の中では喫煙女性はオッサンの亜種に分類される)

 だから働かずに女の稼ぎに依存する男が「主夫」とはなかなか呼んでもらえず、ヒモと呼ばれて最低の存在として蔑まれるのに、家事や子育てに専念して家庭を守る女性の名称である専業主婦にはなんの差別的なニュアンスも存在しないのである。もしも同じ種類の生き物とする(つまりジェンダーフリーという発想に立つ)ならば、両者を同じように蔑視しなければならなくなる。それは絶対に間違ってるのである。

 東京都内の一部の学校では男女を一緒にして五十音順に並べる「男女混合名簿」の導入を推進しているという。これは弁当箱の中でおにぎりと泥団子を混ぜて並べるような愚行である。おにぎり、いや女性はそのような扱いを断じて許してはならない。「私たちはあんな汚れたものと一緒にされたくありません」となぜ反対しないんだ。

 オレが大学生だった20年以上前は、「女には学問はいらない」などという間違った思想が押しつけられていた。その結果。優秀な女性でもあまり勉強させてもらえず、おかげで偏差値が高いとされる大学にはオッサンばかり集まり、オレの所属した学部は文学部なのに7割が男だった。「女子が多い」という不純な動機で文学部を選んだオレにとって、泥団子に囲まれたキャンパスライフは全く予想外の悲劇だったぜ。

 男女平等思想などもってのほかである。男をきちっと差別すること、泥団子のくせに畏れ多くも電車の中で女性の身体に触れようとする汚らわしい男どもに厳罰を与えて身の程を知らせることは文明社会の大切なルールである。おっと、題名は「女を差別する」だったのに書いてると全く逆の中味になっちまったぜ。こういう時にうっかりオレの本音が出てしまうんだなあ。

2004年08月13日(金) 人をひき殺しても反省しない男        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 交通事故に関する罰は軽い。人を死なせても実刑にならないことも多い。飲酒運転で人をはねて死なせるという殺人罪に等しいような行為に対しても、つい最近までは「業務上過失致死」で最高刑は5年だったのだ。もっともその行為に「未必の故意による殺人罪」を適用しなかったのは単なる裁判官の認識の甘さゆえだとオレは思ってるが。

 「危険運転致死罪」が設置されてやっと罰が重くなったが、それでも死刑にはできない。もしもオレの身内が飲酒運転野郎にひき殺されたら迷わず死刑を要求するぜ。

 交通事故の業務上過失致死罪で懲役2年、執行猶予5年が確定した東※誠(29歳)(※=堅の臣を田に置き換えた漢字)という男がいた。そのままなら彼は刑務所に行かなくてもよかったのである。執行猶予がついたということは、被告が被害者への賠償などを果たし、反省や謝罪の気持ちが強いと裁判官が判断した上の判決であったと考えられる。

 しかし、この男の反省はただの見せかけだったのである。それはこの男が、ネット上でこの被害者の両親に対して「うるさい奴ら」等の中傷の書き込みを行ったことで明らかになった。ネット上での中傷に対して科せられるのは通常は罰金刑程度である。しかし、この男の中傷はかなり悪質だったということと、しかもそれは執行猶予中に行われたという2点が今回は考慮された。

 被告の名誉棄損罪に対して、最高裁第1小法廷(泉徳治裁判長)は8月11日までに、被告側上告を棄却する決定をして懲役1年4月の実刑とした1、2審判決が確定した。同被告は交通事故の業務上過失致死罪では懲役2年、執行猶予5年が確定していたため、執行猶予が取り消され、計3年4カ月の刑を受けることになる。

 この判決が画期的なことは、人を殺しても反省しなかったというその行為に対する罰であることだ。反省しない人殺しはこの世に大勢いる。強盗殺人や強姦殺人などの犯罪を犯しても平気で出所してまた同じ行為を繰り返す連中がいるわけで、彼らには反省という能力はない。この世でもっとも反省という行為から遠い場所にいる人間の代表といえばそれは政治家だと思うが。

2004年08月12日(木) 結婚披露宴は人肉パーティー        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 フィリピン南西部パラワンで7月17日、結婚式の最中に新婦のが触られたことに対して新婦の父親ら4人が怒り、触ったとされた親類の男性を殺害、その肉を焼いて食べたうえ披露宴に来ていたほかの客にも食べさせるという事件があり、地元警察が8月11日までに4人を逮捕した。この陰惨な事件は容疑者のうちの2人が警察に語って明るみに出たという。

 痴漢扱いされて殺された男性は、新婦の尻に「誤って」手を触れたわけだが、それに怒った新婦の父親らが、人気のないところへ車で連れて行き刺し殺したという。遺体はココナツの葉で焼いて丸焼きにされた。父親はほかの仲間にナイフを突きつけ食べるよう強要。さらに披露宴に戻ってまだ残っていた客にも焼いた人肉を出したという。酔っぱらっていい気持ちになっていた客には何の肉かわからなかっただろう。そもそも自分の喰った肉が何の肉かわかるのは過去に食べて味を知っているからであり、人肉など誰も食べたことがないはずだから、みんなよくわからないままに喰ってしまったのである。

