空虚。
しずく。



 ぬくもり。

そういえば、今日は雛祭りだった。
特に何の思い出もない。思い入れもない。
別に、普段と変わらない一日。

けれど、今日は、父親がいた。
それだけで、空気が違う家の中。

もうあの人たちに気を使いたくない。
なんて言っても、それは所詮"夢"でしかない。
9年間、演じ続けた代償。
もう、身体に染み付いてしまっているから。
どんなに頑張ろうとしても、
無意識のうちに"恐怖"が先行してしまう。
・・・イライラする。
結局私はこの呪縛から抜け出せないのか。と。

そして、あんな人達にまで、
"ぬくもり"を求めてしまうことを。

イライラする。
・・・イライラする。


"誰より自分が嫌いだなんて言いながら、"

"本当は誰より自分を愛してるのかもしれない。"


2002年03月03日(日)
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