白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年11月13日(水) おこずかいを貰う。

もう三十路だと言うのに……いっぱしの大人だというのに
私は「おこずかい」を貰ってしまった。

今日は向かいに住む1人暮らしの婆さまの訪問看護の日だった。
健康診断をしてもらったら、血圧が高かったとかで
念のために病院へ行くことになったのだが
婆様は足が悪いので、愛車のワゴンRで婆さまを病院へ送迎した。
なにしろ、私は失業者だもの。
こんなことでもして社会に貢献しなくちゃね……ってな感じである。
幸い、婆さまの血圧はたいしたことではなくて
掛かりつけの医院で薬をもらって、帰ってきた。

婆さまを自宅まで送り届けて「ぢゃあね」と別れるときに
婆さまは「これガソリン代」と、おこずかいを握らせてくれた。
私としては、そんなのいらなかったんだけど
せっかくの気持ちなので、ありがたく喜んで頂戴することにした。
おこずかいを貰うなんて、実の婆さまが死んで以来のことだったし
実の婆さまは晩年、孫のことより自分のことで精一杯だったので
最後に「おこずかい」を貰ったのは、いつだったのか
もう分からないくらい前のことだったので
うかつにもウルッとしてしまうくらい、嬉しかった。

おもいがけず、人からそういう扱いを受けると
ちょっと、ど〜ゆ〜反応をして良いのか分からないくらいに
嬉しくなってしまったりすることがある。
たとえば「これってお世辞……だよね?」と思うような
そんな誉められ方をした時とか
今回みたいに、とつぜん実の孫みたく扱ってくれた時とか。

いっしゅん「おばあちゃん大好き」とか言って
抱きつきたい衝動にかられてしまったのだが
それは、婆さまの実の孫がするべき領分なので
また、いつか何かの形で気持ちを伝えられたらな……と思う。

失業17日目に起こった「感動したこと」を書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2001年11月13日(火) 女性のみさなま。ねぇ?今夜は酔ってます。白蓮

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