 人肉食で日本一有名な人といえばやはり佐川一政だろう。1981年6月、彼はパリ留学中に知り合った白人女性を殺し、その肉を食べてしまう。逮捕された後、警察官が部屋に踏み込むと冷蔵庫にはまだ大量の肉が保存されていた。彼は父の雇った「フランスでもっとも高名で、かつ金のかかる弁護士」と呼ばれたフィリップ・ルメールの働きにより心神耗弱を認められ、無罪となった。精神病院には無期限の入院とされたが、14ヵ月後、国外追放同然のかたちで退院となり、帰国後、都立松沢病院へ入院。しかしこの病院もほぼ一年後の1985年8月に退院し、以後は精神治療を受けた形跡はない。

 帰国後佐川一政は事件の詳細についての小説『霧の中』を書き、また唐十郎との書簡集である『佐川くんからの手紙』は、唐に芥川賞をもたらした。

 さて、最初の事件に戻るのだが、目の前のモノが人肉とわかって喰った人間が有罪であることはわかる。しかし、騙されて人肉を喰わされた側というのは単なる被害者だから罪には問えないだろう。逆に、自分に人肉食という極めて不快な行為をさせたという理由で喰わせた人間を訴えることも考えられる。明治時代だったか、冬の知床半島で遭難して、死んだ仲間の肉を食って生還した船長は確か有罪だったと思う。その事件は武田泰淳の小説「ひかりごけ」に取り上げられている。

2004年08月11日(水) その行く末は『誰も知らない』        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 それは1988年に起こった事件である。4人の子どもたちが母親に遺棄された。母親は新しく交際するようになった男性と同棲するために家を出た。彼女は家を出る際に長男に「妹たちのことをお願いね。おかあさん、たまに様子みにくるから。お金は現金書留で送るわ」と言ったという。当時、長男は14歳。妹3人はまだ7歳、3歳、2歳であった。子供4人だけの生活が始まったのだ。

 母親が毎月仕送りしていた額はわずか7〜8万だったらしい。あとはたまに電話をしたり、駅のマクドナルドなどに長男を呼び出して「家の様子はどう?」と訊く程度で、子供たちの部屋には全く寄ることなく、彼女は男と暮らしている家へ帰っていた。長男は学校には通っていなかった。この少年には出生届さえも出されていなかったのである。いや、出生届のないのは子供たち全員だった。この子たちは社会的には存在しないのと同じだったのだ。親に捨てられただけではなく、社会にも捨てられていたのである。

 家族のために時々買い物をしたりして外に出かける少年にはやがて二人の友達ができた。二人は大人の監視のない少年の部屋に入り浸るようになり、泣き声がうるさいと幼い妹を虐待する。遊ぶ半分から行為はエスカレートし、ぐったりとした三女は翌朝には冷たくなっていた。その三ヶ月後、「どうもあそこは子供たちだけで暮らしてるようだ」と大家が警察に通報し、子供が3人遺棄されているのが発見された。とくに長女と次女は栄養失調で衰弱がひどく、ただちに保護された。事件はTVや新聞で報道され、母親は警察に出頭。子供たちに引き合わされ、そこで初めて「三女がいない。子供がひとり足りない」ということがわかった。三女の死体は少年とその友人によって秩父の山に埋められていたのである。

 この事件をもとにして作られたのが映画『誰も知らない』である。柳楽優弥くんがカンヌ映画祭・主演男優賞を受賞したことで一躍有名になって多くの人に知られることとなったが、もとの事件はすっかり忘れ去られていたはずだった。

 映画は現実の陰惨な部分を削ぎ取り、健気な少年と強い絆で結ばれた弟妹たちの愛情の物語となっている。説明を省き、必要最小限の事柄だけを提示しながら淡々と展開するその映像は、どこか古くて懐かしい日本映画の世界を彷彿とさせるのだ。生活に疲れ果てた子どもたちの姿は少しずつやつれ、着ているものも汚れたり破れたりしてゆく。電気や水道を止められてからは公園で水くみをするようになる。その公園で知り合った不登校の少女は部屋を訪れるようになる。コンビニ店員は賞味期限切れのおにぎりを分けてくれる。

 映画の中の牧歌的な世界を、現実にその事件を体験した少年はどう思っただろうか。主演男優賞の少年を見て現実の彼はいったいどう感じたのだろうか。あれから16年、もう彼は30歳になっているはずである。事件が報道された後、幼い妹二人は母親に引き取られたが、その後この14歳の少年がどうなったのかは、誰も知らない。

