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2018年01月06日(土)
年末年始

昨年大晦日に父が亡くなりましたので新年のご挨拶は控えさせていただきます。年賀状送ってくれた方や住所わかってるひとには寒中見舞い送りますね。

何せ大晦日だったもんだから飛行機がもうなく、結局元日始発で帰ったんだがおかげで? 初日の出と初富士を機内から見るという(またいい天気でなー)めでたいのかなんなのかわからん新年だったがまあ父が見せてくれたんでしょう。そういうサプライズ仕掛けるの好きなひとだったからなあ。通夜も葬儀も賑やかで、時期が時期だったんでなんだかんだで四日間斎場にいたんだがまー終始笑いがたえなかった。四きょうだいのうち末弟(叔父)がいちばん最初に亡くなって、次が父で、男兄弟が先にいなくなり残った叔母たちはそれはまーパワフルなのだった。通夜もずっと話しどおしで翌朝もケロッとしてたもんなあ。見習いたい。ニューイヤー駅伝(地元の旭化成が優勝したもんで盛りあがる)も箱根駅伝(優勝した青山学院大学の合宿地が宮崎なもんで盛りあがる)も斎場で観ましたよ……。といえば空港に着いたら宮崎出身とろサーモンM1優勝おめでとう垂れ幕がかかってましたが、宮崎ではM1オンエアしてなかったそうです。ローカルあるある。昔は箱根駅伝も片道しかオンエアしてなかったらしい。

ツイッタランドのある種のひとたちから男尊女卑でーとか揶揄されることも多い九州で、しかも父は長男で、ブランクあったんで忘れてたがウチはゴリゴリの地域性高い神道なのだった。四十九日じゃなくて五十日祭、一周忌じゃなくて一年祭なのです。で、風習もこまごまあるんですが、地元に残っている男衆が率先していろいろやってくれて随分助けられました。時と場合にもよるのだろうが役割分担というものはあるのだった。久しぶりにいとこたちとも会って、たくさん話せて楽しかった。楽しいなんて変だけどな。まあ父は楽しいのが好きだったんで(となんでもそれで片付ける)。

しかし常日頃考えていることで、個人的には葬式とかいらんわーと思っているけど、やはり葬式はのこされたひとたちのためにやるのだわ。弔問客には初めて会う父の友人や元同僚も結構いて、初めて知る話を聞かせてくれたりもした。自分がちいさかったときの話も聞かされて恥もかいた(笑・場的には盛りあがったのでまあいい……)。正月休みにも関わらず(いや、休みだったからか?)、定年退職して随分経つのに、結構ひとが来てくれて、連絡があってよかったといっていた。亡母側の親戚も来てくれたしなー(ウチ再婚してるんでそこらへんややこしいの)。うん、葬式はのこされたひとが納得出来るかたちで好きにやるといいのではないかなと思いました。

そんなこんなでようやくひと息という感じです。まあのんびりやっていきましょ。初盆になるのでサマソニには目当てのアーティストがこないと…いいな……。しかし昨年のライヴ納めのあとから翌年のライヴ始めの間に一段落つけられるようにしてくれた父、ある意味娘のことようわかってる。有難うございました。