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■ 病院めぐり。
久しぶりに親と外出した。 もう、辛いとかそんなんじゃなかった。 ただ、何も感じないように切り離してた。
出かける前に、鞄にカッターを入れた。 必要なければそれにこした事ないけど。 多分、無理だろうな・・・。
車に乗って、ずっと景色を見てた。 霞がかった視界を、色のついたものが通り過ぎる。
・・・出来事も、こんな風に流してしまえればいいのに。 どうしても、私は、ある一点で、ブレーキを踏んでしまうから。
病院に着いても、降りなかった。 別段興味もなかった。感慨もなかった。 カッターを取り出して、皮膚に当てた。 切るつもりじゃなかった。 けれど、力を込めすぎたらしい。 血が出た。 痛みも何もなかった。 試しにもう一回やってみた。 やっぱり血が出た。 痛みはなかった。
その事に、恐怖もなかった。 ああ、本当に何も感じなくなったんだ。 と、思った。
だけど、瞳からは涙が出てた。 血のついた指でそれをぬぐった。 「誰が泣いたんだろう?」 ぼんやりとそんな事を思った。
入院する事になるかもしれない。 けれど、別にどうでもよかった。 自傷が出来ないのはつまらないけれど、 薬を飲めるなら、まあ、いいか。
"誰が満たせるんだろう。"
"この、渇きを。"
"誰が救えるんだろう。"
"この、自分を。"
2002年03月02日(土)
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