「誰も知らない」を買う

2004年08月10日(火) 美浜原発緊急停止〜猛暑を乗り切れるのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 8月9日午後、営業運転中の関西電力美浜原発3号機(加圧水型軽水炉、出力82.6万KW)で警報が鳴り原子炉が緊急停止した。関電が調べたところ、タービン建屋内に高温の水蒸気が充満。中で作業していた作業員11人がやけどを負い、うち4人が死亡し、2人が重体、2人が重傷だった。国内の原発で営業運転中に死者が出たのは今回が初めてで、福井県警は捜査に乗り出した。外部への放射能漏れはないという。

 関西電力は定期自主検査記録で3600件を超す不正記載を行っていたことが判明するなど不祥事が連続しており、今回の事故で経営トップの責任問題が浮上するのは必至である。それにしても、放射能を含まない二次冷却水が漏れただけでこれだけの大事故になってしまうのである。そんな危険な場所で作業をさせられる下請け企業(木内計測)の技術者達もたまったもんじゃない。

 今回の事故の原因は低圧給水加熱器と脱気器と呼ばれる装置の間にある「復水管」(炭素鋼製、直径約56センチ、厚さ約1センチ)に穴が開いており、ここから蒸気が噴出したからだという。そんな太くて分厚いパイプに穴が空くのだから二次冷却水といえどもかなりの破壊力である。

 復水管は定期点検で肉厚が減っていないか超音波で調べることになっていた。ところが今回破れた部分は28年間全く検査なしに放置されていたのである。ここを通過する水の温度は150度に達する。300トン以上の水漏れが発生すると自動的に警報が鳴って原子炉が緊急停止するようになっている。ということは、300トン以上の高温高圧の蒸気が作業員達の頭上から降り注いだのだろうか。事故当時、タービン建屋内では211人が作業をしていたのである。これだけの犠牲で済んだのは不幸中の幸いである。しかし、300トンまでなら緊急停止しないということは、その程度なら故障ではないという意味で、それもまた問題である。

 原発みたいなしょっちゅう故障や事故を起こしている不安定な仕組みに我々のエネルギー源の3分の1を頼ってることはまことに危なっかしい。通常運転でもこのようにトラブルが発生するものを、もしも巨大地震が襲えばどうなるのだろうかとオレは心配してしまう。仮に地震で配管が切断され冷却不能で炉心溶融という事態になったとしても、阪神大震災の時と同じく「想定外の揺れだった」で片づけられそうだ。もっともそのときは言い訳をする人も被害者もみんなあの世に逝った後かも知れないが。

 さて、緊急点検に入るためには関西電力は残りの原発も次々と停止しなければならない。昨年夏に東京電力の原発がすべて停まった時と同じである。たまたま昨年は冷夏だったから乗り切れたが、今年はかなり暑いのである。もしも電力不足が発生したらどうなるんだ。冷房が使えないなんて事態になれば、どうやってこの大阪の夏を乗り切ればいいのか。やっぱり逃げ出すしかないのだろうか。かなり心配なのである。 人が事故で死んでいるというのにそんなくだらない心配をする不謹慎な人間が実はオレなのである。人命に比べれば暑さなんて我慢すべきなのである。

2004年08月09日(月) 東京なんてぜいたくだぜ。田舎に行け!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 生活保護費の総額は2002年度で2兆円を超えている。この2兆円のうち、国がその4分の3を、残りを地方自治体が負担しているのだが、財政窮乏の中で、政府はこの負担割合の変更、つまり国の負担を3分の2に減らそうとしている。そのままなら単純に地方自治体の持ち出しが増えるだけなので、政府は給付水準の引き下げと審査を厳しくすることを求めている。2002年の受給者数は人口の1%にあたる124万人もいる。単純計算で一人あたり161万円のゼニが生活扶助のために支給されているわけだが、これを少しでもカットしようとしているのだ。

 さて、これまで支給していたゼニを減らしたり打ち切ったりすることでいったいどんなことが起きるのだろうか。確かに大阪には、不正受給しながらベンツを乗り回し昼間はパチンコ三昧のヤクザの愛人がかなり多い。10万人近くいる大阪府の生活保護受給者のうち、少なくとも一割くらいは暴力団関係者だとオレは推定する。しかし、「審査を厳しく」と上司から求められたヘタレ公務員どもが、そういう怖い相手に対して「保護を打ち切ります」とは言えない。だからこれまでも見逃してきたのである。このしわ寄せは文句を言えない弱者のところに行くのだ。その結果、本当に必要な人が保護を打ち切られる。援助を打ち切られた母子世帯が一家心中したりする。そんな悲劇が必ず起きてしまうのだ。お役所仕事とはそういうものである。

