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2009年06月16日(火)
小ネタ

■あ、あたってる!(占いかい)
せんがわ帰りにごはん食べつつ三沢選手の話をしてたんですが(まだ信じられない…)、その流れできくちなるぴよやすずかつさんが(私のプロレスと格闘技の知識はてらてらときくちさんとすずかつさんからの受け売りで成り立っています)よく言ってる野口整体の話題に。
野口整体の創始者である野口晴哉さんは明治生まれのひとなんですが、根性論全盛(今でも日本には根強いでしょ)の時代に「休むこと」を提唱していたってのはすごいよねとか話していたら、サさんが丁度野口整体をベースにしている整体師さんの本を読んでいると言う。

・『骨盤にきく ―気持ちよく眠り、集中力を高める整体入門』片山洋次郎

丁度体調がガタガタなので、それ絡みのことを訊いてみたらことごとく当てはまる。やー、原因は判ってるんだけど予防出来ないっつーか、もうほっとくしかないのかねーと半ば諦め気味ではあったんだが…。あんまり続くようだと保険が適用されない薬を飲み始めねばならんので、それは避けたいのだ。
とりあえず読んでみることにした。参考になればいいなー

■根性論と言えば
『スケバン刑事』で喘息の子を、「心が弱い!」とか言って無理矢理マラソンさせて死なせちゃった話があったなー…でもああいうこと、当時はそんなに珍しくなかったように思うよ……(ブルブル)
ウチの中学校の部活は吹奏楽部でしたが、夏にマーチングの野外練習とかで倒れた子はバケツで水ぶっかけられたりしてました。体育会系も真っ青ですよ。そういうのがイヤだから文化系の部活選んだんだがのう。
まあそれ以外は楽しい部活でしたが

■にちようびに『男子ごはん』を観ていて
宮崎出身者としては言いたいことがいろいろある。日向夏はその白い皮も一緒に食べるんだよ太一くん。皆が皆日向夏にしょうゆつけて食べる訳ではないんだよ、そのまま食べた方がおいしいと思うよ。
ケンタロウのチキン南蛮レシピは、ちょっとやってみようかと思った。これは家によって全然違うからねー

■『昭和恋々 ―あのころ、こんな暮らしがあった』山本夏彦・久世光彦
当時の写真(桑原甲子雄や木村伊兵衛が撮影したものも)付きで昭和のあんなものこんなもの紹介。蚊帳とか、障子洗いとか。
久世さんが、当時の風景をドラマで再現する時の苦労話をしていて面白かった。ちゃぶ台とか、最近はもうあまりないですしね。
向田邦子さんは、今の日本の風景を知らないんだよなあ。「いろんなニュースや出来事が起こると、死んだひとのことを思い出す。9.11や北朝鮮のことを(江戸)アケミは知らないんだなあ」とこだま和文さんが言っていたなあ。
著者のおふたりももう故人です。
そうそう、対談で「あっぱっぱ」が出てきたのにはビックリした!ずーっと気になってたんだよ!ウチでは普通にこう呼んでたけど、これって幼児語なのか方言なのかホントにそういう名称なのか判らないままだったんだよね…一応方言ってことになるのか。
ここ数年で定番になったチュニックって要はあっぱっぱだよねえ

■『日本人の知らない日本語』蛇蔵&海野凪子
いやー、知らない知らない。結構ショックを受けた…。やっぱり母語って感覚で身に付いてしまっているんだなあと思った次第。説明するのはとても難しい。目から鱗なことも沢山載っていました。
日本語学校で実際にあったエピソードで構成されています。言葉だけでなく、習慣の違いも書いてあって面白い。と言うか、習慣や文化に根ざしたことだからこそ、言語に影響しているんですね。英語やドイツ語にはない助数詞についての話はへええと思った。
日本のマンガや映画を原語で理解したくて日本語を学び始めるひとも多いんですねー。任侠映画マニアのフランス人のマダムが「ねぇ、話聞いてる?」ってくらいのつもりで「てめぇ シカトすんな」って言った話に大ウケ。
あ、あと昔シティボーイズのコントで「カレーのタレ(タレって笑)を入れるあれ」の名前が判らないってネタがあったんですが、その名前も書いてあってスッキリしました(笑)

■最近のなやみ
ゾンビーズ「ふたりのシーズン」を頭の中で思い浮かべると、途中で「スタンドバイミー」になる。
以前原田宗典がエッセイで「ひまわりのテーマ」と「ゴッドファーザー愛のテーマ」と「太陽がいっぱいのテーマ」がごっちゃになると書いていたが、それは克服した