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2026年10月28日(水) ■
AIMING FOR ENRIKE JAPAN TOUR 2026

AIMING FOR ENRIKE JAPAN TOUR 2026 FLAKE RECORDS 20TH ANNIVERSARY TOUR / TONE FLAKES Vol.174@LIVE HOUSE FEVER

温厚そうな背年たちがなんでこんなにダイナミックな音を出すのか〜と前回もいった気がするが今回はSimenがピックを投げるというロックスターみたいな振る舞いを見せ変な声出た てかツマミとボタンで何故ギターソロが出来るのか何度観てもわからない 最高でした! #AimingForEnrike

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— kai (@flower-lens.bsky.social) 0:02 · Oct 29, 2026

(誤)背年→(正)青年。誤字を気付かないまま投稿する、興奮のほどが窺えます(言い訳)。

しかもなんてえの、今回エクスペリメンタルみというかクラブみが増し増し。ループが重なっていくことでスケールが何倍にもなるこの感じ、フロアがドワ! となる感じ、たまらんものがありました。つうかこんなドラム音がデカかったっけ? という……インプロ部分も増えていた。また化けた! 第何形態? 怪獣みすらある。いやもうほんとにすごい。

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G:Simen Følstad Nilsen
Drs:Tobias Ørnes Andersen
(未だに読み方がわからないノルウェー語表記。サイモン(サイメン? シメン?)、トビアスでいいのかな?)
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2年ぶりに帰ってきてくれました、Aiming For Enrike! ひとえにダワさんのおかげよな……この間Angine de Poitrineがブレイクしたりして、そんで「AFEのがすごいのに!」とダワさんがキーッてなったりして、水玉とか333歳の宇宙人とか設定があると注目されるんや…ブランディングとは……とかいってるひともいてうぬうとなったりもしていたのだが、そうはいっても冒頭にも書いたとおり、あの温厚そうな青年たちが楽器を持つとこんなに! というギャップがいいんだよ! まあ水玉のAFEは見てみたくもあるが(あるのか)。実はAFEの覆面バンドがAdPだったりしたら面白いよね。それはない。

そうはいっても出会いからもう8年。Simenなんか口髭蓄えてなんだか貫禄出ましたね。とはいうもののシューゲな佇まいは変わらず、演奏中は殆ど俯いている。それはエフェクター操作(というかもはやこれは演奏)が忙しいから。録音ループエフェクトを駆使して演奏、フロア向いたりしてる余裕ない。右足は終始足元のボタンとペダルをカチカチカチカチ踏みまくり。時にはしゃがんで手でボタン押しまくり。押してるというか打ってる。それがどうなったらあんな音になるのか、こっちはさっぱりわからない。今回最前だったのでその辺ガッツリ見られたのですが、1〜2巡目くらい迄は「あー今録ってる、ルーパーにかけた、これがリフになって……」とわかるんだけど、以降は何がどうなってる? 今どれが鳴ってる? となり、最終的にはすごい厚みのある音になる。今回エフェクターボード以外の、ギターに繋いでない機材もいじってたけど何が! どうなってるか! さっぱり! わからない!

でも忙しない感じは全くないんですよね。演奏者は終始落ち着いてる。確かにあの緻密な演奏、冷静でないと出来ないよな……Simenは大興奮のフロアを前に、曲間うんうんとニコニコ頷くくらいです。MCも静か〜で、ステージ端のマイクで「来てくれて有難う(英語と日本語)」「ダワさん有難う(英語と日本語)」「FLAKE RECORDSハッピーバースデー、おめでとう(英語と日本語)」とボソボソ喋るくらい。日本語の発音すごい綺麗。こんななのに前述のとおり本編最後にピック投げたもんだから驚いた。やだ素敵。

TobiasはTobiasで、MCは全くしないんだけど序盤はフロア側をガン見し乍ら手数の多いドラムを叩きまくっている。あの演奏どうなってる? ということもありスマホで撮影してるひと結構いたんだけど、Tobias側で撮影してたひとはカメラ目線の動画が沢山撮れたんじゃないでしょうか。何なんだあれ……ファ、ファンサ? しかし笑顔ということもなく真顔だったよ? それにしてもこんなにパワーヒッターだったか? というくらい音がデカくなってたような……パッドも使っていて音が多彩になっているのにあのパワフルさはすごい。それでいて演奏は緻密。変拍子が多い曲でも牽引力が強い。

変化といえばサインを出したりカウントいう曲もあった。どちらもSimenから。まあそのカウントも声が小さい。カウントは英語だったかノルウェー語だったか、呟くようにいうのでどっちだったかわからない。指で2! とか出しててちょっとDCPRGみを感じてニヤニヤしてしまったのだが、ループのタイミングでここもう一周リフ増やそうとかのやり取りだったのだろうか。フロアを見ていないときのTobiasはSimenをしっかり見ていて、どんな状況でもすぐ対応していた。ずーっと丁!々!発!止!のやり取り。曲順を間違えたのか、終盤立ち上がって「終わり、だよ、ね?」「帰るん、だよ、ね?」みたく一時中腰になっていたのが面白かった。ワンマンで曲数多かったからかな。その前にSimenが「もうちょっとやるよ」みたいなこといってたので混乱したのかもしれない。セトリはSimen次第でその場で変えているのかも。

2年の間に新しくセットリストに加わった曲たちが、ミニマルにも関わらずドラマティックな展開を見せるのも新鮮だった。誰にも似ていない、でもどこか懐かしい。ああ、こういうの夜中のクラブでよく聴いた、あれはDJによるものだったけど……なんだろう、刹那が永遠に続くのではと思うような夜ってあるじゃないですか(突然のポエム)。再現性はあるのに(だからこそ「曲」として演奏出来る)二度と聴けない音楽が鳴り続けていて、この時間が終わらなければいいのにと思う夜ってあるじゃないですか! それだよ! だから「Hard Dance Brainia」が始まるとああ終わっちゃうよーと寂しくなるんだよ!

クラブミュージック好きにもリーチすると思うので、もっと広く聴かれてほしいな。本国では規模の大きいところに出ているけれど、日本ではちいさめのライヴハウスで聴ける。ダワさんは歯痒いかも知れないなあ。でもこちらはなんて贅沢なものがこんな間近で聴けるのだろうとうれしくもあるのです。

ワンマンだったのでドップリ聴けてよかった。いつもチケット代がお手頃価格すぎるのでいいんですか? となる。また来てね! ダワさんいつも呼んでくれて有難うございます、FLAKE RECORDS20周年おめでとうございます!