 そこでオレは提案する。受給者総数を減らさずに予算を削る秘策である。それは、大都市の割り当て人数そのものを削ってしまうのである。物価の安い田舎に多くの人数枠を割り当て、東京などは実質生活保護が受けられないようにしてしまうのだ。例えば東京23区内で独り暮らしの70歳の場合、生活扶助費は月額9万5140円もある。これは満額支給の老齢基礎年金よりも2万8723円多い。東京ではきちっと年金を掛けるよりも財産を使い果たして生活保護に頼った方が収入がはるかに多いのである。そんな物価の高いところに住むようなわがままを許してはならないのだ。少なくとも納税する側のオレはそう感じている。

 極端な話、生活保護受給者すべてに東京の半分の収入で生活できるような田舎に移住してもらえば、給付人数をそのままに予算を半分に削ることができるじゃないか。また、過疎の小学校で少人数教育を受けられることは、母子世帯の子ども達にとってもよいことである。余分な教育費を掛ける必要がないからだ。

 都市で暮らす必要性は、そこに職場があって通勤するために生まれるのであり、働いていない人は別に都市になど住まなくてもいい。オレが今、治安の悪い街に我慢して住むのもたまたま通勤に便利だからであり、定年になって通勤しなくてもよくなればなればもっといい環境の土地に引っ越すに決まってる。ネットに接続できてスカパーで阪神戦が見られれば基本的にオレはどんな田舎でもOKである。

2004年08月08日(日) なんなんだ、この運賃は?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 昨日のことだ。オレは土曜というのに出張で朝から出かけていたのである。こんなときに必ず確かめることは、どの経路で行くのが最も安くてしかも速いかということである。目的地の最寄り駅は阪急とJR、どちらからでも行ける。ヤフーの路線検索で確認したところ、JRで行くと380円、阪急なら450円、所要時間はJRが40分(乗車23分 他17分)、阪急が38分(乗車30分 他8分)となっていた。しかし、JR大阪駅の乗り換え時間が17分もかかるというのはおかしい。実際は5分以内でできるはずなのでJRの方が安くて速いということになるはずだ。そういう判断からオレは天王寺駅で380円の乗車券を買ったのである。

 一日の仕事を無事に終え、帰るためJRの駅から乗車しようとしたオレは、ふと料金表を見上げて立ち止まった。大阪駅まで170円だったからである。オレはよくJR天王寺〜大阪間を利用する。その料金は190円だと覚えている。通しで買えば380円する切符が、大阪駅まで買って残りを買い直せば170円+190円=360円になる。なんということだ。オレはそのカラクリに気づかずに、往路で20円も損してしまったのである。払わなくてもいいゼニを無駄にしてしまったという点で重大なミスである。オレは怒りに指をふるわせながら券売機で天王寺までの380円ではなく、大阪駅までの170円のボタンを押した。

 さて、おかげで大阪駅で途中下車できることになったので、オレは阪神百貨店に立ち寄ることにした。地下一階で名物のイカ焼きでも喰おうと思ったのだ。しかし、階段を下りたオレはおなじみの長蛇の列に出くわして瞬間的にあきらめた。代わりに洋食焼きとネギ焼きを喰い、ミックスジュースを飲んだ。もう一度JR大阪駅に戻るのが面倒になって、目の前にある地下鉄で天王寺まで帰ろうと券売機の前まで来たが、なんと270円もしている。190円のJRよりも80円も高いのである。そんな贅沢はとてもできないのである。オレはエスカレーターで百貨店の二階まで上り、カンカン照りの下、陸橋を渡ってJR大阪駅にたどり着いた。券売機で切符を買ってすぐにホームに駆け上がると目の前に大和路快速が停まっていて、待ち時間なしですぐに乗れたのである。

 結局、帰りは大阪駅で途中下車したおかげで20円も安くなった上に阪神百貨店に寄り道もできたのだ。帰ってから検索してわかったことは、大阪駅を経由する乗車券はこのような例が実に多いのである。こんなこと鉄道マニアの人たちにとっては常識中の常識なんだろうが、たまにしか鉄道を利用しないオレにとっては新鮮な驚きだったのである。

2004年08月07日(土) 騙される方がバカなのである        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 警察庁のまとめた今年上半期(1〜6月)の犯罪情勢によれば、オレオレ詐欺の多発で詐欺の認知件数が過去最高の3万8000件(前年比47%増)を記録したという。来日外国人の刑法犯も過去最多である。日本は確実に犯罪大国の道を歩みつつあるのだ。

 ただ、オレははっきりこう思っている。オレオレ詐欺に引っかかる人間は基本的にバカなんだと。「だまし文句が巧みになった上に、一度だました被害者に何度も請求するなど手口がより悪質になってる」と警察庁では分析しているが、どんなに巧みな文句であってもオレをだますのは100%不可能である。

