 |
 |
■■■
■■
■ 酒と薬。
名も知らぬ薬を、一つずつ封切っていく。
氷を入れたグラスに、酒をゆっくりと注ぐ。
口をつけ、飲み込む。
味は、しない。
薬に手を伸ばす。
1シート。
2シート。
3シート。
酒を再び口に運ぶ。
空になったシートを床に放った。
死ぬつもりなど無い。
この程度の量じゃ致死量にも程遠い事は解かっている。
意識を飛ばしたいわけでもない。
現実から、逃げたいわけでもない。
理由は、ない。
一昨日、何となく酒を買った。
"いつか"のために取っておいた薬があった。
・・・なんとなく、飲んでみた。
理由をつけるなら、それしかない。
あと一歩の所で、私は私の邪魔をする。
狂うことへの恐怖。責任。負い目。
私は何をしたい。
それすら、解からない。
感情は消え去った。
身体など初めからどうでもいい。
何が正しい?
どうすればいい。
その判断が、出来ない。
自分を知るために、知識を付けた。
その知識は、弱い自分を認識させる。
その結果は?・・・言わずとも、解かる。
私が傷つけるのは私だけでいい。
それを綺麗事だと受け取ってくれて構わない。
自傷でどこまで抑えられるかは解からないけれど。
でも、それはあなたの為じゃないんだ。
「傷つけたくない」という、私の醜い思いだ。
あなたを前に笑う、自分を見たくない。
あなたの血に触れて悦ぶ、私を見たくない。
あなたを殺して、笑う、私を見たくない。
想像殺人と、妄想と、自傷。
それはすべて、私に必要なもの。
自分のことしか考えられない、馬鹿な人間だろう。
それでも、私なりに気を使ってきたよ。
それは、演技にしかすぎなかったけど。
「優しい」人の称号は手に入れた。
一度だって相手を考えた事など無いのに。
疲れたよ。
現実と演技の狭間で揺らぐのは。
ありのままの私を、受け入れたいんだ。
その結果、感情を無くしたけれど。
もう、それでいいと思ってる。
少し、酔ってきたのかな。
周りの景色がぼやけて見えるよ。
私は、どこまで持つかなあ。
精神はとっくに限界だったけど、
何も言えなかったから、誤魔化すしかなかった。
今も、ずっと。
なんとかしなきゃ駄目だって解かってるんだけど、
失った言葉が、出てこないんだ。
やっぱり、殺すしかないのかなあ?
あはは。
2002年07月06日(土)
|
|
 |