空虚。
しずく。



 熱い身体・冷たい心。

臭いものに蓋をするように、
嫌なものには触れていなかった。

触れたくなかった。

自分の精神が歪んでいくから。


別に誰にされたわけでも無いのに、
ただただ他人を傷つけたくて。

自分が、笑うために。


過去の歴史に触れるたび、
人の狂気に触れるたび、
人間の負の部分を垣間見るたび、

残虐な笑みを浮かべる自分に気づく。


こういう手段でしか笑えない自分が、"悲しい"?

『むしろ、喜ぶべきだろう。』


常に熱を持って冷めない身体。
熱を持つ事がなくなった冷めた心。

様々な手段で、熱を得ようと試みて。

行き着いた先は、"狂気"。


自分は、特別じゃない。異常でもない。
だけど、普通じゃない?


今。
目の前で笑う友人を、線路に突き落としたら。


彼女はどんな顔をするだろうか。

私は、どんな顔で彼女を見下ろすんだろうか。


妄想を、笑顔の裏に包み隠す。

想像の中で彼女を殺し、その顔に、笑う。

狂気じみた笑いをあげて、叫んで。

すこしだけ、安らぐ。


本当にやる勇気はない?

人を殺すのに勇気なんているの?


・・・私が、狂っていく。


いつまで、理性は持つのだろう。

・・・早く、決着をつけなければ。


最後まで、偽善者を貫き通して。

2002年06月02日(日)
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