 たとえばこんな事件があった。8月5日午後1時半頃、兵庫県明石市の主婦宅に弁護士を名乗る男から電話があり、「ご主人が事故を起こし、相手の女性と赤ちゃんが死亡した。懲役25年の刑になるので保釈金200万円が必要だ」と告げられた。主婦は動揺して話を信じ、指定された口座に200万円を振り込んだ。この直後同じ男が今度は慰謝料を請求し、別の口座に300万円を入金、さらに「弁護士料150万円がいる」と言われたために不審に思って夫と連絡を取り、うそとわかったという。その時点ですでに500万円はだまし取られた後だったのである。

 どうして最初に「事故を起こした」と言われた時点で夫と連絡をとらなかったんだ!そこで夫が電話に出ればすぐにばれるだろう。そもそも交通事故で25年の刑はありえない。危険運転致死罪でもそこまではいかないぜ。まだ裁判もしていないのに懲役が何年になるかわかるはずがないだろう。そんな常識もないのか。この矛盾する話のどこが「巧みなだまし文句」なんだ。あまりに情けない内容で涙が出そうだぜ。

 オレオレ詐欺を防ぐのは簡単だ。それは電話を掛けてきた相手に対して落ち着いてさりげなく「これって、もしかしてオレオレ詐欺ですか?」と訊くことである。そんな想定外の質問に対して、詐欺師というのはパニックに陥るに決まってるからだ。予想されるのは「馬鹿野郎」とか言いながらいきなり電話を切る反応だろう。これで騙されずに済んだのである。詐欺師の方だって、丹念に自分が怪しくないことを説明するよりも、もっと他の馬鹿を探した方が効率がいい。あと、電話の時に家族の名前をわざと間違えてみるとかでもいい。どうせよく調べもせずに掛けてきているのである。先に警察に通報してから引っかかった振りをして、試しに1円振り込んで反応を確かめるのもいい。詐欺師の連中が少しでもしっぽをつかませてくれるように引き延ばしておちょくるのが面白いのである。オレなら絶対にそうするのである。

2004年08月06日(金) 中国は北京五輪を今すぐ返上しろ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレは中国人民に対してこれまで敬意を払ってきた。敗戦の混乱の中でやむなく親と離れることとなった多くの残留孤児を育ててくれた恩を思い、そしてかつての敵国の子を分け隔てなく育ててくれたことに彼らの魂の尊さを感じていたのだ。しかし、それはもしかしたら幻想に過ぎなかったのかも知れない。今、オレはそのように思いはじめた。以下、その理由を記す。

 中国にはオリンピックを開催する資格はない。オレはサッカー、アジアカップの日本チームに対する激しいブーイングに痛切にこのことを感じた。あんたたちはそんなに日本が嫌いなのか。そんな国で開催されるオリンピックに対して、日本はボイコットという態度で臨むべきである。いや、そもそもそんな態度しか取れない連中の国でオリンピックをやることが間違っている。本当に開催したいなら国民を正しく教育しなおして、反日教育で洗脳された連中が全部くたばってから新たに開催地に立候補すべきである。2008年に開催なんて百年早かったのである。

 日本がミスをするたびに沸き起こる大歓声はまあ許そう。甲子園でも巨人の選手がエラーすれば同様のことは起きる。しかし、国歌斉唱時のブーイングや起立拒否はいったいどういうことだ。オレが監督なら即座に選手を引き上げさせる。そんな無礼な観客の前で試合を行うことは選手に対して失礼だろう。入場料のゼニを払ったら何をしてもいいというものではないはずだ。それともそのゼニは日本選手罵倒大会への参加料なのか。ゴミを投げ入れるのもいいかげんにしろ。おとなしく観戦できないお子様レベルなら家に帰ってテレビで見ろ。

 上半身に赤い大きな文字で「抗日」などと書いた若者や、「釣魚島は中国のもの」と尖閣諸島の領有権を主張するグループがいたり、「日本征伐」「日本鬼子」(リーペンクイズ・大戦中に日本兵はこう呼ばれた)というプラカードを掲げたりとやりたい放題じゃないか。石原都知事が中国を「シナ」と呼んだら大騒ぎするくせになんだその態度は。これは日本に親善試合に来た大リーガーたちの前で「鬼畜米英」と罵ったり、北朝鮮の選手の前にずらりと拉致被害者の巨大な顔写真を並べたり(北朝鮮にはそれくらいやってもいいと個人的には思ってるが)しているのと同じ程度の愚劣な行為である。

 スポーツの世界に政治的な主張を持ち込まないのは最低限のマナーだ。かつての敵国だからと言ってその国の選手を差別することがあってはならないし、グランドの中で真剣にプレーする選手達に対して敬意を払うのは観客にとって当然の礼儀だろう。そんなことがわかっていない馬鹿が多数存在するのは、中国の教育のレベルがしょせんその程度だということである。西洋や日本に工業技術で追いつき、自前で核兵器を作りロケットを飛ばすようになっても、道徳レベルはこの程度なのだ。いくら見かけは豊かになっていても、中身は幼児そのままなのである。

