おぎそんの日記
おぎそん



 宮部みゆき時代劇 第9話「紅(べに)の玉」

前回、少々苦言を呈した作品でしたが今回の作品はかなり良くなっていました。

今まで茂吉はいないほうがいいだの、原作と異なることで雰囲気・伝えたいことがぼやけているだの散々なことを今回ばかりは撤回したいと思います。

今回の作品は「幻色江戸ごよみ」が出典であるため本来、茂吉が出てくる必要がないのですが、今回に限っては出てきたほうが救いがある結末だったかな、と。

原作では救いのない結末でそれもよかったのですが今回のドラマではその結末を変えた必然性がきちんと伏線として描かれており、それを演じる役者(茂吉役の高橋)の力量があったからだともいます。

今回のキーセンテンスは「悪法でも法である」「悪法から逃れるにはその隙間をつくしかない」でしょうか。
江戸時代で考えると、生類憐れみの令などの(今回は贅沢禁止)ものですが、上からの命令に単に従うのではない茂吉親分の活躍が光りました。
「庶民を締め付けるだけの令じゃないですか」
「職人だって芸をみがかねえといけないんです」
「じゃあ、日光の東照軍はどうなるんですか?」
「職人の技術がなきゃ、出来ないことだってあるんです」
素直に、聞くと越前大岡の上のようです。まぁ、それを代弁しているのでしょうけど。

名もなきひとびとが言えないことを代弁する。本来の働きなのですがいつのまにかいわないでもいいや。
いえ、言わないでわかってもらおうとする傲慢な考えがなかったのか、と反省させられる点でもあります。
自分の考えをわかってもらうなんて言葉を尽しても難しいことです。それを黙っていてわかってもらうなんてとてもじゃありませんが伝わるわけがないです。
ちょっと反省。

お上に逆らうようならお役目を返上するんだな
今回の目玉ですかね。
次回「堪忍箱」でこのドラマもとりあえず最終回です。結構見逃しましたが。

おぎそんは、今回のくらいの質でドラマが放映されるなら受信料を払ってもいいかな、と思い始めました。まぁ、継続は難しいでしょうけど>NHKさん
おぎそんは、NHKをとりあえず応援しています!


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いつのまにか掲示板をさらすのを失念しておりました。すみません。
皆様の書きこみをせつにお待ちしております。

2002年09月13日(金)
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