空虚。
しずく。



 ゆらめき。

"君を傷つけるなんて二度とない。"
"だから今までのよういつも君を抱き締めたい。"

(ゆらめき/Dir en grey)


いつからだろう。
君のいない生活に慣れてしまったのは。
いつからだろう。
君のことを考えなくなったのは。
いつからだろう。
君を、愛さなくなったのは。

もう、僕の中に、君はいない。


苦しかったよ。
君と過ごした、楽しい記憶が。

苦しかったよ。
君の言葉が突き刺さった心が。

苦しかったよ。
君と共に引き出される、つらい記憶が。


だから、やめたんだ。

"もう、いいんだ。"

そう言い聞かせなきゃ・・・、

押しつぶされてしまいそうで。


・・・結局、何一つ言えなかったね。

僕を、知って欲しかった。
理解して欲しかった。その瞳に留めて欲しかった。

だけど・・・、
出来なかった。

君の言葉が、恐かった。
君の瞳が、恐かった。

・・・君が、離れていくのが。(・・・恐かった。)


"本当にバカだよ僕"


だけど・・・後悔すら、出来ないんだ・・・。

あんなに、愛していたのに・・・。

今は、もう・・・。


"ねえ・・・僕の愛は、もう・・・ない、の?"


2002年03月11日(月)
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