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kai
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| 2026年08月09日(日) ■ |
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| 『八月納涼歌舞伎』第二部 |
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『八月納涼歌舞伎』第二部@歌舞伎座
納涼〜 第二部。亀蔵さん追悼の思いが込められ笑いつつもしんみりした『らくだ』、七之助さん演じる女盗賊にシビれる『鬼神のお松』でした! これ62年ぶりに上演されたそうですが、今だとシスターフッド的な見方も出来ますね
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今週はお盆ですからね。しみじみ。
■眠駱駝物語『らくだ』 昨年急逝した亀蔵さん(四世片岡亀蔵)を初盆でお迎え。当たり役だった今作の「馬さん」は、実兄である市蔵さんが初役で演じます。あちこちに「亀が」「鶴亀鶴亀、亀亀亀」といった台詞が入り、その度に拍手が起こる。舞台の上にも客席にも、亀蔵さんへの愛に溢れていた一幕でした。歌舞伎座3階の歴代名優(物故者)肖像写真コーナーは幹部俳優に限られており、そこに亀蔵さんはいないけれど、小山三さん(二代目中村小山三)のように多くの観客の心に留まり続ける歌舞伎俳優だと思います。 長三郎くんの長台詞とそれを見つめる勘九郎さんの緊張感、ニヤニヤと場を和ませる幸四郎さんという図がもう面白くてな……。「と、いうんだ」が繰り返される長ゼリの間に「それで?」と合いの手を入れる幸四郎さんの間が絶妙。出番を終え満足げに帰っていった長三郎くんを見送ったあと、「……おしゃべりだな〜」「そうなんだよ、この辺では有名なんだよ」というやりとりにまた笑いが起こる。実感がこもってましたね(笑)。 笹野高史(歌舞伎座初登場! 淡路屋!)と彌十郎さん(ズッコケっぷりがリアルで「え、大丈夫? ケガしなかった?」と心配になった)演じる家主夫妻のワタワタっぷりも楽しく拝見。
・シネマ歌舞伎「らくだ」トーク付き上映会、片岡市蔵と笹野高史が亀蔵をしのぶ┃ステージナタリー 市蔵「今でも、彼はどこか別の劇場で出演しているような、そんな不思議な感覚が拭えません。ただひたすらなんでいないのかな、とキョトンとした感覚があります」 笹野「これ以上なく愉快で、本当に心根の優しい人物。海外公演でもよく食事を共にしました。大人になってからも、これほど心の通い合う友人ができるものなのだなと」 7月19日に行われた『らくだ』上映とトークのイヴェントレポート。メイク道具、結局どうしたんだろう。すご〜く黄色かったですよ。後半はより黄色くなっていたように思います(ニッコリ)。
■百千鳥沖津白浪『鬼神のお松』 本興行ではなんと62年ぶりの上演とのこと。当然七之助さんの鬼神のお松は初役です。盗賊となり夫が失った刀を探し、やがて夫とも、子どもとも別れることに。 盗賊、女房、母親であり、女性を助ける強い女性でもある。冒頭にも書いたとおり、今だと夫婦、母子だけでなくシスターフッドの物語としても観られますね。反面封建的な場面も多々あり、興味深く拝見。 衣裳替えの時間がちょっと長すぎたかな、場繋ぎで「62年ぶりなんですよ!」「是非観に来て!」との口上もあったりして。その分盗賊に扮した七之助さんが登場したときの「わっ!」という喝采にはアガりました。 『四谷怪談』でもおなじみ、囃方が奏でる赤子の音効が哀れでかわいい。刀が本物と判明したとき、その赤子の泣き声で「パンパカパーン♪」と鳴らすところがご愛嬌。 笑いとシリアスの判断に迷うところもありましたが、幕切れの母の慟哭には心をもっていかれました。いつもいってるが七之助さんの声、ほんと素晴らしい。
・ごろごろ野菜とチキンの賑わいカレー〜1階 喫茶室 檜┃歌舞伎座 おまけ。観劇前にこれを食べるつもりで、楽しみに出掛けてみたら……今って前の部の上演中には外から売店や喫茶に入れる時間が限られてるんですね。再チャレンジしたい。
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『東芋画/国宝』前期@POLA MUSEUM ANNEX
歌舞伎座の前にこれ。新聞連載で読了したので挿画と再会して「あーッこれこれ」「えーッこんなんだったっけ」と嬉しいやら慄くやら。改めて着彩された人間模様のグロテスクさに背筋が寒くなるこれも納涼
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) 21:11 · Aug 9, 2026
ハシゴ。どんな美貌だろうが喜怒哀楽があろうが、皆のっぺらぼうに描かれているのがいいのです。顔が消え失せている。後期も楽しみ。 新聞連載の挿画って書籍化されたら掲載されないし、載っても一部。山口晃の『親鸞 全挿画集』のように出版されるのは稀なこと。これらの作品を毎日、新聞を開けば観ることが出来るって本当に贅沢な体験です。 といえば朝日新聞の新聞連載、ふたつ続けて挿画のクレジットがないんですよね。柚木麻子さんの『あおぞら』は連載終了後に「子どもたちに描いてもらった」と明かされていましたが、 今連載されている砂原浩太朗さんの『早雲』は、挿画のクレジットがない。フリー素材? AI? と気になっています。経費削減のためとかだったら悲しいなあ。
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