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ブーツィラの音楽雑記



 「阿寒のアイヌの歌と踊り」、11/16 於: 東京・けやきホール

「阿寒のアイヌの歌と踊り」が、11/16(木)に東京・代々木上原のけやきホール(古賀政男音楽博物館)で行われる(イスラム圏の音楽家たちによる「フェスティバル コンダ・ロータ2006 ラマダンの夜」を観に行った時にもらったチラシより)。入場無料。

東京音楽大学付属民族音楽研究所主催の公開講座で、プログラムは「トノト ソロパ(酒こしの踊り)」、「ウコウク(座り歌)」、「ク リムセ(弓の舞い)」、「サロルン リムセ(鶴の舞い)」、「シッチョチョイ(種まきの踊り)」、「フッタレチュイ(松の木が風に揺れる踊り)」、「エムシ リムセ(刀の踊り)」、ムックリ(アイヌ民族の口琴)演奏、トンコリ(樺太アイヌの弦楽器)演奏など。阿寒のアイヌに伝わる代表的な歌と踊りを始めとして、目に触れる機会の少ないものまで紹介されるらしい。

歌と踊りを披露するのは、北海道釧路市阿寒の何という名称の団体あるいは個人なのかよくわからないが、チラシの裏に書かれていることから推測すると、「阿寒湖アイヌコタン」(コタン:集落の意)の方々(阿寒アイヌ民族文化保存会 or 阿寒アイヌ工芸協同組合?)および「阿寒口琴の会」の方たちと思われる。
ちなみに、チラシの写真には、アイヌ民族の口琴・ムックリの名手として知られる弟子(てし)シギ子さんや、床みどりさん(アイヌの歌い手・床絵美の母)とみられる方が写っている。

北海道釧路市の春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会によるアイヌ民族舞踊(国指定重要無形民俗文化財)が、10/21(土)に東京国際フォーラムホールCで開催される『アイヌ文化フェスティバル 2006』で披露される。入場無料。申し込みの締め切りは、10/13(金)とのこと。

2006年10月06日(金)
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