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2022年08月20日(土)
スパークス来日記念『アネット』再上映&舞台挨拶

スパークス来日記念『アネット』再上映&舞台挨拶@ユーロスペース スクリーン2


撮影タイムで一斉にスマホやカメラを構える客席を見て大ウケしたあと、じゃあこっちからも撮っちゃお〜、とラッセルがカメラを構えたところ。ロン兄、お寿司屋さんみたいな上着(法被コートっていうの?)着てたけどどこのブランドだろう、どこで買ったんだろう。袴みたいなパンツも合わせて似合ってたわ〜オシャレだわ〜。ラッセルの花柄ジャケットもかわいかったわ〜オシャレだわ〜。


でへへ、私も写っているわ。

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ソニマニ帰りはそのまま健康ランドとかに行っておふろ入って、夕方迄ゴロゴロダラダラ休もうと思っていたのです。テルマー湯も24時間営業が復活したし(コロナの影響で営業時間を短縮していた)、ルビーパレスもいいなあなんて。そしたら8月10日になってこんな発表が。



・スパークス来日記念!『スパークス・ブラザーズ』『アネット』再上映&舞台挨拶開催決定!┃Fan's Voice

『スパークス・ブラザーズ』再上映&舞台挨拶
8月20日(土)9:40上映回(上映後)
渋谷シネクイント スクリーン1

『アネット』再上映&舞台挨拶
8月20日(土)14:20上映回(上映前)
ユーロスペース スクリーン2

『スパークス・ブラザーズ』Blu-ray/DVD発売記念
8月20日(土)16:10〜16:40
銀座 蔦屋書店

…………健康ランドは夢と消えた。

蔦屋書店は限定30名だから諦めるとして、ソニマニから寝ないでシネクイントに向かうか、帰ってちょっと休んでユーロスペースに行くか。体力的に両方は無理。ソニマニをスパークス後切り上げて帰ればなんとかなるかも知れないけど、その選択肢はない(その頃には終電も終わってそうだし)。スパークスのトーク付きで『スパークス・ブラザーズ』が観られる機会なんて多分二度とないよ…しかしそれは『アネット』も同じか……。

迷った末『アネット』一択に。なんとかチケットもとれ、ソニマニから帰宅して4時間寝て、渋谷へ向かいました。思えばソニマニ、スパークスの出順が早め(23:00〜)だったのはおじいちゃんたちを少しでも休ませるためだったのかも。休んで! 無理なく! 来日期間中宿泊しているホテルは渋谷だったので(他のアーティストもそうだったけど、SNSからダダ漏れですよ……)会場も近いもんね!

入場時にQRコードのついた用紙を手渡される。質疑応答時の発声やマイクのやりとり等の接触を避けるため、QRコードからアクセスしたwebに質問を記入して送るシステム。通訳は、洋楽好きにはおなじみの丸山京子さん。通常は聞き手の耳元近くに寄って話すのだけど、距離をとって大声になるのも困る。なのでマイクを使わせてください、と断って通訳されていました。さまざまなコロナ下での気遣い。

岸野雄一さんが司会だったこともすごいよかったなー。個人でHELLO YOUNG LOVERSツアーを招聘してくれた方。恒例のオープンプライスコンサートで、SPARKSがシークレットゲストとして(R&R Brothers名義)出演したこともあった。愛ある交流が続いていてとてもうれしい。彼らのことを深く理解した的確な進行で、落ち着いて話を聞けました。

以下おぼえがき。記憶で書いているのでそのままではありません。どこかに詳細なレポート出るんじゃないかな、出てくれ〜と期待。

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・入場時ラッセルが階段につまづいて皆がああっとなる。転ばなくてよかった……。帰りに同じ階段を先にロン兄が降りようとしたとき、ラッセルが「Watch your step!」といっていた。愛! 気遣い!

・昨夜のSONICMANIAに来たひと〜? わかるよ、クマが出来てる。僕もだよ〜と笑っていったラッセルは終始サングラスをしておりました

・(演出について監督とディスカッションしたり、現場でアイディアを出したりしましたか?)自分たちの世界(原案と音楽)をカラックスが受け入れてくれた、ということが全てでした。それ以降は監督に何もいうことなどありませんでした。そして、出来上がった映画は自分たちが想像していたものをはるかに超えたものになりました

・(自分たちの演技については? 演出はありましたか?)最初のスタジオから出て行くところは、立ち位置等の指定はあったけどあとはフリーだった。他のシーンも同様。監督はとても厳しく頑固なひとだと知られていると思いますが、何もいわれなかったのでOKということだったのでしょう(笑)

・最初と最後のシーンにだけ出演する予定だったのだけど、ここも出てよとどんどん増えていって、全部で5シーンに出ています。どこか探してくださいね

(3つしかわからなかった……4つ目は教えてもらった。5つ目はどこだ。また観よう)

・そして、『アネット』のためにつくった音楽以外にも、あれを使いたい、あれも、という感じで、いつのまにか過去曲も起用することになっていました(笑)。これも、何がどこで流れているか探してくださいね

・次の映画のプランももうあって、もうすぐ最初のプロットと音楽を提出するんです

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終始穏やか、誠実で、時折ユーモアを交えて。ふたリともとってもお話し上手。うえーん楽しかったよー。疲労で映画観てるとき寝るかもと思っていたけど、やっぱり作品自体が素晴らしいので全く眠くならず、爛々とした目で観てしまった。大好きなカラックスと大好きなスパークスがつくった映画。有難う有難う。


Busy day in Tokyo! いや〜おつかれさまでした!