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2009年03月06日(金)
小ネタ

■『異人たちとの夏』
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原作:山田太一
脚本・演出:鈴木勝秀
出演:椎名桔平、内田有紀、甲本雅裕、池脇千鶴、羽場裕一
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おおお、いいキャスト!
これで全員だそうなので、登場人物は主人公とチーズナイフのひとと(この憶え方…)両親と友人か。
とあわあわ読み進んだら配役も書いてあった…うろたえてるー。
あれ、甲本さんと組むのって『Thirst』以来だっけ?
うえーんもう泣きそう

■地味に更新されている
『サロメ』のキャスト。篠井英介=サロメ、森山開次=ヨカナーン。
へええ、踊ると言えばサロメの方ですが、踊るひと=森山さんがヨカナーンか。
ク・ナウカとかちょっと連想しちゃった。楽しみ

■『転校生活』
『転校生』の稽古場ブログ。飴屋さんだし、劇場も変わるし、違うものが観られるのは確か。再演であって再演でない。劇場のサイズもまるっきり違う。うーん、余裕があれば静岡の再演も観たいのだが

■野田さん
やっぱり現在と地続きなのか、と考えるのは安易かな。しかし野田さん、次は『THE DIVER』な訳ですよ…いろいろ考えちゃうわ……。
とにもかくにもおめでとうございます。無事生まれますよう。その子が生きていく世界がいいものでありますよう

■ホントに忍者だし
いっそのことコラボ盤をninja tuneから出せばいい

■『私を変えた一言』原田宗典
連載中掲載誌(『生本』)で読んではいましたが改めて。
躁鬱になる直前の原田さんの作品は、その気配のようなものが端々に現れていて、不穏な気分で読んだものでした。それでしばらく離れて、この連載からまたちょこちょこ読み出すようになった。
鷺沢さんの一言は、彼女が亡くなってあまり間が空いていなかった当時はただただ悲しくなったものですが、今読むと原田さんの筆って冴えてるなあと思った(えらそう)。鷺沢さんの口調文体が生き生きとしていて、彼女がその場で喋っているかのよう。ああ、こういう喋り方をするひとだったんだなあ。すっとそう思えた。
少ない枚数で、小気味良いリズムの文体で、くすりとなったり爆笑したり、そして心に残る。原田さんの技がピリっと利いた読み物です