白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2008年11月13日(木) ファーストシューズ

娘の靴に大きな穴が空いた。新しい靴を買わなくちゃいけない。

子に初めて履かせる靴をファーストシューズと言うらしい。「初めての靴」ではなく、あえて英語読みなのは何故だろう?と思うのだけど、世間ではそう呼ばれているのだから仕方がない。娘のファーストシューズは実家の母に買ってもらった。わずか数ヶ月のうちに修理を2回。針と糸、ボンドを使って繕った。しかし、それも限界のようだ。今朝、公園へ行った時に気づいたのだけれど、つま先にパックリ穴が開いていてザカザカ砂が入っていた。

子供の靴って、アッっと言う間にダメになってしまうのだなぁ。ファーストシューズを履き潰すまでに足のサイズが変わるかと思っていたのだけれど、履き潰す方が早かった。子供の靴は高いので、お財布的には嬉しくないことだけど、娘がたくさん歩いて、しっかり遊んだ証拠だと思うと誇らしいような気がする。

娘の初めての靴は捨てずに取っておこうと思う。

私は思い出グッズに執着しないタイプで、なんでもかんでもバッサバッサと捨てている。どれくらい執着しないかと言うと、自分の卒業アルバムを捨てちゃったくらいだ。それなのに娘の初めての靴は捨てたくないと思ってしまった。なんだかこう…娘が大地に立って歩き、世界に踏み出していった時のことを、初めての靴はすべて見ていたのだと思うと、とてもじゃないが、捨てる気にはなれない。数年後に「なんで、こんな物を後生大事に取っておいたのだろう?」と思うかも知れないけれど。

1歳1ヵ月になった娘は、もう歩くことに不自由はしない。公園へ行っても1人で滑り台に昇るし、逃げ足だって速くなった。今はまだ、母にベタベタとひっつき虫でいてくれるけれど、いつか1人で母の手の届かないところへ歩いていってしまうのだろう。

娘には1人でしっかり歩いていける強く逞しい子になって欲しいと思う。これからも、たくさんの靴を履き潰しながら、元気に育って欲しいなぁ……なんて事を思いながら、今日の日記はこれにてオシマイ。


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