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re-invention



 これまで感じてきた違和感

京都最終日。
今日も地下鉄1日乗車券で。
最初は,相馬先生・両角先生の分科会。
確かに研究の全貌をつかむのは難しい。
静大附属島田中の発表を今日も聴く。
なるほどと思える確かな実践をしているのがよくわかる。
竹下先生とも,話しをするができ収穫。
学び合い系の発表も聞け質問する。
この実践を佐藤学先生は,どう言っているのか?
本当はそこが聞きたかった。

研究発表に関して,
これまで感じてきた違和感が,ようやくはっきりする。
多くのものは,
「こんな課題で授業をしたら,
 生徒達はこんな面白い反応を示した。」という内容。
確かにそれは,普通の公立中学ではあり得ない内容。
展開も,生徒の反応も・・・うらやましい限り。
残念ながら自分の発表も,同様のものが多かった。
でも,大事なことは,今の到達点ではないはず。
実証すべきは,
生徒の伸びがどうであったか。
それを明らかにする研究でありたい。
生徒の伸びに視点を置かなければ,
良い教育・指導がなされたかどうかはわからない。

生徒の伸びを実証するためにも,
今,授業振り返りカードで
観点を定め定点観測している手法は,
なかなかいいものだと思う。
それだけに評価の観点を,再度見直そうと思う。

最後は,北山まで移動して高校部会の講演,
「数論幾何学の歴史−ピタゴラスからワイルスへ−」
分らないことだらけだが,雰囲気を感じて終了。


2008年08月05日(火) 事前研初日
2007年08月05日(日) 十年経っても苗木
2006年08月05日(土) 迷っていては進まない
2005年08月05日(金) 日数教長野大会初日
2004年08月05日(木) 論がない


2009年08月05日(水)
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