 小泉首相ももっと怒りをぶつけるべきである。オレが総理なら江沢民に電話でこう怒鳴ってるやるぜ。

「舐めとんか、コラ! しばくぞ」

2004年08月05日(木) 液晶テレビ買ったらパソコンが付いてた!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 リビングに置いて大画面で野球を見るためではなく、眠れない深夜にこっそりと見るための小型テレビを一台欲しくて堺市内のあるアウトレットショップに出かけた。その店では型落ち品や他店の展示品など、激安の冷蔵庫や洗濯機、パソコンなどがいつも陳列されていたからだ。15インチくらいの液晶テレビ(平均で4万5000円くらい)を物色していたオレの目に止まったのは、NECのセンスの悪い液晶一体型のパソコンだった。機種名はNEC VALUESTAR H VH300/7A となっている。価格は税込み75000円である。

 今回オレが欲しいのはテレビであってパソコンではない。それにその程度(モバイルAthlon 4/1.1GHz)では今の標準的な性能には遠く及ばない。しかし、液晶テレビとの差額がわずか3万円であることを思えば、どんなに値段が下がったといっても3万円で買える新品パソコンはない。「高輝度エクセレントシャインビュー」液晶というのもなんか美しそうである。さっそくいつも持ち歩いてるノートパソコンで価格をWEBチェックしてみた。最安値は78800円とある。今目の前の価格はネット上で検索した最安値よりもさらに3800円も安い。どうやら損な買い物ではなさそうだ。

 オレは思い切って買うことにした。さっそく帰宅して梱包をほどき中身を確認した。まずテレビのアンテナ線を接続して地上波のテレビを映してみる。画面の美しさに驚く。色が鮮やかでしかもかなり明るいのだ。とりあえずテレビとしては合格である。これで4.5万円分は回収した。あとは残り3万円分の値打ちがあるかだ。

 今度はパソコンとしての能力を試してみた。起動時間はやはりやや遅い。終了ももたつく。この程度のCPUの速さならそれもやむなしである。DVDの再生は全く問題ない。音も十分な音量で出せる。オレはとりあえず少しでも起動終了を改善することにした。システム構成ユーティリティーをいじっていらない常駐ソフトを完全にはずし、スタートメニューをWINDOWS/98などと同じクラシックスタイルに変更した。スタートアップに登録されていたものをすべて削除し、マイコンピューターを右クリックしてシステムのプロパティを開き、詳細設定をパフォーマンス優先にした。その後で再起動してみるとかなり起動時間が速くなっていたのである。どうやらこれでパソコンとしても使えそうである。少なくともメインマシンが故障したときのピンチヒッターには十分だ。

 リビングのテーブルの上で設定作業をしていたオレの後ろから母が声を掛けた。「それ、ゲームもできるの?」ああ、この液晶テレビの運命は、老母のためのボケ防止用ゲームマシンになってしまうのかも知れない。

2004年08月04日(水) マクドの勝ち、吉野家の負け        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 マクド(関東ではマックと呼ぶらしいが、関西人のオレにはマクドだ。しかし、京都のあの変な茶色のマクドは気に入らない。いっそのこと京都だけは魔供堂と漢字表記したらどうだ?)は59円バーガーで戦略的大失敗をした後、長く低迷していたが最近になってやっと業績が上向きになってきたらしい。日本マクドナルドHDが発表した2004年6月中間決算は営業利益が26億4900万円と大幅な黒字に転換し、最終利益も11億1600万円と前年同期の1億3300万円を大きく上回った。プロモーションや新商品効果で既存店売上高が+4.2%も伸びたためだという。

 あの59円バーガーは、日本中の小遣いの足りないサラリーマンにとって救世主だった。「ハンバーガー2個と水」だとわずか113円で昼食を済ませられたのである。しかし、マクドの従業員は大変な苦痛を強いられた。売り上げと労働が3倍になっても利益は変わらない。これは大いに従業員のやる気を失わせたのである。価格を元に戻せば今度はおっさん達が来なくなってしまい、ますます売り上げが落ちた。こうして長い低空飛行が続いていたのである。今回の好調の要因は、白身魚を使った「マックディッパー」などの新商品効果やプロモーションの実施に加え、サービスの向上に努めたことなどが奏功したと原田社長は分析している。

 一方外食産業のもう一方の雄、吉野家はBSE騒ぎのためにアメリカから牛肉輸入が停止して以来、主力商品を失い、今後の方向性を見失って迷走している。7月の既存店売上高は前年同月比35.3%減となり、4カ月連続で3割超の落ち込みが続いていることが明らかになった。同社では「7月は販売促進キャンペーンがなく、落ち込み幅は想定の範囲内」とし、8月は新たなキャンペーンで巻き返しを図るとしている。学生が夏休みに入る8月というのは吉野家のような外食産業にとっては不利なはず。そんな時期に新たなキャンペーンを打ってもさほど効果があるとは思えないのだが。

