白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2007年03月16日(金) 選択肢の1つなのだけど。

昨日、職場で隣のグループの正社員さんが退職された。

40代の既婚男性。お子さんは中学生で家のローンを抱えている人だっただけに、まさか辞めてしまうとは思ってもおらず、突然の退職にショックを受けてしまった。

しかし彼が辞める理由はなんとなく分からなくもない。正直なところ「よく、あの状況で頑張れるなぁ…」と思っていた。明るく弱音を吐かないタイプのムードメーカーで、何かと厳しい状況のときも元気に笑っているような人だったが、あれは本当に元気だったのではなくて、元気を装っていたのだろう。

人生でお金が必要(であろう)と思われる時期に仕事を辞めてしまうなんて、よくよくのことだろうと思う。だけど身体や心を壊してしまうの前に決断するのも、正しい選択のようにも思う。命を削ってまでしなければならない仕事なんて、そうそうありはしないだろう。特殊な仕事なのだし、会社が変わったところで食いっぱぐれる事もないだろうし。

……などと、誰に言い聞かせるでなく自分の中であれこれ考えてみるものの「なんだかなぁ」という思いが拭い切れない。彼の前途が明るいものでありますようにと祈りつつ、今日の日記はこけにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年03月16日(木) 嵐の夜
2004年03月16日(火) 前向きを装う。
2003年03月16日(日) 『戦場のピアニスト』
2002年03月16日(土) 「なんか面白いことない?」って聞かれてもなぁ。

白蓮 |MAILHP