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2008年11月20日(木)
『七人は僕の恋人』

ウーマンリブ vol.11『七人は僕の恋人』@本多劇場

今回のウーマンリブはコントです。8本。いや〜…クドカン頭おかしい……。今迄観たクドカン作品の中でも最高に頭おかしい部分が出てたような気がする……。なんだろ、今ものっすごい仕事量ですが、そちらには出せない毒みたいなのがいっぺんに出た?みたいな感じ。そしてリビドーも出た?(笑)いやーリビドーを暴力ではなくこういう方向に発散させるひとばっかりなら「集団レイプする人は元気があっていい」とかぬかすバカな政治家もいなくなるんじゃないかねー。

このひとってテレビの仕事も多いし、バランスの取り方がとても上手い印象があるんですが、やっぱりどこかタガが外れているように感じるところもあります。

コントはコンマ何秒の間が違うだけでドカンと笑えたりポカーンとなってしまったりするなあ。ナイロン初期にケラさんから鬼特訓を受けたと言っていたリエさんはほんっと上手い。声もかわいいなー。あんなにかわいいのにおっさん役がハマるってどういうこと(笑)同様に良々の美脚も反則。なんであんなに美脚なんだー。星野くんがあんなにいい声でいい曲で歌詞は下ネタばかりってのも反則。そして星野くんはすっかり脱ぎ要員になってますね…今回はパンツ履いてただけまだいいのか?(笑)

そうそう、その星野くん(と益田トッシュさん)が手掛けた音楽がよかったんですよ。『女教師〜』もそうでしたが、サントラ出ればいいのにー。'80年代前半の歌謡曲テイスト満載の劇中歌!ああこんな展開、こんなメロディ、こんな音色、と言う当時の色を絶妙に取り込んだ楽曲群が懐かしいやら恥ずかしいやら。

そしてそれを成志が死にそうになって唄う構図。そうですよ成志今回最年長なのにあの運動量…そりゃタイトルも『ゾンビ』ですよ…シャレにならん。そしてそうだった、成志はアイドル顔なのだった。新感線の『ヒデマロV』での持ちキャラは薔薇男爵デューク・ローゼン(仮名)だった。ジュリーなメイクでそれが妙に似合っていた。と言う訳で今回当時のジャニーズの子みたいな衣裳で唄い踊る(振付は勿論八反田リコさん)成志を観られて感無量でございました。なんで似合うんだ……。

客入れ曲も'80年代前半の歌謡曲ばかりかかっていた。前の席のひとは「全部唄える…」と言っていた(笑)ここらへんはもうクドカンと同世代のこちらとしてはどストライクです。

これからもクドカンは怒濤のスケジュールのようですが身体にだけは気を付けてー。『蜉蝣峠』『R2C2』(龍平出るよ!)も楽しみです。しかしどちらもチケット激戦になりそう。とれますようにー。

あ、いちばん好きなのは『夢』でした。ぱちんこCR伊勢志摩!(爆笑)伊勢さん最高。