 牛丼に代わる新メニューを開発しようと吉野家はこれまで計十数種類のメニューを発売してみた。ところが客の反応は逆で「吉野家は何を売っているのか分かりにくい」混乱を招いただけだった。今後は絞り込んで牛カレー丼・牛鉄鍋膳・豚丼・角煮きのこ丼の4品目を新定番メニューにするらしい。この新定番メニューを4品食べると、抽選で冷凍牛丼などが当たるキャンペーンをスタートするという。「なんとか流れを変えたい」と吉野家も必死なのである。

 あえて主力のハンバーガーに高級品(といってもわずか数百円だが)を投入して客を取り戻したマクドと、戦略的な見通しを持てずに迷走してますます顧客離れを招いた吉野家、この二社の姿は日本の他の外食産業にとって大いに参考になる。これから生き残るのはどの店なのか。経営者が正しい判断を下して舵取りできるかどうかがますます大切になってくるのである。

2004年08月03日(火) 腐ったミカンを買う人たち        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレには納得のいかないことが一つある。それはとてつもなく劣悪な環境の場所に建てられた家を購入する人間の存在である。たとえば交通量の多い道路の信号の近くにある猫の額ほどの敷地の建て売り住宅を買う人間が存在する。一日のほとんどの時間、玄関ドアの前には信号待ちのクルマがアイドリング中で排気ガスを出しながら停まっている。交通が激しいからオモテで子どもを遊ばせることもできない。しかも、自分の家の前にクルマを停めることさえ困難なほどそこは交通量が多い。そんな場所に建てられた家でも、なぜかすぐに入居者があるのだ。どうしてそんなものを買うのか。

 たとえば果物屋でミカンを買うときに、わざわざ腐ったミカンを買う人はいないだろう。値段が半額でもやはり腐ったミカンは売れないだろう。この世で腐ったミカンを見捨てないのは金八先生くらいである。オレにとってそんな劣悪な住宅は腐ったミカンと同じである。誰が好きこのんで排気ガスを毎日吸わされる環境で生活しないといけないんだ。

 やかましい場所も同様だ。空港の近くや線路のそばはのべつまくなしに轟音にさらされている。そんなところにオレは住みたくない。ところが好んでそこを選ぶ人間が存在するのだ。伊丹空港のそばでもどんどん建て売り住宅が販売されている。地元自治体には騒音の迷惑料という名目でゼニが支払われる。関空ができて発着の本数が大幅に減ったときは、当然のことながらこのゼニも減った。すると地元自治体は「もっと便数を増やしてください」と陳情したのである。ゼニのためなら住民が迷惑を受けてもいいのである。

 騒音や排ガスにさらされるこの劣悪な住宅が、タダで住めてしかもゼニまでもらえるのなら、貧しい人間がそこを選ぶのもわかる。しかし、わざわざそんな家にゼニを払ってる人間はオレにはマゾとしか思えない。

 東京都世田谷区の沿線住民らが小田急電鉄の騒音の差し止めと慰謝料を求めた訴訟で8月2日、原告203人と同社との和解が東京地裁で成立した。小田急側が騒音を24時間平均で65デシベル以下に抑え、総額4200万円の和解金を支払うことを柱としている。和解内容によれば、小田急側は梅ケ丘駅―喜多見駅間について、来年3月末までに騒音規制を実現し、その他の地域についても改良工事の進み具合に合わせて速やかに実施する。騒音を少なくするための方法としては、防音壁の設置や防音仕様の車輪・車両の導入などが挙げられたという。

 線路のそばがやかましいことは子どもでもわかる常識である。小田急は1923年からそこを走っている。少なくともこの原告たちの多くが生まれる前よりも存在しているのだ。現在の住民やその親たちというのは、そこが線路のそばでやかましいことを承知の上で

「でも世田谷だから!」

と割り切って買ったのかも知れない。閑静な練馬よりも線路のそばの世田谷がいいと思ってるはずだ。そんな住民が小田急に文句を言う資格はないのである。

2004年08月02日(月) 幕張全裸ナイト        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 出張してビジネスホテルに泊まる夜、基本的にオレはある恥ずかしい行動をとる。お菓子や飲み物を買い込んで、翌朝までもう部屋から一歩も出る必要はないという状況を作り出してからシャワーをあびる。夏はやはり冷水が気持ちいい。汗を流してさっぱりした身体をバスタオルで拭き、通常ならここで浴衣やバスローブやパジャマに着替えるところだが、オレはそうはしない。

 そのままバスルームを出て、机の上で開いたノートパソコンの前に座る。そのままこうして日記を書いたりWEBページを読んだりする。全裸でモバイル全裸で日記書き全裸でゲーム、とにかくパソコンがあればオレは退屈することはない。今度はリモコンでTVのスイッチを入れてみる。全裸でテレビだ。そのまま野球中継を観戦する。全裸で阪神の応援だ。さらにドラマを観る。全裸で冬ソナだ。ああ、なんてこの全裸というものは心地よいのだろうか。

 思えば子どものころ、風呂上がりにフリチンのままでそこら中を走り回り、バスタオルとパンツを持って母親がオレを追いかけ・・・なんてことがあったかどうかは実際には思い出せないのだが、そんなときの子どもの解放感はよくわかる。肌に何もくっついていないということはこんなにも気持ちがいいことなのだ。

 ところが大人になるとそういうわけにはいかない。5歳の男の子が真っ裸で海辺やプールサイドを走り回っていてもただのほほえましい光景だが、40歳の男が真っ裸で海辺やプールサイドを走り回ればすぐに警察に通報され、公然わいせつ罪かわいせつ物チン列罪て逮捕されてしまう。(ちなみにこの二つの罪の違いがオレにはよくわからない。ストリッパーは前者でモロだし男は後者という分類でいいのだろうか)なぜ子どもに許されることが大人には許されないのだろうか。タバコや酒のように、子どもの時は許されないが大人になれば許されるというのが普通である。

 20歳の美女が同様に全裸で目の前を走り回っても誰もいやだとは思わないし、どちらかというとオレは嬉しくてたまらないのだが、それもまた逮捕されてしまうのである。そんな無粋な警察官は全くもって許せないのである。せめて逮捕するのは2時間くらい後にして欲しいのである。無理にこの逮捕に理由をつけるならば、美女の場合はあまりに扇情的で見た人の精神が恐慌をきたすから罪であり、オッサンの場合はあまりに醜くて見た人が気分が悪くなるから罪なのだろうか。

 その、あまりにも醜い肉体を所有するオッサンであるオレは、一人密やかにホテルで全裸になる。幕張プリンスホテルの夜は更けて、オレの全裸ナイトはいつも、朝になって部屋を出る直前まで続く。

2004年08月01日(日) エッチはすごい        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 す、すみません。題名に「H”(エッヂ)はすごい」と書こうとして、間違えて濁点をつけないままENTERキーを押してしまいました。エッチを期待してこの日記を開いた人にはお詫びいたします。どうかブラウザの「戻る」ボタンをクリックして他の日記をお読みになってください。エッチじゃないものを読むつもりでこの日記を開いたまじめな読者の方々はそのまま以下の文章をお読みになってください。

 オレは関西地区限定のプロバイダであるケィ・オプティコムのeo64エアというサービスを利用していた。月3000円という低料金でPHSの機能を持った通信カードによるモバイルインターネットがやり放題だったからである。

 しかし、このeo64エアにはさまざまな欠点が存在した。それはサービス地域が狭すぎるということと、コンクリートに遮られて建物内での受信状況が極端に悪くなることであった。また天候にも影響を受けやすく、曇った日や激しい雨の日は受信状況が悪くなった。近畿地方以外に旅行してeo64エアのサービス外になるときは通常の電話回線でダイヤルアップでアクセスしたが、ホテルの電話でつなぐ外線電話の料金がかなり嵩んでしまった。

 7月下旬の首都圏への出張を機に、オレはモバイル通信の手段をKDDIのAirH"(エアーエッジ)に変えることにしたのである。たまたま通信用のカードがコジマで1円だったこともあり、衝動契約してしまったのである。つなぎ放題コースにオプション128を加えると月額8800円もかかるのだが、通信の快適さには代えられない。

 出張の日が来た。オレは座るために、最寄り駅でわざと準急ではなく各駅停車に乗った。座席ではすぐにノートパソコンを取り出し、AirH"での通信が可能かどうか実験してみた。IEを起動するとすぐにネットにつながった。無事通信できそうだ。電車の速さくらいの移動ならOKだったのである。しかしもっと速かったらどうだろうか。

 新大阪からのぞみに乗った時、オレは当然のようにそこでもノートパソコンを開いて試してみた。なんと、そこでもつながったのである。しかし、速度がどんどん上昇するとやはり通信が不安定になる。WEBページを開くのにものすごく時間がかかるのである。128Kの通信速度どころか、まるでパソコン通信時代の2400BPSの時代遅れのモデムを使っているような感覚である。ただ、テキストを表示するくらいならなんとかなる。オレの日記を開くくらいならかろうじて可能だったのだ。時速200キロでもつながるとはなんてエッジはすごいのだ。オレは改めてAirH"に変えたことの価値を理解した。これなら月8800円しても許すぜ。


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